※ネタばれ記事です。ネタばれコメントも大歓迎です。これから映画をご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。
おもしろかったなーと思ったことを中心に書いてみます。
【誘導するアマンダ】
なんかこの人、はじめっから怪しさむんむん。アマンダが知ってるのはビデオメッセージのはずなのに、テレコ探しあてましたよ。ここでさるおは予想が当たってしまったことがわかり、いきなり意気消沈。
アマンダの表情さ、目の前で誰か死ぬたびアップになるね、ちゃんと観てるよ、最前列で(笑)。
【首の後ろ(back of minds)んとこの数字と"over the rainbow"の謎】
いろんな色で数字書いてあったね。自分だけは見ることのできない場所、首の後ろ、これはいい手だな。ラストシーンでアマンダが楯に使おうとしてました。んまー、ザビエル自分で皮膚剥いだけど(笑)。ぐぉー、自分でやっか!と思ったら笑ってしまったよ。
ガスは赤っぽい色で2?ジョナスは白っぽくて16。オビは青っぽくて11?ローラも青っぽくて8?アディソンは・・・覚えてません(笑)。
ザビエルの削いだ皮膚もよく映ってなくて、数字があんのかないのか見えないなぁ。とにかく、人は8人、色は虹色なので7色、ひとりだけ数字のない人がいるね。ジョナスの肌は黒いので、白で書いてありました。虹に白なんてないもん、もちろんこれがダミーの可能性はあります。が、なにしろ全員のを見せてくれないので、もう考えてもしょーがない。
ただ、ジョナスの数字がダミーにしろ、ひとりだけ数字のない人がいるにしろ(ダニエルとかアマンダとかね)、それが発覚すると均衡が破れて猜疑心に火がつくのはたしかです(笑)。そういうシーンも観たかったなー。
ちなみに、アメリカでは虹は6色だとか、それは考えなくていいんじゃないかと思う。それを言うならロシアなんて4色、日本だって沖縄行ったら2色んなっちゃう。"ニュートンがそう言ったから"という理由でどの国でも"理科"では7色だもん。
とにかく、この数字を虹色の順番に並べると、金庫が開くんだよね。でも金庫の中の解毒剤が何人分かはわかりません。
ところで、"over the rainbow"の意味はなんなんだ?と考えると、これはこれでいろいろ可能性があります。8人目を示唆しているようにも思えるし、『THE WIZARD OF OZ/オズの魔法使い』も思い浮かぶし、虹の7色って混ぜたら白(無色)だから最後にジョナスの番号が大事になってくる気もするし・・・
『THE WIZARD OF OZ/オズの魔法使い』ってまるで話知らないです。誰かおしえてください。なんか、脳みそほしいカカシさんが焼かれそうになって、ドロシーが水かけてたすけるんだよね?うーん、この話知ってるとどうにかなりそうです。
「おまえらさ、せっかくの手がかりなんだから、ちゃんとテープ聞いてさ、まじめに謎解こうぜ〜!」そう思ったさるおでした。
謎が解けた方はおしえてください。一応オズの『Somewhere over the rainbow』の歌詞ぐらいは、載せときます(笑)。
Somewhere over the rainbow
Way up high,
There's a land that I heard of
Once in a lullaby.
Somewhere over the rainbow
Skies are blue,
And the dreams that you dare to dream
Really do come true.
Someday I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far
Behind me.
Where troubles melt like lemon drops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me.
Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly.
Birds fly over the rainbow.
Why then, oh why can't I?
If happy little bluebirds fly
Beyond the rainbow
Why, oh why can't I?
【TOKYO SUBWAY ATTACKS】
今回使われた毒は、サリンガス(またはそれを含んだ)を思わせる神経ガスだけど、症状をみると微妙です。アマンダ以外のみんなはよろよろしてるし(目がチカチカ)、ローラが痙攣して死んでるあたりはそうかなぁと思うけど、だれも鼻タレてないぞ(鼻水出るはずなのに)・・・。
たしかに解毒剤(治療薬)は"注射"という方法で存在するけど(アトロピンにしろPAMにしろ)、サリンだとすると経皮吸収(呼吸だけじゃなくて皮膚からも吸収)しちゃうので、これではアマンダも危ない。では、ガスちゅーのは嘘で、(遅効性とかなんだとか)得意の毒注射かと思うとそうでもない。エリックまで咳してるもんねー。
ということは、予防薬だな。湾岸戦争で米軍兵士が、サリンを想定した中毒予防薬メスチノン(ピリドスチグミンブロマイド)を飲まされたのは有名な話です。このへんがネタ元と思われる(笑)。これを、アマンダは元気でいないとまずいのでたくさん飲んで、ダニエルにも死なれちゃ困るのでちょっと(ほかの6人より遅れて具合悪くなりました)打っておきました。そんな感じだな。
【誘拐犯オビ】
ローラを拉致ったの、この顔色悪い痩せたおっさんだったね。他の人もたぶん拉致ってるな。
はじめの方の、マシューズ(Masonの名前の前情報が多かったので、完全予想ではそれを使ってたけど、Matthewsでした)親子の口論のシーンで親子の背後にいる釣り人、怪しすぎ(笑)、黒っぽい服で帽子かぶって。ジグソウはヨレヨレでそんなこたぁできないし、アマンダだとリスキーだし、あれはオビかなぁ。会話を聞いたのも、拉致ったのも、この痩せたおっさんかもしれん。
【オビがたすかる方法】
焼け死にました。かわいそうに。しかしちと軽率ではありました。「2本あっから、1本は自分用、もう1本は選ばれた人用ね。地獄でたすけてくれんのは悪魔だけ。」って"PLAY ME"が言ってます。簡単すぎるぞ!と気がついて、ここは作戦を練らないと・・・
2本目を取るとオーブンのフタが閉まって点火だぞ。地獄の炎の中でたすけてくれる悪魔(の絵)は足の方にいます。バルブを回す方向まで矢印でおしえてくれている(→twist)。おぉ〜消火できそうだ!しかーしパニくるオビは、そんなことにはいっこうに気づかず、しかもあんな狭いとこで体の向きは変えられませんて。困った。
1本は自分用、もう1本は別の誰かへの賞、つまり、誰かに(ドロシーに!)手伝ってもらわないとどーにもならない仕組みです。フタが閉まらないようにしてもらって悪魔ちゃんを回してもらわないといけません。しかも、注射器を2本持って出てきたんじゃみんなに狙われるぞ。1本をオーブンの中でまず自分に注射して、いろいろ手伝ってもらいつつ2本目を取って、その2本目を楯にして出てくるのが懸命だなぁ。
ひとつ、気になることがありました。別の注射器のような、何かもうひとつ取る作業をしてるね、オビ。なんだろう?これもわかった方おしえてください(笑)。
ん〜、とりあえず、焼死にしてはあっけなく死ねてよかった。(それでいいのか)
【アディソンがたすかる方法】
あのままだと、毒がどんどん効いてきてもっとふらふらになって、立ってられなくなってだらんとしたら、腕のお肉が大きく削がれて、痛くて起きたりだらんとしたり、死ぬまで繰り返しです。

しかも、腕は心臓より高く上げたままなので、出血多量で意識が朦朧になってボーッと死ぬなんて儚い夢です。うーん、かわいそう。
とにかくまずは、ザビエルお気に入りの釘バットで透明ケースが割れるかどうか、ぶっ叩いてみるところから始めるべきでした(笑)。
割れないんならしょーがない。これもね、注射器が透明ケースの底面に貼り付いているので、片手ではどうにもならないような仕組みだぞ。まずは何か踏み台になるものを探してきて、両手を、彼女がそうしたよりも奥までぐっと入れて(あのケースの中で肘が曲がるくらいね)ケース内で注射する。ほんで、誰かに刃を押さえててもらって、手を引き抜く。
今回は協力しあわんとだめなのだ。どっかのサイトに"who are locked away and forced to kill each other"って書いてあったの、嘘じゃねーか。"who are locked away and forced to help each other"が正しいぞ(笑)。
???アディソンがたすかる方法、もうひとつあるかな?両手入れて注射して、両手をあきらめれば、命はたすかったかもね。
【アマンダは今回もまたやり遂げました】
注射器だらけのとこに放り込まれたね。しかも使用済みです(笑)。かわいそうに、あれは事故ですよ。麻薬ディーラー・ザビエルのためのgiving hope to the desperateゲームです。
心の中で「今回はあたいはそーゆー役目じゃないのよーっ!」と叫んだに違いないが、さすが弟子!今回もやり遂げました。すごい!
あの鋼鉄のドアの鍵を早く見つけてタイマーが切れる前にドアを開けられれば・・・???解毒剤があるっちゅー話だっけ?あの鍵にくっついてきた1本の注射器はなんだったんでしょう?
【ダニエルは共犯者か】
ローラの遺言を受けてアディソンがXマークの写真(Father and Son)を発見した時、アマンダとダニエル君に言っている。「あんたらふたりとも信用でっきなーい!」
監視カメラを一目見て、「彼(犯人)は見てるだけで聞いてないよ」なんちゃって相当目ざといし、ろくな自己紹介もしてないのに、いろんな人の名前をすらすらと喋る。
ついでに「おらのとうちゃんおまわりだ」と言いかけて、アマンダに意味あり気に睨まれて、「おらのとうちゃん厳しいんだ」と語尾を修正している。するとそこにジョナスがやってくる。
むむむ!こいつは怪しいのか?
しかも『SAW』で脳に刷り込まれた"死んだかと思うと起き上がる法則"をラストで体現したのもダニエルで、これはこれで笑ってしまったが、とにかく、怪しいと言えば怪しい!・・・とも思ったけど、やっぱ怪しくないな。(はっきりしなさい)
マシューズ親子の口論って、フツーだよね?おとうちゃんは人間ができてないし、コドモは反抗期。クソババアとかクソジジイとか、言えるお年頃(17歳)だもん。ぜんぜんフツーの喧嘩だよね。離婚とかあってまぁ大変なんだけど、それにしてもふつー。それを、アマンダやらジグソウやらに「あんたのとうちゃん一緒に困らせよう」なんて誘われても、いざ目の前で人が死んだら、「ちょっとやりすぎだよぅ、もう止めようよぅ」なんてことになる。本当に相当のワルモノでないかぎり、共犯で通すっちゅーのは無理ではないか。(ダニエルが本当に相当のワルモノならあり得るけど、そんなに命がけで父親と対立する理由がないぞ。)
監視カメラに詳しいのは万引き常習者なのであたりまえだし、逮捕歴者ばっかりいるところで「おらのとうちゃんおまわりだ」はまずいよなぁぐらい、睨まれれば考えるよね。
【第1のゲーム】
> 目覚めると、金庫はあるけど出口が無くて(笑)びっくらこけるこの8人。エリック刑事に逮捕されたことがあるみなさん。
> ということは、人生を台無しにされて怒っているかもしれんですよっ!
> エリック君がどれほど優秀かはわからんけどね、誤逮捕だってあるかもしれないし、あるいは悪い刑事さんで、この8人は陥れられたかもしんない。逆恨みだろうとなんだろうと、とにかく怒っている可能性はあるよね。"
(完全予想4 その8人はなぜ選ばれたか / そして9人目の犠牲者)
と思ったら本当に悪いおまわりじゃねーか。あたってました。すぐ暴力に訴えて、証拠をでっちあげちゃぁ人を刑務所に送り込む。これが刑事エリックの隠された姿です。
不当逮捕を怒っているみなさんに囲まれている、悪徳デカの息子、これはあぶない状況ですよ、敵だらけ。しかも神経ガス。出口はなくて、場所はどこだかわかりません。
離れたところで観ているおとうちゃんには我が子が絶体絶命に見える。これはとっても前作と似てるよね。
『SAW』でも『SAW 2』でも、おかず扱いのゲームではプレイヤー自身のための耐久テストをやらされてるんだけど、メインゲームは明らかに違います。メインゲームでは、家族を救うためにどこまでがんばれるかってゆーのを試されている。ジグソウは、自分に与えられた命に対する感謝と同じレベルで、他者の命をどれだけ尊重できるか、ということがらを扱っています。
これについては、ANIMATED COMIC "SAW rebirth"に少しヒントがあると思うんだけど、ま、後で書くね。
http://rebirth.saw2.com/rebirth/
ガス(ドアに鍵を差し込んだら目を打ち抜かれていきなり死んだ人)が傲慢な態度は通用しないって思い知るはめになるとか、オビのヒミツをジグソウが知ってるかどうかとか、ジョナスはグループのリーダーになろうとすっけど最初に死ぬかもとか、アディソンが強みになるか不利になるかとか、エリックが非合法な証拠を隠せるかどうかとか・・・このへんは公式サイト内のわりに思わせぶりなだけでした。
ザビエルがジグソウの強敵っていうのはあってたね。アマンダが手こずってたもんなー。
ところでこのゲームに正解があるなら、協力し合いながら時間内に全員分の解毒剤を手に入れて、金庫の下のトラップドアから下に降りて、魔のバスルームなんかに寄らず(笑)、はしごを登って外に出る、ちゅーことでしょうか。
【第2のゲーム/時間差のトリック/ダニエルがいる"安全なところ"は・・・】
これはねー、さるお悔しい!
気づくべきでした。
近寄って見ろっちゅーから近寄って見たら、マイケルの頭部をぐしゃっと潰したヘッドギアの"WILSON STEEL"の文字に気づいて、今は使われていないウィルソン鉄鋼の工場にやってきたおまわりの一団、すぐにジグソウ発見するじゃんか。ほんで、金網で仕切られたところのモニター見て「ありゃま!」ってなるじゃんか。そんとき、ジグソウ言うんだよね「おらち、モニターはここんとこ見てないけどな、ダニエル坊やは隅っこでうずくまってるんじゃないのぉ?」って。
!!!
ここで気づけよ、さるお。
ジグソウはモニター見てないんです。でも知ってるの、状況を。正確に言うと、覚えてるの、状況を。
つまり、モニターの中のできごとは、もう終わった過去のできごと。(ジョナスの頭から流れた血が乾いて黒くなるくらいに時間が経ってましたぁ)
ぐぉぉぉーーーっ!ぐやぢい。
まずは8人のゲームをやる。ダニエルを守って、ゲームをさりげなく仕切るのはアマンダ。ジグソウはお茶の間でTV観戦。
6人死んで、アマンダとダニエルふたりになったら、アマンダがダニエルを得意の注射で眠らせてウィルソン鉄鋼の工場に運ぶ。ほんで、ダニエルを金庫にぶちこんだら、アマンダは、エリックの足にはめるための鎖と、(必要なら)エリックを眠らせる注射器と、ブタマスクを持って、まずは"送信元"に行きます。ジグソウから「おまわり来たよ」かなんか連絡が入ったら録画しておいた8人のゲームの映像をジグソウのとこに送信しはじめる。ほんで、バスルーム(下水処理場)に戻って待ち時間ですよ。働き者だ!
ウィルソン鉄鋼の工場では、すでにTV観戦をライブで楽しんで、金庫のタイマーのセットとか、ダニエルの電話のメッセージの吹き替えとかのちょっとした用事を済ませたジグソウが素知らぬ顔で待っている。そこにおまわりが踏み込んだ頃にはアマンダが送信してきている映像がモニターに映ってる。すでに1度観戦したやつだからさ、「おらちモニターはここんとこ見てないけどな、ダニエル坊やは隅っこでうずくまってるんじゃないのぉ?」っちゅーことになる。エリックが怒って「よくもうちの子をっ!返せ返せ!あの子は今どこよっ?」と聞いてくると「Your son is in a safe and secure state.」と答えるわけさ。"安全な"は英語でsafeと言います。金庫のことを英語でsafeと言います。すげー正直(笑)。ぜんぜん嘘ついてません。ダニエルは本当に安全な場所にいて、しかもうずくまってるんだってばよーっ!
「ここに座っておらちと話しよ」って言われたんだもん、それがルールなんだもん。守っていれば、すぐ隣にずっと置いてある金庫が時間で開いて、ダニエルとご対面できたのだ。エリックの性分ではどうせルールは守れない。エリック、キレて暴れ出しました。
Game over. I'll take you to the house.
金庫の中のダニエル、相当に元気ない。ぐったりさんだ。ジグソウは「ダニエルは元気だよ」とは言っていないので、回復するかどうかは不明だな。
【ジグソウは最前列で観る、どころじゃねーよ、参戦しました】
さて、今回は2つのゲームで、1つ目の8人の方は、アマンダが最前列で見ていた(というより参加していた)。2つ目のエリックとのガチンコ対決は、ジグソウが最前列で見ていた(というよりこれまた参加していた)。
ということは、8人のゲームはアマンダが仕掛けたゲームで、ガチンコ対決はジグソウが仕掛けたゲームなの?
これは違うよね、アマンダはエリックのでっちあげ逮捕で人生を狂わされたんだもん。獄中でヘロインと出会っているのだ。エリックはアマンダのターゲットである。でも、エリックにゲームオーバーを最初に宣告したのはボコられたジグソウ。「ここで座って話してろって言ったのに、おまえルール破って暴れたからゲームオーバーっちゅーことで、館に連れてっちゃる」たしかそういうことでした。
ジグソウはもう体が自由にならないからさ、ジグソウの最後にして最大のイベントは、アマンダとの共同作業で、ゲーム会場が別の前半戦はアマンダに任せ、後半はジグソウが仕切るっていう、分担をしている。意味合いとしてはアマンダのゲームです。前半戦をジグソウが最前列で観ていたかどうか・・・これはわかりません。お茶の間観戦でもいいかなーとは思う。要は、アマンダを第2のジグソウと呼ぶかどうかの問題だと思う。
さるおは、2つで1つのどでかいゲームだと思ったぞ。前半戦は、後半戦を盛り上げるためのエサです。
とにかく、ふたりのジグソウのどっちかが、至近距離から全てを観てました。
【後継者宣言】
ラストシーンで流れるアマンダからエリックへの"PLAY ME"、そこではアマンダが「あんたがあたいの最初の被験者よ」なんて言っているが、あの"PLAY ME"はゲームの始まりを告げるものではない。すでに元祖ジグソウによってゲームオーバーは宣告されていて、エリックに生き残る道は用意されていないもん、ルールの説明もありません。ただ、エリックはバスルームについた時点でジグソウの言うゲームオーバーの意味がわかってないよね。だからちゃんとわからせないと(絶望させないと)いけないんじゃないかな。つまり、エリックは死ぬために、ジグソウに館に連れてこられただけで、"PLAY ME"自体は引き継ぎが行われましたよっていう観客への説明だよね。アマンダが言ったゲームオーバーとバスルームの扉を閉める姿は、観客に対して、"ジグソウ"という名のモンスターが引き継がれたこと、ジグソウの再来(これはある意味、ジグソウの精神の継承という形で、Immortality(the cure for death)を手に入れたと言える)を告げる姿だったんじゃないかと思う。建物の外ではエリックのクルマの助手席で、もう動かないジグソウがほほ笑みを浮かべている(ように見える)ので、これはこれでthe cure for death(Immortality)- 死というものが癒されたのではないかと思う。
それにしても、あの懐かしいバスルームに戻って来られてよかった!(なんだそれ)
アダムとゼップのミイラには笑ったけど(あのねぇ、劇場で笑って観てんのさるおだけですよ)、ほんで足のミイラはさらにおかしかったけど(笑って観てんのさるおだけだってば)、とにかく、帰ってきた瞬間は感動しました。「ただいま!アイムホ〜ム!」と思いました。
>さるおの希望ね、フラッシュバック程度でいいからさ、『SAW』の続きが観たいです。ジグソウがアダムを残して扉を閉じたあと、あのバスルームで何が起きたか。あのバスルームには5人目の人物が登場するんではないのか?つまりバスタブから起き上がるブタちゃんだけどさ、できればアマンダ希望です。
(完全予想7 Oh Yes, There Will Be Blood.)
完璧な予想じゃなかったけど、基本路線はあってます。えっとね、懐かしいバスルームに帰りたいっていうのはさるおの希望でね、考えると後継者はアマンダしかないっていうのはさるおの頭の中の理論です。
バスタブのふちにかかった手を観たときも笑ったー!これはもうアマンダだってわかってたから、くるぞくるぞ!マスクも脱ぐのか?なんて、ふんがふんがコーフンして、笑ってしまいました。
【暗闇へ】
> そして、後で出てくる、"Yes, I'm sick, officer. Sick from the disease eating away at me inside."というセリフでもわかるように、ビルが整然と建ち並ぶ地上の風景からは想像もできない、汚れて朽ち果てた地下のバスルームは、ジグソウの体と人の心理を象徴している。
> 汚れて腐った、病気でビョーキの地下のバスルーム。仮面の下は感謝を知らない人の心。見た目は人の形でも、体の中は病魔に冒されているのであ〜る。
(『SAW』完全解読3 本編[前半])
またしても、物語は地下の汚れたバスルームで終わりました。このバスルームはジグソウの象徴。だから、『SAW 2』にも出てきてくれないとね。
人々はいつまでも感謝を知らず、人々はいつまでもジグソウの手中から逃れることはできない。神が人知を超えた存在なのと同じこと。
感謝を知るか絶望を知るか、どちらにしても血を流すしかないのであーる。
ひとまずここで、さるおが気づいたいろいろは終わりです。
いきなりひとり死んだり(Don't use this key to open the door.って手紙に書いてあんのに、早々にColt.45で目玉ぶち抜かれたガス)、集団の中から悪いヤツが出現したりして『CUBE/キューブ』っぽいなーとか、おまわりの仲間(SWAT)が違う場所に行っちゃうあたりは『羊たちの沈黙』みたーいとか、時間差のトリックは『SPEED/スピード』なり『/CREAM=スクリーム』なりにそっくりだとか、アマンダが『バトル・ロワイアル』の川田みたいだとか、最後にエリックとダニエルを対面させなかったのは『SE7EN/セブン』を避けたのかなーとか、ほんとはまだまだいろいろあるぞ。マイケルの目の手術とかレントゲンの使用にローレンス・ゴードンがからんでないかとか("Would you... kindly get me a glass of water? I would very much appreciate that..."のとこで手が震えたなぁ)、今のジグソウんち(元工場)に医療設備が揃ったよーとか、でもローレンスの死体も一瞬見えなかったっけ?とか(死体が映ってなければ、とりあえずいろんな状況がローレンスの生存を示唆してはいます)も気になるし、金庫の下の扉からアマンダもダニエルもザビエルも出てった後で、エリックがそこまで来たら注射器落ちてたなーとか、アマンダが無数の注射器の中から鍵を放り投げたときに鍵にくっついてた注射器はなんだろうとか、上にも描いたけどオビのもうひとつの作業はなんだっけとか、気になることは山ほどあるのだ。
しかーし、正直、劇場にもう一度足を運べるかどうか・・・だって、(ソリッド・シチュエーション・スリラーとしては)もう1回行くほどおもしろくなかったんだもん。なので、この続きはDVDが出てから整理することになると思います。
次の記事ではアマンダとジグソウのこと書きます。
心ゆくまでさるお、もんち!
すごい考察ですね〜!じっくり読ませて
いただきました!
コメント欄は色変えれないようなんで
ここから下、若干結末に関連するコメントになるので不適切だと思ったら削除してくださいね!
数行開けます!
↓
Over The Rainbowに関してですが、
ちょっとうろ覚えなんですけど、
「オズの魔法使い」の映画はラスト、魔法の国に
来てしまったドロシーが、自分のはいている靴におまじない(かかとを3回あわせるだったかな?)
すると自分の住んでいた家にもどっている
というラストで、ある意味「夢オチ」なんですけど、たしか青い鳥は元々自分のそばにいたとかそんなセリフがあったような記憶があるんですけど、端的にそういう意味合いだったのかな〜なんて思いました。あくまで推測なんですけど;;;
虹の色と、オズの映画の結末と両方の意味を示していたんではと観たとき思いました。
おもっきり間違ってるかもですが^^
解説、大変面白かったです。
オズの魔法使いは過去に読んだことがあるのですが、すっかり内容を忘れてしまいました・・。
私もラストのほうの件で一言
↓
懐かしのバスルームでアダムのミイラを見つけたときは、「まだいたのね〜」と思わずニヤリとしてしまいました。感慨深かったです。
> ダーレン監督は犯人探しのサスペンスよりもトラップで死ぬ描写に
結構興味があるようで
同感です!さるお、観た直後はつまんなくて腹立ってました(笑)。
> 「オズの魔法使い」の映画はラスト、魔法の国に来てしまったドロシーが、自分のはいている靴におまじない(かかとを3回あわせるだったかな?)すると自分の住んでいた家にもどっているというラストで、ある意味「夢オチ」
なるほどー。ということは、出口は足の下(例えば床を靴でコンコンッとかしてみたら音でわかるもんね)だよっておしえてくれてるのかな。
> 青い鳥は元々自分のそばにいたとかそんなセリフがあったような
ん?それは『チルチル・ミチル』ではなくて?『オズ』にも青い鳥が出てくるんですか?
さるお、なんでこんなに『オズ』の話知らないんだろう(笑)。
> 「まだいたのね〜」
さるお、ニヤリどころじゃすまなかったぞ(笑)。それまでも、おかしくなって(怖い映画だっちゅーの)笑っちゃってたのに、ミイラ観たら『SAW 3』以降が思い浮かんじゃってさ、『SAW 3』でも『SAW 4』でも『SAW 5』でもあのバスルームがあのままだったら毎回ミイラ増えたりなんかして、ミイラだらけんなってたら相当笑うなーとか、妄想がふくらんじゃって、おっかしかったぁ!
まずいなー、この映画で笑ってるようだとジグソウにお仕置きされる。まずいなー。
何度か観ないといけない作品だよねー。
ただ、自分としては前作が「非の打ち所の無い傑作」だっただけに、普通のサバイバル・ホラーみたいになってしまった続編はちょっと残念でしたね。8人いるのに、3人分しかゲームが出てこないのもおかしいし(もしかしたら、見つけていないゲームがあるのかも)。
でも、ハラハラドキドキ出来たので、それなりに満足でした。
>それは『チルチル・ミチル』
うわっ、そうでした!(汗)青い鳥はチルチル
ミチル;;お恥ずかしい。
多分「ケンタッキー・フライド・ムービー」
ってバカ映画に「燃えよドラゴン」のパロディが
あるんですけど、そのラストがオズの魔法使いの
パロディになってて、それとごっちゃになってたかも??それと上に書かれている
Over the rainbowの歌詞にも"Bluebirds Fly"
ってのが出てくるので、勘違いしてたようです。
「オズの魔法使い」は随分昔にテレビで観たんですけど、家に帰りたいドロシー、脳みそが欲しい
かかし、心が欲しいブリキのきこり、勇気の無い
ライオンがオズの魔法使いに会いにいってそれらを貰おうと旅をする話。でもその「無いと
思ってるもの」は本来自分が持っているものだったっていう内容だったと思います^^
すごい細かいところまであってちょっと感動ですw
確かに前作に比べるとちょっとレベルが下がった気がしますが、
内容的には面白かったと思います。
「Over the rainbow」の謎をいろいろ考えてみたんですが、
まったくわかりません!w
真っ先に頭に浮かんだのが頭文字だったんですが、
rainbowを作るにはbとwが足りないですし・・・。
「Over the」を完全に無視してますよね^^;
7文字だったのでジグソウが居ることを前提に7人。
という考えも甘かったw
「safe」(金庫、安全)のところは「あ〜、そういえば!」などと読んでて思いました。
↑的な英語独特な暗号なんですかね?やっぱり。
なんにしろ謎ですw
早くこの謎をすっきりさせたいです^^;
> ただ、自分としては前作が「非の打ち所の無い傑作」だっただけに、普通のサバイバル・ホラーみたいになってしまった続編はちょっと残念でしたね。
さるおの感想と近いってことかな。
> 8人いるのに、3人分しかゲームが出てこないのもおかしいし
8人分、きっちり観たかったよね。"パズル的要素"はたしかに減りました。
1&2合わせればおもしろいし、ドリフのコントみたいなオチも、ある意味好きです。
> 「無いと思ってるもの」は本来自分が持っているものだった
これが、金庫開ける番号がみつからないなーって思っても、自分の首の後ろに書いてあるんだ、とか、鍵とか他の解毒剤もすぐそばにあるんだ、とか、そういう単純なヒントじゃなくて、"犯人=カギが8人の中にいた"(つまりアマンダ)っていう意味の可能性はあるねー。
そっかー、over the rainbowってやっぱ『オズ』っぽい。いい感じです。いろいろおしえてくれてありがとう!
『ケンタッキー・フライド・ムービー』好きです(笑)。
> 確かに前作に比べるとちょっとレベルが下がった気がしますが、
わかります。ソリッド・シチュエーション・スリラー、あるいは謎解きモノとしてはパワーダウンしたよね。痛さも減ったし。
でも内容は、前作の補足として、面白かったね。
> 真っ先に頭に浮かんだのが頭文字だったんですが、rainbowを作るにはbとwが足りないですし・・・。「Over the」を完全に無視してますよね^^;
この解釈は、もし"あり"だったら超ステキです。
人名で7名を指してて、"Over the"だから8人目が犯人って意味だよね?符合しないのが残念です〜(笑)。
> 「safe」(金庫、安全)のところは「あ〜、そういえば!」などと読んでて思いました。
ここはキレイに決まりましたね!
すっごい気合い入ってますね。私も朝からHp観て掲示板見てレビュー書いて、それからみんなのレビュー読ましてもらって・・1日SAWに釘付けです!
さすがに疲れてきました〜^^;
> 私も朝からHp観て掲示板見てレビュー書いて、それからみんなのレビュー読ましてもらって・・1日SAWに釘付けです!
す、すごい!
さるお、観る前はHP(.comの方だけ)見てたけど、観賞後はHPも見てないし、掲示板なんてまるで手がまわりません(笑)。
kaoritalyさんは今すっごい気合い入ってるんだね。
さるおの気合いは過去形になっているじゃないか・・・
もう感心の1言でした!さるおさん凄いです!
私も色々とチェックしながら目を凝らしていたのですが、何しろ展開が速くて・・・(汗)
頭を回転させているだけで精一杯でした。
TBありがとうございます。
見た後、話が盛り上がる映画ですよね。
1を見た人はやっぱり2はみてしまうでしょうね。詳細な解釈でとっても参考になりました。
それにしてもジグゾウって・・病気には
みえないわ・・・生命力ありずぎて・・笑
> 何しろ展開が速くて・・・(汗)
うんうん!なんでもかんでも速くってさ、追いかけるの大変だったよーっ。目ぇギラギラさせて観てました(笑)。
ジグゾウ君ね、元気いっぱいだよね。髪のたよりない質感が、懸命に病床を表していたけれど、元気だよねー。
SAWにはまってしまい昨日2を観てきました
(2回目です)そのあとここで読ませてもらったので
また観たくなっちゃいましたよ!
昨日観に行った人との謎なんですが、
エリック刑事が地下に下りようとしたとき
ジョナスの死体の近くに注射器(確か未使用)
が落ちていたと思うんですが何かわかりますか??
凄く気になっています.
さるおね、『SAW』はDVD待ちの出遅れ組だったんですが、3回も観ちゃってすっかり怖くなくなったよー(笑)。はまった、はまった!
では『SAW 2』の問題のシーンについて、考えてみるね。
> エリック刑事が地下に下りようとしたときジョナスの死体の近くに注射器(確か未使用)が落ちていたと思うんですが何かわかりますか??
(さるおもこれはすっごく気になっています。ただ、1回しか観ていないので、注射器があったことはわかっているんだけど、未使用かどうかなど、確認できていません。)
エリックがジョンを伴って"館"に到着し、あのトラップドア(金庫が上に乗っていた跳ね上げ式のドア)を通過するより以前に、あのドアを通過したのは3名だよね。アマンダ・ダニエルのペア、ふたりを追いかけるザヴィエル。つまり、この3人のうちの誰かの落とし物だと考えられます。
ただし、追いかけられる状況のペアに注射器をいじっている時間的余裕があったとは考えにくく、また、バスルームに到着してなお「数字を見せろ」というザヴィエルの言葉からはザヴィエルがまだ解毒剤を入手していないことがわかり、また、映像として"エリック刑事が地下に下りようとしたとき"に初めてこの注射器の存在を見せていることからも、"落とし物を落とす"という"描かれていないシーン"はその後であることがわかると思います。
その後とはいつか?というと、アマンダ・ダニエルの帰り道ね。
バスルームに降りたとき、アマンダはあいかわらずぴんぴんしているけれど、ダニエルはちょっと具合悪そうです。そこにザヴィエルがやってきて死亡。この時点で"館"でのゲームは終了しているので、大忙しのアマンダはダニエルを連れてジョンの待つウィルソン鉄鋼に戻らなきゃなりません。
ところで、あのバスルームからの出口は何ヵ所あるかというと、2つ以上。『SAW』のはしごのルートと、ちょっと遠い『SAW 2』のトラップドアルート。
ゆくゆく生き残ることになるダニエルに、アマンダが怪しまれないためには、まず、来た道を戻って地上に出るのがベストです。それにアマンダの衣服の様子からして解毒剤や睡眠薬の注射器を隠し持っているとは思えないので、いずれにしてもあの金庫まで戻る必要があります。ほんで、ザヴィエルの言った"数字"の手がかりを集めてあの金庫を空け解毒剤を手に入れる。
さるおがひとつわからない(聞き逃した)のは、金庫の中の解毒剤の数が"some"だったのか"a"だったのか(←わかったらおしえてー)。
これを"some"だったと仮定すると、金庫の中には3本の注射器があって1つは睡眠薬、あるいは2本あって睡眠薬入り解毒剤ということになり、アマンダがダニエルに注射しているはず、ということになるよね。
もしあの注射器が未使用だったとすれば、アマンダが使わなかった分(アマンダは注射は要らないもんね)ということになるかな?
こんな感じでどうでしょう?1度しか観ていないので決定的じゃないなぁ、すっきりしないね(笑)。ご意見をお聞かせください。
長くなっちゃってごめんよー。
返事とご意見ありがとう御座います!!
なるほど!!
勝手に納得です。
金庫の中の解毒剤は"some"だったような
気がしますがちがったらごめんなさい。
とりあえず全く意味がわからなかったので
すっきりしました。
また何かわかったら教えてくださいね.
ゆっくり眠れそうです★
いろんな方法で(←何)「SAW II」を今さら手に入れまして、何度か観てるんですが、観れば観るほど深いですよねー。さるおさんの解説、ものすごくタメになります!
目からウロコ出まくりでしたー。
で、これも今さら気付いたことなんですが、ポスターとかの「SAW II」の画像の2本の指って、女性と男性の指ですよね。やっぱり、師匠と弟子の指でしょうか。
いまだにわからないのは「Over The Rainbow」。ぜひ解読してください(笑)。アディソンさんは「9」だったと思いますー。ザビエルさんは一時停止してみてもよくわかりませんでした…ポケットに入れちゃうし…(笑)
> いろんな方法で(←何)「SAW II」を今さら手に入れまして、
わはは!いいなぁ、とにかく入手したんですね。
> 観れば観るほど深いですよねー。
うん!深いよね。怖い映画とか痛い映画じゃなくて(そーゆー意味ではいまいちでした)、こりゃドラマっすよ〜!
> ポスターとかの「SAW II」の画像の2本の指って、女性と男性の指ですよね。やっぱり、師匠と弟子の指でしょうか。
なんかね、アメリカ版のポスターと日本のだと違うんだよね。それ聞いて、なんとなくポスターからは興味が失せてました(笑)。
でも、男女の指なら、そりゃ間違いなく師匠と弟子だよね。さるおも今度まじめに観察してみます。
> 「Over The Rainbow」。ぜひ解読してください(笑)。
はい、かならず。3月のDVD発売まで待ってください。
> アディソンさんは「9」だったと思いますー。ザビエルさんは一時停止してみてもよくわかりませんでした…ポケットに入れちゃうし…(笑)
なにしろさるおは今んとこ劇場での1回だけしか観てないんだ。なのでこの番号んとことかね、あとあちこちで出てくる注射器に中身が入ってたかどうかとか、いろいろとまるでわかってないです(恥)。
けたろうさんの方がよくご覧になってて詳しいですね。ザビエルさんの番号とか、がんばったらわかりそうですか?
今一度じっくり観直してみましたら、タネが分かってるぶん、アマンダさんの目線とか表情とかがうすら恐ろしく感じました(笑)
で、いくつか気付いた点を…
なにぶん私はさるおさんよりはるかに英語力も注意力も無いので、どうでもいいようなことばっかりですけど、お役に立てれば幸いです(笑)
・オビが取ろうとしていたのは2本の注射器です。2つ目がうつ伏せでは取りにくかったので、仰向けになって取ろうとしたようです。そしたら扉が…というギミック。
・金庫の解毒剤は「One of」とか聞こえたので「1つ」かもです。
・注射器。アマンダが死ぬ気で取った鍵付きの注射器には、何か解毒剤っぽいものが入ってました。でも誰も気付かずスルー…。父さん到着後、床に落ちてた注射器は、空です。最後まで押し込まれてました。全部で解毒剤は4or5つ…?
・虹と数字。ジョナス=16(黄)、ローラ=8(青)、ガス=2(赤)、アディソン=9(緑?)、オビ=11(緑?)でした。ラストのザビエルのシーンでフラッシュバックする順番です。死ぬ順番とは違いました。ちなみにザビエルは、どう頑張っても見せてくれません(笑)
・工場のアジトの壁には、その後のシーンで出てくる仕掛け(アディソンやマイケルの)の設計図がちゃんと映ってました。アメフトのメットとかも。
・親子の写真は、マディソンスクエアガーデンにて。
・アマンダが一度だけ微笑むのは、ダニエルとの会話でジグソウに救われたと話すとき。
・アマンダがダニエルを連れてアジトに戻ったとき、ジョンはまだ何かの設計図を書いているor整理している。
・「back of your mind」は「頭の後ろ」って訳でしたけど、やっぱり「想定外」の意味もありますよね、きっと。
・ジョンもアマンダも、たぶん一度も「嘘」はついていない。
・ローラの「話したかった人」と「逮捕理由」とは?(彼女だけ毒ガス死?だし)
・アディソンが死ぬ装置は誰への課題?(テープもメモもすぐ捨てちゃう)
・ザビエルへの「課題」の扉の先には何が?(他の人への課題とか?)
・ジョンが告知される病院で隣に座ってる黒人母子、ジョンがチラッとだけ見る通路の医師と看護士には何かあるのか?(=ターゲット選び?)
・解毒剤はそもそも何人分あった?(ゲームとして成立してたか?)
…連投失礼いたしましたー!
> アマンダさんの目線とか表情とかがうすら恐ろしく感じました(笑)
わかってから観ると、アマンダの言動はかな〜りみえみえなんじゃないかと思います(笑)。
> お役に立てれば幸いです(笑)
ものすごい情報量です。ありがとう!すっげー感謝。ちょっと感動して読んでるよー。ほんとありがとうね!
> ・オビが取ろうとしていたのは2本の注射器
なるほど。仰向けになる動作のワンクッションのせいで、注射器が2本なのか3本なのかって迷ったんだね、さるお。
> ・金庫の解毒剤は「One of」
そっか、はじめの金庫には1人分ね。物語の流れからいって、1本なのが自然だよね。
> ・鍵付きの注射器には、何か解毒剤っぽいものが入ってました。
鍵付きの注射器はなんでみんなスルーしちゃったんだろう?これは少しひっかかるなぁ。映像で、何かすっきりする説明があるといいね。
> 父さん到着後、床に落ちてた注射器は、空です。
これはやっぱり誰が誰に使ったかが問題だよね。
それと、どのタイミングでどこから来た注射器か。
> ・虹と数字。ザビエルは、どう頑張っても見せてくれません(笑)
ザビエルはコマ送りなんかに対応してくれないってことね(笑)?
> ・設計図がちゃんと映ってました。
これはステキ。さすが、職人ジグソウだ!
> ・親子の写真は、マディソンスクエアガーデンにて。
そーなんだぁ、場所が特定できるのって、謎解きとは別に、おもしろいなぁ。
> ・アマンダが一度だけ微笑むのは、ダニエルとの会話でジグソウに救われたと話すとき。
すべての、決定的な伏線だね。しかも発想がキレイ。
> ・アマンダがダニエルを連れてアジトに戻ったとき、ジョンはまだ何かの設計図を書いているor整理している。
整理だとすると、このゲームが自分には最後になるかもなーってことで身辺整理でしょーか?(つまり、後々やってくるマシューズ父に効果的に見せようっていう意味で)
書いてたとすると・・・次の計画?アマンダよ、次はこれを頼む、みたいな(笑)?
> ・「back of your mind」は「頭の後ろ」って訳でしたけど、やっぱり「想定外」の意味もありますよね、きっと。
うん。これはあると思います。
・ジョンもアマンダも、たぶん一度も「嘘」はついていない。
あーん、ステキ。(←さるお不気味)
そうこなくっちゃ。
・ローラの「話したかった人」と「逮捕理由」とは?
これは何だっけー?やっぱなんかクスリがらみだっけ?うろ覚えでごめん。
彼女だけ毒ガス死(?)なのには意味がありそうだよね。
> ・アディソンが死ぬ装置は誰への課題?
ちらっと映る封筒とかになんかヒントありませんか?テープもメモもすぐ捨てちゃうのって、ザビエルが数字見せてくれないのと似てるよね。脚本が荒そうに思えちゃうんだけど・・・よく観てみて妙に辻褄あってたらまた感動なんだけどな。
> ・ザビエルへの「課題」の扉の先には何が?
そうそう、これって出口じゃないよね。例の鍵付きの注射器が重要だと思います。運良くすぐに注射器が見つかっても、取り合いしたり先に誰かが打ってると時間切れで扉が開かない。そのへんに心理戦が隠れてる場面だと思うなぁ。つまり、扉の向こうには、鍵付き注射器1本より、でかい宝があるはず。
> ・ジョンが告知される病院で隣に座ってる黒人母子、ジョンがチラッとだけ見る通路の医師と看護士には何かあるのか?(=ターゲット選び?)
ちらっと見てましたか?なるほどー。
やっぱり、ジョンはこうやってターゲットを選んでたんですよ、っていう説明みたいだね。アニメ(観ましたか?)でもそういう説明があるしね。
> ・解毒剤はそもそも何人分あった?(ゲームとして成立してたか?)
ここはどうしてもいちばん気になります。さるおもDVD観ながら数えてみるね。
完全解読マニュアル、すでにけたろうさんとの共同作業になってますね(汗)。ほんとにどうもありがとう。よろしくお願いします。
> ソウ2は途中で気持ち悪くなってしまい見られませんでしたが、
それはそれは・・・。デリケートな方には(←言葉の使い方あってんのか?)きつい映画っすかね。
中学生頃に習った7色の覚え方→赤燈黄緑青藍紫?の順に数字を入力で金庫が開く?
オズの魔法使いの教訓→探してた物は最初から自分のスグ近くにあった→息子は最初から近くにいた事の暗示?
んんん…そんな感じでしょうか…
おっしゃるとーりっすー。
> 犯人が1人紛れている事を暗示?
ついでに金庫まで開くとなればもう、早い時間帯にこれに気づいていたら大変なことになってましたよね。
> オズの魔法使いの教訓→探してた物は最初から自分のスグ近くにあった→息子は最初から近くにいた事の暗示?
あー、それもあるかも。
物語の中では、"Follow the rainbow."という言葉はエリックには聞こえてないんだと思います。だから、"虹"の件はあの家の中だけで完結しているはずで、"出口"を指しているはずじゃないかな。つまり、トラップドア(はね上げ式の扉)は金庫の真下にありました、という意味で。
でも、少なくとも観客に仕掛けたダブルミーニングとして成立してますね。
アマンダが最初に起きたとき,
黒人男性に「we all just woke up here like you」といわれ「Nooooo! No! No!」と言っている場面があります。本人が「自分は違う」って言っちゃってますよね。
> we all just woke up here like you
> Nooooo! No! No!
これってけっこう凄いっす。おもしろーい。
ケリーとリグが"犯人"って言ってホフマンを指差しちゃったシーンと感じが似てるかも。
SAWシリーズって、かなり思い切ったことしてるよね(爆)。
他にもおもしろいシーンあるかな?またおしえてください。