スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ロンと校長のオカシナ金時計について考えてみたいです。
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
ロンは、ダンブルドアなんじゃないか。ロンが、もう年とってる未来からある目的でやってきて、それがダンブルドアなんじゃないか。そーゆー噂があります。
根拠は、ふたりの共通点と、そして、時計です。
ロンは、青い瞳と、燃える炎のように赤い髪をしている。そして背が高くて、痩せてひょろ長い。そばかすのある顔、手足が大きくて、長い鼻。(主に『PS』第6チャプターより)
ダンブルドアは、明るい青の瞳と、若い頃は赤褐色(auburn)の髪。背が高くて、痩せていて、今は銀色の長い髪と髭から察すると高齢。長いローブ、ハイヒールのブーツ、銀の半月めがね。鼻はとても長くて、少なくとも2度折れたように曲がってる。(主に『PS』第1チャプターより)
これが共通点。まさにそっくり。
ロンは17歳になって、パパママに金時計をプレゼントされます。
"Seriously good haul this year!" he announced, holding up a heavy gold watch with odd symbols around the edge and tiny moving stars instead of hands. "See what Mum and Dad got me? Blimey, I think I'll come of age next year too ..."
(さるお訳:「まじで今年はすごくね?」ロンは、針の代わりに星が回ってる、縁におかしなシンボルが描かれた、重い金時計を持ち上げて言いました。「パパママがこんなんくれて、すごくね?また来年も成人式だったらなー」)
ダンブルドアが持ってる時計については『PS』にこう書かれてます。
Dumbledore gave a great sniff as he took a golden watch from his pocket and examined it. It was a very odd watch. It had 12 hands but no numbers; instead little planets were moving around the edge.
(さるお訳:ダンブルドアがポケットから金の時計を出して、鼻から大きく息を吸うと、その時計を読みました。それはとてもオカシナ時計。12本の針があって、数字はなくて、縁を惑星が回ってる、不思議な金時計でした。)
そう、ふたりとも"ヘンな時計"を持っている。
ロン = ダンブルドア、そう考えてもおかしくありません。ロンはオトナになると同時に時計をもらった。そしてそれをずっと持ち続け、あるとき、アルバス・ダンブルドアとして時をさかのぼった。
たしかにこれはおもしろい。すごくおもしろいです。
でも、なんだかとても回りくどくて、不自然すぎる気もします。
あるとき、アルバス・ダンブルドアとして自分が生まれるより前の時代に戻り、ホグワーツに就職して、トム・マーヴォロ・リドルという少年をホグワーツに入学させ、グリンデルバルドをやっつけ、トムを卒業させ、トムの就職を拒み、トムと戦い、自分が生まれて11歳になるとハリー・ポッターを入学させ、ヴォルディと戦えと言い残し、この世を去った。
これはちょっとやりすぎな感じです。
ハリー・ポッターを守るために、ハリーの時代に戻ってきた未来の人、それならわかる。けど、"自分が生まれるはるか前"にさかのぼったら反則な気がする。さらに、ダンブルドアのホグワーツ生時代が1860年ごろに存在することは、NEWT試験官グリゼルダ・マーチバンクス(Griselda Marchbanks)によって客観的に証明されているので、うーん、やっぱり理論的に難しいです。
それに、Joも否定している。ダンブルドアは、ロンでもハリーでもないと。(「ハリーがもう1度タイムトラベルするかもしれない」とは言ってますが)
ならば、ロンの時計とダンブルドアの時計は無関係なのか?
ロンの時計は、針がない、代わりに星が回っている、縁にシンボルが描かれている。
ダンブルドアの時計は、12本の針がある、数字はない、縁を惑星が回ってる。
よーく思い浮かべてみると、同じモノじゃない。これってまさか、2つで1組じゃないかな?
どう読んだらいいのかわからないけれど、ロンの時計は、回っている星の位置を縁のシンボルで読むモノのはず、そしてダンブルドアのは、針の位置と縁の惑星の位置で読むはず。
シンボルは何か意味のあるルーン文字かもしれないし、それは方角を表したりとかして、星の方角がわかって、ほんで12本の針だから、12っつったら"月(1年)"とかを表すのかもしれなくて、つまり、"時"と星の巡りから何かものすごいことがわかる、すんばらしい時計たちなんではないかと、ぜんぜんわからないなりに思うわけです。
トレローニー先生なら2つを合わせてうまく読めそうですが、それよりも、なんとなくシンボルは古代ルーン文字じゃないかと思うので、ルーンに夢中のハーが頭脳を駆使して時計を読むと思います。そう、『DH』ではルーンが謎を解く鍵になり、ハーの明晰な頭脳がフル回転だと思いますね。
また、星がぐるぐるしているあたりが、魔法省のDepartment of MysteriesのThe Space Chamberと密接な感じも大いにありますね。
でも、なぜにロンとダンブルドア?
やっぱり、"まさにそっくり"なところにヒミツはあると思う。必ず、何か重大なつながりがあると。
ロナルド・ビリウス・ウィーズリー(Ronald Bilius Weasley)、あんた何者?
パパママは、成人したロンが使うモノ、必要なモノ、とても大事なモノを贈ったはずです。
ウィーズリー家の秘密ってなんなんだ?そしてそれは誰の裏切りにより発覚するのか。ジニーちゃんなのか、パースなのか。
心ゆくまでさるお、もんち!
金時計のエントリータイトル見て叫んでしまいました!
この間6巻を読み返しててロンの金時計とダンブルドアの金時計が似てるな〜と自分も気づきました。
>でも、なぜにロンとダンブルドア?
ほんとなんで?
あと何巻だったか忘れましたけど、ダンブルドアがウィーズリー家の家族全員の居場所がわかる時計のことを「あのすばらしい時計が〜」てなことを言ってて、なぜかアレ?と引っかかったんですよね。
なんでこの時計のこと知ってるんだろう?って。
ウィーズリー家とダンブルドアの関係気になります。
>『DH』ではルーンが謎を解く鍵になり
これも、叫びましたよ(笑)
ルーン文字は絶対重要な役割があると思ってたので。
ローリングさんがハーマイオニーにルーン文字を連呼させてたのは、絶対何かありそうですよね。
> ウィーズリー家の家族全員の居場所がわかる時計のことを「あのすばらしい時計が〜」てなことを言ってて、なぜかアレ?と引っかかったんですよね。
DDって何度もウィーズリー家を訪ねていそうだと思わない?騎士団でも一緒だし、アーサーは政府のシゴトしてるし、いろいろ用事がありそうな。だから何度も見てるのかと思うけど、ひょっとして、すんごいヒミツが隠されてないともかぎらない。ウィーズリー家とダンブルドアの関係は重要だよね。
時計の存在自体はさるおにとっても心配のタネです。だって使われてない"lost"が気になるんだもん、いつかそこを指しちゃうんじゃないかって。
> ローリングさんがハーマイオニーにルーン文字を連呼させてたのは、絶対何かありそうですよね。
さるおもそう思う!DDのいない今、解説役はハーだしさ。
いきなり結論ですが、
ロンとダンブルドアは同一人物ではない。
です。
ロンはハーマイオニーと結婚するし、
ダンブルドアは奥さんいないし。
それにロンは9人家族で
ダンブルドアは5人家族。
なので同一人物ではありません。
終
第7巻の結末教えていいですか?
ネタバレ大歓迎 と書いてあったので。
ハリーはジニーと結婚する。
3人の子供が生まれる。
長男:ジェームズ・シリウス・ポッター
次男:アルバス・セブルス・ポッター
長女:リリー・ルーナ・ポッター
2人の子供が生まれる。
長男:ヒューゴ・ウィーズリー
長女:ローズ・ウィーズリー
はじめましてー。
> ロンとダンブルドアは同一人物ではない。
は、はい、だいじょぶです。読んだから。
http://kooks.seesaa.net/category/3583871-1.html
> どっちもゴドリックの子孫で親戚関係なのかなーって
夢の展開っすよ、ほんと。
でもまぁ、長男坊の子孫と三男坊の子孫の話になったので、ドラマはありましたね。あ、そうそう、DDってさ、すごく次男坊の子孫っぽいよな。