2008年01月22日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 34

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、ついに真実を思い知らされてしまいましたが、やっぱ怖いよな。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

34:The Forest Again

ついに、真実を知るときがきた。
かつて、勝利のためのヒミツを学んだはずの校長室の、埃っぽいカーペットに突っ伏して横たわったままのハリーは、ついに、はじめから自分には生き残る選択肢がなかったことを知ります。彼の使命は、両手で迎える死神のもとへ、ただ静かに歩いて行くことでした。
ヴォルディの待つ森へ、杖など構えず、己を守ろうともせず、ただ歩いて行く。ヴォルディを生かし続けたてきた自分のこの命が終わると同時に、あの夜ゴドリックホロウでなされるはずだった終焉が訪れる。
Neither would live, neither could survive.
定められた運命に逆らいハリーを生かそうとするかのように、心臓がドキドキと暴れています。
死ぬのって、痛いのかな。
思えば、ハリーはこれまで生き延びてきました。なぜなのか、考えもしませんでした。ハリーの生きたいという意志は、常に死の恐怖を上回っていた、けれどもう、それも終わり。逃げる道は残されていません。ハリーを待つのは、死です。
もし、プリベット通り4番地を出たあの夏の夜に死んでいたら、ヘドウィグのように一瞬で死ねたら、この真実を知らずに済んだのに。あのとき不死鳥の杖はハリーを救いました。
もし、この戦闘で失った自分が愛する誰かのために、杖の前に立ちはだかって代わりに死ねていたら、この真実を知らずに済んだのに。それを行えた両親が、今では羨ましく感じます。
知っている勇気とはまったく別の勇気、異なる種類の勇敢さ、それが必要。指先がかすかに震えています。喉も口の中もカラカラです。

ゆっくり、とてもゆっくり起き上がる。ゆっくりと、深く呼吸する。そうすれば、今はまだ生きていると感じることができるから。ぼくが今日まで生き延びてきた奇跡を、ぼくは今までなんとも思ってなかった。
ダンブルドアの裏切りは、もうどーでもよかった。そこにあったのはとても大きなプラン。ぼくがただ愚かで、気づかなかっただけ。なぜぼくに生きていてほしいのか、聞いたこともなかった、当然だって思い込んで。
今でははっきりわかります、ハリーの寿命は、ハリーがすべてのホークラックスを破壊するのにどれだけ時間がかかるかによって決まっていたのだと。
ダンブルドアはそのシゴトをハリーに引き継がせ、ハリーは従順にヴォルディを追い詰めているつもりが、自分の命のろうそくを削ってきたのです。なんと完全なプランだろう。なんと美しいプランだろう。多くの命を失うことなく、殺される運命の少年にキケンなシゴトをやらせる。そしてその少年の死は、不幸な損失ではなく、ヴォルディへの最後の反撃となる。
ダンブルドアにはわかっていた。たとえそれが自分の死を意味しても、ハリーは決して立ち止まらないと。
ダンブルドアにはわかっていた。ヴォルディも知っていた。誰かが自分のために死ぬなんて、ハリーには決して我慢できないと。
でも、ダンブルドア、あなたはぼくを買いかぶりすぎた。ぼくは失敗したんだ。ナギニちゃんがまだ生きている。ぼくが死んでも、まだヴォルデモートにはヘビがいる。
ぼくが死んだら、誰が続きをやるのかな。もちろん、ロンとハーに決まってる。だからダンブルドアはぼくに、きみには友達が必要だなんて言ったんだ。誰かが続きをできるように。
ロンとハーが、なぜか手の届かないほど遠くにいる気がします。別れてから、長い時間が経っているような気がします。
さよならは言わない。説明はしない。ふたりはきっとぼくを止めようとするから。
最初から、彼らと一緒にゴールすることなんてできない旅路だったのです。
モリーにもらった金時計を見る。30分が過ぎました。死ななければならない。終わらせなければならない。
心臓はドキドキと、暴れる小鳥のように鳴っています。残された時間を知り打ち急いでいるのかもしれません。
ハリーは振り返ることなく校長室を後にしました。

城は静まり返り、肖像画も空のままです。
ハリーは透明マントをかぶり、大理石の階段を降り、エントランスに向かいます。
心のどこか、心のほんの小さな一部分が、願っています。誰かぼくを見つけて、誰かぼくに行かなくてよいと言って。
ネビルがオリバー・ウッドとともに、校庭に横たわる遺体を運び込んでいます。
あ、コリン・クリービーだ。未成年なのに、きっとこっそり戻ってきたんです、ハリーと一緒に戦おうとして。小さなコリンをオリバーが担ぎ上げて歩いています。
手の甲で額を拭い、一瞬立ち止まるネビルが、まるで年老いたように見えます。
ドア越しに大広間をちらりと見ると、労り合う傷ついた人々が見えます。ハーもロンもジニーも、他のウィーズリーも、ルナもいません。もう1度だけ、みんなの姿が見たいのに。いや、このほうがいいんだ。みんなと向き合うなんてできない。
校庭に出ます。まだ暗いけど、もうすぐ明け方の4時です。
別の遺体の上にかがみこむネビルに近づき、ハリーは声をかけました。
「ネビル」
「わぁ、びっくりした、ハリー、心臓が止まったと思ったよ!」
ハリーは、透明マントを脱ぎました。
「ひとりでどこ行くの?」
「こーゆープランなんだ。やらなきゃいけないことがあるから。聞いて、ネビル」
「ハリー!」感のいいネビル、はっとしてこう聞きます。「ヘビ男んとこ行く気じゃないよね?」
「ま、まさか」嘘をつくハリー。「ちょっとの間姿を消すけど。・・・ネビル、ナギニちゃんって知ってるよね?」
「うん。聞いたことある」
「殺さなくちゃいけないんだ。そのことはロンとハーが知ってる。もしも彼らが・・・」
言えません。そんなこと、言えない。息が苦しい。
どれほど残酷であっても、ぼくは今ダンブルドアみたいにならなきゃ、落ち着いて、バックアップが必要なんだ、誰かが続きをやらなきゃ。ダンブルドアはホークラックスのヒミツを知る人間を3人残して死んだ。ネビルがぼくの代わりになる。そーすれば、ぼくも3人残せる。
くじけそうになりながら、自分を励まし、言葉を続けます。「もしも彼らが・・・たとえば忙しくて・・・きみにチャンスがあれば・・・」
「ヘビを殺すんだね」
「うん」
「わかった」
「ありがとう、ネビル」
ハリーが歩き出そうとしたとき、ネビルがハリーの手首をつかみました。
「ぼくらはみんな、戦い続ける。ハリー、そうだろ?」ハリーの肩を叩いてくれました。
「うん。ぼく・・・」
もう言葉が出てきません。
ハリーは透明マントをかぶり、再び歩き出しました。少し離れたところにジニーがいます。
「だいじょうぶ、心配ないわ、すぐ中に連れて行ってあげるから」
「家に帰りたいの。これ以上戦いたくないの!」
「わかるわ。家に帰ろう」傷を負った女の子を励ましているんですね。
大声で叫びたい衝動に押し流されそうです。ぼくがここにいるって気づいて!ぼくがこれから行くところを、知っておいて!ジニー、ぼくを止めて、引きずり戻して、ぼくを家に連れ帰ってよ。
でも、それでも、ホグワーツこそがハリーの"家"。ハリー、ヴォルディ、スネイプ、見捨てられた少年たちの、家。
ハリーは歩きます。苦しくても、そしてこれが最後でも、ジニーに知られないまま、横を通りすぎる。
ジニーは振り返りました。まるでハリーを感じたかのように。でもハリーは振り返らない。
銅のやかんにお湯が沸き、お茶とケーキが並び、ヒゲだらけの大きな顔がいつも迎えてくれたハグリッドの、静まり返った小屋を過ぎ、森までやってきました。
そのとき、ディメンターの一団が木々の間を飛んでいるのに気づきました。もうパトロナスを呼ぶ力はありません。身体中が震えています。
戦って、苦しんで、真実を知った今になっても、死神の待つ森へ歩い行くことは簡単ではありません。
緑の香りが、冷たい空気が、ひとつひとつの呼吸が、とても貴重に思えます。みんなは、これから何年も生きて行く。ぼくにはもう費やすべき時間がない。無理だ、森へなんて行けない。でも行かなければなりません。
長い長いゲームは終わりました。スニッチはもう飛んでいません。地上に降りる時間です。
そして突然思い出しました。
I open at the close.(私は閉じるときに開く)
今が"閉じるとき"。"終わり"を意味しているんだ。今がそのときだ。
ハリーはハグリッドのポーチからスニッチを出し、口づけしたままこう囁きます。「ぼく、死ぬことにした」

スニッチは割れました。震える手でドラコの杖をとり明かりを灯すと、中にあったのは、ひび割れた黒い石です。ゴーントの指輪の石、あのシンボルが刻まれた"The Resurrection Stone"です。
ハリーにはわかります。死者を呼び戻すんじゃない、ぼくが仲間に加わるんだ。呼んでいるのはぼくではなく、彼らなんだな。
目を閉じて、手のひらで石を3度転がします。
人の気配がします。
来てくれたんだね、ぼくが会いたい人たちが。
目を開けると、ゴーストと人間の中間ぐらいの姿で、でもちゃんと見えます、微笑んでこちらに歩いてくるみんなが。
ハリーと同じ身長で、死んだ夜の服装で、はねた黒髪にメガネがかすかに曲がっている、ジェームズ。
背が高くてハンサムで、ポケットに手を入れて大股で優美に歩き、いたずらっぽく笑う、シリウス。
若々しくて、髪が多くて、この懐かしい場所に戻ってきたのが嬉しそうな、幸せな顔のリーマス。
にっこりと笑い、長い髪を手でまとめながら、緑の瞳でハリーをしっかりとみつめるリリー。
リリーが言います。「すごく勇敢だったわ」
ジェームズが言います。「もうすぐだよ。あとほんの少し。ぼくらはきみを誇りに思う」
「痛いの?」予想もしていなかったコドモっぽい質問が、ハリーの口から出ます。
答えてくれたのはシリウスとリーマスです。「痛くも何ともない。眠るより簡単さ」「向こうも早く終わらせたがってる」
思わずハリーはこう言います。「みんな、死なないでいてほしかったのに」、特にリーマスを見つめて「ベビーちゃんがいるのに。リーマス・・・ぼく・・・ぼく・・・」
「うちの子をもう見られないのは残念だけど、いつかあの子にはわかる、私がなぜ死んだのか。私はこの世界を、彼が幸せになれる世界にしようとしたんだと」
森からの風がハリーの髪を撫でます。ぼくを呼んでる。4人は何も言いません。ハリーの決断を待っています。
「そばにいてくれる?」
「最後まで」ジェームズが答えます。
「見えないよね?」
「私たちはきみの一部だ。誰にも見えないよ」シリウスが答えます。
「近くにいて」これはハリーが母親にする、最初で最後のお願いです。
ハリーは透明マントを身体に巻きつけるようにして歩き出しました。ディメンターは寄ってきません。きっと4人がパトロナスになって守ってくれているんです。
森の奥へ奥へ、ただひたすら歩く。ヴォルデモートに辿り着くことはわかっています。
ハリーの両隣を4人が並んで歩いています。彼らがそばにいる。それだけが、ハリーの勇気です。それだけが、ハリーの足を1歩ずつ動かしています。ずっとずっと奥まで。死神が待つ森の奥まで。

「誰かいるぞ」「ガキは透明マントを持ってる」
囁き声がします。
ハリーが立ち止まると、4人も立ち止まりました。
杖を構えて木の陰から飛び出してきたのはヤクスリーとドロホヴです。ハリーが見えない2人は森の奥へと歩き出しました。ハリーは跡を追います。
前方に、明かりが見える。焚き火を中央に、ある者はマスクをかぶり、ある者はフードをかぶり、DEが輪を作って座っています。巨人が2人、フェンリルは爪を噛んで、ベラ姐はもちろん、まるほいパパ・まるほいママもいます。全員がヴォルディを見つめています。
そこはかつてアラゴグがいた場所、巨大な巣が今も残っています。アラゴグのコドモたちはいません。
リリーがハリーに微笑み、ジェームズがハリーに頷きます。だいじょうぶ、そばにいるよと。
ヴォルディは立って祈るように頭を垂れ、ニワトコの杖を握っています。背後に浮かぶ球体にはナギニちゃんがいる。
「ガキの気配はありません」ヤクスリーの報告にヴォルディが顔を上げます。
「来ると思ったんやけどな」目は焚き火の炎を見つめています。
誰も何も言いません。DEたちも恐れているんだな。
ハリーは少し離れた場所に立ったまま、透明マントを脱ぎ、杖と一緒にポケットに入れました。
「思い違いか」ヴォルディが静かに言います。
ハリーは、できるかぎりの大声で言いました。「思い違いじゃないYO!」
怖れていると知られたくない。
汗で、"The Resurrection Stone"が手から滑り落ちます。一瞬、ハリーの視界の隅に4人が見え、そして消えました。
ハリーはゆっくりと明かりに近づきます。静かだったDEたちは、立ち上がって叫びながら、笑いながら、ハリーを見ています。
ヴォルディは動きません。赤い瞳が、ただハリーを凝視しています。
「ハリー!来るなー!」
その絶叫は、近くの木に縛りつけられたハグリッドでした。
「静かにしろやー」
ロウルが杖を振り、ハグリッドは黙らされました。
ベラ姐は呼吸も荒くギラギラした目でヴォルディとハリーを見ています。
メラメラと燃える焚き火の炎と球体の中を蠢くナギニちゃん以外、すべてが静止しています。
杖を出すつもりはありません。もしここからヘビを狙えるとしても、ハリーが呪文を唱えるより先に、15発の呪文が飛んでくるのはわかっています。
見つめ合う、ヴォルディとハリー。
「ハリー・ポッター。生き残った少年か」ヴォルディは小首をかしげ、やがて口元に、よろこびとは無縁の恐ろしい笑みを浮かべました。
誰も動かない。みんな待っています。すべてが、ヴォルディの次の動きを待っている。
ハリーはなぜかジニーのことを思います。ジニーの、あの炎のように激しく燃える瞳を。そしてジニーとのチューを。
ヴォルディが杖を上げました。何が起こるのかとコドモのように小首をかしげたまま。
ハリーはヴォルディの赤い瞳を見つめ返します。心の中では、ぼくが泣き出さないうちに、早くやっちゃってー、と思いながら。
ヴォルディの唇が動くのが見えました。そして緑色の閃光に包まれ、すべては終わりました。

【メモ】

やっぱり、やっぱりそーだったんだ。ハリーは死神の腕の中に歩いて行かなければならなくなった。勝つために苦難を乗り越えてきたのに、それは違った。運命は最初から決まっていたなんてー。えーん。
Neither would live, neither could survive.
シビルの予言では"neither can live while the other survives ..."ですね。
ハリーというホークラックスが死んで、ロンかハーかネビルがナギニちゃんを殺して、ヴォルディが残る。でももうヴォルディは"不死"ではないから、たとえ力で勝てる人が現れなくても、年とったら死ぬわけです。
でも、ほんとにそうかな。
Joが言ってました。ハリーは最後にリリーがやったことと同じことをやるんだって。ダンブルドアが言ってました。ハリーはジェームズよりもリリーに似ていると。
さるおはそれを"自己犠牲"かと思ってましたが、違います。リリーのしたことは"ハリーを守った"ということです。リリーがハリーを運命のこの日まで生かし続けた。ならばハリーにも、誰かを守れるんじゃないか。丸腰でただそこに立ち、ジニーを思い、緑色の閃光に包まれたハリー。守護をジニーに。あるいは、守護を愛する者たちに。そーゆーことじゃないかと思います。
さらに、これでハリーが死んじゃうんなら、"the Deathly Hallows"が出てきた意味がない。
透明マントは持ってます。石も手に入れた(落としちゃったけど)。そしてニワトコの杖は、ほんとはハリーが持ち主のはず。
ニワトコの杖の持ち主が代わるたび血が流れたのは、オリバンダーさんの言ったとおり、杖のせいではなく人間の愚かさのせいだと思います。だとすれば、杖の持ち主はダンブルドアからドラコへ、そしてハリーへと受け継がれているはずなんだよね。
"the Deathly Hallows"を3つ集めたら死神を退けることができる。だからハリーはこのまま死んだりするはずないさ。(まだページが残ってるし)

ホグワーツは、ハリーの家。ハリー、ヴォルディ、スネイプ、見捨てられた少年たちみんなの家。これでまた号泣なのです、わたくしは。

ダンブルドアが知っていたように、ヴォルディが知っていたように、やっぱりハリーは決して立ち止まらなかった。誰かが自分のために死ぬなんて、決して我慢できなかった。素晴らしいっす。そして、死ぬのを怖がり、怯え、止めてほしいと心の中で懇願しています。素晴らしい。
でももう試合は終わる。ほうきから降りる時間がきた。長い、とても長いクィディッチを、戦ってきたんだなぁ。
親を知らないハリーが、甘えたことのないハリーが、17年の生涯でただ1度だけ、自分が殺されに行くと知り、天国にいる親たちに、そばいてくれと、もう、涙で字が読めねーずら。

長い指が"クモのような"手をしたヴォルディ、アラゴグのネットの下で待ちかまえてるなんて、またしてもハリポタは美しいっすね。

心ゆくまでさるお、もんち!


この記事へのコメント
そうだ、まだまだページは沢山残っている!(笑)
イメージのどんでん返しはアルバスやスネイプだけで終ってはいけない!
頑張れ、ハリー!頑張れ、さるおさん!

それにしてもジニーが健気で、悲しい〜。全巻を通じて、もっともっとハリーとのエピソードがあっても良かったのでは、と思うのは私だけでしょうか?こちらイギリスでは先々週から毎週土曜日の昼過ぎにHPシーリズの映画を連続放映しているのですが、ロードショウ当時見落としていた、小さい頃からのジニーの一挙手一投足に注目して見ています。だって、驚くなかれ、すでに「賢者の石」からすでにちゃんとハリーとの最後の結末を予想させる演技をやっているんですよ!すごい!健気!可愛い!(でも私はルナのファンです)今週の「アズカバン」も見なきゃ〜
Posted by ルートヴィッヒ at 2008年01月23日 01:24
このところ毎晩、さるおさんのページを開けては涙しているkeiといいます。はじめまして。

私も原書を読んでいるとき、ハリーが「死ぬのは痛くない?」って言うところで、もう泣けて泣けて字が読めませんでした。

英語力がないせいで、読んでも納得できないところがたくさんあったのですけれど、さるおさんのおかげで、色々クリアになって、勝手にハリポタツアーに参加していて良かった!と思ってます。

さるおさん、素晴らしすぎです。最後まで楽しみにしていますので、(この先も???が多くてー)どうぞよろしくお願いします。
Posted by kei at 2008年01月23日 02:15
 なんでダンブルドアはハリーが知りたがっていることをすぐに答えてあげないんだろう・・・と、いつも思っていたのですが、こういう結末があったからなんですね・・・
そういえば、今までダンブルドアがハリーに言っていた言葉の中に、沢山のダンブルドアの葛藤がありました・・・・・・
今頃その深い意味が分かるなんて・・・

でもなんでもお見通しのダンブルドア!!
最後はどうにかハリーや仲間達が幸せな気分になれるよう ヨロシクです!! 懇願!!
Posted by しのぶ at 2008年01月23日 11:52
さるおさん、みなさんこんにちは。

しのぶさん同様、いつもDDはハリーに言わないことが多くて、何でなのかと思っていました。だいたい事件が解決して校長室でのやりとりなどで言葉少なを謝っていたり、自分のせいにしていたり。
「これ以上君に辛い重荷を背負わせたくないから言えなかった」みたいな場面(GoFでしたっけ?)がありましたが、その時は憎い者との繋がりなんかがあるという事がキツイってことなのかと思っていました。それがここへきて、これ以上のこれってこの事ですか!(コレコレ多くてすみません)
友達が必要と言ったのも、困難を乗り越えるには友情パワーが必要だし幼い時からの不遇の分、青春を謳歌して欲しいというDDの親心だと思ってました。
ハリーの後継者として友人が必要だったと彼は思っているけど私はDDの親心も信じています。

スニッチが開いて石が出てきた。そしてみんなが付き添いに現れる。いったいどこまでDD読んでるのでしょうか?続き宜しくお願いします。
Posted by みかりん at 2008年01月23日 13:36
私のデスリーハロウズは33章でページを閉じたままですが、さるおさんのところに訪れるのが日課なので来てみたら…号泣。これまでとは違う涙です。悲しい涙じゃない。なんだろ?セヴルスのことばかり考えてハリーの存在が薄らいでいたのですが、LVやっつけないと物語が終わらないわけでハリーやみんなにはまだやらなければならないことがあるし、悲しみに浸ってばかりいられないよね。
しかし、ハリーがLVに殺されなければならないというのは全くの予想外でした。一瞬どういうこと??と思いました。これまで必死で戦ってきたのが空しくなります。すごく残酷。悔しいです。その現実を揺れながらも静かに受け入れいくハリーに涙、涙。ハリーは自分の命がDDのプランに組み込まれていたことがわかっても許しましたね。1巻からDDがハリーの秘密を言い渋っていたことを思い出しました。確か4巻では「すべてを知らせるより君が幸せでいてくれた方がいい〜」みたいなこと言ってけど、その気持ちがようやくわかりました。DDの愛ですね。アバダ受けたあの日からLVが寄生(?)して運命が狂ったとはいえ、まともに戦うことが許されないなんてとんでもない展開です。最後にハリーが受けたアバダ、またはね返らないかな?このまま終われないよね。
Posted by ピンク at 2008年01月23日 14:42
DDもジェームズもリリーも、死んでからもずっとハリーを見守ってくれているんですね。。。
暖気団はコリンが結構好きだったので、ちょっとショックです。でも彼らしいと言えば最高に彼らしいんですけどね。
Posted by 暖気団 at 2008年01月23日 16:34
コメントさせていただくのはこれで2回目です。とうとう,きてしまいました。Joのインタビューなどからこうなるかもとは思っていましたが・・・。全く,聖書のイエス・キリストがゴルゴダの丘に十字架を背負って行く場面とだぶりました。原書で読んでいるはずなのにここ数日の展開になんだか,どっと疲れが出ています。気力振り絞って,さるおさんについて行きます。
Posted by simon at 2008年01月23日 21:28
さるおさん、こんばんは。33章にもコメントしましたが、コメントした後に34章の記事に気付いたので。
ハリーが・・・!と吃驚するこの章ですが、そこに行きつくまでが長いです。ハリーが自らの運命を知り、DDのプランがどういうものか完全に分かり、復活の石が登場し、ジェームズ達が現れる・・・。彼等がパトローナスの代わりというのが、凄いな、となにげに思いました。スニッチの文字の意味もやっとわかりました。
そしてヴォルディに殺されたハリー。
この後どうなるか注目です。
Posted by at 2008年01月23日 21:52
さるおさん、こんばんは。
前記事のコメントでおっしゃっていた通り、私もまた泣いてしまいました、もう涙枯れつくしたと思っていたのに…><。。。
ハリー、本当に大人になりましたね。大きなプランの中に自分があったことを理解し、受け入れて前に進もうとする。かっこいいです。でも涙でその雄姿が見えません。

>ホグワーツは、ハリーの家。ハリー、ヴォルディ、スネイプ、見捨てられた少年たちみんなの家。これでまた号泣です。

そうなんですよね。この事実、実は私もさるおさんのブログに来る前からすごくすごく気になっていて。
よく似た悲しい運命のもとに生まれた三人を、ローリングさんは何と美しく対比させているのだろう、と思います。たとえスタートが酷似していても、どう生きるのか選ぶのは自分自身。いつかのDDの言葉も脳裏に浮かびます。
自身の選択によってゴールはこんなにも違う。その事実をこうして対比させて示すことで、「みずから選ぶ」ことの大切さをローリングさんは子供たちに教えたいのかな、とそう思っています。
私がセヴルスを味方だと信じていた理由もそこなのですが・・・話ずれてきたので遠慮しますね^^;

>親を知らないハリーが、甘えたことのないハリーが、17年の生涯でただ1度だけ、自分が殺されに行くと知り、天国にいる親たちに、そばいてくれと、もう、涙で字が読めねーずら。

すみません涙と鼻水が止まりません(拭け
ハリー!ハリー!
おとぎ話の英雄のように、恐れを知らずに死んでゆくのではなく、弱さを内包したひとりの人間として、襲い来る恐れに立ち向かい、乗り越えてゆくそのプロセスをきちんと書いてくださるローリングさんが大好きです。

またまた長くなってしまってすみません><
Posted by eine at 2008年01月23日 23:59
こんばんは。親世代4人がそろったところに号泣です・・・!
リーマスが嬉しそうなのはジェームズとシリウス、リリーがいるからかもと思うともう泣けて泣けて・・・。
スニッチの謎が解けたとき、ハーマイオニーが最初の方に言ってた「スニッチは覚えてるから」のセリフが唐突に思い出されました。最初にハリーがスニッチをつかんだとき、手じゃなくて口でとってました。
だからキスで開いたのかなぁと思ってしまいました。ローリングさんはどこまで考えていたのかと。
あらためてハリポタのすごさに感動です。
ハリーには絶対に生きて欲しい!!

Posted by L at 2008年01月24日 00:12
ルートヴィッヒさん

> 頑張れ、ハリー!頑張れ、さるおさん!

AKを倍にして返してやろうと思います。(邪悪)

> もっともっとハリーとのエピソードがあっても良かったのでは、

ロマンチックなシーンももっとほしいし、ジニーのかっこええところももっと見たいよなぁ。

> 驚くなかれ、すでに「賢者の石」からすでにちゃんとハリーとの最後の結末を予想させる演技をやっているんですよ!

そーなんだよー。さるおも何度も映画『PS』を見ては毎度そのシーンに釘付けんなってます。たまらん可愛さだよね。

> (でも私はルナのファンです)

さるおはたぶんヴォルディのファンです。しかも映画『PS』の(笑)。

> 今週の「アズカバン」も見なきゃ〜

土曜日が楽しみっすね。
Posted by さるお at 2008年01月25日 00:20
keiさん
はじめましてー。一緒に歩いてくれてどうもありがとーう。
泣かないで、と言いたいところですが、泣こうぜ。

> 「死ぬのは痛くない?」って言うところで、もう泣けて泣けて字が読めませんでした。

ハリーが自分でも意外だと感じた"コドモっぽい"質問ですが、ストレートなだけで決してコドモっぽくない。多くの人が、いくつになっても、年とったって、この質問したいんだと思う。こわいから。
こーゆー人の本質的な怖れというものを、この作品が描いてくれて嬉しいですね。

> さるおさん、素晴らしすぎです。

素晴らしいのはハリポタですが、そこにがんばってついて行こうと思います。最後まで一緒に歩こうね。
Posted by さるお at 2008年01月25日 00:26
しのぶさん
さるおも同じ。何もかも、ハリーに言えよ、言わずにおくほうがかわいそうだぞ。そう思ってた。
でも、言えない、きみは死ぬよなんて、言えない。
DDも泣きながら、伝えようととはしてたんだ。泣きながら、伝えまいとしてたんだ。でき得るかぎり。

> 最後はどうにかハリーや仲間達が幸せな気分になれるよう

ここまで来てサッドエンドだっらたら耐えらんないっす。
Posted by さるお at 2008年01月25日 15:07
みかりんさん

> 事件が解決して校長室でのやりとりなどで言葉少なを謝っていたり、自分のせいにしていたり。
> 「これ以上君に辛い重荷を背負わせたくないから言えなかった」みたいな場面(GoFでしたっけ?)がありましたが、

事件後の解説は毎年恒例のDDのシゴトでしたが、そうだよね、いつだって"その1年についての"かろうじて充分な説明でしかなかった。たしかに、「どーしても言えなくて黙ってたけど、それは過ちだった」と反省なんかもしてました。
それを歯がゆい思いで読んできたけど、でも、今ではDDの苦悩がわかる。

> 友達が必要と言ったのも、困難を乗り越えるには友情パワーが必要だし幼い時からの不遇の分、青春を謳歌して欲しいというDDの親心だと思ってました。

さるおもそう思ってた。(今も思ってるけど)
ハリポタは、友情と勇気がワルモノに勝つ話だと、信じていました。でも違ったね。すべてDDの"ある意味冷酷な"プランどおりでした。

それでも、さるお、みかりんさんと同じように思います。
DDのハートはホンモノだったと。プランと同時進行した愛があったと思う。DDの心は、グリンデルバルドのときと同様、偉大なる正義と愛の間で引き裂かれたことでしょう。
Posted by さるお at 2008年01月25日 15:19
ピンクさん

> これまでとは違う涙です。悲しい涙じゃない。

少しわかるような。
痛みが苦しいというのと、痛みが終わるという、そーゆー違いかな。

> 悲しみに浸ってばかりいられないよね。

立ち止まっちゃいかんですよね。ハリーと同じように、歩き続けないとな。

> これまで必死で戦ってきたのが空しくなります。すごく残酷。悔しいです。

勝つためだと信じていたすべてが、ハリーを前に進ませ、彼に死を覚悟させるためのものだったなんて、愕然としました。そんなのひどい。

> その現実を揺れながらも静かに受け入れいくハリーに涙、涙。ハリーは自分の命がDDのプランに組み込まれていたことがわかっても許しましたね。

"揺れながら"、まさにそうっすねー。
諦めでもあり、DDの言動は裏切りという認識だし、死ぬのは怖いからできればやめたい。それでもなお、ハリーのこの気持ちがまったくの諦めなのではなく、DDのような達観に近づこうとしているところがえらいですね。

> DDの愛ですね。

そう、たしかにDDはハリーをこの上なく愛してました。とてもとても大事にしてました。そこがまた切ない。
セヴルスの言葉を借りれば、"食われるブタ"に名前をつけてしまったようなもんです。

でも、このままじゃ終われない。(まだページあるし)
まだリベンジの終わってない人がいるもん。(まだページあるし)
たとえハリーが死んだとしても終われないです。ロンとハーとネビルがいるもん。(まだページあるし)
Posted by さるお at 2008年01月25日 16:44
暖気団さん

> 暖気団はコリンが結構好きだったので、ちょっとショックです。でも彼らしいと言えば最高に彼らしいんですけどね。

コリンは正真正銘のグリフィンドールでしたねー。
ハリーのことが大好きだったコリン、ハリーの勇敢さや孤高の正義感、つまり自分も持っている資質そのものを好きになったのかもしれないなぁと思いました。
Posted by さるお at 2008年01月25日 16:47
simonさん

> キリストがゴルゴダの丘に十字架を背負って行く場面とだぶりました。

なるほどー。
3人、3つという数へのこだわりも三位一体的ですが、DDだけじゃなくハリーが、3人という人数にこだわったのはおもしろかったっす。

> 気力振り絞って,さるおさんについて行きます。

ほんとに、振り絞らないと気力が出てこないほどに過酷な旅路っすー。
Posted by さるお at 2008年01月25日 16:50
閑さん

> そこに行きつくまでが長いです。

あはは。"長い"ですか。かなり感動的なのですんなり読めたよ。
(ということは、さるお訳のせいだったりしてー)

> 彼等がパトローナスの代わりというのが、凄いな、となにげに思いました。

けっこう自然なことのように思うなぁ。彼ら4人はハリーを守護してる霊なので。
Posted by さるお at 2008年01月25日 23:24
とうとうきました!私のつたない英語力でもこの章は号泣でした。さるおさんにつれてきてもらった今日もやっぱり号泣です。ハリーがリリーに「そばにいてくれる?」って言ったときには・・・。今また書いている側から涙がちょちょぎれてます。私もずっと一緒だよ〜。
Posted by rinsou at 2008年01月25日 23:38
eineさん
涙がね、枯れても枯れてもどんどん出る。
顔が腫れてきましたYO!(よく見たらいつもと変わってませんでした)

> 大きなプランの中に自分があったことを理解し、受け入れて前に進もうとする。

そうだね、かっこええ。組み込まれていた運命を、まるごと受け入れようとしています。これは本当に難しいことだと思うので、ハリーさんえらいなぁ。

>> ホグワーツは、ハリーの家。ハリー、ヴォルディ、スネイプ、見捨てられた少年たちみんなの家。これでまた号泣です。
> よく似た悲しい運命のもとに生まれた三人を、ローリングさんは何と美しく対比させているのだろう、と思います。

きっとこれこそが、ホグワーツの最大で最高の存在意義だと思いました。
捨てられ、蔑まれ、虐待され、ひとりぼっちで居場所のないコドモ。居場所を求める、生きる場所を求める、すべての人々の家。DDにとっても、シビルにとっても、ホグワーツは家だった。
ホグワーツを通して、居場所を求める戦いを通して、ハリポタはぼくらに生きる場所があるとおしえてくれますね。魔法使いでもマグルでも。

> どう生きるのか選ぶのは自分自身。

生き方を自分の意志で選択しろと、それが生きるということだとおしえてくれます。
さるおも話が戻りますが、セヴルスはとてもしっかりと生きたなぁ。(また号泣)

> おとぎ話の英雄のように、恐れを知らずに死んでゆくのではなく、弱さを内包したひとりの人間として、襲い来る恐れに立ち向かい、乗り越えてゆくそのプロセスをきちんと書いてくださるローリングさんが大好きです。

同感っす。ハリーはヒーロータイプではなく、怯えて震える弱々しい"普通の子"。そこが素晴らしいとさるおも思います。やっぱハリポタはファンタジーじゃないや。
Posted by さるお at 2008年01月25日 23:46
Lさん
ついに"幸せな顔の"リーマスに会えて、さるおもものすごい嬉しかったっす。テッドのことはさるおが面倒みてやるから心配すんなと、そっちでみんなと楽しくやってろよと、泣けたー。

> 最初にハリーがスニッチをつかんだとき、手じゃなくて口でとってました。

そうでした。スニッチはハリーの"チュー"を覚えてたんだなぁ。

> ハリーには絶対に生きて欲しい!!

うん!
これから35章を読み始めます。
Posted by さるお at 2008年01月26日 00:00
rinsouさん

> ハリーがリリーに「そばにいてくれる?」って言ったときには・・・。
> 私もずっと一緒だよ〜。

さるおも「そばにいるよ!」って言いそうになりました。
結局、石を落としてひとりになっちゃう。そこがまた深いっすね。ヴォルディではなく、自分の死と向き合うハリー。誰も手伝えないんだね。死神と1対1。自分との勝負だなぁ。
Posted by さるお at 2008年01月26日 00:11
>「近くにいて」これはハリーが母親にする、最初で最後のお願いです。
この、
>これはハリーが母親にする、最初で最後のお願いです。
の部分はさるおさんの解説ですよね?
邦訳にはありませんが・・。

ここの場面、ちょこちょこと訳が気になる部分が多く、
いまいち泣けなかったのですがさるおさん訳を読んで号泣です。
死に向かって歩く場面、自分を愛してくれる人に囲まれてハリーが一番子供らしい場面ですね。
ヴォルさえいなければ3歳でも5歳でも11歳でも甘えられていたのに。
「近くにいて」なんて、本当はお願いするまでもなく
親に求める当たり前のことなのに、それが最初のお願いだなんて・・・。
うぅ、妄想も入ってまた涙が出てきます。
Posted by 伊達 at 2008年08月01日 11:09
伊達さん

>> これはハリーが母親にする、最初で最後のお願いです。
> の部分はさるおさんの解説ですよね?

そうっすね。今になって、これが、たったこれだけが、母親にする最初で最後のコドモの頼みなのかよと、感極まってしまいましてー。

> ここの場面、ちょこちょこと訳が気になる部分が多く、
> いまいち泣けなかったのですが

そうだよね、訳が下手だといいところで泣けないもんすよね。今更ですが、もっとほかにちゃんとした翻訳のプロがやってくれればよかったのにぃ。残念っすね。

> ハリーが一番子供らしい場面ですね。

コドモとして振る舞うチャンスをずっと奪われてたハリーが、コドモ時代の最後に1度だけそれを味わうんだよね、そしてそれは、短い命の最後。ぐはー、泣けてきた。
Posted by さるお at 2008年08月05日 23:04
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