2012年10月22日

12-13 ラ・リーガ 8節 デポルチボ戦はちょっと失点しすぎでしょうよ

さるおです。
4-5ですか。
無失点の4点リードを追いつかれる歴史的ドイツかと思いましたよ(泣)。
まったくもう。
勝ったからいいや、と思ってはいけないレベルの体たらく。しっかりせえよ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年10月09日

12-13 ラ・リーガ 7節 火の車のためまぁこのへんが限界@カンプノウ

さるおです。
レオとCR7が2得点ずつの引き分けです。こんなもんだろ。
というか、しかたがない、どーにもならない、めいっぱいです。余裕でベストメンバーを選びたい放題の怪我人のいないマドリとやるには、バルサはあんまりな状態っすから。

プジョルもピケもいないし、ソングはまだまだ。ブスケはそれこそ中盤の底でやってほしいし、"殴り込み"のようなことにならないとも限らないモウリーニョのマドリを相手にバルトラを使いたくない、とすれば、スピードのあるアドリアーノに"はじめてのせんとらる"をやってもらうというのは、奇策ではあるけれども応急処置としてもう、それしかないわけで。
正直、あのディフェンスでよく負けなかったな、と思う。だにべすまでいなくなってっし。
アドリアーノはよくやった。あれでいいです。文句なんてありません。ありがとう、と思っています。

でもそりゃね、急造の守備をマドリ相手にどーにかこなし、攻撃までうまくいっちゃうなんてことは無理っすから、プレスがかからない連動しない組み立てらんないということにはなって、どーしても攻守が分断されますよ。いやー、もとから現状のバルサは中盤でボールとられちゃったりして、まだあんまりコンディション上がってませんが。
今季はアクシデントが起きるのが早いな、しかもポジション的に集中して。もう少しチームができあがっててよほどコンパクトにやれていれば、あるいはソングがすっかりフィットしてるとか、そーなっていれば、ここまでCBがいなくなってもこれほどは慌てず済んだかもしれないのになぁ。
どっちみちプジョルにいつまでも頼ってられないので、修羅場をチャンスに、先に行かないと。ソングとバルトラでマドリもこわくないっちゅーくらいにならんと。
点だってもう少し苦しまずにとれるようにならないとなぁ。ビジャやペドロやさんちゃんで、先制できるようになりたい。

ということで、2-2でいいです。終盤のモントーヤで決めちゃいたかったけど、まぁいい。こちらもベストメンバーならこてんぱんにできたのに、と思いますが、それはベルナベウまでとっておく。

マドリについては、やっぱだんだん追いついて来てるなーとは思う。モウリーニョが来たばかりのころみたいなロングボールだけの勝負というのもしなくなってきてて、このクラシコでも疲れるまではちゃんとやってたし。あとは暴力沙汰さえ起こさなければ(それにまつわる過剰な抗議も)、それなりにいいチームだろう。今回はあきらかにアロンソが退場してるはずでしたが。
そうそう、ペペと言えば(まだ言ってませんか)、sportさんが編集したペペビデオを観たら、やはりかわいそうに思いました。お願いだから誰かお行儀の悪いあの子をちゃんと躾けてやってください。
http://www.sport.es/es/noticias/barca/tito-aqui-tienes-video-2221315

あと、イニ坊とセスクって、どーなんだか。プレーエリアがやっぱかぶっちゃうだろ。イニ坊はたいがい中に入りたいわけで、サイドに流れるさんちゃんとかビジャみたいなタイプとなら合うんだけれど。セスクをどこで使うのがいちばんなんだか。何でも屋してしまってはもったいないし。

それはそうと、勝ち点で首位に並んだアトレチコさん、優勝争い、是非やりましょう。ワクワクします。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年10月01日

12-13 ラ・リーガ 6節マテウ・ラオスがいけないんだよぅ

さるおです。
いかにも物議を醸しそうなゲームですな。
チアゴのハンドはハンドだし、メテウの退場シーンも、んまー、ただセスクにしてやられただけのことで、なんというかつまり、例によってラオスが不安定なのでございますよ。
セビジッタの言い分もあるだろうな。
バルセロニスタとしては、あんたらだってずいぶん得したよ、というだけのこと。ただ、「頭突きされたー」なんて言わず、試合後はセスクはいいから黙っとけ(笑)、とは思いますが。
とにかく、スキャンダラスなのは審判なのです。どこまで質が落ちるんだか。
ラオスはモウリーニョに異常なほど愛されてますが。

バルサもしぶとくなりました。いいことっす。
セビージャは強かったんだけど、審判に掻き回されてさすがに気が散ってしまった感じもあり、不運でした。
そんくらいにしときたい。ひっぱたくならラオスを。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年09月17日

12-13 ラ・リーガ 4節ヘタフェバルサ こーゆーのがバルサだよね

さるおです。
イニ坊がいない。さんちゃんがいない。南米組がいない。
ピッチに立つのは10人のラ・マシア産。(アルバが風邪なんぞひかなけりゃ11人だったのにー)
上等です。文句もないし、負ける気もしない。これが、これこそがブラウグラナ。

んま正直言うと、アルフォンソ・ペレスは嫌だな、ヘタフェはこわいな、という感じに震えつつ、蓋を開ければ今年のヘタフェはいつもほど攻めにくくないっすね。今までほどガツガツしてなくてよろしい(笑)。
バルサのローテーションはちゃんと機能しました。偽9番となったセスクも、よく動いてアドリアーノの先制点をお膳立てしたし、あと輝いてたのはアルカンタラ兄っすね。もうほんと、待ってたって感じ。感動しました。
後から入ったレオは別次元だし。だめ押しのビジャがまた素晴らしすぎ。
プジョルの怪我は困りもんですが、なんとかするしかない。

そして、今週もまたパーフェクトナイトだったということで、わたくしはほとんどマドリディスタになりそうでございます。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年09月04日

12-13 ラ・リーガ 3節バルサバレンシアはアドリアーノ祭り開催中

さるおです。
さようならイビちゃん。なんつって泣いていたい私ですが、コレイアさんが祭り開催中!こーゆーときのアドリアーノがものすごく好きです。この人は何の係だっけー?というくらいにゴール前にやってくる彼がとても好き。
彼がいなければまるっきり負けていたでしょうな。バレンシアさんはなんだかんだで強い。
勝ち点9に積んでよかったっす。

ところでマドリは、というよりCR7は、何をアホなことを言っておるのですか。私はおまえが好きだから、悲しませないでよね。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年08月28日

12-13 ラ・リーガ 2節オサスナバルサ

さるおです。
ちょっとハラハラしました。なんとか勝ったけど。
まぁね、白組が負けてくれたので、ざまーみろなんつってられるわけですが、バルサがよかったかというとぜんぜんそーではないのです。
なんかしないと。

今年はね、なんとなくペドロの年になってほしい。

そして、わたくしはアフェライが観たい。どーしても観たい。ブラウグラナのイビちゃんが。
お願いだから、移籍先など探さないで。バルセロナには怪我しに来ただけなんて、嫌なんだよ、どーしても。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年08月21日

12-13 ラ・リーガ 1節バルサソシエダ a long-awaited return

さるおです。
ついにティト・バルサのシーズンがはじまりましたよ。
今季は少しいつもと違うな、と思ってね、ある意味ではちょっと楽しみにしています。違うというのは、補強のこと。要は、マドリとバルサが補強していない(実情は”できていない”が正しいかもしれませんが、マドリもバルサも誰も、そんな言い方はしていないようなので、ま、”していない”ということにしておきますが)んだよね。まったくしていないわけじゃないけれど、バルサならジョルディ・アルバとソングだし、マドリにはモドリッチが入るのかどうかくらいで、人数も少ないし、やっぱ派手ではないわけです。まぁバルサはいつものことで、余分な金はねーし、補強はそんなに必要もねーし、という恒例の夏ですけど。
キラッキラのビッグネームはもうスペインには来ないんだなーとか、マラガの資金も尽きちゃったしなーとか、次はどの国が流行るのかなー(笑)とか、思うところはまぁありますが、それはそれとして、「このチームでもう1年戦ってやろう」というのはいいなと思う。
マドリなんか今までだとさ、選手にしろ監督にしろ、ド派手な実績を叩き出さなきゃクビ、仮にド派手な実績叩き出してもだいたい1シーズンも顔見てりゃ飽きてくるのでやっぱりユニが売れなきゃクビ、そんなもんだった。マドリディスタは違うと言うかもしれないが、そんなふうにしか見えなかった。昨シーズンの優勝はあるにせよ、マドリがオフに動かないなんて、こんな夏は初めてじゃないか(笑)。
だから少し楽しいのです。いつもと違うって、楽しいもんだ。

そして、バルサを率いるのがティトだというものわたくしは嬉しい。いろんなインタビューとか読むとね、だんだんとティトの人となりが好きなってくるのです。さるおの中では、ペップやライカーと並ぶ魅力の持ち主なのです。
ティトの能力に不安は元からありません。開幕戦を観たらさ、セスクがけっこう動いてて、チャビがずいぶんと下がった感じ。あとはいつものバルサです。ジョルディ・アルバとテージョの左サイドはやっぱ活きがいいのなんのって、わくわくしますな。んでやっぱ、あとはいつものバルサ。素晴らしいことっすね。
そしてもちろんわたくしは、ダビド・ビジャに再会して号泣してしまいましたよ。おかえり、おかえり、おかえり!
怪我から8ヶ月。どんなに長かったか。
あのねグアッヘ、はるばる震災後のにっぽんまでやって来て脚を折って帰っただなんて、わたくしはなんだか申し訳ないような気持ちでいるのです。だからごめんよ、8ヶ月も辛い思いをさせてごめんよ。そんな気がする。ほんと、待ってましたよ。しかもバルサの5点目をぶち込んでしまうなんて、おまえ、かっこよすぎだぜー。とんでもない角度に折り返したイニ坊、おまえもかっこよすぎだぜー。
さらにスタンドのエリック・アビダル。いつか復帰してやるぞと言ったらしいじゃないか!おまえって、おまえって、かっこよすぎだぜー。

というわけで第1節バルサラレアル、5-1でございます。
マドリさんはベルナベウでバレンシアと1-1の引き分けですか、うはは!

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2012年03月23日

紳士のクラブの醜態

さるおです。
わたくしにはわからない。国内リーグはぶっちぎりの単独首位で、CLを生き残っているチームが、なんでゴキゲン斜めなの(笑)。

マドリが2試合続けて引き分けてくれて、もちろんわたくしは嬉しいっす。バルセロニスタっすから。勝手にもっとずっこけろ、と正直思う。
しかしまぁ、黄 vs. 白のゲームは終盤になるにつれ、派手でしたな(笑)。今季4度目の退場はモウたんの助手ルイ・ファリア、退場数通算11でマドリの記録を更新し続ける男セルヒオ・ラモスもお帰りになり、モウたん自身も得意の退場、そして、ほんとは普通の"よい青年"なのにマドリに毒されて少し気が荒くなっているんだろうかわいそうにという感じのエジルまでもお帰りになりました。CR7もモウたんも審判に暴言を吐きまくり、さらに、荒れたシーンで活躍しないほうがオカシイあの暴力男のペペさんも試合後の通路で主審のロメロに、曰く、泥棒野郎!最後はみなさんで通路を歩きながらTV局のマイクに拾われるほどに「盗まれた、盗まれた、きーっ!」という大合唱。
委員会さん、出番ですよ。ペペの暴言も今回は報告されているらしいし、審判への侮辱や攻撃は2〜4試合の出場停止でしたよねぇ。

こんなにもみっともないチームというのは見たことがない。リーガを獲ろうがCLを獲ろうが、わたくしだったら、すげー恥ずかしーのです。あの年って暴力ふるいまくって汚い暴言吐きまくったんだよねー、と言われるだろうし、自分も気付いてるし。後味悪いったらない。
たとえば、ペペ。3年前、倒れたカスケロ(いつもマドリに良くしてくれる(笑)ヘタフェさんなのに)に蹴りを見舞ったペペ。わたくしはあの子を観ていると、抑制の効かない子、躾けられていない子、そう思う。悪い子だとかじゃなくて、トレーニングされてないんだろうと。だから、トップアスリートで食ってるんだから、誰かちゃんと躾けてやらないとかわいそうなことになるぞ、と思うわけですよ。そして今季、座り込むレオの左手をわざわざ踏みつけ、誠意もクソもない謝罪ビデオを撮ったりして、一切お咎めなし。
誇り高きマドリが、紳士のクラブが、そんなんでいいのか。
モウたんの戦術家としての能力を疑うわけじゃない。誰がどこから見たって、あの人は最強。けれど、倫理的に、マドリは終わった。地に墮ちた。
ペペみたい子の前で「バルセロナと全面戦争だ!」なんて言うなよ。そしてペペとは真逆のカシージャスの前でも、そんなこと、言うな。ライバルチームの第2監督に目つぶしなんて、おまえみたいなヤツは初めて見たよ、モウリーニョ。誇り高い紳士のクラブは、おまえには無理だ。
それでもおまえらがコパから去ることになった日、バルサ相手におまえらがモウリーニョ以降初めてちゃんと真っ向勝負を挑んだあの試合で、マドリもやっとまともになろうとしているのね、と思ったのに、今度はエル・マドリガルで大暴れ。ビジャレアルにもずいぶん厳しいジャッジはあったし、マドリだってアルベロアがぐいぐいシャツ引っぱってニウマールを倒しても見逃してもらって、ちゃんと得しただろうに。
おまえら、ほんとに弱いな。プレッシャーに耐えることがまるでできない。
おまえら、ほんとにつまんねーな。

CR7はリーグ史上最速で通算100ゴール。92試合で100ゴール。
もったいねぇ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年03月06日

ダブルレギュレーション

さるおです。
ヒホン戦に勝ちましたよ。イニ坊、ケイタ、チャビという中盤トリオで1点ずつ。うはは。
しかしまー、気に入らねぇ。
何がって、もちろんひとつはさんちゃんの怪我。これはまぁ、チリ代表で働かされすぎの結果っすから、まぁ、リーガとは別件だとして、チリ代表と言えば"ラ・ロハ(The Red)"、ロハと言えばピケ(涙)。えーん。
なんでだよ、何もしてないのに1発赤札って、どーしてだよ。競って走って転んだだけだろ。ボールは誰のものでもなかった。
そして何よりも許せねーのは、審判技術委員会がさらにピケを処分しようとしていること。理由はピケが「ハーフタイムに僕は審判(ベルスコ・カルバージョ)にケイタへのプレーはペナルティだったと言った(ボティーアのことっすよね)。僕は(その結果として)審判が僕を退場させるつもりだったという印象を受けている」と言ったから。そりゃたしかに軽率だろう。けどな、ビクトリアーノ・サンチェス・アルミニオ委員長さんよ、だったらコパ準々決勝のカンプノウの駐車場でビティエネスを待ち伏せて「大したアーティストだ。プロをどれだけ不愉快にさせる気だ」と詰め寄ったモウリーニョを処分しろ。「バルサとパーティーへ行け」と罵ったカシージャスを処分しろ。全世界が目撃したメッシの手をわざと踏んでまともな謝罪もしないペペを処分しろ。そして今回のハーフタイムのロッカールームでピケに「黙れ、お前を退場にするからな」と予告して後半開始1分、予定通りピケを葬ったベルスコ・カルバージョを処分しろ。
いつだってこうだ。マドリは何をしても何を言っても許される。70年以上経った今も、構図は変わらない。
バルサがいつも黙っているのは、言ったって無駄だから。何もしていなくても、怒られるだけだから。どんな不条理も不公平も、全部ピッチで跳ね返すしかない。

というわけで、なんともバルセロニスタらしい悲観的な怒り方をしているところですよ(笑)。

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2011年12月11日

La Liga11-12/16節 それでもさらに上を行くバルサ@ベルナベウ

さるおです。
まだキックオフしかしてないというのに、たったひとりで勝手に失点している男。それがうちのバルデス。
目の前の白い服を来ているお兄さんに、正確無比なパスをしよう。それがうちのバルデス。
なんなの、あの人は。
すべての期待や心配や予想を、すべての闘志や怖れや渇望を、ぜーんぶ丸飲みしてどーでもよくしちゃう男。
なんなの、おまえは。
本当におどろきましたよね。(ふるえながら)

しかしその後にもおどろきました。
テンパりすぎな両チームですが、CR7、おまえもほんとに緊張しぃだな。
うちのバルデスの、あれだけ驚かせても(笑)変えない、細かくつなぐ基点になろうという訓練の成果は素晴らしい。
1-3バルサ。圧勝と言っていい。
サンチェス、セスク、やっぱおまえらだよ。愛してるよ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年12月10日

月食なう

さるおです。
頭のほぼ真上で今、赤くて小さな地球の衛星が欠けています。南を向いて月を見上げると、月は左上から欠けていて、下には青いシリウスが、右には木星がド派手に輝いています。月とシリウスの間には、オリオン座の星々がこれまたド派手。うーん、オリオン座ってほんとに賑やかだよね。オリオンの右肩の月に近いアルデバランも赤さは派手。ベテルギウスはアルデバランより強烈に赤いなぁ。昴は6つ、数えられるか。北の空は街灯が邪魔だなー。カシオペアは見えているけれど、北極星は見えない。とにかく月周辺がものすごい賑やかっす。カペラも、カストルやポルックスもすぐわかる。アルヘナも見える。
今夜は星向きっすね。月食日和。
宇宙に思いを馳せよう。
宇宙に。
宇宙にな。

モウの野郎が、イグアインだのベンゼマだの言っても、それはほんとか嘘かわからないし、考えてもしかたないよなぁ。もちろん、左右ウィングはモウのお気に入りがいるので、話題として、その前に誰を置くかということになるんだけれども。ま、同時起用はしない気がする。さるおとしてはイグアインの方が嫌だなー。つまり4-4-2よりは、トップ下にエジルだろ。

バルサはどうするか。
3バックの場合、マドリの1トップにつくのは、中盤の底の1枚。もし突破されれば3バックの真ん中が次の対応をすることになって中央が薄くなるので、3バックの左右どちらかが中央に絞る。ここでサイドに展開されるのが嫌っすよね。マドリの1トップがCR7に展開したとすると、バルサとしてはDFがいなくなってるわけだから、えーっと、CR7を追いかけるのは三十路の小男チャビでしょうか(泣)。んなもん、ぶっちぎられちまう。うちはボランチは2枚いないので、やっぱ3バックはリスクが高い気がする。
さらに、ペップの3-4-3は中盤制圧が最大の目的だと思うので、けっきょく純粋なFWって、1枚なんだよね。これをビジャがやるか、ペドロか、サンチェスか。
うーん、だったら4バックか。4バックだな。4バックだろ。
サンチェスも使いたいし、セスクも使いたい。
先制点をとらないと。後から17節のようにだにべすを上げるのはべつにいいけど。
さて、どうやってあいつらに勝つ。

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2011年12月01日

La Liga11-12/17節 ラーヨ・バジェカーノ

さるおです。
今季のリーガは意外とおもしろい。そうさ、バルサとマドリだけ、そんな時代が続くはずねぇ。
マラガに入った資本の是非とかね、というより外資のあり方というものは、多面的に物事をもっと考えてからの話でしょうが、んまとにかくリーガがおもしろくなっているわたくしとしては、街興し込みでマラガは応援しているし、レバンテのおっさんたちもおもしろいのです。レバンテの今季のふんばりようについては後日またよーく考えてみたいしな。バレンシアも今季はやっと定位置にいてくれて、強いっすね。で、さらによいことは、下位がそれほど痛々しくないということ。ちゃんと勝ったり引き分けたりしてるんすよね。

それにしてもまぁ、マドリったらもう強くて嫌んなっちゃうわけではありますが。バルセロニスタの感情にしては珍しく、わたくしには今季、"あの特有の"悲壮感がないのです。マドリに負けてもいい、というのとは違うんですが、なんというか、勝敗の、もっと向こうを観ている気がするのです。勝ってやろうとか、負けたら泣くぞとか、優勝だ連覇だと、そーゆーことより、どう進化するのかがとても大切。
もちろん進化はもう始まっていて、システムで言うなら3-4-3。選手で言うなら(怪我もありつつですが)セスクとサンチェス。セスクが持つ、際立つほどに特異な感応力に最近ドキドキしております。ボールの有無じゃなくて、動きを予測する能力、読む力、これがやばい。最小限の動きでマークを振り切って、フリーになっている、スペースができている。移籍前はいろいろ思いましたが、この時期にレオと組ませることができてよかったっす。けっこう後ろの守備的なところまでやらされたりするマルチな人ですが、やっぱ、前の方にいるほうがおもしろいっすよね。

で、話はラーヨです。
ここんとこの強さのバルサにどう挑むか。それはもちろん、対戦するすべての監督さんに課せられた課題です。いつものやりかた(というものがある場合)で真っ向勝負に賭けるもよし、バルサ対策を施してもよし。どこまでマークを付けるのか、誰を誰がみるのか、ラインを上げるか下げるか、もっと言えば、ボールを奪いに行くか行かないか、攻撃できるとしたら組み立てるか放り込むか、いろんなことがあるわけっすよね。
個人的には、コペンハーゲン(リーガじゃないけど)が最も勇敢で美しかったと思いますが、それ以外のこれまでの対戦相手だと、やっぱどーしてもバルサ選手を余らせてしまうパターンだったわけです。
男バルデスがボールを持ったところからもうビルドアップがはじまり、動き回ってポジションを修正し続け、常に数的有利を作っているというのがバルサです。これをやらせない。数的イーブンに持ち込む。それがラーヨさんの見事なバルサ対策。きっちりと、余すところなく、1人に1人ついたわけです。そしてボールの持ち主に強烈なプレス。やるな、と思いましたよ。攻撃は前線2人がサイドに流れてその後ろが出てくる形で、チャンスはあったと思います。
もちろんリスクはある。バルサの選手が動けばそれについてっちゃうわけで、レオがボールをもらいに下がったりすれば、ラーヨのゴール前はまさかの無人。でもそれはやっぱ、守備無しのリスクより数的イーブン効果が大きいと考えればやるしかないわけで。
結局はバルサがだにべす先生を動かすことでチャビのマークを外して、あれれーなんて言ってるうちにサンチェスサンチェスビジャという3-0になってしまうのですが、それでもラーヨのバルサ対策はいちおう機能していたと思うんすよね。
スコアだけだと"ただの圧勝"っぽくてわからないんだけれども、実際は今後の対バルサのヒントがつまってるゲームだったんじゃないかな。

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2011年11月14日

映画鑑賞感想文『クレイジー・ハート』

さるおです。
『CRAZY HEART/クレイジー・ハート』を観たよ。
監督・脚本・製作は俳優スコット・クーパー(Scott Cooper)、原作はトーマス・コッブ(Thomas Cobb)。
出演は、還暦をすぎて売れまくっているジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)、マギー・ギレンホール(Maggie Gyllenhaal)、ロバート・デュヴァル(Robert Duvall)、ライアン・ビンガム(Ryan Bingham)、コリン・ファレル(Colin Farrell)、ポール・ハーマン(Paul Herman)。

いい作品っすね。ほんとうに、いい作品。
人生を感じる映画を、久々に観たなぁ。
とても静かに、ちょっとだけ涙が出る良作。でも暗くなくて。ま、この名曲は聴いていると泣いてしまいますが。
人生のバリエーションを想ったりするわけです。
傷ついた心を、思ったりする。
アメリカだよなぁ、なんて思ったりする。
酒うまそうに飲むな。タバコうまそうに吸うな。なんて素晴らしいんだろう。
バッド・ブレイクの、激情の終着点であろう今ではソフトな人当たりも、ジーン・クラドックの選択も、それは必然であって、ラストシーンも、秀逸っすね。気持ちいい映画です。

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2011年09月01日

La Liga11-12/2節 ネクストステージ

さるおです。
2節ビジャレアル戦からの開幕ですが、えー、おらが村というのはこのところ毎度とても手強い。
絶好調で殺気立つマドリとのコパ2連戦という死闘を観たかぎり、バルサは"仕上がり"を論じるにはほど遠い状況で、これで守備がいきなりの火の車ではまことにアブナイ。モナコでドラゴンズに勝ったのもそれはそれでもちろん素晴らしいんですが、あれはまたちょっと別枠だし。とにかく選手が、足りてない。
だってよ、プジョル、ピケ、マクスウェル、アドリアーノが負傷で、だにべすさんは昨季の累積。となれば本職はアビダルとフォンタスしかいねぇじゃねーか。ポジション4つを埋めるためには、左に本職アビダル、中央をマスチェラーノとフォンタスでしのぎ、右を・・・うーん、どうしても不在っす。ブスケに手伝ってもらうとしても右の穴が埋まるわけではないし、ならばBチームを頼りにしたいところ、モントーヤ、ジョナタン、バルトラの中ではモントーヤがすでにビジャレアルBと90分戦っちゃってるわけで、やりくりしようにも、単純に、足りないのです。

と思ったら。ポジションが4つあると思うから足りないだけの話。3つにすれば、足りてるぅーっ。
少し驚いてしまいましたな。
しかも、3-4-3で中盤が増えてるわけで、ボール支配とプレスがすげぇ。やりくりどころか、"良く"なってしまっているということで、すげぇっす。
フィールドプレイヤー10人のうち、ディフェンダーはたった1人。ならば中盤を増やしてボール持ち続け回し続ければいい。『セントロカンピスタがよいフットボールを作る』それがバルサのコンセプトでありペップのコンセプトであり、哲学と自信の源。だからただ、それを実践すればいいのです。そのために、ミッドフィルダーばっかり増やしてんじゃーん。
すげぇ。すげぇ単純。火の車になってもまったくブレない、すげぇ美しさ。
ということで、アビダルに、マスチェラーノとブスケが最終ライン。フィードはバルデスが手伝えばいいんです。
で、イニ坊、ケイタ、チアゴ、レオ、ペドロ、アレクシスが、入り乱れて飛び出しておらが村のゴールに襲いかかる。ひゃっほー。すってきー。で、セスクとチアゴとアレクシスが1点ずつにレオが2点。ステキすぎ。

やはりこれはもう、選択肢が増えたと言っていいでしょう。補強も含めて3-4-3に挑戦し続けてきた近年の結果が、出そうっすよね。3-4-3は磨く価値がある。
これ以上はない。これ以上なんてあるわけない。そう思っていたバルサですが、20歳のチアゴが昇格、アレクシスとセスクが加わり、このチームはパワーアップしましたよ。フットボール史上最高になっても、まだ進化し続ける。変わらぬスタイルを貫き続けることで、進化し続ける。頂点に登り詰めたチームに、続きがある。なんて衝撃的なの。
セスクももう、やばい。バロンドールいけるんちゃうかと。どこまでやれるんだ、なんて心配して損したよ。おまえも、チアゴも、もちろんアレクシスも、みんな大丈夫だ。ケイタとマスチェラーノ、あんたたちは最高。

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2011年05月13日

バルサは3連覇、そしてCR7は狂い咲き

さるおです。
レオにボールを集めようとしたバルサ。レバンテさんと引き分けましたが、レバンテさんはかなりこわかったですが、レオにシュートを撃たせようというバルサはその意味で余裕っす。
今季もまたたくさんのカンテラーノがトップチームでプレーしましたよ。中盤のチアゴ・アルカンタラはもうお馴染みだし、DFアンドレウ・フォンタスも本職ではない左SBで過不足なく、右ではマルチン・モントーヤもデビュー(怪我しちゃいましたが)。前線ではノリートも、そしてジョナタン・ドス・サントスも、さらにフベニールAからはジェラール・デウロフェウも呼んでしまうということで、なんて人手の足りないバルサなの、という分析もありつつ、素晴らしい。
バルサは、バルサのカンテラは、ほんとに宝石箱のようっすね。
そーやって、磨いて磨いて、何十年も、研ぎ澄ませて来たのがバルサの強さっす。
ぐっはー。3連覇。ぐははーっ。

20110513CAMPIONS.jpg

しかし一方で、この期に及んですげぇなと、さるおが呆気にとられているのがCR7でございます。
ここ2試合で7得点。なんだ、それは。すごすぎる。
クリスチアーノ、おまえはモンスターだ。
んま、こんなに狂い咲けるCR7がいても、優勝はうち。むっはっはー。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年04月18日

リーガ10-11 32節 クアトロ・クラシコ(1) んま結局いつもの、ジュゼ・モウリーニョ vs. チャビ・エルナンデス

さるおです。
試合内容ではバルセロナの方がずっと上回っていたと思う。ぼくらは「素晴らしい試合をした」という自負とともにピッチを後にした。本来ならここで勝って、リーガの優勝を確実なものにしたかったけどね。バルセロナは、ベルナベウでも自分たちのプレースタイルを貫いた。それに対してマドリーはサッカーを放棄し、ロングボールばかりを放り込み、カウンターの機会だけを待っていた。
というようなことを首都のメディアにぶちまけるチャビ。わたくしはあなたを、心の底から愛しています。

バルセロナ戦で10人で戦うのはもううんざりだ。いつかわれわれが11人で試合を終え、相手が10人で終わるような機会があることを望むよ。素晴らしいスタジアムと素晴らしい観衆の中で、チームは引き分け、勝利の一歩手前まで近づいた。わたしの意見では、11人対11人なら極めて対等な試合だった。前半は、互いに相手の強さを知っているがゆえ慎重な戦いに終始し、どちらにも決定機はほとんどなかった。そしてその後、これまで何度もあったように、またしても11人対10人という状況になった。こうなれば、世界最強の相手に対し、ほとんどミッション・インポッシブルと言える。
そーでしょう、そーでしょーとも、おかわいそうにジュゼ。わたくしはあなたが、つくづくめんどくさい。

ということで、出ました、恒例のバトル(笑)。
クラシコというのはほとんど、ジュゼ・モウリーニョ vs. チャビ・エルナンデス、でございます。

マドリーは明らかに最初からカウンターを狙っていた。だが、このような守備的な戦い方も、十分に尊重するべきだと思う。多くのチームがバルセロナ相手にカウンター狙いのサッカーをする。ゆえに、レアル・マドリーが同様の戦術を使っても全く不思議ではない。どのチームも持ち前の武器を使って、自分たちの信じるサッカーを実践する。つまり、レアル・マドリーは自分たちの得意とするカウンターを使ったまでだ。
などとおっしゃるプジョルさんのなんとオトナなこと。

そしてさるおとしては、マドリの守備偏重を尊重してやらないとかわいそうじゃんか、と思うことにしますよ。それはプジョルの言葉を借りれば、マドリはあの豪華極まる選手層を抱えながら、他の多くのチーム同様、バルサ相手にカウンター狙いのサッカーしかできないということ。マドリはもう、パス回しという美しい武器を捨ててしまったということ。スペインのやりかたというものを諦め、プレミアみたいなフットボールが、彼らの信じるサッカーになってしまったということ。
10人になってしまうのは、ファウルで止めるしかないからです。バルサが相手をそうさせる。それだけのことだ。ほんとは気づいているんだろ、モウ。
同情ですな、同情。
つまり、わたくしはチャビの味方です。最近のチャビはけっこう過激ですが(笑)、彼がどれだけ尖ろうとも、わたくしは味方です。チャビはそれを、言ってよい。フットボールには正義があると、言ってよい。そう思っているから。

しかしまー、モウの野郎はクラシコ3つめ(4/27)終わるまで芝を刈らない気かな。暖かくなってきたし、ぐーんと伸びます、ぐーんと。草原っぽくなるかも。
田んぼになるほど水撒いたり、ついに砂まで撒いたかと思えば、今度は芝を刈らない大作戦。すごいお人だ。

わたくしは本当に不思議でしかたないのです。モウの野郎はバルサベンチに座っていた人です。バルサを内部から眺めたことのある人。それがね、バルサの哲学に感化されなかったというのが不思議。美しいモノに囲まれて触れて自分もその一部になれた過去がある。それなのに、その対極へ行こうとするわけです。
バルサのやっていることは確かにとても高度で難しい。思いついてすぐに実践できることじゃない。10年20年、30年かかって、研いで磨いて、できるかどうか。
だからね、つまりそれは、バルサを出たら、できないということでもある。モウがやりたいと思ってできることではないんだよね、すでに。だからもしも、パスサッカーというものでてっぺん獲りに行ってみようと思ったら、スペインしかない。バルサを除けば、おそらく、可能性はマドリしかない。マドリなら選手は揃えられるし、(途絶えそうですが)文化もあるわけで、ちゃんと目指して練習すれば可能性はある。
でもやっぱり、モウの旦那はカウンターが好きなのか。頭がいいというか、合理主義というか、すごいことではあるけれども、ホームスタジアムでボール支配率が20%でも平気という、そのハートの強さがわからねぇ。
タイトル獲りばかりでいいのか、フットボールはどこへ行った。そう思ってしまうのですよ、ジュゼ。
あと3つ、違うもん見せてくれ、とは思うけれど、さらに守備偏重かな、国王杯は

でもまぁある意味、貴重なモノも観られましたな。モウ相手にゴールのないレオと、バルサ相手にゴールのないCR7が、ともにゴール、でもPKという(笑)。
まずは1-1で。

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2011年04月17日

すべてを勝ち取れる可能性と、すべてを失う可能性が背中合わせになる瞬間(が4回も!)

さるおです。
だよね。CR7の言うとおり。
しかも今シーズンはエル・クラシコを5回もやりますよ。すげぇ。
あと4回ですが、まさか、5-0はもうない。マドリは"マドリ"という名のプライドを賭けて、ベルナベウで待っている。
こわくはないです。うん。もう、こわくはない。
これから立て続けに4回もやるんだから、4つの"異なる"試合が観られるんじゃないかと、そー思って楽しみなわけです。
つまりそれは、さるおとしては、モウの野郎の戦い方がとても気になるという意味っすね。だってバルサはほら、やること決まっちゃってるわけで。
モウ的にもマドリ的にも、"どんな手を使ってでも勝ちたい"だろ、そろそろ。モウは、エリアにぐいっと入ってくるバルサを抑える手を考えているに違いない。CR7とか、ディ・マリアにしても、縦に突破できる駒は持っているわけだし。イグアインとかカリムとか、復帰後の調子はどーなのよ。けれどその、"いつものあんな手"で、やるのか、マドリでも。
彼は、ジュゼ・モウリーニョという人は、最強の監督です。けれどそれはおそらくまだ、"とても頭のいい人間"だというだけにすぎない。思えばこれまでモウは、ずっと勝ち続けてきた。厳密には違うけれども、そう言っていいだろうと思います。で、勝って勝って勝ちまくって、文句無しの結果をのこして、どう言われてきたかと言えば、「面白くない」なんだよね。んもー、おバカな子。で、中盤をダイヤモンドにしたり、ゴール前にバスを置いたり、彼なりに工夫をしてきたわけです。でもやっぱり、面白くないのです。面白いかどうかはもちろん人それぞれでいいんですが、常勝の旅人が今いる場所はスペインだということっすよ。ポルトガルで名をあげて、イングランドでもイタリアでも、強かった、それでよかった。そしてついに、パスサッカーの国に挑戦しているわけです。
んまー、ここ10年近くマドリがパスサッカーをやってきたかと言えば、んまー、なぜかカウンターサッカーなんですが(笑)、えー、とにかく、マドリのフットボールだって、たぶんちょっとは面白くなきゃまずいだろう。なんつったってモウは、パスサッカーを知らない人間ではなくて、バルサを熟知する人間のひとりなわけです。
ということで、今じゃ常勝監督だし、それなりに時間も費やしてきた。だからそろそろ"単なる常勝手段"ではない、これがモウリーニョだという"スタイル"というものに辿り着かなくてはならない。
最高に頭のいい彼なら、できるんじゃないか、そろそろ。マドリを使って、"スタイル"というものを見せてくれるんじゃないか、4回もあるんだから。1試合ずつ、違う勝負をして、最後にはそーゆー何か、これがモウリーニョの戦い方だという、何かを見せてくれるんじゃないか。

バルサはまぁ、いつもやってることをやるだけです。怪我人がどれだけいようが、メンバーがどれだけ変わろうが、やることは同じ。ただ、CBをどーするか。

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2011年02月13日

リーガ10-11 23節 あぁヒホンさん、あなたがたは強い、というより敵は悪魔ペレス・ラサ

さるおです。
連勝が止まってしまいましたな。
ミゲル・アンヘル・ペレス・ラサ、おまえは相変わらず悪魔だ。ペドロもイニ坊も、そして、ベンチのピントまでが餌食に(笑)。つくづく、対戦相手はミゲル・アンヘル・ペレス・ラサなんですが。
とにかくわたくしとしては、ミリート弟とアフェライの先発が嬉しい。
ビジャのバセリーナが弧を描いて1-1。ですがビジャがよろこばないので、さるおも粛々と、アレしたいと思います。

追記ですが、白いイケル君が開始1分半でご退場ということで、少しかわいそう。お互いに、対戦相手は審判だということで、かわいそう、でも、チャンスだエスパニョール!なんてウキウキして応援しましたが、えー、白い人たち、あなた方も強い。

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2011年01月17日

リーガ10-11 折り返しでラ・リーガ史上最高のミラクル

さるおです。
19試合で52ポイント。
本当は、データなんてものはどーでもいいのですが、でもしかし、ミラクル。
本当の本当は、2強ばかり目立つのはおもしろくないのですが、でもやはり、ミラクル。

10-11-19節順位.jpg ←クリックして拡大

アウェイで勝てない内弁慶バルサだった時代が遠い昔だ。すげーよ。
19試合を17勝1分け1敗て、リーガ史上最高です。60-61シーズンの白組が打ち立てた前半戦で16勝という最多勝利記録を上回り、爆走しております。バルサの連続無敗記録(全大会)でいえば、73-74シーズンに勝ちまくったあの"ミケルスのバルサ"の27試合をこれまた上回り、19節マラガ戦の4-1で28試合目達成。リーガ連勝だけ数えても12。おまえら、すげーよ。
得点61、失点は11。去年だってもうじゅんぶんに"ありえない数字"だったのに、さらに今年の折り返しでクラブ史上最高勝点ですってよっ!つまりそれは、このバルサのこの強さが"ミラクルなどではない"ということ。偶然でもなければ運が良いだけでもない。これだけのチカラがあるということ。あんたたちは、すげぇ。
そして何よりも、怪我人がいないということが素晴らしいっす。国王杯もあるしCLもあって忙しい中、チアゴを合わせた21名みんながちゃんと出番を待てている。

本当に、夢のようなバルサだよね。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2010年11月30日

リーガ10-11 カンプノウ・クラシコでバルサ大爆発どっかぁーん!

さるおです。
笛が鳴って、どっちがより速く先制パンチを食らわすか。ぶわぁーっと、ぐわぁーっと、先に行けたほうがゲームを持っていくだろう。
笛が鳴るまで、全員が走り続けられるか。手を緩めたら一巻の終わり。ボールに、ゴールに、執着し続けたほうが勝つ。
おそらく、100年の歴史で、最高のクラシコ。この惑星のフットボール史上最高の、極上のクラシコ。黄金期真っ只中バルサ vs. 世界最強の監督を味方につけて勝ち続けている絶好調の第2次銀河。まったくの互角か、それともマドリが上か。
そもそも、こーゆー期待感がここまで膨らんだクラシコはこれまでなかったんじゃないか。さるおもドキドキっす。

ぴー。

マドリも最初はライン高めで来ようとした。中盤で勝負しに来た。だから、長めのボールを放りこんで裏を狙い、まずはラインを下げさせる、それがバルサの作戦。サイドからも攻めて押し込め。プレッシングでがんがん押し込め。うりゃぁー。

クリスチアーノを右に置いて、左にディ・マリアを配したマドリ。だにさんが気になるのですね。もちろんレオも気になるのですね。
クライフが、クリスチアーノはいつもどーり左だろうからだにべすの裏がやばいと言うのを聞いて、やっぱね、違うんだよね、と思いました。クライフのセオリーとモウのそれは、元が違う。
で、モウはクリスチアーノを右にしてきた。
でもな、バルサには男アビダルというバランサーがおりますので、だにさんはいつものように敵陣にお出かけ。だにさんの相手がクリスチアーノであればそんなに守備はやらないのでバルサは数的有利を作ることができ、別の人ならばだにさんを追いかけるはずなのでぐわぁーっと押し込めると、もちろんバルサはそーゆー算段です。特別なことはやってませんが、案の定、ディ・マリアさんはだにさんが気になるので追っかけ、マルちゃんと共に自陣を右往左往。アロンソも自陣でレオの後をついて回って忙しいので、ボールに触ってるヒマなんかねーし、たとえ触っても前なんか向けませんよ。
モウリーニョかんとくぅ、ディ・マリアにだにべす徹底マークを指示してくれてありがとーう。アロンソはレオ専属係に任命してくれてありがとーう。だにさんの裏を使わないことにしてくれてほんとうにありがとーう。
こうなると仮にボールを奪取できても、もうマドリには縦に送るチョイスがありません。うっはっは。

押し込むバルサ。
下がって後手後手の守備に追われるマドリ。
涙を流して猛反省するわたくし。
慌てふためく白いユニを観るのが好きです。(性格に難あり)
気分最高。
イニ坊ボールちょうだい、と手を上げてマルちゃんの前を走る殺気まるだしのチャビ。あんたたちは最強。本当に最強。レオは異次元だし、クリスチアーノも別格の強さだけれど、華麗なイニ坊と殺気のチャビにはかなわない。
今度はマルちゃんの後ろを走った2点目のペドロまでがあっと言う間だな。

バルサは速い。1度でも後手に回ったら、マドリといえどもついて来られるわけがねぇ。主導権をひっくり返すのは困難を極める。
マドリの左は押し込まれちゃってるし、オーバーラップなんかまるで無いわけで、もう人数かけるとかじゃなくて、個に頼るしかないわけですね。でもね、マドリの"個"は基本的にはとても強い。めっぽう強いと言っていい。けれどここまで徹底的にパスコースを切られ続けられたら、さすがのクリスチアーノも"いつものおしゃれなプレー"などする余裕はなく、というかドリブルもままならず、ほんで、もうひとりはスピードで勝負できないベンゼマさん。
バルサのパス回しは電光石火っすよ。全員が常に動いている。ボールをもらえる距離と角度のところに、必ず瞬時に動いているんすよね。誰かがバイタルエリアに入る。相手のサイドのさらに外側を使う。そしていつでも裏に飛び出そうと走り続ける。
ペドロの2点目のあと、クリスチアーノとディ・マリアが左右入れ替わって(定位置に戻って)るんですが、んまー、バルサ的にはだにさんを止めようとする人がいなくなってこれもまたありがたいというか、男アビダルもクリスチアーノはほっとけばいいわけだから、心置きなく攻撃に参加してられる、ということで、至れリ尽くせり。さらにレオ係にはCBも動員されてしまうちゅーことで、マドリはさらなるてんてこまいに突入。アロンソがやっとボールを触り始めるんだけれど、それで対抗するにはバルサはあまりに巧すぎるし速すぎる。

若干荒れつつ(笑)後半になると、エジルさんがベンチに下がりラサナ・ディアラ登場。3ボランチで、守備に忙しかったアロンソさんになんとかしてもらおうということっすね。マルちゃんも攻撃参加できるだろうと。
しかーし、立て続けのビジャ祭り。むはー。
ああ気持ちいい。わたくしは、涙を流して猛反省しているのです。気分爽快。
ピボーテ3枚というのは、レオには効かないというか、逆にスペースをもらってるような感じなわけです。で、ここんとこ絶好調なレオとビジャのコンビネーションだもの。ビジャ祭り開催中。

このへんで、さるおの身に不可思議なことが起きましたよ。
なんと、マドリが少しかわいそうになったのです。
若かりし頃のように、クリスチアーノが泣いちゃうんじゃないか。イケル君、早まるな、引退はまだまだ先だ。新入りさんたちには衝撃だろうな。首位なのに、首位なのに、ほんとは強いのにー。などなど。
マドリはそのまま弄ばれ続け、手も足も出せずに崩壊してしまいました。余裕過ぎて笑っているバルサ、おそるべーし。

結局、バルサのスピードについていけなかった。後手の反応をするマドリと、予測で動くバルサ。
もう守備ラインもぐちゃぐちゃになりまして、リッキー・カルバリョは"当たる"ために走り、セルヒオ・ラモスはボールは追っているけど誰もマークしていない、で、90分走らされただけで疲れたし、んもーいいや、歩こ、みたいな。
そして、とどめの5点目は90分のジェフレン。

もしもマドリが、アロンソをレオ係にしないで済む方法を持っていたら?たとえば、クリスチアーノの飼い犬かなっちゅーぐらいにどこへでもついて行って戯れる巻き毛のカピタンの穴を狙えたら?
マドリに怪我人が続出しなければ、完成度は上がってるよな、ベルナベウまでに。
実際、バルサとマドリで今、差があるかと聞かれれば、さるおはないと答えます。5-0で圧倒しまくり試合を終えた今でも、そう答えます。マドリの強さは抜きんでているし、それがホンモノだとも思っている。
ベルナベウ・クラシコを楽しみにしています。またこの次、互角にやりましょう。とも思うけれど、やっぱ書いておく。

バルサのトップギアはおまえらのはるか上。
来られるもんなら、ここまで来てみろ。
はるか上で待っててやるから。


こんなサッカーあるか。こんなチームあるか。
岡ちゃんじゃねーけど、てっぺんを観た、そんな気持ちです。
T'estimo Barca
バルサって、たまんねぇ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:20| Comment(0) | TrackBack(4) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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