2007年11月08日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 24 (1)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、また号泣しながらドビーを送り、ハリーと一緒に、決意も新たに進みます。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。(内容はすべて反転文字にしてあります。)
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

24:The Wandmaker

「ドビー・・・ドビー・・・」
名前を呼び続けます。テニスボールの瞳に夜空の星を宿したままその薄い胸をナイフに貫かれた友人の名前を、呼び続ける、もう戻って来ないとわかっていても、呼び続けます。
ビル、フラー、ディーン、ルナが集まってきました。ハーはロンに連れられコテージの中です。
ハリーは手を伸ばしてドビーの胸に刺さった銀のナイフを引き抜きます。そして自分の上着で、大切にドビーを包み込む。波の音が聞こえています。
ディーンはグリップフックをシェルコテージに運び、フラーもそれを追い、ビルがエルフを埋葬しようと言います。そうだね、そうしよう。
ハリーの額の傷跡は焼けるように痛いままです。ヘビ男がまるほい邸で、お仲間を罰しているのが見えます。そのヘビ男の強烈な怒りさえ、今はかき消されていきます。ドビーを失った悲しみのほうがとてつもなく大きい。
「ちゃんとしてあげなくちゃ。魔法は使わないよ」
ハリーはスコップで穴を掘ります。シェルコテージの庭の外れの茂みの間に、ドビーが眠るお墓を、たったひとりで一心に掘る。魔法なんか使いたくない。せめて自分の身体を使ってドビーを送らなければ、だめなんだ。汗が流れ、手のひらにマメができても、一心不乱に掘り続けます。命を救ってくれた友人ドビーを、できるかぎりの誠意で送ろう。額の傷跡が激痛だけど、かまうもんか。

そうです、ついにハリーは"Occlumency"を習得したんですね。
ハリーがシリウスの死に涙を流しているとき、ヘビ男はハリーの心に入ってくることができなかった。あのときと同じです。今、ドビーの死を悲しんで、ハリーは"Occlumency"を使っているんですね。"深い悲しみ"、ダンブルドアはこれを"愛"と呼んだけれど、この"深い悲しみ"がヘビ男を遠ざけている。
冷たく固い大地が、汗といっしょにハリーの悲しみを吸い込んでいきます。額の傷跡の痛みも消えていく。深く掘った穴の暗闇の中で、自分の息づかいと波の音だけが聞こえます。
ですりーはろうず、ホークラックス、ですりーはろうず、ホークラックス・・・
穴を掘るリズムに重なります。
ですりーはろうずを求める強烈な気持ちも、怖れも、喪失感も、消えていきます。そしてまるで平手で頬をぶたれたように、今、はっきり理解した、今夜、何が起きたのかを。ヘビ男が今夜訪れた場所、会った人物、それが意味することを。"Nurmengard"の塔のてっぺんの独房で、ヘビ男が殺害した人物が誰なのか、そしてその理由。
ワームテイルのことも頭をよぎります。ほんの一瞬情けをかけたために死んだネズミ男の運命を、ダンブルドアは見抜いていた。
ダンブルドアは、いったいどこまで知っていたのか。
ロンとディーンが戻ってきました。ハーは徐々に回復しているらしい。フラーが介抱してくれているみたいです。
ハリーは一瞬、「なんで魔法でカンタンにお墓作んないの?」と質問されるんじゃないかと身構えます。でも、そんなことない。ロンとディーンはそれぞれスコップ片手に、穴に飛び込みました。そして3人で、また一心に穴を掘る。

墓穴の底に横たえたドビーを、ハリーは上着で丁寧に包み直しました。ロンは靴と靴下を脱ぐとドビーの裸の足にそっと乗せました。ディーンは杖を振って毛糸の帽子をつくり、ハリーはそれをドビーの頭にかぶせ尖がった耳を優しく覆いました。
みんなが集まってきます。外套を着たビル、大きな白いエプロンをしたフラー、フラーの茶色い部屋着を羽織ってまだちょっとフラフラしているハー、フラーのコートを着ているルナ。ハーをロンが支えます。
ルナは屈み込み、ドビーのまぶたに優しく手を置き、その大きな目を閉じます。「これでもう眠っていいのよ」
最後にもう一度だけ、茂みの隙間に粗っぽく掘られた墓穴の中の小さな友人を見下ろします。ハリーさん、ほとんど泣き崩れそうです。
幾重も並ぶ金色のベンチ、荘厳な白い大理石の墓石、大臣も来て、輝かしい功績が朗誦されて・・・ドビーの命だって、ダンブルドアの葬儀みたいなのに値するのに。ほんとはもっとちゃんとやってあげなきゃいけないのに。

「言葉を贈りましょ」ルナが言います。「ありがとう、ドビー、私たちをまるほい地下室から救ってくれてありがとう。あなたが死ぬなんて不公平。あなたがしてくれたことを忘れません。幸せに眠ってね」
「ありがとう、ドビー」「ありがとう」
ハリーも言います。「さよなら、ドビー」
ビルが杖を振ると、土がばっさりとドビーにかかります。そこは、赤土の、小さなお墓になりました。(a small, reddish mound)
みんなはコテージに歩き出し、ハリーはひとり残ります。
波に磨かれた大きな白い石を拾い上げ、枕のように、ドビーの頭があるあたりに置きました。そしてポケットの2本の杖の、短いほうを取り出して石に向かいます。こーゆーのはハーのほうが上手だけれど、ぼくが刻む。
HERE LIES DOBBY, A FREE ELF.
(自由なエルフ・ドビー、ここに眠る)

「・・・ジニーが休暇中でよかった。ホグワーツにいたら捕まっちゃってたよ」
ハリーがコテージに戻ると、ビルがみんなに話をしているところです。そしてハリーにも向かって、こう言います。「ウィーズリー家はミュリエルおばさんちに避難したよ。ロンがキミと一緒だって知られちゃったから、DEに狙われるんだよ。あ、責めてるわけじゃないからね。時間の問題だったんだ。パパもずっと前からそー言ってた。うちらって、最大の"裏切り者"一家だからさ。おばさんちには"Fidelius Charm"をかけてある。シークレットキーパはパパ。ここ(コテージ)も同じだよ、ここのシークレットキーパはぼく。もう仕事に行けないけどさ、今となってはそんなの大事じゃないしね。オリバンダーさんとグリップフックさんが回復したらおばさんちに連れて行こうと思うんだ。ここは狭いけど、彼女んちはでっかいからさ。フラーが"Skele-Gro"飲ませたから、グリップフックの足ももうすぐ治るし」
思いがけず、ハリーはこれに反対します。「だめ!ふたりと話があるんだ、大事なんだよ」ハリーの声は確信に満ちてしっかりしています。口調にも決意が表れています。
みんなびっくりして困惑顔です。
小さなキッチンで、血と泥にまみれた手を洗う。窓の向こうには海が広がり、シェルピンクとゴールドを混ぜたような朝陽が輝こうとしています。
もう、ドビーはおしえてくれない、誰がドビーをあの地下室に送ってくれたのか。でも、見たんだ、人の心を射貫くような、あの青く輝く瞳を。"Help will always be given at Hogwarts to those who ask for it." ホグワーツでたすけを求める者に、必ずそれは訪れる。
もうすぐ、ゴールはすぐそこまで近づいてる。
額の傷跡が疼きます。ヘビ男も同じ、核心に迫っている。
校長先生、あなたはロンにデルミネーターを与えた。わかってたんだ。ロンに戻る道をおしえたんだ。
校長先生、あなたはワームテイルのこともわかってた。彼の心に後悔のかけらが残っているって知ってたんだ。
校長先生、あなたはぼくの何を知ってる?
ぼくの使命は何だったの?探索?そーじゃなくて、理解すること?
ぼくの気持ちを知ってただろうか?どんなに辛かったか、知ってただろうか?あなたは、知っててこんなに難しくしたのか?

水平線から明るい光りが溢れ、太陽が昇る。
額の傷跡は怒っています。ヘビ男の見ている映像が、心の中に閃きます。見慣れた、懐かしい建物の輪郭。
ハリーは廊下に戻ります。「グリップフックさんとオリバンダーさんに話があるんだ。待てないんだよ、今すぐ話さなきゃ。プレイベートで。ひとりずつ」ハリーは感情を出さず、とても事務的な口調です。
「ハリー、どーなってんのさ?死んだハウスエルフと意識不明のゴブリンを連れて来て、ハーちんなんか拷問にあったみたいだし、どしたの?ロンは一言も説明してくれないし」ビルも心配しています。
「言えないんだよ」ハリーははっきりと言いました。「ビルはオーダーだから知ってるでしょ、ダンブルドアがぼくたちにミッションを残したって」
ビルはじっとハリーを見つめ、そして言いました。「わかった。どっちからにする?」

ハリーは迷います。ホークラックスか、それとも秘宝か。
そして決めた。「グリップフック」
「ならこっち。おいで」ビルが歩き出します。ハリーは後ろを振り返り、「ロンちん、ハーちん、一緒に来て」と呼びかけます。ロンとハー、遠慮がちに様子をうかがってたんですね。ハリーに呼ばれてなんだかほっとしてるみたい。
「ハーちんだいじょぶ?あんなに目に遭ったのにあの筋書きを思いつくなんて、ハーちんすごかった」ハーが少し微笑みます。
階段を上がると、ドアが3つ。新婚さんの寝室に入ります。ここも海を望んで、朝陽を受けてキラキラと、こじんまりとしていい部屋です。
ハリーは海に背を向け窓辺に立ちます。ハーは椅子に、ロンは椅子の肘掛けに腰掛けます。
ビルはゴブリンを抱いて来ると、部屋を出てドアを閉めました。

【メモ】

"spade"はほんとは"鋤"(すき)です。日本語で鋤だとあまりに"農"の香りがするので、そしてこれは"スペード"の形の道具ということで、勝手にスコップと書きました。

"a small, reddish mound"
出たぁーっ!"赤いお墓"!これだったんすね、3つ目は!(詳しくはこちらをご覧ください)
ということで、さるおはこの時点でハグリッドが死なないことを確信します。Joが発売前に言っていたことの一部はこれっすね、きっと。

"Skele-Gro"、懐かしい!フラーはマダム・ポムフリーと同じことできるんすね、すごいなぁ。

"Help will always be given at Hogwarts to those who ask for it."
ダンブルドアが言ってました、一言も聞き漏らさないように、とてもゆっくりと、とてもはっきりと。"I will only truly have left this school when none here are loyal to me." 私は決してホグワーツを去らない、私に忠実な人間がいなくならないかぎり。


心ゆくまでさるお、もんち!
この記事へのコメント
待ってました!
でも・・・さるおさんの記事がまた読めたのはうれしいけど・・・
ドビー、ドビー!(号泣)

前回の「その瞬間」も哀しかったですが、残された者の姿を見ることは更に哀しい。彼を喪った悲しみも、二度と会えない寂しさも、荘厳な追悼の思いも、すべては生きて残された者のものなのだと、ひしひしと感じました。死者自身はもはや次の世界にいるのだという、いつかのダンブルドアの言葉を思い出します。

お葬式の場面なのに、私の頭の中にはキリスト生誕の讃美歌「まぶねのかたえに」が響きました。
「きらめくあかぼし うまやにてり わびしきほしぐさ まぶねにちる
 こがねのゆりかご にしきのうぶぎぞ きみにふさわしきを」
でも・・・でも、あれほど慕ったハリーの上着、想いのこもった、ロンの靴下とディーンの帽子、そしてルナの言葉。
ドビーにとっては、何よりも、どんなに豪華な墓石や葬儀よりも、大きな栄光なのではないでしょうか(滂沱の涙を流しながら)

何だか、ハリーが急に大人になった気がします。シリウスの亡くなった時と比べ、人の死の受け止め方の、何と大きく変わったこと。とても希望がわきました。
長々とすみません><
Posted by eine at 2007年11月09日 01:09
( ; _ ; )胸が痛いです。ハウスエルフってすごい魔力持ってるしけっこう強いからこんな形で死ぬとは思っていませんでした。ハリーがOcclumencyを習得できたのは良かったけど、ドビーの死はやっぱり悲しい…。ドビーはハリーとの出会いでわずかな間でも自由に生きられたんだよね。私の中ではそれが救いかな。それに赤いお墓にも意味があったのですね。
前にさるおさんの記事読んでたのに、読み流していました。さるおさん、さりげない単語でも見逃しませんね!さすが!!しかし、デスリーハロウズ読み始めてからいつも目がウルウル状態で少々困ることもあります。
Posted by ピンク at 2007年11月09日 11:02
さるおさん、みなさんこんにちは。

さようなら、ドビー(泣)私もピンクさん同様ハウスエルフは魔力もすごいので刃物なんかに負けないのではと思ったりしました。でも振り返ってみるとハリポタでは魔法を使えるのにあっさりと死んで(殺されて)しまう事が多くありましたね。魔法は全能ではないということなんですね。

Posted by みかりん at 2007年11月09日 11:38
eineさんの
「ドビーにとっては、何よりも、どんなに豪華な墓石や葬儀よりも、大きな栄光なのではないでしょうか」
という言葉、同感です。きっとドビーはこれで良かったんじゃないかな。
昔の主人から完全に解き放たれて、ハリー達を立派に救ったんだもん。立派な最期だったと思います。
Posted by 暖気団 at 2007年11月09日 17:31
お帰りなさい、お待ちしておりました!

早速「赤土」の謎、ハッとさせられました。英国の海岸と言えば南部海岸の「セブンシスターズ」の白亜の断崖のイメージがあったので、最初この部分を読んだとき「あれ、なんで赤土?」と思ったのを思い出します。

そこで赤土の海岸がどこにあるのかちょっと調べてみようと、色々検索したのですが、結局英国には赤土はどこにでもあるみたいです。(もちろん掘れば、の話です)このつまらない結論を得るために出だしが遅れて、一番ゲットできませんでした、残念!

しか〜し、

英国を60度、30度、90度の直角三角形だとすると、首都ロンドンは直角の部分に近く、ホグワーツがあると思われるスコットランドは30度の辺りです。そして西に位置する60度のところに、なんと「赤土」の海岸で有名なところがあるらしいことがわかりました。では「シェル・コテージ」はこのデボン州の海岸にあるのか?

ちが〜う!

なぜなら「シェル・コテージ」の場所は次の条件を満たさなければいけないからです。

1.朝日が水平線から登る。つまり東海岸、北海に面していなければいけない。(可能性としては南部海岸の突き出たところもあり)

2.(ちょっとこの章の後半に先回りしますが)日の出のとき「北の」ホグズミードはまだ暗かった。つまりスコットランドよりも東側でなければいけない。

3.再び「北の」ホグズミード、これJoさん、ちょっと間違っています。真北であれば日の出はほぼ同時刻です。でも例えばロンドンから見れば実は北北西にあるエジンバラはイメージ的に「北」です。つまり、「北」と表現してしまうほどスコットランドから、かなり南の方に下がった位置でなければいけない。

この3つを満たすのは...もうわかりましたね?「シェル・コテージ」は直角の部分の少し上、東海岸のノーフォーク州かサフォーク州の海岸線のどこか断崖絶壁にある緑豊かな人里はなれた場所にあることになります。

では、本当にそんなところがあるのか?すみません、わかりません。今度チャンスがあったら海岸線をドライブして探してみます。いつものように、長い文の割には貧弱な結論で申し訳ありませんでした。
Posted by ルートヴィッヒ at 2007年11月10日 04:36
 ドビーが無償の愛をハリーに注いだからこそ、こんなにも大勢の心を動かし、また皆にに愛され惜しまれながら天国に行く事が出来たんでしょうね・・・
ドビーは、最後の最後まで、ハリーの事しか考えてなくて・・・・・(大泣)
本当に本当にドビーありがとう!(号泣)
Posted by sinobu m at 2007年11月10日 08:20
さるおさん、みなさんこんにちは。

ドビーのお葬式、とっても悲しいけど、皆のドビーに対する愛情であふれていましたね。

そして、その後のハリーったら!!これまでハーに主役の座を奪われたかと思うほど頼りなかったハリーさんが急成長したようですね。きっとハリーなら大丈夫。やり遂げられると確信しました。

やっぱり、愛のおかげかな(^-^)
Posted by choko at 2007年11月10日 09:35
待ってました!さるおさん!とっても久しぶりに読んださるおさんのツアー良かったです。ハリーが随分色々成長していて嬉しいです。もうグリンデルバルドが殺されて、その理由まで悟り、ホークラックスを優先したハリーに感動。ここに来てハリーが主役に見えます。
ハリーは色々悟れるようになって凄いと思いますが、「青い目」の正体だけはわかっていないようですね。これも悟れたらハリー天才なんですけどね。
ドビーが本当に死んでしまったなんて残念(泣)でもハグリッドが無事であるという確証であるなら少し安心できましたが。
24章後半楽しみです!
ではさるおさん失礼しました〜。
Posted by at 2007年11月10日 10:49
eineさん

> すべては生きて残された者のものなのだと、ひしひしと感じました。

"失う"というのは、なんともやりきれないっすねぇ。

> キリスト生誕の讃美歌「まぶねのかたえに」が響きました。

そっかー。なんとなく、ドビーは"死んでしまった"んじゃなくて、別のところで楽しく自由を満喫してるのかも、そんな気もします。

> まぶねにちる

これはどーゆー意味なんですか?

> ドビーにとっては、何よりも、どんなに豪華な墓石や葬儀よりも、大きな栄光なのではないでしょうか(滂沱の涙を流しながら)

ドビーのように純粋に、恩を忘れず正義を尽くす、そーゆー人にはさ、本当に大切とか真の価値というものがわかるもんだと思います。心のこもった葬儀だったって、ドビーにはちゃんとわかってるよね。
Posted by さるお at 2007年11月21日 21:25
ピンクさん

> こんな形で死ぬとは思っていませんでした。

たとえ死んじゃうんだとしても、奴隷解放運動を先頭に立って巻き起こした後なんじゃないかと思ったのになぁ。
でもよかったと思います。ドビーの死こそ、"無駄死にではない"というやつで、多くの人を救いました。ドビーはヒーローっすね。

> ハリーとの出会いでわずかな間でも自由に生きられたんだよね。

さるおもそう思う。自由なエルフとして生きて、自由なエルフとして死んだんだよね、ドビーは。

> 赤いお墓にも意味があったのですね。

さるおはね、これは明らかに"ハグリッドの代わり"だと思う。

> デスリーハロウズ読み始めてからいつも目がウルウル状態で少々困ることもあります。

ほんと。『HBP』からずっとだYO!
Posted by さるお at 2007年11月21日 21:33
みかりんさん

> 刃物なんかに負けないのではと思ったりしました。

さるおね、ちょっと思ったことがあるんだ。
ベラは、ハリーを狙ったのか、それともドビーを狙ったのか。もしかしたらナイフはハリーめがけて飛んできたのかもしれなくて、ドビーは身代わりになってくれたのかもしれない。だったら、ハリーに刺さろうとしたナイフに、負けたんじゃなくて勝ったのかもしれないって。
ドビーは"死んでしまった"とか"殺された"とかじゃなくて、最後の最後まで、"ハリーの命を救うことに成功した"のかもしれないよ。
Posted by さるお at 2007年11月21日 21:38
暖気団さん

> ドビーはこれで良かったんじゃないかな。

そうだね。知らない人に見送られるのなんて、ハートがこもってません。それより、自分をよく知ってくれた友人たちが、自分を思って送り出してくれるほうが、ずっといいや。

"昔の主人"に真っ向勝負を挑んで、目的を達したドビーは真のヒーローっすね!
Posted by さるお at 2007年11月21日 21:42
ルートヴィッヒさん

すごいっす!ルートヴィッヒさんはすごい。おもしろーい。
赤土が"特別"じゃないのはちょっと悔しいっすけど、その後がすげぇ。

> 西に位置する60度のところに、なんと「赤土」の海岸で有名なところがあるらしいことがわかりました。では「シェル・コテージ」はこのデボン州の海岸にあるのか?

デボン州、"深い谷に住む者"っすね。これもなんだか意味あり気でステキっす。
だけどたしかに、東に海を望んでないと符号しないっすね。で、おっしゃるとおり、ホグズミードより日の出が早いわけで、ホグスミードはシェルコテージから見て北西。デボン州だと日の出の時間はホグスミードとほぼ同時刻になっちゃう。

> ノーフォーク州かサフォーク州の海岸線のどこか断崖絶壁にある緑豊かな人里はなれた場所にあることになります。

イースト・アングリアのどこか、いい線いってそう!
ケント州の海岸はどーなんすか?
あと、イースト・サセックスのとんがったみたいならへんとかは?

> 海岸線をドライブして探してみます。

よろしくお願い致します。
さるおの分までドビーさんのお墓参りして来てください。
Posted by さるお at 2007年11月22日 22:05
sinobu mさん

> 大勢の心を動かし、

読者のほとんどが泣いたんじゃないか。ドビー、愛されてますねー。
ドビーは正義を貫いて、最後まで勇敢でした。えーん、また泣けてきた。
Posted by さるお at 2007年11月24日 00:11
chokoさん

> これまでハーに主役の座を奪われたかと思うほど頼りなかったハリーさんが急成長したようですね。

ドビーの死を筆頭に、数々の試練と多くの命がコドモたちを育ててくれている。ほんとにそう思います。みんな強くなってるね、心がさ。
Posted by さるお at 2007年11月24日 00:14
閑さん

> ホークラックスを優先したハリーに感動。

心理的に、ここは重要っすねー。
ハリーは命がかかってるわけで、ですりーはろうずを手に入れることだけが自分が生き残れる唯一の手段だと思った。でも、武装を捨てるほうを選んでいる。覚悟したってことっすよね。この決断は過酷だなぁ。

> 「青い目」の正体だけはわかっていないようですね。

ほんとはウィーズリー家にも青い瞳が何人かいますが、Joが強調するのはダンブルドア兄弟なんだよね。

> でもハグリッドが無事であるという確証であるなら少し安心できましたが。

そう信じてる。
こんでもしハグリッドが死んだら立ち直れねぇっす。
Posted by さるお at 2007年11月25日 08:44
遅くなってすみません><

>> まぶねにちる
>これはどーゆー意味なんですか?

今この赤ちゃんを飾っているのは、飼い葉おけに散らばった藁と、星だけだ、
ホントなら、待ち望まれた救い主は、きらめく装飾で飾られた黄金のゆりかごの中で錦にくるまっているのがふさわしいはずなのに、
ちゅう歌詞ですかね。
それ自体に深い意味があるというより、貧しさ、わびしさを演出する描写かと思います。
キリスト生誕の場面というのは、彼のその後の人生が貧しさと苦難に満ちたものであることの象徴でもあるんでしょうね。

「犠牲」として生まれたキリストを連想させる描写だなぁと感じ、ということは、ドビーはやっぱりハリーの身代わりとして犠牲になったんじゃないか、ベラ姐さんはやっぱりハリーを狙ったんじゃないか、と思いました。

また長々とすみません;
Posted by eine at 2007年11月25日 09:44
eineさん
つまり、"まぶね"というのは"飼い葉おけ"のことだと、そーゆーことかな。

> キリスト生誕の場面というのは、彼のその後の人生が貧しさと苦難に満ちたものであることの象徴でもあるんでしょうね。

なるほどー。さるおはこーゆーのぜんぜん知らないっす。勉強になります。

> ドビーはやっぱりハリーの身代わりとして犠牲になったんじゃないか、ベラ姐さんはやっぱりハリーを狙ったんじゃないか、と思いました。

ハリーは結局リリーがしたことをしなければならない。たしかJoはそう言ってました。だとすると、"犠牲"はハリーなはずなんだけど、そこに到達するまでの道のりを、みんなが支えてくれてるんすね。
Posted by さるお at 2007年11月27日 22:54
訂正とお詫び

以前シェル・コテージが英国南部西海岸にあるような推理を展開しましたが、これは誤りでした。
マルフォイ邸でドビーに「ティンワースのはずれのシェル・コテージ」に姿くらましするよう指示し、そのティンワースはバティルダ著「魔法史」の中で魔法使いの隠れ住む村の一つとして「コーンウォールのティンワース」と記述されているのを発見したからです。
結果シェル・コテージはコーンウォール州の南海岸にあると思われます。三角定規で言うと60度の角のところで、「赤い断崖」がある地方なので赤土もあるだろうし、スコットランドは真北になることも、またこの辺りなら南海岸からも太陽は水平線から昇るのも、本の記述と合っています。日の出の時間差については、同じ経度のところでも、水平線からの日の出は当然山間の盆地より早いのは事実だし、冬なら緯度の高い方が日の出が遅れるのも事実なので、コテージが明るくても、ホグズミードがまだ暗かったのも記述通り事実だと思われます。
ただ、それでも、コテージで日の出を迎えてから、ホグワーツに日が昇るまでに、丸々、ビルとフラーに話かけ、グリップフックとオリバンダーの二人と順次話し合い、ロンハーともその結果を確認できるだけの充分な時間差が本当にあるのか、実はまだ信じられないのですが、所詮些細なことなのかも知れません。
前回はまるで大発見のように報告してしまい、恥ずかしい限りですし、皆さんには、間違った印象を与えることになったかも知れず、ここに深くお詫びを申し上げます。
Posted by ルートヴィッヒ at 2007年12月17日 17:38
ルートヴィッヒさん
on the outskirts of Tinworthっすね。
in Cornwallっすね。
ほんとだー。書いてありました。
さるおもいろいろ考えちゃいましたが、まぁこれでとりあえずすっきりした感じ(笑)。
たしかに、面会×2の時間があるのかどうか怪しい気はするなぁ。
Posted by さるお at 2008年01月09日 22:47
皆さん、お待たせしました!(誰も待ってない?)
「ドビーの墓」を探し求めて、この週末にコーンウォール州の海岸線をドライブしてきましたのでご報告いたします。紀行文的になってしまい、長くて申し訳ありません。
以前にもご説明しましたように、手掛かりは三つです。
1.「貝殻のコテージ」はコーンウォール州ティンワース村(実在しない架空の魔法使いの村)の近くの人里離れた海岸の崖の上に建つ。
2.「ドビーの墓」は「貝殻のコテージ」の庭を掘って赤土を盛って作った。
3.水平線から朝日が昇る。

第一日目 薄曇り
<トーキーTorquay>
アガサ・クリスティが生まれた「英国のリヴィエラ」。ヨット・ハーバーを取り囲むように、周囲の高台まで白い瀟洒な建物が立ち並び、海岸沿いの椰子の木がリゾート感を作り出す町並みは、確かに地中海的のようにも思われるものの、本物のリヴィエラに行ったことがないので、別に「英国の油壺」でも良いような気がする。
むしろ重要なのは、トーキーのあるトーベイTorbay湾を南下して、パイントンPaignton辺りまで行くと、鮮やかなレンガ色!の小さな断崖の海岸が続く。早速、探し求める「東に面した赤い断崖」かと思いきや、ここはまだデボン州でした。
<ダートムーアDartmoor>
人気の国立公園だというので少し遠回りしてみた。でも何もない、本当に何もない!あるのは、ただ果てしなく広がる荒野だけ。国立公園というのは貴重な自然や名勝などを保護するためだと思うけど、木も生えないような「荒地」もここまでとことん何もないときっと貴重なんだろうな、と自分に言い聞かせてなんとか納得。
<ペンザンスPenzance>
町に入る少し手前の湾内に、フランスの世界遺産モン・サン・ミシェルの小型英国版の修道院の島が見える。その名も、セント・マイケルズ・マウントSt. Michael’s Mount、名前も見た目も世界遺産と同じ。この日の夕方は、湾内に浮かぶ島だったのに、翌朝帰りに見たときは引き潮で陸続きに変身。この辺りの海岸線は、東向きだけど断崖ではなく砂場が多く、岩場も土色でした。
町のB&Bで一泊。近くのパブで食べた魚料理が結構美味しかった。

第二日目 霧、小雨
<ランズ・エンドLand’s End>
英国本土の最西端「地の果て」。断崖絶壁を見下ろす岩場に立つと足がすくむ。柵すらないのだから足でも滑らせたら終わり。遠目には断崖が赤く見えた!が、近くでよく見るとそれがびっしり崖を覆う植物の芽吹きの色だと分かる。むき出しの岩肌は灰色。そもそもこの岬は西向きだから、きっと朝日は水平線からは昇らない。
<リザード岬Lizard Point>
地図を見る限り、たぶん英国本土の最南端。軍の基地を抜けて延々走るとようやく岬の先端に出る。霧で視界が悪いが、ここもランズ・エンドと似たり寄ったり。でも朝日は水平線から昇るはず。ここに限らずコーンウォール半島一帯の広大な畑の掘り返したところは確かに赤土のところが多かった。目指すところはここか?でも近くに町がなく、一帯は荒涼としていて、ちょっとイメージと違うかも。
<ファルマスFalmouth>
椰子や棕櫚の木の多い高級感と開放感のあるファルマスの町(魔法使いの村とは雰囲気が程遠い)を通り抜けて、ペンデニス岬Pendennis Pointへ出ると、そこには海に向かって要塞のようなお城がある。この辺りの断崖の岩肌もやはり灰色だが、対岸に見える灯台のある岬は緑の牧草地と赤土の畑がパッチワークのように広がり、イメージと会っていた。では、東向きのこの辺りが目指すところか?
<メヴァジシーMevagissey>
帰路、最後にもう一箇所だけ東向きの海岸線を地図で探して、当てずっぽうで行ってみた。辿り着いて驚いた。そこは絵に描いたような小さな漁港で、古い石造りの家が並ぶ狭い路地は迷路のよう。入り江を見下ろす高台にまで、色とりどりの玩具のような家が段々に重なっている。しかも観光客がわんさといて、土産物屋が軒を連ねる。要するに観光地らしい。知らなかった。いかにも古いこの町は魔法使いがいてもおかしくないし、実際魔女の人形ばかりを売る店まであった。普通の民家と思われる家々の戸口にも可愛い標識がついていて、なんとその多くが「(なんとか)コテージ」と書いてある!見た限り「貝殻のコテージ」はなかったのでほっとした。だってそれは町から少し離れた断崖の上にあるはずだから。しかし残念ながら漁港をすっぽりと高い崖が囲っていて、周辺の海岸線が見えない。そこで車で信じられないほどの急な坂を登って、この入り江の外の丘まで出ると、あった!緑の牧草地と赤土の畑がパッチワークのように広がるイメージ通りの土色の断崖の海岸線が!

19年後(実は翌日)
「その年の春はグズリ足でやってきた。」赤い断崖を探して走り回った、たった二日間の車の旅はこれで終わりです。もちろん結論などありません。どこも可能性がありそうです。でも個人的に最もイメージが近いと思ったのが最後のところです。
本には、赤土の墓とは書いてあっても、赤い断崖とは書いていないことにもあとで気がつきました。すると最後の場所は、三つの手掛かりをすべて満たし、しかもコーンウォール州の中では最も東に位置しています。つまりホグワーツ=スコットランド?との日の出の時間差が一番長い場所です。地図で確認すると、その場所はペネア岬Penare Point付近の断崖ということになります。もちろんマグルの私にはそこにあるはずのコテージも白い墓石も見つけることはできませんでしたが。(写真は撮ったよ)
地質学者にでもなった気分で「赤」がテーマでスタートしたドライブでしたが、実際には、ようやく暖かくなっていっせいに芽吹いた若葉の黄緑、広大な牧草地一面に咲く菜の花の絨毯のレモン色、そして沿道や海岸の岩場に咲くゴースのカナリア色、と目に鮮やかな「黄色」ばかりに包まれた植物学者の旅となり、大して計画も立てずに行き当たりばったりの割には「何事もすべて、うまくいっていた。」
Posted by ルートヴィッヒ at 2008年05月05日 21:13
ルートヴィッヒさんへ♪

本当にありがとうございます!
お陰様で、赤毛のアンのグリーンゲイブルスじゃありませんが、ドビーのお墓の場所のイメージが頭に浮かびました


大好きなドビーの眠る場所・・・・・

読んでいて妄想が膨らみました♪

本当にありがとうございます ペコリ
Posted by しのぶ at 2008年05月07日 12:56
ルートヴィッヒさん
すばらしい!
なんだかちょっと感動して涙目です(笑)。
さるおは英国未体験。でも、ルートヴィッヒさんにあちこち連れてってもらって、ちゃんと一緒に旅したよ。見たことない景色が目に浮かびます。
うんうん、さるおもメヴァジシーだと思う。突き止めた!って気がするな。
ルートヴィッヒさんがいた日、ビルとフラーもそこにいたかな。自分を探しに来たマグルさんだって、ドビーは気づいてくれたかな。
ほんとすばらしいぞ!どうもありがとう。
Posted by さるお at 2008年05月10日 00:48
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