2007年09月02日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 15 (1)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアー参加者のみなさん、すごい話を盗み聞きしよう!
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

15:The Goblin's Revenge

翌朝、ハリーはふたりよりも早起きして、マッドアイのお墓をつくります。林の中にマジカルアイを埋め、木に、杖で小さな十字架を刻みました。もっとちゃんとしてあげたいけれど、これが精一杯。でも、カエル部屋のドアよりはマシだよね。
ハーはプロテクションをすべて外し、ハリーとロンですべてを元通りに復元し、トリオがいた痕跡を残さないようにして小さな町に瞬間移動します。そしてその町の、川の近くの雑木林に、ハーがまたプロテクションを張り巡らせてテントを張り、ハリーは透明マントをかぶって食料探しです。ハリーは、異様に寒いのに気づきます。なんと町中にディメンターさんたちがいる。ところが、このときのハリーにはパトロナスが呼び出せません。おっかないので手ぶらでテントに帰るわけです。
するとロンが怒るんすね、食いもんはねーのかと、おめーはパトロナスが得意だろと。
ハーはハリーの話を聞いて、ハリーにパトロナスが呼べなかったのはロケットのせいだと気づきます。このロケットは、人の心(気分)に影響を与える。1人が長時間持ち続けているとキケンです。ハリーが、ロケットをテントに置いといて誰かに盗まれたら大変じゃんかと言うので、交代で持とうということになりました。
次はロンちんのリクエストに答えなければなりません(笑)。農場に忍び込み、マグルのお金をこっそり置いて、卵やパンを入手。久々の"ちゃんとしたごはん"です。ところが、ロンのゴキケンはなかなか続かない。腹は減っててあたりまえのかわいそうな少年時代を過ごしたハリーと違い、ロンはモリーの愛情たっぷりのお料理を、いつだって満腹になるまで食べて育ってきた子。テント暮らしに食料不足じゃ不機嫌になるのも無理はないんだよね(笑)。

トリオは、次のホークラックスはどこにあるだろうかと考えます。ハリーは、ホグワーツだと思っているんですね。ヘビ男にとって思い入れのある場所で、ダンブルドアですらその秘密のすべてを知っているわけではないと言うホグワーツ。
あるいは、アルバニアか、B&Bか、孤児院か・・・。孤児院は実際に訪ねてみると、ずいぶん前に取り壊されて、新しいビルになっちゃってます。
手がかりのないまま、トリオはテント生活を続けます。同じ場所には決してとどまらず、瞬間移動してはプロテクションを張り巡らせテントで眠り、すべての痕跡を消してはまた瞬間移動する。あるときは森へ、翌日は崖、そして原野、さらに山の奥深くへ、あるいは入り江、ひとけのない場所を渡り歩き、隔絶されて終わりのないキャンプ生活を続けます。
まるで"pass-the-parcel"のゲームみたいに、ロケットは12時間おきに次の人へ手渡されます。
ハリーがロケットを首にかけると額が痛くて「あたたたー」となるわけですが、そのたびにロンは「何が見えたの?」と聞くんですね。で、"笑顔のどろぼう青年"だと答えると、露骨にがっかりした顔をする。ロンは"新しい情報"に飢えてるんですね。ハリーに"笑顔のどろぼう青年"しか見えないのはハリーのせいじゃありません。ヘビ男が、どろぼう探しで忙しいからです。
ハリーはだんだん、ロンとハーがひそひそと話しているのに気づき始めます。ハリーに気づいて急にないしょ話をやめたりする。ふたりとも、「ついて来たのはいいけれど、意味ねーじゃん!」って話してるんだろうな。
秋はどんどん過ぎていき、季節はもう冬です。
ロンは「うちのかあちゃんだったら美味いもん作ってくれるのになー」と文句を言い出し、ハーも「いくら魔法でも"the first of the five Principal Exceptions to Gamp's Law of Elemental Transfiguration"があるから、何にも無いところからごはんは出てこないの!ハリーは魚捕ったし、あたしは料理してっし、何もやらんのあんただけよ!」と反論。社会から孤立して極限状態と闘うトリオです。
このケンカ中、あれ?なんか聞こえます。誰かがおしゃべりしながらこちらに近づいてくる。トリオは杖を構えます。
ハーはバッグから"Extendable Ears"を取り出しました。
その一団は、"Accio Salmon!"なんつって、どうやら夕食の準備をしています。なんだか人間の言語ではないような会話も聞こえます。
遠くに焚き火の明かりが見え、鮭が焼けるうまそーな香りが漂ってくる。
彼らの会話を聞きましょう。

「鮭が焼けたよ、グリップフック(Griphook)、ゴーナック(Gornuk)」どうやらゴブリンが2人です。
「どんくらい逃亡生活してんの?」「6、7週間かなー。グリップフックとゴーナックと一緒に逃げることにしたんだ。で、テッドはどーして逃げてんの?」人間も2人かな、なんとひとりはテッド・トンクスです。
「マグル生まれだから、つかまったら大変だもん。ディーンに会ったから、一緒に逃げてる」「ぼくんちは母ちゃんがマグルで父ちゃん出てっちゃったから、証明できないんだよね」わぉ、テッドが連れているのはディーン・トーマスですよ!
「ディーク、キミはムショかと思ったよ」「アズカバンに護送される途中でダウリッシュを気絶させて、ヤツのほうきで逃げたんだ」お、人間の3人目はディーク・クレスウェルさんですね。
ゴーナックさんは、「ゴブリンはどっちにも味方しない。これは人間の争いだから」と言います。彼は、彼が不適切だと思った、ある顧客の要望を拒絶。その結果自分の身が危険だと感じて逃亡生活に入った。
グリップフックさんも似たような理由で、グリンゴッツはもはやゴブリンのものではなくなった、けれど、人間の上司に仕えるくらいならと、シゴトを放り出して出てきたようです。しかも、"小さな抵抗"をして、飛び出してきた。
「DEでも金庫に閉じこめてきたの?」とたずねるテッドに、「だとしても、あの剣じゃ役に立たないよねー、クスクス」となぜか楽しそうなゴブリンちゃん。「セヴルス・スネイプも気づいてないし、クスクス」
テッドとディーン、そしてトリオには何がおかしいのかわかりません。するとディークさんがこう言います。「聞いてないの?スネイプのオフィスにグリフィンドールの剣を盗みに入った生徒の話。銀行員のビル・ウィーズリーからグリップフックが聞いたところでは、ウィーズリーの末の娘さんが校長室に忍び込んだんだってよー。友達連れてね、ガラスケースをぶちやぶって、剣をつかんで逃げようとして、そこで捕まっちゃったらしいけど」
「えー、すごーい。その子たち剣で、You-Know-Whoを殺そうと思ったのかな、それともスネイプを殺そうと思ったのかな」
「ほんでまぁ、学校に置いとくのはなんだなーっちゅーことで、スネイプが剣をグリンゴッツに送ったらしいんだよね」
「クスクス、クスクス、ところがそれが、まさかのニセモノなんだよね!超笑えるんですけどぉー!」とグリップフックさん。
なんと、よくできた贋作がグリンゴッツの金庫にあるらしい。本物は何世紀も前のゴブリン・メイド、ニセモノは魔法使いメイド、彼らには一目でわかるみたいです。
「ジニーたちは無事なのかな?」そこへ割って入るジニーの元カレ。
「ひどく罰せられたらしいけど、怪我とか大変なことにはなってないみたい」とグリップフックさん。「校長がスネイプじゃ、生き延びただけでラッキーかも。ウィーズリー家に怪我人はもうたくさんだろー」とテッド。「ほんじゃ、テッドは信じてるわけ?スネイプのダンブルドア殺し」とディークさん。
「信じてんに決まってんじゃん。Daily Prophet新聞読んでるようじゃ、だーめだーめ。"The Quibbler"を読まなきゃー。ゼノは最近マトモよー。Daily Prophet新聞が書かないことを書いてるんだから。すべての記事の冒頭に、"You-Know-Whoを倒したいよい子はハリー・ポッターをたすけよう!"なんて書いちゃって、がんばってるわけ」
「ぼくハリー・ポッターを直接知ってるよ。彼はホンモノだよ、"選ばれし者"っちゅーやつ」
「そりゃ私も信じないわけじゃないけど、もしホンモノなら、彼は今どこにいる?どーして姿が見えないんだ?今ごろレジスタンスを率いて戦ってるはずなのに」
「何言ってんだよ、ディーク。少なくともハリー・ポッターはまだDEに捕まってないし、屈してないんだよ。だからいつでもたすけてやれるように、こうして逃げてるんだろ、オレらはさ」
「そこだよ、そこ。ハリー・ポッターが本当にまだ生きてるか、わかんないじゃんか」

またまたものすごい話を聞いたトリオです。この続きが知りたい!ハーはバッグから、あの肖像画を取り出します。

【メモ】

"the first of the five Principal Exceptions to Gamp's Law of Elemental Transfiguration"というのは、魔法で作り出せない5つの例外のことで、1)食べ物、2)愛、3)生命、4)情報、5)お金、があります。それ以外のモノは魔法で生み出すことができるんすね("Gamp's Law of Elemental Transfiguration")。

グリップフック(Griphook)さん、『PS』でハリーとハグリッドを713番金庫に連れてったゴブリンさんですね。"目利き"としてまだまだ出番がありそうだな。

心ゆくまでさるお、もんち!
この記事へのコメント
足踏み状態の逃亡生活ですね。キツイです。ふとシリウスの逃亡生活を思い出してしまい…(/_;) ロケットは早く破壊しないと危険だよねー。よく考えたら日記と同じような作用があるワケだから、ずっと身につけていたら精神が破壊されもおかしくないですよね。
…でも、あの蛙女はそれほど影響受けたとは思えない?もとが悪だから?
それにしても厳しい現実が続いて読み進めるのが疲れる展開です(-_-;)
Posted by ピンク at 2007年09月03日 10:44
さるおさんのネタバレを待っておりました!だいたいの内容は最後まで知っているのですが、詳しく載っているのはさるおさんの所だけです。おおまかに載っている所のが更新は早いけれど、詳しく知れないのでやはりさるおさんのサイトはいいです♪

さて内容に関してですが、ジニーの盗みが凄いと思いますね。友達ゆうのはルーナ&ネビルですよね?
そしてグリフィンドールの剣がニセモノ。っちゅー事はダンブルドア、隠したな?
スネイプはニセモノって事を知らないのでしょうか。そんなにマヌケではない気がするのですが。
そしてテッドさん、ディーンも登場。グリップフックもですね。懐かしい〜♪
3人組は苦労してますね。でもあんまり気にしてなかったり(笑)
そしてハーマイオニーがフィニアスの肖像画を取り出しましたねっ。フィニアスちゃんと情報を言ってくれぃ☆
この章は自分的には興奮する要素はないかと思いきや、「ダンブルドア」という言葉が出た瞬間に興奮モード突入ですわ。

それではさるおさんこれからもネタバレ頑張ってください!
Posted by at 2007年09月03日 13:19
さるおさん、おはようございます。

ロンちんがなんだかイライラしているのはそういう理由ですねー、納得(笑)腹は減った、動きようもない。だったらなにかお手伝いしなきゃ。ハーちんの言うとおりですね。

本物のGGの剣はどこにあるのでしょうか?
ジニーちゃんは強いですね。学校の先生たちもどうしているんでしょうか?心配ですね。
Posted by みかりん at 2007年09月04日 09:52
ハリーってばなんで「マッドアイの目だけでも一緒に埋葬しよ!」って二人にいわないのさ!いわれなかったらさみしいじゃんかと泣いてしまいました。気持ちは分かるけどさ、自分のためだったんだし。。。その二人の命だって同様に危険にさらしてしまったんだしさ。。。。でもさ。。。
Posted by PlusG at 2007年09月04日 11:47
ピンクさん
この閉塞感はつらいよなぁ。

> ロケットは早く破壊しないと危険だよねー。よく考えたら日記と同じような作用があるワケだから、ずっと身につけていたら精神が破壊されもおかしくないですよね。

ずっと身に付けてたらろくなことにならないよね。
なんだか『LOTR』的な発想だなぁ、と思ったけど、ちょっと違うんだな。
カエルおばばは影響どころか、ゴキゲンでしたね。パトロナスも元気よかったし。いじわるおばばがロケットぶらさげて"いじわるできた"わけだから、絶好調っす。
早くキャンプ生活を抜け出して、なんとかロンと合流したいぞ。
Posted by さるお at 2007年09月11日 21:01
閑さん

> さるおさんのサイトはいいです♪

どうもありがとうねー。

グリフィンドールの剣、スネイプがニセモノって知ってた可能性はあるね。

> そしてテッドさん、ディーンも登場。グリップフックもですね。懐かしい〜♪

ディーンの登場はなんだかすごく嬉しかったっす。トリオ以外の友達たちも、みんなそれぞれにふんばろうと必死で戦ってる。
ゴブリンは(たぶん特にグリップフックさん)これから大事な役をやってくれそうだなぁ。
Posted by さるお at 2007年09月11日 21:06
みかりんさん
ロンちん、まぁね、イライラするのも無理はないけど、ハーに言われたときすぐにロケットを外しちゃえばよかったのに。トリオが離れ離れになるのは読んでてつらいよぅ。

> 本物のGGの剣はどこにあるのでしょうか?

どこだろう。ぜんぜんわかんないっす。ゴドリックホロウにあったらいいんだけど、そーでもないっぽいしなぁ。

> ジニーちゃんは強いですね。

さるお嬉しかった!さすがはジニー、F&Jの妹だ!彼女は頭も切れるし勇気もあって、正義感も意志も強い。戦ってますねー。
マクゴナガルさんやフリトウィックさんやスプラウトさん、力を合わせて戦っててくれてると信じてます。
Posted by さるお at 2007年09月11日 21:12
PlusGさん

> ハリーってばなんで「マッドアイの目だけでも一緒に埋葬しよ!」って二人にいわないのさ!

これはさるおも思った!ハリーひとりで抱えてることじゃないよね。それぞれがマッドアイをちゃんとよく知ってるんだもん、みんなで送ろうぜと、さるおも少し残念でした。
ものごとがハリー中心に動いてるのはわかるけど、それを理解した上で、3人でマッドアイにお別れしたほうがよかったよなー。
Posted by さるお at 2007年09月11日 21:15
またコメントします!
さるおさん返事ありがとうございます!
スネイプはたぶん知ってますよね??
味方だとしたら100%知ってると思うのですが。
あとゴブリンの活躍にも期待ですね。
屋敷しもべ妖精にもファイトしてほしいですね。個人的には。
しかし、フィニアスってハリポタ界の中では珍しいキャラなので意外に好きです。肖像画ではフォーテスキューさん、エバラード、ディリスさんも好きですけど。

また失礼しました〜。
Posted by at 2007年09月13日 13:37
久々に懐かしい名前が登場ですね。しかも、
ハリーを信じてくれてるのが泣かせますね
(T-T)
ジニーも元気そうでよかったっす!!

この章の冒頭でマッドアイのお墓作ってる
けど、ほんとに死んじゃったの?
。゚(゚´Д`゚)゜。
まだ目だけなくして生きてるって信じちゃだめかなぁ?
Posted by choko at 2007年09月14日 22:45
閑さん
ゴブリンの活躍、ハウスエルフのファイト、さるおも楽しみだYO!

> しかし、フィニアスってハリポタ界の中では珍しいキャラなので意外に好きです。

どんなふーに?
Posted by さるお at 2007年09月15日 14:52
chokoさん
ディーンの登場、ほんと嬉しかった!みんながそれぞれの事情と必死で戦ってます。

> ハリーを信じてくれてるのが泣かせますね
(T-T)

さるおも涙出た。ハリーさん、感じているほど孤独じゃないぞ、みんながついてるぞ、そう思いました。

ジニーはやっぱさすがっす。F&Jと一緒に育っただけあって、"やればできる"という勇気を持ってますねー。

> 目だけなくして生きてるって信じちゃだめかなぁ?

さるおもちょっとそれを信じているところ。こんなに"あっさり"死ぬとは思えん、思いたくなーい!
ロンが言ったことはあたってるんじゃないかなぁ。
Posted by さるお at 2007年09月15日 14:58
フィニアスは口調とかは好きではないけれど、重要な事は言ってくれるし、クセモノって感じが好き。シリウスが死んだって時も意外にショックを受けて、グリモールド・プレイスを渡り歩いたりする所です。
私の好みは変わっています。二癖ぐらいあるキャラが好きです。
Posted by at 2007年09月17日 14:40
ロンの精神を蝕んでしまったロケット、
蛙女に作用しなかったというのはすごく不思議です。
これってあれですかね?
マイナスとマイナスをかけるとプラスになるっていうことですかね?
でもロケットにかけられた「負の呪い」って、
誰に対しても負の作用を及ぼすような気がするんですけど。
アンブリッジはいじわる女だけど、意地悪できたからといって
ロケットを身につけている人がパトローナスキラキラってなんか違和感です。
不思議〜。
Posted by 伊達 at 2008年08月01日 10:51
閑さん
フィニアスは"気高すぎ"なだけなんだよねー。
Posted by さるお at 2008年08月03日 22:36
伊達さん
蛙女はね、ハー曰く、"邪悪"なわけですよね、すでに。
悪いものがもっと悪くなっても目立たない。そんな感じじゃないかと思いました。

> アンブリッジはいじわる女だけど、

そうそう、そこだと思います。彼女は相手を見て、意地悪の対象だと判断すると容赦しない。いじめるのが大好きで、いじめているのが楽しいと感じているわけです。
楽しいことを、大手を振ってできる状況というのはまさに極楽。だから、とても楽しんで好きなことをやっている人のパトローナスがキラキラなのはあたりまえなんだよ。
Posted by さるお at 2008年08月03日 22:41
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