※ネタばれ記事です。ネタばれコメントも大歓迎です。これから映画をご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。
ここから先は、ジグソウ師匠とアマンダ使徒にスポットライトをあてます。引用が多くなって読みにくかったらごめん。
【ジョン・クレイマーにとってのジグソウ・パズル】
「みんなが勝手におらちのことジグゾウって呼ぶんだべよー」
そんなこと言ったって、ジグソウ・ピース型に皮膚を切り取るって思わせぶりで誘うようなシンボル残すからそーゆーあだ名が付くんだぞ(笑)。
ジョンは、あのジグソウピースを切り抜くことを、不完全な人間の象徴とした。何かが足りない、未完の人間性の象徴である。つまり、ダメ人間は何かが欠けているっちゅーことだよね。ゲームの敗者の証である。
では、ジョンにとってはどうか?彼には足りないものなんてないのだろうか?
ジョンにとってあのジグソウ・ピースは、見つかることのない末期癌の特効薬であり、あるはずのない最後の希望であり、絶望と困難の象徴であり、Immortality(the cure for death)へのまさに最後の1ピースなんじゃないかなぁ。
EVERY PUZZLE HAS ITS PIECES. EVERY PIECE HAS A PUZZLE.
どんなパズルも答えは1つ。どのピースにも困難がある。
うぉ〜、ジョンよ、キミの人生に起きたことを思うと切ない。
「あんた死ぬよ」って大ショックなこと言われて、絶望の果てに死のうと思って崖からぶっとんでも、どういうわけか死ねなかった。死にたくても死ねない。自分の体は病状と意に反して生きようとしている。与えられた命を投げ出すことはできないのか。生から逃げ出すことはできないのか。
ところが!崖から落ちても死ねないのに、自分は癌で死ぬ。とんでもない皮肉であるよ。生きたい自分に気づいても、生きられないのか。またしても意に反して、自分の体は癌に殺されようとしている。与えられた命は、奪われようとしている。死から逃れることはできないのか。
ジョンは感じたんだよね、崖からぶっとんでも死ねなかった自分を、I was reborn.って。リー・ワネルが語る(『SAW』のパンフレットの中に出てきます。あとでちゃんと書くね)格別の爽快感を、ジョン自身が体験したのである。
【ジョン・クレイマーによる道徳の授業】
さるおね、『SAW』観たらおもしろくって、説教どころじゃねーぜ!これは推理映画だ!って夢中になった。『SAW』に関して言えば推理映画であることに変わりはないし、傑作だったのは1作目であって、2作目はだめじゃないけど1作目には及ばないなぁというのがさるおの評価ではある。しかし『SAW 2』が描いて見せたのは、ジョンの痛みと、痛みが引き起こした強烈な情熱。だから『SAW II』を観た今では、すべてはジョンによる道徳の授業だった、と素直に思えている。たしかにジョンはサイコパスなんだけど、"頭のオカシイ世直し犯"の話ではなかった。極めて正常な説教たれ屋である。
命を与えられ生かされていることに感謝しなければならない。自他を問わず、生きているということを、存在そのものを、感謝し愛でることこそが、生きている意味であり、価値なんだよね。
「人は死に近づいた後なら、自分の人生がたとえ短くても感謝することができる。そう信じている"誰か"についての映画。ジョンは、人はその忍耐力の限界を試されるようなことがあっても、耐えられるだろう、そしてその状況を乗り越えられれば、格別な爽快感を得られるだろう、と考えているんだ。」
↑『SAW』のパンフに載っているこのリー・ワネルの言葉が素晴らしく印象的だなぁ。
ANIMATED COMIC "SAW rebirth"によれば、かつてジョン自身もダメダメ人間でした。いつだって"明日があるさ〜(There was always tomorrow.)"と思っているダメダメ人間(lazy)。(たぶん奥さんの)ジル(JILL)に捨てられて、病気やら自殺未遂やらでやっと学んだんだよね、生きるということの意味と価値、そして感謝を。なにしろ本当に明日がなくなった。
・・・うーん、さるおもこれからは1杯の水を心して飲まなければ。
【ジグソウの参加者リクルート】
そうそう、このアニメには『SAW』のプレイヤーを物色するジョンも出てきます。
Now that my own life was slipping away, I paid closer attention to the live of others. Like this one - a scam artist. This is what he did with his precious gift of life? I found out later from ZEP, the orderly, that the woman had od'd on heroin. She'd survived, but did she learn anything? But nothing could have prepared me for what happened next... It was PAUL! He'd slashed his wrists. A guy with a wife, family, kids. What the hell was wrong with him?
他の人に注意を向けるようになったらね、みっけたYO!詐欺師みたいなマークを!そんでね、ヘロイン中毒の女もゼップを使って調べたYO!ポールもだYO!
> これは描かれてはいないので"たぶん"ということになるのだけど、ジグソウは通院時にターゲットを物色してたんじゃないかと思う。ジグソウが"一方的に"病院で出会って、人生なめてんじゃねーぞ、って思った人たちに裁きと救済を与えていたんじゃないか。
(完全解読6 あとがきと『SAW 2』予想)
と書いていたらこれも当たってました。やっぱりこの映画(1作目『SAW』)、ここまで理解できるほどに説明しきっていて、隙がないんだってば。
【何がジョン・クレイマーを神格化させたのか】
> 死の恐怖がジョンを神格化したのかどうかはわからない。
> 「宣告をした医者はおいらを"モノ"扱いするムカつく野郎だぜ。おいらはもうすぐおっ死ぬけど、せめて、あのムカつく医者に復讐だ」という怒りはあったかもしれないが、映画に描かれているのは、怒りというより裁きであり、その果てにある救済である。ジグソウは、神の視点で世界を見ている。
> 方法は過酷でかまわない、自分が味わっているのと同じくらいに。余命なんて無きに等しいのだから、こわいものも無い。効き目のある、一か八かの究極の救済方法、それがゲームだったんだろうね。やっぱさ、懲らしめるのがいちばん。
(完全解読6 あとがきと『SAW 2』予想)
I was reborn. I knew now what my purpose was.
So many heedless, unfocused souls out there, so lost, so adrift. So unappreciative. So undeserving of the precious gift of life that was being denied me. I never get back all those wasted years, so I'd have to apply myself as I had never done.
Use the short time I had left to make other's realize how fleeting and valuable this existence was.
But it took work - hard work. I discarded sleep, neglected meals, there was time only for my task, what I'd already come to think of as MY MISSION.
おらちは生まれ変わった。 今や、やらねばなことが何か、おらち、はっきりわかっとる。
不注意で雑に扱われ浪費される、目的のない命ばっかじゃんよ。そんじゃまるで感謝がないじゃんよ。与えられた大切な命を生きるに値しないじゃんてばよ。おらちは浪費した年月を取り戻すことはできないけど、おらちが一度もしたことがなかったくらいに、せめてこれから精進すっぺ。
おらちに残された短い時間は、命がいかに儚く、どれほど価値がある大切なものか、他の人に気づかせるために使おう!
しかし、大変だ、こりゃ大変なシゴトだ。眠ってる場合じゃないが、飯食ってる場合じゃないが、時間がないんだ、がんばるべ。使命だ、こりゃおらちのミッションだ、がんばるべー。
ふむふむ。ジョンを神格化したのは"命の儚さと大切さを他者に気づかせる使命"ですね。そして儚さを教えるために、死ぬか生きるか究極のゲームが必要になるんだね。怒りというより裁き、その果てにある救済、だからこそジョンは、神の視点で世界を見ている。
なんかね、さるおにとって、ジグソウってもうすっかりダーク・ヒーローなんです(笑)。殴っちゃダメよ〜と思いました。
心はすっかりジグソウに傾倒しているさるお、ジョンの笑顔がまぶたに焼き付いています。エリックとしゃべっているとき1度はっきりと笑った顔したね!(さるお、ジグソウに癒される)
【継承者アマンダ】
アマンダが唯一語った内容。He helped me.
やっぱりここが核心でした。
> 自分をたすけた人物が、もし目の前にいたならば、次のセリフは「ありがとう」に決まっている。
> 「ジグソウさん、お礼がしたいので、何か私に手伝えることがあればやらせてください。」
(完全予想3 いまだヤク中と思われるアマンダの心の闇)
たしかに『SAW 2』の劇中にもそんなやりとりのシーンがあります。「センセッ、あたい、後継ぎますっ!」みたいなね。
神のごとき救済者ジョンは、アマンダにとって恐ろしいと同時に恩人でもある。
> "Congratulations. You are still alive. Most people are so ungrateful to be alive. But not you. Not anymore."
> (おめでとう。キミはまだ生きている。ほとんどの人間が生きていることに感謝しないが、それはもはやキミのことではない。)
> ジグソウは、「キミはもう"生"をありがたがらない人間ではなくなった」と言っている。ジグソウはアマンダを生まれ変わらせ、アマンダは、ジグソウにより生まれ変わった。第二の人生、セカンドチャンスですよ。
(完全予想3 いまだヤク中と思われるアマンダの心の闇)
(『SAW』完全解読6 あとがきと『SAW 2』予想)
これはそのまま、ジョンがたどった経緯と重なる。死ぬような目にあって、それでも生き抜き、ジョンと同じように"I was reborn."と感じたんじゃないか。アマンダはその瞬間に一気に解放されたんじゃないか。だから、そこへ導いたジョンに傾倒していくのである。神として、師として、崇拝するようになるのであるよ。
劇中でも「父親であり、師匠であり(a savior and a father figure.)」って言ってるね。しかも最後のアマンダからの"PLAY ME"で「あたいが引き継ぐわよーぅ!」とも言っている。
(ところで、まさかアマンダとジグソウが本当に親子だと思った方は・・・いるわけないよね?"父親のような存在"って意味だぞ。ジグソウは登場人物の誰とも親子じゃありませーん!)
> ジグソウが神なら、ジグソウの教えを理解したアマンダには使徒になっていただきたい。救済者が末期ガンで死んでしまった後は、立派に遺志をついで、救済(ゲーム)に励んでいただきたい。それでこそ弟子というものだ。
> ジグソウが生前に立てたプランの続きを実行するもよし、師匠の目線で新たなターゲットを探し出して懲らしめてもよし。第2のジグソウ誕生である。
(映画『SAW 2』完全予想)
まさにそういう話でした。
アマンダ(Amanda)
この名前には、"fit to be loved"っていう意味がある。うーん、深い。
【アマンダはいつから共犯か】
人間ドックみたいなかっこにIDブレスレット、両手首に包帯姿のアマンダ。彼女はいつから弟子なんだろう?
↑こんな格好だし、ちょっと、ゲームの内容知らないようにも見えたりして、後継者として試されてる感じもあったねー。
それにジグソウは、ヘッドギア事件でちゃんと学ぶべきことを学んでくれないアマンダにちょっと怒ってもいたんだよね。
you find out that Shawnee's character did not learn to appreciate the second chance that she earned from the first film.
これはANIMATED COMIC "SAW rebirth"にも出てきます。
そうなると、アマンダは単に2回目のゲームに参加させられて、ただ必死にがんばってたのかもしんないとも思える。
でも、後半ダニエルを守っていたのも事実。
アマンダが"PLAY ME"の中でエリックを"最初の被験者"として扱っている。ということはやっぱり『SAW 2』の必殺仕掛人はアマンダで、今回から"主犯"を引き継いだ、新任ということになる。
ならば、予習というか、修業というか、"引き継ぎ作業"が行われたのはいつだろうか?
さるおは、ローレンス・ゴードンとアダムのバスルーム事件から既に、アマンダは共犯だったらいいなーと思ってる(笑)。なぜなら、伏線だらけのこのシリーズ、本作でブタマスクがアマンダだったことは、1作目への伏線(逆伏線ね、つまり謎解き)であってほしいのだ。
> さるお、素直に考えてみます。
> 自分をたすけた人物が、もし目の前にいたならば、次のセリフは「ありがとう」に決まっている。つまり、アマンダはまだ見ぬジグソウに感謝している。
> そして、その人物が今目の前にいようといまいと(実際にはいないので、探し出して会わないといけない)、"お礼"をしようとするのが普通ではないのか?「ジグソウさん、お礼がしたいので、何か私に手伝えることがあればやらせてください。」
(完全予想3 いまだヤク中と思われるアマンダの心の闇)
アマンダはヘッドギア事件を経て、He helped me.と言い、I was reborn.と感じ、弟子入りを志願する。そしてバスルーム事件では"アシスタント"をしながら、ビデオメッセージだけじゃなくカセットテープも使うんだな、とか、Xマークに宝物を隠すんだな、とか、師匠のシゴトを見ながらどんどん覚えていく。
バスルーム事件でふたりを拉致るブタマスクについては、本当はアマンダかジョンかわかんない。なぜなら、あのときのブタちゃんはちょっとガニ股でね、じつはまるで女子っぽくないの。それに、バスルーム事件からマイケルのデスマスク事件までが7ヶ月らしいので、当時のジョンならまだ元気で、あのくらいのことできそうだもん。
ただ、ブタちゃん=アマンダっちゅーことにしとくのも楽しいなーと思う。
次は『SAW 2』のオープニングになるマイケルのデスマスク事件。ここですでにアマンダらしさが出てきます。弟子、がんばってますよ。
> 顔が半分ぐしゃっとなる究極のヘッドギアが出てきます。アマンダにとってはジグソウの"イコン"に相当するかもしれん。
アマンダにとっては思い出の品、あれを7ヶ月かけて改良してパワーアップさせたのがニュー・ヘッドギアだもん。そしてもうひとつの思い出の手法、ビリー出演のビデオです。何もかもアマンダ事件と酷似しています。アマンダらしさ炸裂!このころにはアシスタントからやや昇格してるんじゃないかと・・・
ついに一人立ちのときが来ました。もう弟子にほとんどをまかせ、師匠がお手伝いにまわります。だからまたしても弟子のカラーがよく出ていて、アマンダのお馴染みの品、注射器をたくさん使います。カセットテープとか、Xマークとか、今まで学んだことの集大成でもあります。
うーん、立派だ。アマンダ、えらいぞ!
【ジョン・クレイマーって誰よ】
今回もまた実在のジョン・クレイマー(John Cramer)発見です。『TWISTOR/重力の影』という本を書いた学者さん?・・・関係ないか。
さるおがずっと思っているとおり、『SAW』は"救済の映画"。ひどく歪んで、苛酷で、痛みを伴うけれど、それでもそれはジョンなりの救済。メシアのイニシャルはいつでもJ.C.と決まっているしー(笑)。
と思っていたら違いました(爆)。
Johnathan Cramerさんだとばかり思っていたのに、まさかのJohn Kramerさん。いかにも、あと少しで"J.C.じゃなかった人"っぽい。
ジョンはイエスではないから、小羊のために自らの血を流したりはしない。自分の血など、とうの昔に流してきたわけで。
How much blood would you shed, to stay alive?
今度は小羊に、血を流せとせまるんですね。生きるために、究極の耐久試験に耐えろとせまってくる。
自他を問わず、命というギフトに対する感謝を知らない人々の罪、そして、試練の果てにある救済。聖書のダークサイド的なものなんすかね。
あのねー、さるおねー、ビリー(Billy)ちゃんがほしいっす。
心ゆくまでさるお、もんち!
予告を観た時点で、またあのバスルームが出てくることはわかっていましたが、いざ出てくると大コーフン。ミイラはほんとにおっかしくて、笑っちゃったよー。(←感動しちゃったよー、って意味です)
> SAWのラストが衝撃だっただけに、これを超える衝撃があるのか?と思ってたので、やっぱりちょっと物足りなかった
そーねー、あれはもう誰も(本人たちも)超えられないよね(笑)。ドキドキを加速する音楽といい、何もかも完璧でしたね!
『SAW2』私は見なくて正解ですね。
SAW2は、SAWほどは面白くなかったようですね。
しかし、さるおさんの予想がだいたい当たっていたとはすごいねー!
それに、生きることに感謝しなければいけないということを教えてくれる、救済の映画だっていわれると、ああそうか、この映画はよい映画なのかと、一瞬思ってしまうんだけど、
そこまで読み取れる人ってそんなにはいないんじゃないかと思ったりするんだけど、
私はこわがるだけで、到底そんな余裕がないので、さるおさんのように、視野が広くって余裕がある人じゃないと、観ちゃいけないかもしんないね。
おどろおどろしい中に、そうやって救いを見出すことの出来る人じゃないと。
映像的には本当に怖いんだろうなって思います。
さるおさんのネタバレ記事を読んでても、怖いと思ってしまう箇所がありましたから。
どっちみち、わたしは首を突っ込まずにおとなしく寝てたほうがよさそうだ。
トラックバック返しありがとうございます。
ご挨拶遅れましてすみません。
先日、SAW2のネタバレBBSからさるおさんのBlogが紹介されいたので、飛んできました次第です。
SAW2の記事読ませていただきました。
とても楽しく拝見させていただきましたv
ここまで細かく解析されているなんてすばらしいです。
私もSAWは前作からかなりファンですが、今回もかなり最後に度肝を抜かれ、公開初日に見に行ったというのに、まだ頭から離れません(笑
数々の謎がさるおさんのブログを読み、なるほど!と納得いたしました。私ももっと深くSAWを楽しみたいと思います。
ビリーってあのお人形さんですか?w
私もちょっと気になっていますw
それは、8人で行われた「ゲーム」は息子以外全て演技!じゃないの? ってこと。
刑事さんの罪は捏造なわけで、
捏造の「ゲーム」によって騙されたと。
そう考えないとあの流れは計画的に進みすぎ、
ハプニングのリスクが高くて成り立たないんじゃ
ないかなーと思います。
たしかに『SAW2』もmicchyさん向きの映画ではないなー、きっと。サバイバル・ホラーだし(笑)。
> SAW2は、SAWほどは面白くなかったようですね。
ゲームを期待して観ると、おもしろくないってゆー評価になります。でも『SAW』の補足という意味では、"あり"です。
> そこまで読み取れる人ってそんなにはいないんじゃないか
そうかなぁ・・・さるお目線だと『SAW』ですでに救済オーラ出まくり(He helped me.は特に決定的)で、『SAW 2』に先立っては作り手が「何がジグソウを突き動かすのかってゆー話だよ」と言っているので、読み取らないわけにもいかない(笑)と思うんだけどなぁ。
> SAW2のネタバレBBSからさるおさんのBlogが紹介されいたので
そんなことになっていましたか!少し前に、ネタばれないほうのBBSに紹介されてるってゆーのは聞いたんだけど・・・
> ビリーってあのお人形さんですか?w
うん!くるくるほっぺの子です。あの子、ほしいなー。
> 深読みすると全く違った観点があります。
> それは、8人で行われた「ゲーム」は息子以外全て演技!じゃないの? ってこと。
どのへんにヒントがあるのー?
さるおもこれをちらっと考えましたが、読み込んでいくとこのアイデアは無理に思えてきました。さるおと逆に、深読みするとこのアイデアが"あり得る"なら、どのシーンでそう思われたかおしえてくださーい!
> 刑事さんの罪は捏造なわけで、捏造の「ゲーム」によって騙されたと。
でっち上げ野郎にはでっち上げゲームってことだよね?
> そう考えないとあの流れは計画的に進みすぎ、ハプニングのリスクが高くて成り立たないんじゃないかなーと思います。
途中で本当に死んじゃった人、どう説明がつくんでしょうか?
さるおさんからコメントもらえるとは思いませんでした。感激です。
さるおさんの完全解読楽しみに読んでいます。
私も結構思い返して考えているのですが、ちょっと敵いそうないです。m(_ _)m
自分とこでどう書こうかなーって。
アマンダちゃんへの引継ぎについては、ひとつ考えが浮かんだよ。詳しくはそのうちにUPするつもりだけど、引継ぎはまさに今回のゲームだったんではないかと…。ほかのゲームとは違うところがあるもの。
でもとにかく、考え出すと止まらない。UPしたら、TBさせてもらいますねー(*^^)v
> さるおさんの完全解読楽しみに読んでいます。
ほんとにどうもありがとうねー。またDVD出たらね、細かいところも目をギラつかせて観てみようと思います。
ってDVDいつ出んの?(←気が早い)
もう1度劇場へ!という情熱がどうも沸かないなぁ・・・
> ずっと考えっぱなしですよ(^^ゞ
すごくわかるなー。どう書いていいか、迷うよね。hiecoさんの記事、毎日すっごく待ってるんだけど(笑)、時間かかるのもよくわかる。
> 引継ぎはまさに今回のゲームだったんではないかと…。
ジグソウからの卒業試験みたいな感じ?だとしたら、それはすごく納得だなー。なにしろ彼女自身も命がけだもん、彼女は仕掛ける側だけど、ゲームをしてないわけでもないんだよね。
> ほかのゲームとは違うところがあるもの。
早く読みたいぞ。
ANIMATED COMIC "SAW rebirth"の訳ですが…
Like this one - a scam artist. This is what he did with his precious gift of life?
これ(↑)はMarkのコトですよね。で、
I found out later from ZEP, the orderly, that the woman had od'd on heroin.
これ(↑)は「ヘロイン女(Amanda)を後になってZepから見つけてもらった。」って感じではないでしょうか。
It was PAUL! He'd slashed his wrists. A guy with a wife, family, kids. What the hell was wrong with him?
これはPaulのことですよね。
おさるさんの訳では「詐欺師みたいなゼップ」という表現が出てきますが、これは勘違いではないでしょうか?
後の被験者(予定の)映像にも「Paul」「Mark」「Amanda」しか出てきませんし…
つまりJohnはZepを(被験者として出てきますが)利用できる駒、または共犯者として扱い、Zepは「Jigsaw=John」と分かった上で彼の「面白いゲーム」に参加していたんだと思います。
ご指摘ありがとうございます。
a scam artistはMarkです。さるおのタイプミスです。そこを直しました。
> It was PAUL!
> これはPaulのことですよね。
はい。
> ヘロイン女(Amanda)を後になってZepから見つけてもらった。
見つけてもらうというよりは、ゼップを使ってアマンダについて調べた、という意味だと思います。
> つまりJohnはZepを(被験者として出てきますが)利用できる駒、または共犯者として扱い、Zepは「Jigsaw=John」と分かった上で彼の「面白いゲーム」に参加していたんだと思います。
これは映画を観てわかりますね。ゼップがジョンを"very interesting person"だと言っていることからも、ゼップへの"PLAY ME"だけは他のプレイヤーへのそれと違って、ジョンの口調が違う("Will you...?")ことからも、バスルームに入ってきたゼップの表情からも、明らかだと思います。
タイプミスはともかく(恥)、ちょっと書き方が端的すぎたなぁ、さるお。ほんの少しだけ補足しておきます。
どうもありがとうね。
さるおさんのご意見、ぜひ聞かせてねー☆
おさるさんの『SAWU』完全解読は(『SAW』も含めて)大好きなので
DVDが発売したらどんな完全解読になるか今からドキドキワクワク期待してます(≧∀≦)
書き方もシリアスな作品には似合わなく笑えるところが面白いし♪♪
私もおさるさんの完全解読を参考にして『SAW』解読しても良いですか??
「さるお」さんですね!! すみませ〜んっっっ!!!
とってもコメントが遅くなっちゃった!本当に本当にごめんなさい。片道3時間40分かけて(!)、1泊がかりで(!)、熊から逃げながら(!)命がけの映画鑑賞だったよね。なのにさるおが遅くなって、本当に申し訳なかったです。ごめんね。
> 前作なしにはこの作品(前作を含めて)に込められているメッセージが伝わらないし
これはさるおもすごく感じました。『SAW 2』で説明されたのは"理由"だったと思うんだけど、『SAW』があってこその重みだよね。
> 謎探しは2回目以降のお楽しみにしたほうがいいね。そうすれば、きっともっと面白いはず。
これも同感だなー。さるおも目ぇギラギラさせないで、リラックスして観ればもっと楽しめたと思ったぞ。
> いわば「卒業試験」
おー、やっぱりそれね。それは充分にあり得るよね。思えばラストの助手席のジョン、「卒業おめでとう」みたいな、巣立つ教え子を思う恩師の顔にも思える(笑)!さるお、螢の光り♪が聞こえてきた。
> だけど、ローレンスとエリックのゲームはそうじゃない。完全に心理戦なのだ!
まさしくそうだなぁ。家族を人質にとられた状態で第三者と繰り広げる心理的な攻防戦だよね。
はじめから(『SAW』からすでに)後継者探しだったかどうかについては、さるおはちょっとわかんないなぁ。ポールあたりは死ぬしかなかったような気がするんだよね、自殺未遂(狂言)に対する罰則として、最初から"死(本当の自殺)"を求めていたような気がします。だから、アマンダの方から弟子入りを志願したんじゃないかと思うんだけど、どうかな?
> 「ママのところへ行く!」「ああ、行っちまえ!」ってところね。このシーンを見たときに、ものすごい違和感を感じたんだよね。
釣り人風人物については、さるおも(1度しか観ていない)今のところ、オビ説支持です。
そういえばね、この場面以降、さるお、"ママ"が出てくるの待ってっけなー、ついに出てこなくてちょっと残念でした。
> 「今は金庫の隅っこ(というか隅っこしかないけど)でうずくまってるよ」ってことでもあったんじゃないかなぁ。
これはさるおと全く同じ理解です。
> マイケルの目に鍵埋め込むなんてのは外科医じゃないと無理。外科医といえば、ゴードン先生しかいないのだ。レントゲンまで使ってたしね。
ここよ!ここ!すごい気になる。hiecoさんはゴードン先生だと思うのかぁ。うーん、むずい。
さるおね、"外科医じゃないと無理"だとは思ってないのだ、ほんで、レントゲンも手に入ると思ってる。だからジョンがやったんじゃないかと思う。でも一方で気になっているのは、ジョンの手がぷるぷる震えてたシーン(エリックから水をもらうところね)なのだ。あの震える手は、ジョンには手術ができないということの説明だったのかもしんないとも考えて、そーするとローレンス・ゴードンだよねーってことになっちゃうの。うーん、むずかしいね。早くDVD出ないかな?
> 「後頭部」という部位から注意を背けたくなるんだ!
うん、これはうまい作戦だったよね(笑)。頭ふっとんだらびっくらこけて、ヒントなんて忘れるよ!
> 《気付けなかったこと:タイミングよすぎ》
さるおもすっかり騙された。こんな単純なトリックはないのに・・・悔しいぞ!
> DVDが発売したらどんな完全解読になるか今からドキドキワクワク期待してます(≧∀≦)
DVDが出ること自体、んも〜ドキドキワクワク!完全解読はさるおなりにがんばって、楽しみながら書きます。さるおを忘れないで待っててねん♪
> 私もおさるさんの完全解読を参考にして『SAW』解読しても良いですか??
わおー!解読したら読ませてーっ!
さるおが気づいてないこととかあったら、さるおもまた楽しいもん。