すごいキャッピコピー。
映画がそんなに好きなのか!?
(怒られてるんですかね?)
『CECIL B. DEMENTED/セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』を観たよ。
監督・脚本は、怪演女優の『PINK FLAMINGOS/ピンク・フラミンゴ』や、ジョニー・デップ(Johnny Depp)がビー・バップ・ハイスクールだった頃の『CRY BABY/クライ・ベイビー』や、『PECKER/I Love ペッカー』の愛すべき不良監督ジョン・ウォーターズ(John Waters)。
出演は、『BLADE/ブレイド』『ENTROPY/ウィズアウト・ユー』それと『ZOOLANDER/ズーランダー』にはカメオで出ているスティーヴン・ドーフ(Stephen Dorff)、おとうちゃん(Peter Griffith)もおかあちゃん(Tippi Hedren)も妹(Tracy Griffith)も元だんなふたり(Steven BauerとDon Johnson)も現だんな(Antonio Banderas)も全員俳優のメラニー・グリフィス(Melanie Griffith)、『フォー・ルームス』のアリシア・ウィット(Alicia Witt)、『セレブリティ』のエイドリアン・グレニアー(Adrian Grenier)。
おもしろい。この映画はいいね。腐ったメジャー映画を糾弾するテロリスト・グループを描いた異色コメディ。そうとうにぶっとんだ映画。
ボルティモアの映画館にプレミア舞台挨拶に訪れたハリウッド女優ハニー・ホィットロック(メラニー・グリフィス)がテロリスト・グループに誘拐される。
セシル・B・ディメンテッド(スティーヴン・ドーフ)率いる映画狂集団"スプロケット・ホールズ"だ!す、すごい集団、さるお驚愕。メンバーはみんな敬愛する監督の名前を彫っちゃったりなんかして、拝金主義、良識主義の腐った映画を撲滅しようと活動中。活動中ったって要は自分たちの映画『狂える美女』を作らないといけない(←使命ね、たぶん)ので、主演女優が必要なのだ。
"スプロケット・ホールズ"が求めるのは究極のリアリティ。決死の(←ほんとに決死です)ゲリラ撮影を繰り広げる。しかし、ぶっとんだストーリーといい、わけのわからない禁欲生活といい、リアリティからはかけ離れ、どうもテンションがおかしい(笑)。
拉致られたハニーは、だんだん楽しくなってきてキラキラといい演技。そしてついに最後のロケ地、ちょうどハニーの主演3本立てをオールナイトで上映しているドライヴ・イン・シアターにやってくる。大コーフン半狂乱の中で撮影が終わる頃には警察に包囲されていて、群衆が見守る中、わっはっはー!って高らかに勝利を宣言するとノリノリのままいきなりセシルはその場で焼身自殺。連行されていくハニーは微笑みすらたたえ、大きく成長して大女優のように歩いてゆくのであった・・・
ってなんだこの映画。結論がおかしい(笑)。
ハニーはメジャー映画では成長できず、このテロ映画を通して大きく変貌していくのだ。なんだか知らんが、すごい映画だ。
よくさ、登場人物がキレちゃってるっていうのはあるじゃんか。『TWELVE MONKEYS/12モンキーズ』のブラピとかさ、重要かもしんないけど主役じゃなくてさ。
完全にキレちゃっててずーっとハイ・テンションのアブナ〜イやつが主役で出ずっぱりっていうのは珍しい。わけのわからない迫力があるぞ。
すごすぎる騒々しい映画(笑)。いつの日にか観てみてねー。
心ゆくまでさるお、もんち!
よろしくお願いします。まだまだ作ってばかりのブログですが、良かったら遊びにきてください。
セシルBをググって来て下さったんですか!それは珍しい。間違えた。それは嬉しい。ありがとうだぞ。
ぜひぜひトラバ下さい!(←さるお過剰反応、大コーフン)
この映画大好きです。
> 丸くなんなよ。
わはは!さるおも同じ思いでーす。
TBしてたと思ったらできてなかったので改めてさせてもらいましたが・・・
なぜか文字化けしちゃってます。すんませんです!
ありがとうです。
あのね、こないだね、seesaaが何時間も仮死状態で、生き返ったらバカんなっちゃったんだ(涙)。何いじっちゃったんだか知らんけど、あれからいただくトラバがよく化けます。ごめんね。travis-bさんのせいじゃないよ。