2012年11月15日

ズラタン最強伝説 (スウェーデン vs. イングランド)

さるおです。
スウェーデンイングランド、すごかったっすねー。このゲームがどうこうというより、ズラタンですが。4点も決めちゃうなんてすごい。というか、4点目だけで腹ふくれちゃうわけです。

ありえない天才的チョイスとそれが決まってしまう顛末をこちらでどうぞ。

わたくしはズラタンが好きです。現在現役の選手でいちばん好きだと言ってもいい。だって、これを観せてくれるから。変態テコンドーキックをこれまでも何度となく観せてもらいましたが、これがベストオブズラヒモビッチでしょう。もう笑ってしまう。
わがままだろうが、グアルディオラが嫌いだろうが、それがけっこうしつこかろうが、まだ無名の若かりし頃アヤックスにやってきた瞬間の第一声が「おれはズラタンだがおまえらは誰だ」だろうが、パリに行くにあたり「おれはフランスリーグを知らないがむこうはおれを知っている」と言おうが、とにかく、そんなことはどーでもいいのです。ありとあらゆる欠点やら発言やらをすべて帳消しにしておつりが来る、それがズラタン。わたくしの愛しのズラヒモビッチでございます。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年03月03日

ラ・ヴェッキア・シニョーラ ゼブラ柄の牛が復活する

さるおです。
わたくしは、バルサバルサと騒いでいますが、ユベンティーノです。根っこのところだから、これは変わらない。
ユーヴェといえばイタリアの名門中の名門ですが、同時に、ユーヴェといえばカルチョ・スキャンダル(爆)でございます。カペッロの指揮下で獲った2連覇ははく奪され、06年にクラブ史上で初めてセリエBに降格したとき、デル・ピエロも、トレゼゲも、ネドヴェドも、ブッフォンも、みんなが残留して、さるおはえらく感動したもんです。デシャンの指揮でセリエBを獲り、わずか1年でド根性の返り咲き。しかも3位でシーズンを終えたんでした。
その後のチロ・フェラーラ時代とザッケローニ時代、そしてルイジ・デル・ネーリ時代を経て、シエナをセリエAに昇格させた闘将アントニオ・コンテの時代になりました。

カテナチオという言葉がイタリアで生きている言葉かどうかは知らない。けど、日本人は未だによく使うのでまぁ使ってみますが、カルチョってやっぱりイメージではカテナチオだよねと思うんすよね。ほんとのカテナチオだと守備の後ろにさらに1人置きそうなので今は消滅したとして、もちろんここでは広義の、イタリアサッカーは堅守ってくらいの感じですが。とにかく、獲るのは楯(スクデット)であって、やっぱり槍じゃない。で、もう10年くらいの間、それを変えるのはミランだろうと思って観ている。カルチョの世界で、時代のいちばん先を走っているチームがミランだろうって、ミランは攻撃的に行くぞってね。カルチョって、ゆっくり変わっているなぁと。
ところが今年、無敗で折り返して単独首位を走っていたのはわたくしのユーヴェだった。現在は暫定で首位をミランに譲っているけれども、こないだのミランとは引き分けに持ち込んだし、勝ち点差は1だし、ユーヴェには未消化試合がある以上、首位に限りなく近い。もちろんミランは怒濤の大量得点で対抗してきていますが。これはもう、コーフンするのです。もちろん順位は大事だけど(イタリアサッカーだもん)、それよりなにより、コーフンすることがあるのです。あのユーヴェが、お堅いユーヴェが、コンテ哲学の攻撃的4-2-4、あるいはさらに上を行く超攻撃的4-3-3で、カテナチオと無縁なフットボールをやっている。ノーガードで打ちまくるボクサーさながらに、カウンターを食らって追いつけないときは仕方ないという潔さとともに、高い守備ラインと前線から人数をかけるモーレツなプレスで、走りまくっているのです。コーフンするなというほうが無理。もちろん今季も"失点の少なさ"は強力な武器になっているんだけれども、それはコンテが叩き込んだ攻守の切り替えの速さによるもので、走り倒してやろうという気概ゆえっすね。今季のユーヴェの闘争心は凄まじいのでございます。しかーしピッチのど真ん中には、ド根性の対極にあるような美しさの中心には、ピルロさんがいるのですね。とてもおもしろいチームになりました。選手層は厚くない、けれどどこまで行けるか。立て役者になるのはピルロか、マルキージオか。

欧州の舞台に、彼らは戻ってくる。あるべき立ち位置に、戻ってくる。そのときは、めっぽう強くておもしろいショーを観せてくれるに違いないのです。
ユヴェントス・スタジアムもできたしな。サッカー専用で、純然たるクラブ所有のスタジアムっていうのはイタリアでは初めてじゃないのか。12-13のCLが楽しみでなりませぬ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年08月25日

CR7も追いつけない年俸22億円て、稼ぎすぎだよあんたは

さるおです。
サムエル・エトォがロシア・プレミアのFCアンジ・マハチカラに行く。大富豪さんがオーナーになって、インフラに2億ドル、4万人以上を収容するホームスタジアムを建てようという、ステキな計画ですな。ただいま選手も買い漁っています。
けど、エトォがロシア?
なんとなく似合わないような気が。インテルでもどこでもいいけど、CLのタイトルの、もっと近くにいたいだろ。
しかーし、年俸を聞いて、突然似合ってしまいましたよ(笑)。破格の22億円。ぶはぁーっ。鼻の穴がおっぴろがる金額。
現在の年俸1位のCR7ですら13億円。
それを一気に倍額で塗り替えるという、あんたほんとに、カネが大好きだな

そしてエトォの代わりが必要になったインテルが誰を獲ったかと言えば、A・マドリーのディエゴ・フォルラン。
ばかやろう、こんないい買い物あるか(笑)。
ウルグアイをぐんぐん引っぱる、あのストイックで欲張らない苦労人の年俸は5億円。
"フットボールの値段"にしては、なんだろ、この対比は。
さるおはエトォは好きです。黒い宝石が輝くところを何度も観てきた。
けれど、ディエゴ・フォルランのことは、もっと好きですな。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年08月10日

すごい時代がきたもんだ

さるおです。
1977年、奥寺さんがドイツに渡った。その強さと速さにドイツ人が惚れ込んだ。最高峰のドイツリーグで通用した日本の左ウィング。それはちょっと、驚異的なことだった。
その10年後、カズさんがブラジルを渡り歩きはじめた時代だった。1994年にセリエA(ジェノア)に行った初めてのアジア人はカズさん。44歳、まだまだやる。かっこいい。
FIFA100選に入って、アジア年間最優秀選手賞は2回、ついにはイタリア政府からカヴァリエーレ(功労勲章)ももらってしまったヒデさん。ペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア中を渡り歩きイングランドにも渡った。U-17W杯、U-20W杯、U-23五輪、コンフェデ杯、W杯、日本代表として5つの世界大会すべてでゴールネットを揺らした唯一のアジア人選手。
天才すんすけさんも、レッジーナ、セルティック、エスパニョールと、欧州を渡り歩いた。

そんな時代があった。などと感傷的なことは言いたくないし思ってないが、いやぁ、次の、すごい時代が来たもんですね。
日本人が、ビッグクラブではなくて"超ビッグクラブ"に在籍する時代が来てしまいました。
長友さんはインテル、宇佐美さんはバイエルン、そして宮市さんがアーセナル入り。
すごい。
この3つは完全に"超"の部類っす。

さらに、この3つの"超"をも越えてしまったのが、久保建英さんのバルサ入り。
んもう、どーなってしまうんだ。
川崎のU-10チームに所属する小学4年生(10歳)のFWの選手ですよ。将来はプロ契約まで行くかもしれない。
バルサって、13歳未満の選手だと、カタルーニャ出身じゃないと基本的には契約しないんすよね。ということは、久保選手については特例っす。
がんばれ小学4年生。
わたくしなんぞ、小学4年生のころに何をしていたかというと、日課のようにイモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』を歌い、好きなアニメは『まいっちんぐマチコ先生』で、ことあるごとにサブマシンガンをぶっぱなすポーズで「カイ、カン」とか言いながら、『窓ぎわのトットちゃん』は飽きてしまって読めなかった、という、つまりそーゆーアレですよ、ね。
がんばれわたくし。

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2011年07月23日

WELCOME 打倒バルサ

さるおです。
レジェンドかもな。今それは進行中で、ライブで目撃していて、すごいことかもしれない。
現代サッカーとか言ったらさ、空いてるサイドから攻撃するんだよね。中央を突破とか言ってもまずは縦に放ってくさび、というのが多い。それが現代サッカーの特徴だろう。
徹底したショートパスの美しいフットボール。それは簡単にはできないから。
バルサの選手はカンテラ上がりが多くて、つまり、トップチームでやるころにはもうこのスタイルを10年も身体でおぼえてきた結果なのです。だから今、バルサはすげぇななんつっても、このスタイルが世界の主流にはなり得ない。
今のバルサには、チャビがいてイニ坊がいてレオがいて、ものすごい駒が揃っているミラクル状態を考えれば、今の主力の時代が終わったとき、このフットボールは"伝説のフットボール"になっているのかもな、ということです。
なんか今から泣きそうですが(笑)。
ちょっと考えてみるか、バルサをやっつける方法を(笑)。

バルサとやる相手を観ていていつも思うのは、どっちが試合をコントロールするかという駆け引きの部分なのです。そしてそれは、どこにラインを設定するか、ということだと思うのです。単にボールポゼッションではどーしてもバルサの勝ちだろう。でも、それがゲームをコントロールすることとイコールではないわけです。
バルサといえばヨハン・クライフ。いつもいつもバルサを本気で叱咤激励してくれる、"美しさ"にこだわるおじさんです。ボールを持ってるほうがよいのだー、なんつって。しかし同時にクライフはこうも言う、ゲーム支配はボールを持っていても可能だが、ボールを持っていなくても可能だ、と。ははーん、それですな。

ということで、守備をしながらゲームをコントロールする、これがバルサに勝つ方法のひとつだと思うわけです。これを、どれだけハイレベルで90分間続けられるか。
ひとつの見本はやはり、10-11CLのアーセナルっすよね。前半のガナーズはちょっと異常なほどにDFラインを高くしてました。あれじゃ高すぎて、こわいだろ、リスクがでかすぎる。けど、あそこまでやれれば、必ず効果はあります。ただし、そこまでやるには、いくつ失点してもかまわない、という覚悟がいるはずなのです。
同じことにトライしたチームは他にもありました。リーガでのビジャレアルやエスパニョールです。
さて、ガナーズは、なぜ前半を1失点で切り抜けることができたのか。好き勝手やられているのに、最終的にゲームを支配できたのはなぜなのか。
ガナーズのやり方はこうっすね。高いラインから、ラインを下げておびき寄せ、カウンターでバルサ陣深くに攻め込み、高い位置からプレスをかける。
これに付き合うバルサがどうなるかというと、思いっきり走らされるわけですな(泣)。よくあるパターンだと、バルサがボールを回して相手チームは自陣をうろうろ。ところが、高いラインから引いておびき寄せてカウンター後再び高いライン、ということ徹底してやれば、バルサの選手を縦に走らせることができる。しかも、ガナーズの徹底ぶりの凄さは、ラインを高く保つということを無条件に実行したという勇敢さです。普通はさ、プレスがかかっているという状態だからこそ、ラインを上げることができるわけで、その逆というのはとてもやりにくい。プレスがかかっていようがいまいがラインを上げる、だなんて無謀すぎる。裏に抜けられてあっというまに決定機だろ。
それでもガナーズは徹底した。だからたしかに前半に何度かピンチはあった。それはしょうがないって覚悟してたはずです。

これはバルサ側からすれば、いかにもバルサ的な"そのまま勝つ試合"っすよね。前半で得点となれば、後半はバルサのフットボールを楽しむだけ。相手が出てくれば追加点、カウンターにカウンターを返して追加点、という余裕の展開なはずなのです。
ところが、バルサは後半に突如崩壊してしまった。
なんでなの。

ひとつは、バルサを縦に走らせ続けたガナーズのカウンターが効いてきたということ。自陣を深くえぐられるバルサは、自陣からゲームを始めざるを得なくなるわけです。しかもそこで、アーセナルは下がらない。つまり、バルサにカウンターを許してしまうわけです。ということは、引かない。さて、バルサは、誘いに乗ってカウンターを仕掛けるのか、いつもの遅攻を仕掛けるのか。これを決めるのは、要は、チャビなわけですよ。ならば、チャビを消してしまえばいいのだー。この仕事を割り当てられたのはウィルシャーとソングでした。常にチャビとの位置関係を修正し続け、ついには消してしまいました。バルサがバルサらしいゲームを展開している(ように見える)のに、チャビが孤立しているんすよね。バルサというチームとチャビが切り離されているわけです。
ガナーズはメンバー交代でもパワーとリスクをとりました。ソングを下げてアルシャビン、ウォルコットはベントナーに代えた。勇敢だと褒めざるを得ない。

結局、まずはラインの位置を決めることなんじゃないか。
そこを守った上で、ゲームのコントロールを目指す。そーやって、バルサを打ち負かせるんじゃないか。
この後はコペンハーゲンの戦い方もじっくり考えてみたいっすー。

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2011年02月08日

モッタちゃんもついにアズーリ

さるおです。
ついに、ついにですわ。念願のアズーリに、ついに入った、さるおのチアゴ・モッタが。わたくしは嬉しくて泣いておりますよ。
ブラジルで生まれブラジルで育ち、17歳で海を渡りバルサのカンテラに入ったモッタちゃん。トップチームに昇格すると中盤の左あるいは底で、ジズー封殺、リケルメ封殺、ランパー封殺。長短のパスをつなぐ合間に"潰し"まくったモッタちゃん。
わたくしが今も本気で泣いてしまうのが04-05シーズンです。恒例の膝の怪我でほとんど丸1年を棒に振った後、やっと戻ってきて、ピッチに入ったら"おかえり"の拍手が鳴りやまず、モッタちゃんもおどろいて泣いてしまって、で、優勝が決まった。水を得た魚のようなモッタちゃんがかっこよかった、あの日のこと。
潰し屋だといくら言っても"壊し屋"だと思われて、コクーのファールとオレゲルのファールによりなぜかモッタが退場(笑)なんてもこともあったよな。エトーとロニ子に仲良くしよって言って、ハグさせたこともあったよな。

その後のアトレチコでは怪我が再発しまくり活躍できずたった1年でクビになり、治療しながらポーツマスのトライアルに行って、でも就職できずに08-09開幕という、受難の時を乗り越え、新天地イタリアのジェノアへ。完全復活してジェノアを支える司令塔として君臨。
そして、インテルへ。古巣バルサを沈め、世界王者になったモッタちゃん。

代表歴と言えばU-23ブラジル代表。でも、ずっと入りたかったんだよな、アズーリに。
わたくしは、今までにも増して、すごい大声でアズーリを応援していく所存です、それが何時であっても。(大迷惑)

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年02月02日

YUTO NAGATOMO nazionalità : Giappone

さるおです。
ザッキーのジャパンがアジア優勝。けっこうドラマチックでおもしろかったっす。
勝って思ったのは、ヒデさんです。そしたら軽く泣けた。ヒデさん、やっと、なんとなく、1つのチームっぽくなったよ、って。
前にヒデさんと対談なんかやっていた本田圭佑さんが、また、とんがってんなーと思って少し笑ったり。わたくしはいったい、いつになったらコロコロPKなるものが観られるのだろう、と思ったり。
あと、すんすけさんにも、ありがとうと思いました。

で、長友佑都さん。
疲れ知らずで縦方向の直線ダッシュを何度でも繰り返すにっぽんの5番。
こんな時代が来たか。
にっぽんの(チェゼーナの、だけど)サイドバックが、こーゆービッグなところに行けるようになったか。すごいことだな、と。
FWでもMFでもなくて、日本人サイドバックが、世界王者のインテル入り。ほんとうにすごい。
サムエル・エトーにクロス。すげぇ。(まだだけど)
ミリート兄にもクロス。すげぇ。(まだだけど)
チェゼーナの5番でザッキーんとこの5番で、冬の移籍市場が閉まる3分前にインテル入りで55番。(5分前ならよかったのに)
CLも出られるし、インテル側は完全移籍を視野に入れているらしい。すごいっす。

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2010年05月13日

EL決勝 アトレチコ-フルハム

さるおです。
泣いてしまいましたよ、しかも試合がはじまる前から。(早い)
とてもよい雰囲気のハンブルグ。さるおはこの街には大変お世話になっております。リーマン時代の主な出張先。一人旅っすから、仕事以外で何にもないとつまんないわけですよ。で、晩飯の時間とか週末とかに、たくさんのお友達に遊んでもらいました。思い出がいっぱいある街っす。行くときはめんどくせーなーなんて思ってたのが、帰るころには帰るのが嫌んなってて、たかが出張なのにしんみりさみしくなったり。
で、とてもよい雰囲気。UEFA杯から一新して、記念すべき第1回大会の決勝っすから、やる側も気合い入ってます。開会式でいっぱい旗が出てきたらあらためて、そーだよなぁ、長い長い道のりだったよなぁ、とあたりまえのことを思ってしまい、フライング気味に大感動。(単純)

いやぁー、おもしろかったっす。
パスつないで、ドリブルもあり、個人技も活かして"崩す"アトレチコ。堅守から正確なロングボールを放り込んでシンプルに鋭い攻撃、サイドもよく走ってクロスも正確、組織の美しさを持ち丁寧なフルハム。特長の異なる2チームががっつりぶつかるのはほんと楽しいっすねー。
いやぁ、すばらしい。両方とも、すばらしい。
90分、疲れたよな。限界の、その先の延長戦、そこでアトレチコの個人技が勝った。ぎりぎりの体力だったはずっすよね。
このクラスの、つまりグランデではないチームが、年間60試合を戦い抜いた果てにワールドクラスのプレーを連発する。うーん、大感動っすね。

アトレチコの前2人、今のままでもう1シーズンやりたい。フォルランとアグエロはどんどんよくなってきてるのに。
ウルグアジョ・フォルラン、すげー人っす。土壇場で決めて、久しぶりに、やっと、脱げた!(念願)
デ・ヘアさんはプレーがまだ"若い"んすけど、今日はとてもよかったっすね、迷いもなく、勘もいい。
リツォーリも、プレーを止めず、すばらしかったし。キケもたいしたもんだ。

CLはほぼグランデのモノになってしまって、ま、そこにダークホースが現れるたび大コーフンしてしまって楽しいんですが、でもやっぱ金持ちクラブの大会だなぁと思うわけです。
ELはもっともっとドラマチック。金持ちクラブもいるけど、たくさんの中堅どこやこぢんまりしたとこが、疲れながらやりくりしながら1年かけて決勝の地を目指す。

欧州王者アトレチコ、おめでとーう!

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2010年01月09日

そのようなことは断じてあってはならん

さるおです。
トーゴ代表を乗せたバスが"蜂の巣"にされましたよ

第27回アフリカ・ネイションズカップです。10日にはじまります。トーゴ代表はグループBに入っていて、コートジボワール、ブルキナファソ、ガーナと同じ組です。
そのグループリーグの試合(ガーナ戦)をアンゴラ(開催国)のカビンダというところでやるというので、トーゴ代表は厳重な護衛つきで、バスで移動してたんすね。そしたら国境付近で待ち伏せしてたやつらに20分間も蜂の巣にされた。
死者が出てます。おなかとか腰とか撃たれたりして選手を含め大変な怪我をしたし、アシスタントコーチ、メディカルスタッフも、同乗してた新聞記者さんも怪我したらしい。もうバス中血だらけ。
バルサとご縁がありそうだったあのとても強いアデバヨルさんも怖くて泣いちゃったらしい。
かわいそうに。サッカーどころじゃねぇ。

トーゴ代表はどーするだろう。ネイションズ杯出場自体をやめちゃうだろうか。
みんな早く家族の元へ帰してあげなくちゃいけない。
ネイションズカップとW杯を観ていて、泣くならフットボールで泣きたい。けど、他のことで泣いちゃいそう。

誰にやられたんだろう。
アンゴラというのは南アフリカの、西側の海岸沿いの国です。ポルトガルの植民地だったのを、大変な独立戦争をして、くたくたになってところでさらなる内紛に突入。いちおう"戦争が終わった"のは2002年ですが、未だ平和とは無縁の土地です。しかも机上の終戦はカビンダという地方行政区を除く地域の話。カビンダというのは"飛び地"なんすよね。周りはコンゴ共和国とコンゴ民主共和国に囲まれている、"州"なんすよね。カビンダ自体は"飛び地"であるおかげで内紛の被害をまぁ比較的には免れたらしい地域です。けど、"カビンダの取り合い"という問題は片づいてないんです。アンゴラはここがほしい、石油が出るから。カビンダのほうはアンゴラから分離独立したいんです。
だからカビンダには反政府ゲリラというのがいる。"カビンダ開放戦線"(FLEC)というらしい。
あんたたちか?

このあたりはとても悲惨な地域です。
ゲリラ組織が、小学校低学年くらいの子たちとその母親を、別々に拉致って来る。で、コドモのほうに刃物を持たせて、母親の腕を切断させたり殺させたりする。それが"怖いモノなしの強い兵士"を作る方法だ。
なんて昨日の話。今もそーかもしれん。

アフリカを神が見捨てていないと証明する。まだ少し早すぎたか。
でもな。
フットボールは今そーゆー挑戦をしているのに。
そーゆー挑戦をしているのに!

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2009年08月10日

これからじゃないか

さるおです。
エスパニョールの新カピタンにして守備の要、ダニ・ハルケが死んでしまいましたね。えーん。プエルタのように、恋人さんと未だ見ぬベビーさんを遺して。
淋しいような悔しいような哀しい気持ちで、また泣きましたよ。26歳だろ。これからだろ。フットボールも人生も、これからだろ。えーん。
プエルタの突然死から2年。プエルタが亡くなった年の年末にはスコットランド元代表のオドネルさんも死んじゃった。03年にはコンフェデの試合中にカメルーンのフォエさんも死んじゃってるし、04年にはベンフィカのハンガリー代表FWミクロス・フェヘールがやはり試合中の心臓発作で急死。こーゆーのはなんだか悔しい。こーゆーのはなんだかオカシイ。意識不明とかはもっとあるし。新しいシーズンが始まろうとしているのに。

同僚になったばかりだったと思いますが、すんすけー、エスパニョールを優勝させろー。絶対だー。天国のカピタンをCLに連れて行けー。

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2009年06月27日

コンフェデレーションズ杯準決勝はけっこうすごかった

さるおです。
あぢぃ。あぢくてだめぽ。映画とか、じゃんじゃん観まくっているので感想文がたまりまくっておりますが、あぢぃな。

サッカーも観てます。1年おきから4年に1度になって、なにかこう、久々感ただよう大会、コンフェデレーションズ。

スペインUSA、すごかったっすねー!
スペインはまぁ、最後を除き、あれでだいたいいいわけで、そんなことよりUSAが、いやぁすごかった。すばらしかったと思います。もう、アメリカ優勝。ほぼ優勝。大優勝。
死に物狂いで守るアメリカ、やるときゃやるぞと、みなさん汚れまくりでド根性みせましたよ。ボールは持てないけど、攻撃はカウンターで、やるときゃやるぞと、アルティドア、あんたが優勝。
うん、USAも、USAこそ、あれでいいんだ。
スペインもものすごかったんですが、いや、スペインのほうがもうはるかにすっさまじいゲームを展開してましたが、とにかくアメリカ優勝だと思いました。

そいで、バファナ・バファナ vs. だにべす。
だにべすというのは、FKは得意ということになっておりますが、いざ、ボールのとこに立ってみると、なんかぜんぜん入る気がしない、というのが日常(笑)。でもまぁ、決めましたよ。81分に入ってその5分後に決勝点を叩き込むという、ドラマチックなアレでした。

そうそう、ピケを観ていて思ったんですが、あいつはここんとこタイトル漬けっすよね、ユナイテッドにいたわけだし、ユーロ獲って、今季は3冠だし。ここまで来るとコレクター魂に火がついて、南ア大会も獲ったりするかも、と思いましたが叶わず。んまぁこのへんでいいや、と思う。
だにべすは、今季4冠目、いってみてもいいんじゃないかと、とても期待をしつつ、こうなったらいてまえ!アメリカ大優勝!

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2009年05月23日

大好きなモッタちゃんはちかごろお元気でしょうか、と思っていたら

さるおです。
モウ・インテルさん、ジェノアですっかり短髪が板についたリハビリ王モッタちゃんを獲るんですか、ミリート兄と一緒に。
インテルで、モッタちゃんがスタメン張っちゃったりして。リハビリの国へはもう行かずに。それはステキにおもしろいっすねー。バルサとやろうよ。

そしてもしかしてフィーゴ先生がにっぽんに来てしまったりなんかしたら、Jリーグも観てしまうかもしれません。

フィーゴ引退.jpg どーん

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2009年05月13日

バルサが10人になったとき、攻めてくればよかったんだよ

さるおです。
バカなおじさんたちを観に行く途中で"東スポ"買いました。東スポ大好き。広げないで、折ったところが好き(笑)。

バルサ陰謀.JPG ← クリックして拡大

ぐわぁー、出た、いんぼう。
「いんぼうだ」の下に目をむいたドログバさんの顔。東スポはすぐに広げちゃいけない。折ったままでしばらく楽しまないと。

やっぱこーゆー話になるよね、なんて思っていたら、翌日さっそくこんなことになっていました。
んもー、おまえら、やめとけ。そーゆーことはやめとけって。フリ介さんをいじめたとき、ちょっとやりすぎたなって思わなかったのかよ。

チェルシーがあんな負け方して、我慢できないのはわかる。っちゅーか、負けてなかったもんな。勝ってたんだもんな。ローマへの切符をかっさらわれた、それはわかる。
判定には文句があるかもしんない。でも1つだけだよな。ピケのハンド、あれはハンド。何歩譲ろうが、そうでしょう。ただし、わざとじゃないけど。
判定なんてこの1戦の中でだってお互いさまだし、カンプノウでもそんなもんだった、いや、カンプノウではちょっとだけおまえら有利に笛吹いてもらったじゃんか。バルサだって同じ思いしたことあるんだよ、おまえらとやっててさ。
こんなこと、よくある。それもみんな含めてフットボールなんだろ。たまに曖昧になったり間違ったりしながら"人間がやる"のがフットボールなんだろ。
UEFAに闇はあるかもしれないけど今に始まったことでもなく、クソ野郎審判とやらがUEFAの指令で動いてたならバルサの1点はもう少し早い時間のPKだったはず。
10人しかいないバルサが、チェルシーの守備を破って得点した。だから陰謀があろうがなかろうが、もう文句のつけようがない。
チェルシーがおかした致命的なミスは、攻めなかったこと。せめてバルサが10人になったときから、追加点を獲りに行けばよかった。ボールは要らないから戦わないで守るだけ、なんてそれこそクソ戦法はやめて、バルサを粉砕しに来るべきだった。スコアで勝っているからって、フットボールを放棄したからこんな結果になったんだ。

ところで、東スポに載っている「ただで済むと思うなよ」的ヒディングのお言葉とUEFAのサイトに載っている「まぁしかたない」的オトナすぎるヒディングのお言葉が、あまりにも違うので笑ってしまいました。と思ったら、UEFAのサイトから後者が記事ごと削除されていてもう見つからないという、やはり闇(笑)。
東スポ vs. うえは
東スポの勝ちか。
格下(東スポ)がこーゆーカウンターをぶちかますのはよいのです(笑)。と思いましたね。

屑チェルスキどもがうるさいだけで、選手レベルではもう決着してるからいいんだけど。
去年号泣していたテリーさんは試合後ドレッシングルームにやってきて、バルサのみんなをひとりひとり祝福したらしい。ドログバ先生やボジングワさんも翌日謝罪だし。
んまー、ますます"因縁"っぽくなってきたのはたしかっす(汗)。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2009年04月12日

アドリアーノさんが心配

さるおです。
生きてましたね、失踪していた皇帝が。まさかの死亡説まで流れましたが。
アドリアーノ・レイテ・リベイロさんです。またの名をインペラトーレ。

でも、サッカーはお休みするんすね。
なんだかとても疲れてしまったようで、かわいそう。フットボーラーがフットボールから遠ざかるって、よっぽどしょんぼりしているに違いない。イタリアはいまいちだった。それだけなのにな。
フットボールがすべてだろうに、フットボールこそが至上の歓びだろうに。悩んだりとか、そんなことに力使わないで、フットボーラーはただボールを蹴る、そーじゃなきゃいけないのにさ。
皇帝がしあわせであること、それが大事っす。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2009年01月22日

天才レオの20年

さるおです。
W局さんの『Quest 探究者たち リオネル・メッシ 20歳で伝説になった男』を観ましたよ。

乗るべき列車は一度しか通らない。
ということを実感するのに、たいていの凡人だと数十年とか一生かかるわけですが、そんなジジくさいお言葉を12か13歳で言ってしまうレオ。すごい人生だなぁ。少しうらやましい。うらやましがる資格もないですが(笑)。
乗るべき列車は一度しか通らない。実際これは真実なわけで、浅はかで脆弱で勇気もなくめんどくさがりの言いわけがましい凡人は"もう1回くらい通るかもしれんよ"なんて甘ったれことを考えてしまうわけですよ(笑)。
レオの場合はまぁ、病気があるが自分にはフットボールしかない、バルセロナにいなければクスリ代は払えない、という条件がそろってコドモだろうがなんだろうが選択を迫られる。平和な国で生活費のあるたいていの凡人は長いことこの岐路に立たされずに済んでしまうからのんきにやってけちゃうわけで、でもまぁどちらが幸せかといえば条件がそろって運命に背中を押されるほうがいいと、さるおは思うわけです。
というか、その岐路に立ったとき、見渡して遠くが見えているかどうか、それが想像であっても憧れであっても、あるいは畏れであっても、その道がどこに向かっているか思い浮かべることができる、それが大事っすね。
レオはいったいどこが"天才"なのかというと、フットボールに自分の人生の照準をしぼった、というところ、しかも徹底的にです、家族と離れ離れになってまで。フットボールに夢中、フットボールしかない、そこがすばらしい。
のんきにやってけちゃう人たちはあれもこれも手に入りすぎて自分が何やりたいかわかんないですから。

リーガ2連覇と大耳の栄光から暗黒の昨シーズンへ。
「むかつくことばかりだった。悔しくて朝まで眠れなかった」クラシコのこと。
引き継いだロニ子の10番を背負って、今季開幕戦後にはいきなり批判の矢面に立たされる。マラドーナからも批判です、かわいそうに。
そして大爆発の1発目アルメリア戦ですが、意地になってアシストに徹したあの姿勢、そしてやっぱり不機嫌だったという、あはは、いいなぁ、人間味あふれすぎ。
人間味といえば、レオの怠け者っぷりもステキっすね。さすが、つい最近"魚の存在に気づいた"だけのことはある(ちょっと前にこんなとぼけすぎなこと言ってました)。寝飽きたらやっと起きて、お菓子食って、ボール蹴って、お肉食って、お菓子食って、また寝る、寝飽きるまで(笑)。たぶんそんな感じ。自堕落きわまりない生活であのプレー。天才っす(笑)。レオ最高。
いつも怒っているというレオも最高。怒りっぽい自分と向き合っているから生まれる、ピッチでのあの冷静さと大胆さ。天才っす。ほんと最高。
あと、もう何度も観てますが、レオ4歳のドリブル。今とまったく同じで笑えます。
今さら"レオじゃない誰か"になれとは言いませんが、怪我しないでほしいっす。

で、レオがどーしても感想を聞かせてくれと言うので、21日の0時56分に書きましたよ。
グジョンセンさんによろしくと、伝わると思いますね、きっと。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2008年11月22日

ヘンリク・ラーション 他競技のプロ選手でデビューてすげぇ

さるおです。
大好きなヘンケが、"スケートのないアイスホッケー"のプロ選手になっちゃうだなんて、びっくらこけました。なんかもう、すげぇ。あんたはかっこよすぎ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2008年08月24日

アンデルソン・ルイス・デ・ソウザが特別な理由

さるおです。
さるおがいちばん好きなフットボーラー、デコさん。勝つこと以外は我慢ができない、負けん気の塊のようなデコさん。チームに心臓の鼓動をもたらす、世界最高の、中盤のマジコ。出会ったときから、いつだって、なぜか特別に思えたデコさん。とても愛してますね。
そのデコが、さるおがいちばん好きなクラブ、FCバルセロナに来てくれて、夢のようでした。リーガは2連覇で欧州も獲った、ポルト時代と合わせて、すごい人っす。ほんでね、彼がバルサを去った今、なんかしらんけど書いておこうと思うわけです、これはほとんどデコが天に召されたときに書く文章なんじゃねーかと思うほどに、とくとくとしつこいくらいの偏愛のさまを(笑)。さるおがなぜ、デコを特別だと思うのか、その理由を。アンデルソン・ルイス・デ・ソウザは結局んとこ"ポルトのデコ"のような気もしますが、環境的に、さるおはバルサのデコをくまなく見続けてきたんだから。

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posted by さるお at 23:50| Comment(6) | TrackBack(0) | フットボールあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

デコ チェルシー入り

さるおです。
3年契約でチェルシーです。さるおのデコはロンドンへお引っ越し。移籍金がだいたい1000万ユーロだから、お買い得でしたね。(キャッシュが必要なはずのバルサとしては足元見られすぎ)
チェルシーさんのサイトにデコさんのバイオグラフィー笑顔のお写真が。
あっはっはー。寂しすぎて笑ってしまいます。くー。
もう、The Bluesは憎めないクラブになってしまいました。
スコラーリか。

スコラーリ音頭なのか。

スコラーリ音頭1.jpg 強いハートで

スコラーリ音頭2.jpg ときに激しく

スコラーリ音頭3.jpg ときに美しく

スコラーリ音頭4.jpg 華麗なフィニッシュ

おもしろいフットボールをやってくれるなら、突然好きになる可能性大。デコがガツガツ輝いてくれればそれでいい。デコにはついていきます、どこまでも、いついつまでも。

しかたがないから、今日から敵はインテル(笑)。ある意味これはさるおのモウリーニョ愛ですが。
がっはっはー。ま、ディディエがいなくてもチェルシーはこわいということっすね。

シャビがユーロ最優秀選手に選ばれて、あったりまえだぜ!とよろこぶ一方で、サンティに別れを告げる心の準備がいっこうにできません。エジやんはまた会えるからいいけど。ちゅらさんにも謝りたいし。ちゅらさんごめん。
バルサの"黒い一面"ばかり目につくし、なんだかとても、苦しくて切ない夏です。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2007年12月16日

FIFA Club World Cup 2007 やっぱミランさんは惑星1位でやっぱカカーさんはかっこよかった!と感動のついでにいろいろまじめに思うこと

さるおです。
ミランさんはすごい。
忙しいのに遠いところわざわざにっぽんまでやってきた人たちに、でき得る最高のゲームを見せろと言っても、そんなのうまくできないのがあたりまえ。1年前のバルサは1つ目はかっこよくて楽しかったけれど、決勝ではだめだったわけで、今回魅せまくったミランさんはやっぱすげーです。
まー、さるおはバルセロニスタなので、そんなバルサの脆さを嘆きつつその繊細さにまた惚れてみたり、結局んとこバルサはインテルナシオナルさんに負けて妥当というか、おまえらはまだそんくらいにしとけと、妙に納得したものです(笑)。
ミランさんだってだめなときはあるわけで、それはそれとして、現実的な意味では極めて完成度の高いクラブだと思います。時間をかけて丁寧に育て続けた力がある。ミランさんはいわゆる金持ちクラブではあるけれど、スター選手を買ってきて2年か3年ユニで儲けて飽きたら高く売っ払って新しいスターを買ってくる、そーゆークラブじゃないからな、時間が築き上げる完成度というのがきちんと存在するわけで、そこが魅力です。大好きです、さるおは。(バルサにも変なクラブになってほしくないなと、切に願っているところですが)
ミランさんのメンバー、要は一昨年とあんまり変わってないわけでリベンジする気まんまん。対するボカさんの方はもう「おととしのトヨタカップって何?」っちゅーぐらいのメンバーっすよね。

でね、やっぱこーゆー大会って意義があるんだろうなと、最近やっと思えてきましたよ。さるおはけっこう昔からトヨタカップ観ててね、南米vsヨーロッパの豪華な1発勝負を日本でやってくれて楽しいなと、有馬記念と並ぶ年末の"1発風物詩"だったんですわー。
だけどそれが"6大陸の"とかになって、FIFAはこの大会を本気で育てる気なのかなと、すっかり疑惑の眼差しで見るようになった(笑)。いいじゃねーか、南米vsヨーロッパで、と正直感じてました。
それがね、やっと最近、これは親睦会の側面があるんだなって思えてきた。もちろん、エトワール・サヘルとパチューカが勝負するチャンスがあるってゆーのもすごい大事だと思うけれど、同時に、観る人とサッカー界の親睦っちゅーかね、つまり、より多くの人に、フットボールにおける世界情勢が見えるようになるんじゃないかって、そう感じるわけです。
たとえば今日の決勝。因縁の対決のはずなのに、メンバーの変わらないミラン対まるで新しいチームのボカ。選手を育てて売るクラブと、メンバーを変えないチームがあるのがわかります。ということは、よさそうな選手を買って集めてそのときどきに合わせた強いチームを作ろうとするクラブもあるんだろうなぁということになる。
南米の多くのクラブにしたら、選手を育ててできるだけいい値段で売るっちゅーのはビジネスの大事な一部っすよね。そしたら完成品を買う側のヨーロッパのクラブのほうが強いじゃねーかと思うんだけれども、そーはいかない。そこが南米の底力であり、ヨーロッパが抱える憂いでもあるわけです。才能を獲られても獲られてもなお新しい才能を生み出す、懐の深い南米のチームはやっぱ強い。選手(商品)を売買しまくって常に異なる才能と文化がチーム内でぶつかり合うヨーロッパは難しいといえば難しい。そうなると、南米はどーしてタレントが尽きないのかな、とか、ヨーロッパのクラブだって自力でがんばってみてもいいのに、とか、サッカー以外のことなんかもいろいろ考えるかもしれない。(選手を大切にできるミランさんは欧州の金持ちクラブの中ではつくづくまともで上品な部類っす(笑)。八百長の件についてはもう忘れました(汗)、さるおはミランが好きなので)
つまり、それぞれのクラブの個性とか特徴とかね、観る人が差を知るチャンスなんだなぁと思うわけですわ。クラブというのは"おらが村のもの"っすから、これは地域の差というものと密接なわけです。フットボールをビジネスに育てたFIFAさんには賛否両論あると思うけど、とにかくもうそーなっているわけで、この大会がしばらくは"お祭り"であってもいいし、もっと言えばほんとはフットボールじゃなくてもいいんだけど、例えばここから世界を眺めて、フットボールの枠を超えたところにある世界の地域の姿を垣間見る、それもありかなと。
本業は別にあってとか、やっとこ選手を集めたとかとかもある、はたまた戦争の影を背負ったクラブや選手ががんばってるとか、どこもそれぞれいろんな事情を抱えてるから。
ほんでまぁ、CWCにも意義があるんだろうなと、さらに思えてきたのは、今回のミランさんのがんばりのおかげだとも思います。今年はミランさんが本気でCWCを育てた。おかげで楽しかったっす。ちゃんとした大会に成長するのかもしれない。選手には負担かもしれないけど、本気になれば負担とか言ってられないし、賞金が出るわけだしな(笑)。
ということで、いろいろ楽しかったっす。

毎年名称が変わってる気がしますが、去年はFIFA Club World Championship TOYOTA Cup Japan 2006だったような記憶がありますが、まぁいいや。
とにかく、去年あっという間にバルサユニを脱ぎ捨ててインテルサポに早変わりしたさんちゃんに気前よくコートをくれたガッツへ、さんちゃんに代わってお礼を申し上げるとともに、プリウスは是非おまえにやりたかったぜ、ということで、えっと、つまり、おめでとうガッツ。
そしてミランさんに感動しつつ、さるおは"ひとりリケルメコール"を欠かさなかったぜということもボカのみなさんに伝えておきたいと思います。
ミランとボカの次に強い地球3位のすごすぎる浦和さんも、おめでとーう。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:36| Comment(18) | TrackBack(12) | フットボールあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

マジョルキンを応援しつつ、サビオラのバルサ退団に泣きつつ、ビルバオさんを心配しつつ、ルイス・フィーゴに思いを馳せつつ、さるお秘蔵のオリバー・カーン写真公開!

さるおです。
なんかね、リーガが大変なことになって、フツーの精神状態じゃないので、このように、頭の中に、徒然なるままにいろんなことが浮かびます。

アンリ、今度はほんとに来るのかな。それはいいけど、エトーとのトレードは個人的には嫌だ。ティエリは大好きだけど、エトーはどーしても必要なんだ、バルサにはエトーなんだよ、と強く思います。
ロニ子はどうやら不調を認めつつ来季に向けてすでに気合いが入っているようで、さるおもその気になって、来季はタイトル獲りまくりだYO!とかも思うし、そーかと思うと今季の最後のゲームはみっともないことになっちゃいかんと、心配になったり。
中盤について言うなら、ナスティックに負ける気はしない。ロニ子もお休み明けだしな。勝てる、っちゅーか、勝て。
白組のやつらはほら、先週、1週間間違えて、軽率にも優勝を祝ってしまったので(爆)、おまえら、もういいだろ。マジョルキンが怒ってるぞ、彼らはおまえらを潰しに来るぞ、勝ちに来るぞ。むははー。馬のようなバイクのようなそして"ラーションのような"パツキン(死語)のマクシ・ロペスとフェルナンド・ナバーロも、ふんがーって気合い入ってるぞ。マドリーよ、最終節でずっこけろ、とか呪いかけたり。

リーガが大変といえば、ビルバオさんが心配です。勝ち点37で17位、そのすぐ下は降格圏18位のセルタさんで勝ち点36。まさに首の皮1枚。落ちないでくれ、ビルバオさん。あんたらは、ずっと1部でやってきたんだ、これからも、ずっと1部でやってくんだ。レバンテに勝っとけ。
同じ勝ち点37で並ぶベティスも心配です。ベティスさん好きなので。ラシンに勝っとけ。

あと、ハビエル・サビオラ、ぼくらのエル・コネホが、明日、バルサ退団の記者会見です。寂しくて、そして悔しくて、涙出てますが、それでもさるおは笑顔で送り出します。まだまだウサギが大空を飛ぶところを見せてほしいから。うん、ずっとね、愛し続けます。
バルサに入ってくるアルヘンのみなさんは、なぜかいつも、表門から入り、裏門から出て行く。歴史は常にそうでした。でも、ハビのことは、ホンモノの拍手で送りたいっす。彼はね、バルサを深く愛したから。
思い出の街バルセロナで、サバデルのペーニャと、ママさんと、代理人さんとかで飯なんぞ食って、バルセロナとのお別れ会っす。

conejo.jpg

泣けてきた。
どこに行くのかな。セリエか、プレミアか、あるいはスペイン内のどこかに行くみたいで、さるおは以前ユーベかなとか思ってましたが、うーん、スペインでならビジャレアルでもサラゴサでもいいな。(つまり白組には行かないでくれと)

もしかしたら、ハビのことを"ペセテーロ"と呼ぶ人がいるかもしれない。でも、わかってる人にはわかってる、ちゃんと見てたさ、本当のハビを。
で、裏切り者で思い出しましたが(唐突)、さるおが愛してやまないルイス・フィーゴです。バルセロニスタにとって彼は"裏切り者"なので、大きな声では言えません。
黄金世代、91年組の筆頭格フィーゴ、アラブ行きは先送りにしてもう1年インテルでやってくれる契約延長っす。嬉しいな、あんまり遠く(テレビで観られるかどーかっちゅー意味で)に行かれると寂しいので。
35歳かー。もう、というか、やっと、というか、トップレベルのリーグでのプレーする時間は終わりに近づいてます。
今季、ジュゼッペ・メアッツァの最終戦、67分、PKのキッカーを任されて、やっぱりなんとなく、いったんこれで「おつかれさま」を言わなきゃいけないんだろうなと、そんな気持ちになりましたね。

フットボーラーに「おつかれさま」を言わなきゃならないあの感じ。涙出ます。そーいえば、さるおのママさんは日韓W杯で初めてサッカー観て、オリバー・カーンにはまったようで、もう年だってわかって残念がってました、もっと勇姿が観たいと。なのでまぎれもない勇姿の写真をね、大事にとっといてあります。これです。

oliversnap.jpg ←クリックして拡大

ちなみにオリバーは"世界一高慢な男"として、評判悪いです、さるおのドイツ人の友人たちの間では(笑)。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:13| Comment(8) | TrackBack(4) | フットボールあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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