2012年12月20日

Tito is strong, very strong.

さるおです。
今いいところだから、すごくすごく、いいところだから、ふんばっとけ、ティト。
再発なんて嫌だけど、だいじょうぶだよ、ティトだもん。
もう手術は終わったころなんかな。マリア・ソコロ・ベスコス(Maria Socorro Bescos)さんという医者さん、しっかりやってよ、もう再発なんてしないように。

バルサの病人はけっこう深刻な人が多いなぁ。けれど、みんな強い。強く生きる理由を、ちゃんと持ってるから、だから負けん。男アビダルもそうでしたが、ティトも気丈です。励まされるのはいつも周り。
ありがとう、ティト。
早いとこ戻ってきてね。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年03月17日

あなたは強い

さるおです。
わたくしは、心の底から、大好きなエリック・アビダルに声援を送りますよ。

肝腫瘍発見からちょうど1年。肝臓を移植しなければならなくなりました。
そうか、幼なじみのおともだちが肝臓の一部を分けてくれるんすね。おともだちの臓器が使えるなんてすごい。(実際はいとこさんですか)
たのもしいおともだちも、家族も、チームメイトも、それ以外の同業者もファンも、みんなが応援してる。
ただ、ただ、元気になってくれますように。そしてまたピッチに立とうが立てまいが、そんなことは今はいい。元気でいてさえくれれば。それを、楽観的に信じて待とうと思います。
エリック、あなたも楽観的に過ごしてね。心配いらないさ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2012年02月24日

2つのドリームチームで世界を魅了した男

さるおです。
2つのドリームチームで世界を魅了した男。10年後も50年後も、おそらく100年後も、人々は胸を高鳴らせ瞳を輝かせて、語り継ぐだろう、ペップを。
ペップが体験した1つめのドリームチームに終わりがきたように、このチームにも終焉はある。それはそれで、いいよね。ペップはもう契約を更新しないかもしれない。それが今のような、そんな気もする。それならそれで、いいんだよな。バルセロニスタの心にあるのは、清々しい感謝の思いだけなんじゃないか。少なくともさるおはそういう落ち着いた気持ちです。バルサはまた、新しいサイクルに入らなくちゃいけない。それが今であっても、正しいんじゃないか。名残惜しさはあるけれど、その今だからこそ、散ってみてもいいんじゃないか。
スペクタクルをありがとう、ペップ。
(とか言って、契約更新ならわたくしはあなたを抱きしめてしまうわけですが)

次のサイクルに入る準備はできている。ペップが、とてもとてもたくさんのカンテラーノをトップチームで使ってくれたから。今季のバルサは選手が足りてない。けれど、足りないときは自前の選手で補ってきた。それでやれるから。そのツケを多少払っているけれど、仮にリーガを落としたとしても、それは払っていいツケだろうと思える。理由はやっぱり、"バルサだから"。
ほぼカンテラーノだけで、3年もの間、すべての対戦相手を蹴散らしてきたチーム。
頑ななまでに信念を貫いて、愚直なほどに哲学に忠実に、決して怖れず、敬意と誠実さを失わなければ、道は拓けるとおしえてくれたチーム。
後にも先にも、こんなチームはもう二度とつくれない。
4年目になった今季も、人々の心を躍動させるという意味において、バルサは負けたことなどなかった。
スペクタクルをありがとう、ペップ。
(とか言って、契約更新ならわたくしはあなたにチューでございます)

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年08月22日

アレクシス・サンチェスに惚れた話や、そんなことやってちゃやっぱだめよね、マドリは、という、スーペルコパにまつわるいろいろ

さるおです。
かなーり惚れてしまいました。スーペルコパのベルナベウクラシコで、ほとんど恋。なんて気持ちのよい青年なんだ。
もちろんね、入社早々はいいとこ見せようと思うだろ、誰でも。そーゆー"猫"を差っ引いて、冷静に見て、やっぱこいつはすげぇ。ほんっと、働き者っすね。ハンパない運動量の守備がすごい。
さるおの期待をはるかにこえる献身。ペドロ・ロドリゲスを上回る、スピードと運動量と左右への展開力、そしてしぶとさ。
そう、あのしぶとさ、最高っす。しばらく前はレオがそうだったんすよね、ファウルをもらおうというプレーがないわけです。どこまでもしぶとく倒れなかった。今はまぁ狙われすぎてるのでときどき倒れないとしょーがない、怪我しないためです。これを、今はアレクシスがやっているし、できてしまう。
たまんねーな。

スーペルコパの試合自体はまぁ、マドリの気合いがすげぇ、という感じっす。ベンゼマさんもCR7もはりきってますな。充実していてなにより。でも、あれだけチャンス作って、逃しまくっているのはもったいない。決定力を欠いたのは、女神さんの気まぐれではなくて、やっぱ相手がバルサだぜという入りすぎた気合いのせいじゃないか。余裕でバルサをボコれそうな感じでやってるのに、スコアを見るとまったくの互角で、どこまでもヘボいプレシーズンを送ったバルサがある意味ではこわいっすよね、これで調子上がったらどーなっちゃうんだと。今の不調で、好調マドリと互角だなんて。
バルサはヘボいとは言っても、やるときゃやるというか、爆発するときがすげぇ。ビジャのゴラッソがもう美しすぎて、鳥肌立ちました。
カンプノウ・クラシコでは、シャビが基点でレオがパサーでイニ坊がシューターという1点目と、セスクからレオのあとこの日のオイシイところを全部持ってったアドリアーノが折り返してレオという3点目、やっぱ鳥肌立ちました。

で、2戦目といえば、フランセスク・ファブレガス。
なんかね、この複雑な心境、状況はぜんぜん違うんですが、コネホを思い出したりします。この、愛しすぎて少し憎らしいような、でも結局は天使のような笑顔にまたほだされてしまう、この感じ。
かつてレオが言いました、乗るべき列車は一度しか通らない、と。
フットボーラーに限らず、本当の乗るべき列車は、人生でそう何度も通るものではない。だから、たった1度のチャンスをつかめるように、常に準備して、勇気を出して飛び乗るんすね。それが人生という冒険。ところが、この列車が、なぜかセスクの前だけは、何度も何度も通っちゃう。通っちゃうどころか、毎年毎年、迎えに行っちゃう。そしてセスクはなかなか乗らないという(笑)。何人たりとも味わえない究極の贅沢だな。
多くの人を巻き込んで、多くの事情を巻き込んで、自分も巻き込まれて、ファンの感情も巻き込んで、そうして果たした移籍っす。がんばってもらわねば。チアゴに4番譲ってもらったんだし、がんばらねばよ、おまえ。愛しているけど、がんばってくれないと、憎らしくなってしまうであろう、フランセスク・ファブレガス、あなたを好きでいさせて、ととても思いますよ。

あーんど、2戦目といえばマルちゃんとペペの"得意"の大活躍、そして、出たぁーっ、目つぶし(笑)。
あー、もう、ほんとにマドリは嫌い。マドリなのに、フットボールができるはずなのに、プロレスを我慢できないあんたたちが情けない。品のないモウリーニョ・エンパイアを築かせているマドリの、組織もファンも、情けない。どこ行っちゃうんだよ、おまえら。
イケル君までふりまわされてっし。
モウリーニョ、目つぶしっておまえ、もっと利口なはずじゃないか、そんなこと、小学生だってやらねーぞ。
国営テレビまでが目つぶしカットでティトのビンタだけ放送するという、まさかのねつ造、いったいマドリにいくらもらった?
モウリーニョ、あいかわらずバカかい?
と、寅さんのタコ社長への第一声のような口調で、わたくしは最近ぶつぶつとひとりであの野郎に話しかけたりしていますよ。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2011年07月25日

9番 ぼやん・蹴る吉

さるおです。
ようこそ、アレクシス・サンチェス。もちろんそう思います。貧しさから這い上がって頂点に登りつめようとしているアレクシスを、すっさまじく応援しますよ。バルサの9番をよろしく、と思います。

でもまずは、20歳の"元"9番を思って泣きたいのです。
泣きたい理由は、彼も泣いたから。
そして、こうして時々、フットボール界なんてクソだと思う瞬間も、大事にしたいのです。

ローマに売られることが決定して、というよりつまり、新9番が来ることが決まって、ぼやんちゃんは公の場で初めて愚痴をタレました。正しく評価してもらえなかった、グアルディオラに何度も傷つけられた、グアルディオラと自分の間には問題があった、チームの一員としてペップは素晴らしいと思っているが個人としては賛成できない、と。
そーゆーことは黙ってろ、という意見もあると思います。けど、さるおはそうは思わない。それは選手に正当で公正な評価がなされた上での話だろ。ぼやんちゃんについては、今までよく黙ってたもんだ、と思うくらい。
だって、内情を知らないにっぽんの素人ですら、ぼやんちゃんはちゃんと評価されてねーぞって気づいてたもん。
たまに試合に2分くらい出されて、いったい何をしろと言うのか。2分に1度ゴールを決めないと、無能なのか、追い出されるのか。なんか、あるんだろ、他にさ。

それでも今までぼやんちゃんは文句を言わなかった。そっちがエライ。世界最高の20歳に"最後まで"黙ってろというのは無理な相談であって、監督と選手という意味で力関係の強弱がここまではっきりしている状態で弱者が持つ武器というのはとても少ないわけだから、監督をぶん殴るわけにもいかない以上、発言まで取りあげたらそれは搾取しすぎだろう。わたくしはね、バルサの監督ペップは最高だぜぃと思っていますが、ペップとぼやんちゃんどっちの味方かと聞かれたら、ぼやんちゃんなのです。

元選手としても監督としても輝かしすぎるキャリアのグアルディオラに、ほとんどの人間は頭を垂れるだろうと思う。強者にみんな屈してしまう。けど、ペップだってもちろん完璧なはずはなく、イブラが悪口言いまくったのには(かなりしつこく(笑))理由があったはずだとも思うわけです。んま、イブラに関してはまぁ、「イブラだし」というね(笑)、別のことがらがあるわけですが、それを差っ引いてですね、やっぱ何かあったんだろ、と思う。
グアルディオラと相性が悪い、そーゆータイプの選手だっているのがあたりまえだし、ペップはけっこう好き嫌いがはっきりしてそうかも(笑)。

自分とソリの合わない人間を上司に持つのはとてもつらいことです。だからぼやんちゃんは、不運だったと思う。で、ぼやんちゃんの気持ちを、ペップと同じパワーを持った誰かが、理解してやらなきゃいけない。で、わたくしは、なんの権力もございませんが、ぼやんちゃんの愚痴を信じて同情しようと思うのです。ペップは最高だけど、それはそれ、これはこれ。たまには闇を、正面から見なければ。
ねぇ、ぼやんちゃん、グアルディオラがいつまでもバルサにいるとは限らない。だからローマでフットボールで幸せになって、監督が変わったバルサにさ、2年で帰ってくるかもしれない。あるいはローマでフットボールで幸せになって、バルサをやっつけてもいい。とにかく、わたくしはあなたに、楽しくなってほしいのです、心から。
クレはぼやんちゃんがバルサを愛して、12年間バルサで育った、正真正銘の正統派9番だってことを、ちゃんと知ってるしずっとおぼえてる。ということを知っててね、と思います。
さるおはペップではなくおまえの味方だと、知っててね、と思う。
ペップとの思い出の苦いところはいつか忘れて、みんなと一緒に、ずっとバルセロニスタでいようぜ、と思います。
ばもすばもす、と思いますよ。

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2011年06月13日

花一匁

さるおです。
今オフのバルサの補強(入れ替え)は少々派手になりそうっす。毎年飽きずにやっている、セスクがほしい♪セスクは渡さん♪という"はないちもんめ"はまぁ今年もまたやるとして(笑)、それ以外がいろいろと切なそうなわけです。

いや、セスクは正直、もうわからん。ペップがどれだけ惚れていようが、手に入らないセスク。ベンゲルも惚れているセスク。これはもう、"御縁"の問題のような気がして、つまりもうわからん。要らん、とは言わんけど、必要なのかと聞かれれば、べつに、と思う。だって中盤間に合ってるし。いわゆる"チャビの後継者"問題はそれはそれで考えるとしても、やっぱ今チャビやイニ坊やブスケが離脱したとしてね、チアゴがいるからそれでいいわけです。もし今セスクを連れ戻すというなら、チアゴの運命はどうなるんだと。いいんだよ、チアゴで、それで充分に上等なんだよ、と思うわけですね、さるおとしては。セスクはどれほどバルサに来たいと思っているのか。思いが強いなら、身銭切って来たっていいんだぜ。っちゅーか、あっちとの契約が終わった後、おまえとバルサに2つ目の御縁があるならきっと戻って来られるさ。
で、セスクの他の補強はと言うと、左ラテラルと、デランテロは2人獲りたいということらしい。ホセ・アンヘルなのか、ホセ・エンリケなのか。ロッシもアレクシス・サンチェスも来るのか。で、すべての望みを叶えようとするには、例よってゼニが足りない。アレクシスの価格はウディネさんが釣り上げているし。FCバルセロナとしては、ぼやんちゃん、ジェフレン、チアゴをゼニの足しにしたいと(泣)。

しかもここに来てクライフまでが、「カンテラーノ売りゃぁいいんだよ」なんておっしゃる。
もちろんクライフは正しい。みんながトップチームに上がれるわけではない、それが現実。だったら、よそにいって試合に出ればいいんです。そのほうが幸せっすよね。バルサにこだわって安く飼い殺されるなんてよくない。
もちろん選手がそのオファーを気に入らなければなりませんが、その中で、単純に、いちばん高値をつけるクラブに売る。それでいいんです。それならいいんです、資金を得るのなら、いいんだ。切ないけど。
嫌なのは"トレード"というやつ。もちろん、大物同士を交換するというのはまた話が別ですが、大物を獲るためにカンテラーノを交換要員にする、というのが嫌だ。ぼやんちゃんも、ジェフレンも、チアゴも、トレード要員にはしないでください、バルサ。
わたくしは、この3人が売られて行ったら泣いてしまうんですが、けどもし、もしも、出てかなくちゃいけないんなら、みんな納得して結果幸せで選手とカネが動くだけだと知っていたい。お願いバルサ、ぼやんちゃんみたいな子をトレード要員に使わないで。お願いだから。

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2011年04月24日

コパデルレイ クアトロ・クラシコ(2) そんな感じの勝ち方でいいなら、おめでとうマドリ

さるおです。
クアトロ・クラシコ1発目の焼き直しっすね。あれを少し乱暴にしただけという感じのマドリさん。レオやビジャをあんなふうに踏んづけるなんて嫌な人たちだな。

『ボールポゼッションこそ素晴らしいサッカーだ』と主張する人間もいるが、必ずしもそうとは限らない。守備、カウンター、スペースのカバー、チームプレーなども、素晴らしい試合を構成する要素となり得る。その意味で、われわれは最高の試合をしたと言える。

ほんと、おまえって頭が良すぎて嫌いだよ(笑)。
あんたの言うとおりだ。あんたは正しい。守備とカウンターでサッカーやったっていいんだ。そしていつだって、おまえのチームは"最高の試合"をしている。
クライフならともかく(笑)、マドリディスタのディ・ステファノにまで「おもしろくねぇ」とこき下ろされても、ぜんぜんへいちゃらな、おまえのその"正しさ"がまことにバカバカしいのです。
おまえがおバカな子だと思うのは、『ボールポゼッションこそ素晴らしいサッカーだ』ではなく『ボールポゼッションは素晴らしいサッカーだ』と言っているのが正しく聞こえていないというところ。
頭のいい人なのに、もったいない。

でも、マドリのいいところも見ることができました。
最近のマドリは、国王杯なんて要らねぇやみたいなね、国王杯ナメてる感じがしていたのです。興味があるのはリーグ戦とCLだけで、他は価値ないみたいなさ。いつもいつも2部のチームに大敗してあっという間に大会を去るという、疲れないための常套手段をとっているように見えてた。
ところが今年、まじめにがんばって勝ってみたらバスからカップを落っことすほどすごく喜んでるんじゃん。そうだよ、コパもけっこうかっこいいんだよ。モウの野郎が「コパもまじめにやろうよ」って言ってくれたんだろう、"とにかくタイトルを獲る"ということがマドリには必要だったわけだし。
だから、まじめにやってるマドリを見られてよかったです。
あの勝ち方でいいなら、それでいいなら、おめでとうマドリ。

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2011年02月24日

あなたが好きだと言ったのに

さるおです。
てめこんにゃろー、ガナーズ。
わたくしは、あなたが好きだ。そう言ったのに。今は嫌い(笑)。そんな仕打ちするなら、あなたが憎い。

またまた、16歳のキラ星を持って行かれた。"またまた"だよな、セスクも、フラン・メリダも、あんたたちが連れ去った。今度はジョン・ミケル・トラル・ハーパーを、ロンドンに連れて行くのか。
あなたが好きなのに、なんでわたくしにそんなひどいことするの。ベンゲルこのやろー。
バルサは経済的に、イングランド勢には太刀打ちできない。だからって、だからってー。

ミケルのママさんはイングランドの方なのですね。そしてこの少年は英語ができる。うん、そうか、そうだったのか。バルサは夢への通り道だった。はじめから。そーだったのかもしれなくて、それならそれで、しかたない。
夢は自由に持っていいし、そこへ行くためにどこを通るのも自由。バルサも選手を"利用"するし、選手もバルサを利用していい。おまえのことは応援する。(おまえと同時にオファーをもらってガナーズを蹴った今15歳のセルジ・サンペルのことはもっと応援するけどな)
けど、とにかく、アーセナルのそのやり方は嫌いなのです。
ベンゲルよー、早く人質を解放してくれー。早くセスクを返してくれー。

アーセナルのフットボールが好きです。かっこいいから。
だけど、あんたらのそのやり方は嫌いなんだよ。

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2011年01月14日

こっちの結果のほうが好き

さるおです。
わたくしは、この結果を支持したい。
International Federation of Football History & Statistics(国際サッカー歴史統計連盟)が発表した世界ベスト・プレーメーカーが、今年もまた(3年連続)チャビでございます、断トツで。
2位にイニ坊、3位にスナイデル、4位にレオ、という順位であってるぞ、という感じがします。フィールドプレイヤーでないと該当しないよね、というのはしかたないとして、とりあえず、続く順位も、そうだよねと思えるし。

ちなみに、IFFHSというのはいろんな統計を発表していて、月刊でクラブチームを選んでいるやつ(The World's Club Team of the Month)がけっこうおもしろくて好きっす。
2010年だと1月から順に、ローマ、リベルタ(パラグアイ)、バルサ、バイエルン、インテル、エメレク(エクアドル)、ローゼンボリ(ノルウェー)、ジリナ(スロバキア)、マドリ、マドリ、シャフタール(ウクライナ)、ポルト。
2009年だと、バルサ、パリ・サンジェルマン、マルセイユ、パルメイラス、インテルナシオナル、浦項スティーラース(韓国)、エストゥディアンテス、リヨン、セビージャとマドリ、シャフタール、チェルシー、バルサ。
2008年は、ローマ、バイエルン、リバープレート、バイエルン、リヨン、リバープレート、BATEボリソフ(ベラルーシ)、マルセイユ、マドリ、ユナイテッド、バルサ、ユナイテッド。

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2011年01月11日

バルサのフィロソフィーが褒められたと思って嬉しいのでゴキゲンついでに、モウの旦那もおめでとうございます

さるおです。
1960年 ルイス・スアレス
1973年 ヨハン・クライフ
1974年 ヨハン・クライフ
1994年 フリスト・ストイチコフ
1999年 リバウド
2005年 ロナウジーニョ
2009年 リオネル・メッシ
2010年 リオネル・メッシ

バルサのバロンドールです。09年まではバロンドールで、今年からFIFAバロンドールですが、レオも2連覇。うれしゅうございます。
チャビに獲ってもらって2位にイニ坊というのが希望でしたが、レオの連覇もうれしすぎて涙が出ます。得票数は僅差、1位レオ22.65%、2位イニ坊17.36%、3位チャビ16.48%です。
この結果はまぁ、賛否両論ありそうだけどな、アルビセレステのW杯はだめで、世界1を獲ったのはラ・ロハだったわけで。さるおもじつは、レオじゃないと思っているし。チャビだってイニ坊だって、内心は悔しいにちがいない、落胆してるにちがいない。闘争心はあってよいんだし。
ただ、今回のバロンドールに関して言えば、やっぱりこれはバルサのフィロソフィーが獲得した賞であって、そこに疑いの余地はない。誰が1番だとか2番だとか、もうそーゆーレベルの話ではないです。
バルサのフィロソフィーが何十年もかけて完成形をみつつある。この時代を見ることができるって、超しあわせ。この哲学を、この自信を、この信念を貫き続けている証が、こーして何かのかたちで"記録"されるということが嬉しいのでございます。バロンドールを、ラ・マシアが獲ったんだよな。

バロンドール受賞.jpg

こんなおチビちゃんが(笑)。
えー、チャビでもイニ坊でもだいたい同程度におチビちゃんなわけだが。

ちなみに、バルサのFIFA World Playerだと、歴代こんな感じ。
1994年 ロマーリオ
1996年 ロナウド
1999年 リバウド
2004年 ロナウジーニョ
2005年 ロナウジーニョ
2009年 リオネル・メッシ
(2010年 リオネル・メッシ)

バルサのフィロソフィーがすばらしく優れていることの"記録"はもちろん、ラ・ロハの欧州1&世界1を見てもわかりますが、World XIにも表れていますよ。
カシージャス、マイコン、ルシオ、ピケ、プジョル、スナイデル、シャビ、イニ坊、レオ、ビジャ、CR7、うーん強そう。

そうそう、バロンドールといえば、比べることじゃないですが、バルサはついにユーベやミランと並んだらしい。
ユーベでは、61年オマール・シボリ、82年パオロ・ロッシ、83年84年85年はミシェル・プラティニ3連覇、93年バッジオ、98年ジダン、03年ネドヴェド。ミランだと、69年ジャンニ・リベラ、87年ルート・フリット、88年89年と92年にマルコ・ファン・バステン、95年ジョージ・ウェア、04年シェバ、07年カカー。8個目っすね。

あー、タイトルだけになってる気がしますが、モウの旦那もおめでとうございます。善人の顔でニコニコしているモウの旦那はえくぼが可愛いのだな、と思いましたよ。

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2010年12月27日

3-4-3

さるおです。
FCバルセロナにはやっぱり、クライフ以前とクライフ以後があるように思います。選手時代ではなくて、つまり、ドリームチーム(1989〜95年)前と後です。
もちろんクライフはまず選手としてスーパースターだったわけだし、セレブはクライフだけじゃなくて、"トータルフットボール"で有名な、クライフが選手だったときのリヌス・ミケルスとか、選手としてもセレブで後にレオを入団させたレシャックとか、文字通り名を残しているサモラとか、名選手なんて星の数で、とてもたくさんいる。けれどもやっぱり、あの、溢れるほどに夢がつまった"El Dream Team"が、現在のバルサの出発点だと、そう感じるわけです。
以前さるおは、バルサの守備は4人だと書きました。4-3-3はバルサの定番。ボランチは基本1人っすから、4-1-2-3と呼んでもいいっすね。この定番は今も変わりません。きっとこれからも定番であり続けるとも思う。けれどそろそろ、別のオプションを持つ頃なんだなと、最近ペップが挑んでいる3-4-3を観て、考えたりしていますよ。システムというのは流動的なもので、バルサだっていろんなことやってますが、やはり3-4-3というシステムには情熱を感じてしまいます。もちろん、それが新システムではなく、旧システムだからです。昔のように、3-4-3も持っていたいんだよ。

FCバルセロナで、3-4-3を、もう一度やる。
それはきっと、みんなの夢なんだよね。
このところ4-3-3でやってきて、別のオプションを持とうと考えたとき、3-4-3というのはやっぱり選択肢として優先的に出てくる。
ライカーも3バックに挑戦してた。中盤4枚の底にラファ・マルケスを置いて、チャビ、イニ坊、デコの3人を同時に使ったりして、うまく機能したこともある。一方で、3バックが混乱状態に陥り中盤のサイドが下がりっぱなしで、こりゃ5-2-3かということもあったし、3-4-3て結局サイドは誰なわけよという曖昧さからサイドアタックを放棄する結果になったり、まだまだ場当たり的だった。うまくいかない3-4-3を観て、歯がゆくもあり、でも同時に、いつかこれができるようになりたいとも思ったものです。

さて、空飛ぶオランダ人が指揮した夢のチームはどうだったか。
ゴールを守るのはアンドニ・スビサレッタ。
3バック中央のリベロはロナルド・クーマン。右にアルベルト・フェレール、左はミゲル・アンヘル・ナダルかフェルナンド・ムニョス。
中盤4枚で底にペップ、右にギジェルモ・アモールかエウゼビオ、左にセルジ・バルフアン、ダイアモンドの頂点はホセ・マリア・バケーロ。
前線中央にラウドルップ(後にロマーリオ)、右の翼がストイチコフで、左の翼がチキ。
こんな感じの3-4-3です。ワイドな感じで。
左右の翼は俊足で、その間のラウドルップもロマーリオも華麗なテクニシャンで、ペップが長短さまざまなパスで自在にゲームを組み立て、セルジやフェレールが攻撃陣に加わり、クーマンのロングシュートもありという、とてもおもしろいチームっすね。
リーガは4連覇、CL(91-92)も獲って、圧倒的な強さだった。でも、「強かったのか」と聞かれたら、こう答えたくなるのです、「美しかったのだ」と。ワンタッチこそ最高の技術。ボールをまわせ、ボールは汗をかかない。それがクライフサッカー。そう、今も同じ。

ペップバルサの、例えば最近のでルビン・カザン戦(2010年12月7日)はどうだったか。
ゴールを守るのはバルデス。
3バックの中央にブスケ、右にピケ、左にアンドレウ・フォンタス。
中盤4枚ダイアモンドの底にハビエル・マスケラーノ、右にジョナタン・ドス・サントス、左にマックス、ダイアモンドの頂点はチアゴ・アルカンタラ。
前線中央にぼやん、右の翼がジェフレン・スアレス、左の翼がアドリアーノ・コレイア。
おもしろいっすねー。もちろん、ブスケとクーマンは違う。ペップとマスケラーノも違う。みんな違うけれども、サイドを放棄したりはしていない。ロングレンジのパスはピケから、逆サイドに大きく展開したりね。マクスウェルを中盤の左に、アドリアーノをウィングに配して、中央はマスケラーノとチアゴのライン。左右のウィングも縦方向にドリブルしてたしな。
これはこれで、もっと観てみたいと思わせる。試合自体はほら、勝てたことがない大の苦手チームが相手っすから、まぁ、苦労はしましたが、フォンタスとビクトル・バスケスでついに勝ったからいいわけで、とにかく、今のバルサの3-4-3はやっぱり磨いてみたいのですよ。

今のバルサは、もうとっくにドリームチームになっている。そんなことはわかっています。史上最高のチームは、今のチームだ。クライフのバルサは、もう超えた。だって、カンテラーノが作るチームだもん。
この冬は、イブラヒム・アフェレイという、バルサが持っていなかった"弾丸系"のミドルも手に入れたことだし。
だからね、夢のチームよ、もう一度。
3-4-3のときも、やっぱりドリームチームだぜ!ということになりたいのです。それをやってほしいのです、ペップ、あんたに。
夢のチームよ、もう一度。
バルセロニスタというのは、なぜか悲観的で、とても感傷的。システムなんてゆーのはただの"選手の配置"であって、それを論じるのはまぁある意味どーでもいいことだと、わかってはいるのですが。
あの時代を、広義で再現できるのは、今かもしれない。そうだろ、ペップ。

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2010年12月26日

チャビ・エルナンデス(Xavier Hernández Creus)にFIFAバロンドールを

さるおです。
かつてACミランが、バロンドール最終候補を独占したことがある。1988年と1989年、ミランが、"泣く子も黙るミラン"だった時代のできごと。88年はマルコ・ファン・バステンが受賞して、2位にルート・フリット、3位にフランク・ライカールト、翌年もファン・バステンは連覇、2位がフランコ・バレージ、3位がまたしてもライカー。ベルルスコーニが大金持ってやってきて、後にこのチームで伝説をつくるアリゴ・サッキ監督をパルマから引き抜き、PSVからルート・フリットを、アヤックスからファン・バステンを、そして88年にサラゴサからライカーを獲得。プレッシングフットボールで戦ってオランダトリオが大活躍という、黄金期に突入した頃です。
その後もミランは強かったっすね。マルディーニ、コスタクルタ、そしてデメ・アルベルティーニが中心選手になって、カペッロが指揮を執るミランは、無敗優勝とかね、まさに無敵。

そんなことは、もう起きそうにない。20年間、そう思っていましたよ。時代とともにフットボール情勢が変わって、強かったチーム(あるいは国とか)があっという間に勝てなくなり、勝てなかったチームが突然大躍進する、めまぐるしい時代になってしまったから。
再び単独のクラブがバロンドール最終候補の椅子を独占するなんて、すげぇ。カウンターサッカーが主流になった今、その対極を突き進む孤高のバルサが"そのクラブ"だなんて、すげぇ。買ってきた選手ではない"バルサのカンテラーノ"ばかりだなんて、すっげぇ。
さるおは、バロンドールというのはあまり気にかけてなくて、なんか、おフランスのほうでやってるやつ、という感じがずっとしていたんですが、バルサがここまで来た今となっては、わたくしは、バロンドールがほしい。

バロンドール(Ballon d'Or)というのは、フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が1956年につくった『ヨーロッパ年間最優秀選手賞』賞ですね。候補者を選ぶのはこの専門誌で、その先はサッカージャーナリストさんたちの投票で受賞者が決まります。
最初はヨーロッパ国籍の選手じゃないとだめとか、投票するほうもヨーロッパの記者さんでやりましょうとか言って、ちょっと狭かったんすね。これが95年からはUEFA加盟クラブでプレーをしてれば国籍不問、07年になるともう世界中どこでプレーしててもいいや、ということになって、全世界の記者さんが投票権を持った。
一方に1991年から始まった『FIFA最優秀選手賞(FIFA World Player of the Year)』というのがあって、こちらは同業者(監督とキャプテン)が選ぶんですね。
バロンドールはメディアが選び、FIFA最優秀選手賞は同業者が選ぶ。
そして2010年から2つの賞が統合して『FIFAバロンドール』ということになり、投票権があるのは監督、選手、記者と、でっかい賞になったんでした。

バロンドールの過去を振り返ってみると、1位から順に、こうなります。数字は得票数。
04年 シェバ(175/ミラン)、デコ(139/ポルト→バルサ)、ロニー(133/バルサ)
05年 ロニー(225/バルサ)、ランパー(148/チェルシー)、ジェラード(142/リバポ)
06年 カンナ(173/ユーベ→マドリ)、ブッフォン(124/ユーベ)、アンリ(121/アーセナル)
07年 カカー(444/ミラン)、CR7(277/ユナイテッド)、レオ(255/バルサ)
08年 CR7(446/ユナイテッド)、レオ(281/バルサ)、トーレス(179/リバポ)
09年 レオ(473/バルサ)、CR7(233/ユナイテッド→マドリ)、チャビ(170/バルサ)

ちなみにFIFA最優秀選手賞だとこうです。
04年 ロニー
05年 ロニー
06年 カンナ
07年 カカー
08年 CR7
09年 レオ
だいたいんとこ、かぶっている。

07年以降は1位の断トツ感がすごいっすね。09年のレオは特にやばい。
で、2010年はこれが、バルサバルサバルサっちゅー、イムノのようなことになった。チャビとイニ坊とレオの3人に順位をつけなくちゃいけないというのはもう、困っちゃうわけです。で、困りながらもわたくしは、このところ殺気まる出しのチャビに受賞してほしいなと思っているのでございます。
チャビは、もちろんバルセロニスタにとってはメガクラックで生きたレジェンドの大キング様なんだけれども、一般的にどうかといえば、レオのようなスターでもないしイニ坊と比べたって地味そのもの。イニ坊はほら、なんだかんだで毎年すさまじく強烈な1発を決めているしな。でも、バルサの頭脳はチャビ、バルサの心臓はチャビ。チャビは、なんというか、つまり、"フットボール"そのものなのです。
広い視野とバランス感覚。乱れることを知らないリズム。チャビが前を向いたら、攻撃の合図。他の人には見えないパスコースが見えている。何手も先まで、知っている。シンプルに、シンプルに、正確無比なパスを、針の穴ほどのコースに、さらりと通す。中盤に君臨し、すべてを支配する男。こんな選手は他にいない。
サー・アレックス・ファーガソンに「これまで1度もボールを奪われたことがないんじゃないか」と言われた男。南アでじつに544本のパスを通した男。1試合で15kmを走る、唯一無二の司令塔。
それに、三十路だし(笑)。円熟味を増して存在感バリバリの今、獲っちゃわないと。

そして来年わたくしは、願わくばまた困りながらも、こう書きたい。イニ坊に受賞してほしいな、イニ坊は魔法だ、だから獲っちゃわないと、と。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2010年12月24日

カタール財団

さるおです。
わたくしは、少しかなしいのでございます。汚れていなかったバルサの胸に、カタール財団のロゴが入ってしまう。
カネが無いなら、ユニセフと別れろ。
そう思ったわけです。
カネが無いなら、とか言ってまぁ、これまでバルサに余分なカネがあったことなんか記憶にありませんが。
バルサというのは、カネが無いから選手を買うなら安く買いたい、と思っているわりに交渉ベタで、基本、いつも競合に負けてばかりいる。とても不器用なクラブです。でもこの不器用さは、カンテラーノをトップチームに連れてきて"咲かせる"ということに一役買ってもいるわけで、結果、カンテラの質をぐーんと上げていたりもする。カネが無いのは良いことだ、というのを地で行きながらビッグクラブになるという、たまらないミラクル。
フットボールというのは、夢を売る商売であり続けなくちゃいけません。だから、誰かの役に立とうというユニセフとの契約は、いちおうね、素晴らしい。
でも今度ばかりは、初の金銭契約になる。
うーん。
カタール財団って、教育とかスポーツとか、そーゆーのやってるんすよね。QSI(カタール・スポーツ・インベストメント)がつくった、いちおう非営利やつ。でもなんだか人種差別的な物議は醸し出している団体でもあるわけで。
うーん。
カタール財団にカネもらって、代わりにW杯の宣伝して、バルサはもらったカネを運営資金に使って、今までどおりユニセフにカネが払える。
それでいいけど。それだけならいいんだけど。ここのロゴ入りユニを着るということ自体にメッセージがあるんだから、ちょっとバルサには似合わないような。

さらにカネの使い道でさるおが心配しているのは、たとえばバルサのスカウトです。
ぼやんの父ちゃんを含む4人のスカウトマンがですね、世界中で若手を発掘するというやつです。
こーゆーのって、ちょっとはやってもいいけどさ、まるでイングランド方面のやり方みたいだ。
バルサのスタイルとフィロソフィーに、コドモの頃からどっぷり浸かる。それがカンテラ。チャビを、イニ坊を、レオを生んだ、うちのカンテラ。今この3人はバロンドール最終候補の3つの椅子を独占していて、こんなことはACミランが"泣く子も黙るミラン"だったころ以来のとんでもない偉業なわけです。ピッチを、カンテラ出身者が7人、8人と駆ける。ここまで来た。それが、バルサ。
でもさ、もしも、スカウトが世界中を歩いて、契約が切れそうな18歳の巧い子をみつけたよ、なんてことになったら、カンテラの優先順位は下がってしまわないだろうか。
あるいは、カタール財団以外にもTelefonicaと2年500万ユーロ、Seikoは3年で285万ユーロとか。そして、シウター・エスポルティーバの土地をMCMに売ってしまったり。
フットボールはビジネスじゃない、とキレイ事を言う気はないが、しかしまぁ、なんか嫌だな、と思うわけです。
んまー、結局わたくしは、ロセーがいまいち気に入らないわけですよ(笑)。

ガスパーによれば、胸スポンサー無しでふんばっているのはもう、UEサン・アンドレウ(Unió Esportiva Sant Andreu)しかないらしい。バルセロナがホームのセグンダ・ディビシオンBのクラブです。あぁ、がんばってください、うちの分まで。(泣きながら)

いやだなー、胸スポンサー。
ほんと、汚れてしまう。
メスケアンクラブから、"クラブ"へ。
もうバルサは、自力でふんばるキレイなバルサじゃない。ほんとやだ。
結局ね、ロセーが気に入らないわけですが(笑)。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2010年04月12日

余韻に浸りながらしつこく第160回エル・クラシコに思いを馳せて、結局は、ほくそ笑むわけですよ

さるおです。
バルデス、ピケとミリート弟、左後ろにマクスウェル、右後ろにプジョル。底にブスケ、その前にチャビ、ケイタ。左前に聖ペドロ、右前にだにべす(!)、真ん中にレオ。

だにべすをエストレーモとしてぶち込んだペップ。あなたは天才。去年の2-6ベルナベウでも白い人たちをレオで驚かせることに成功したけれど、今年はどんな手が使えるか、と少し心配していたら、案ずる事なかれ、さるおもびっくりしましたYO!
だにべすの右ウイングというのはまぁ初めて見るわけじゃないっすよね。セビージャでヘスス・ナバスが怪我したからだにべすにお願いする、というのを知っている。けどそれがうまくいってたかというと必ずしもそーではないわけで、ペップだってそんなことは覚えてるわけです。だにべすは、ウイングがボールを持ったら追い越してプレーするという、"動いている"状態で活きる選手。待っててボールをもらう側では窮屈すぎてだめなんすよね、マークがついちゃうから。
ほらやっぱりだめだ。でもそれでよかったんだろうと思う。ペップの狙いはそこじゃなかった。守らなくちゃいけないときに、マルセロと前線をつなぐ縦のボールの動線を、切れればそれでよかったんじゃないか。で、サイドに流れてボールを受けて飛び出そうとするクリスチアーノは、ピケが遅らせてプジョルと挟む。まずはこれでよかったんすよね。
そうです、バルサは(バルサにしては)守備的だった。4-2-3-1でも4-4-1-1でも4-4-2でもなく、バルサの名刺のような攻撃的4-3-3でもなく、"守備的4-3-3"。ものすごいスピードでパスを切り、足を入れて潰し合い、ファウル頻発のド迫力な前半、あれを乗り切るのが先。
バルサはラインを上げ切れず、イグアインやクリスチアーノに誰かが貼りつくわけでもない。ただこれだと、カンプ・ノウに来たときのガナーズと大差ないわけで、とてもあやうく見えるわけです。ガナーズとバルサの違いは、ピケもミリート弟も彼らの足下に飛び込まなかった、というところ。見えるところでボールを触らせておいて、慌てずサポートを待てれば、これで必要充分だったんすよね。
マドリはチャビとブスケをよく見てたと思います。すごいプレッシャーでしたよ。いや、全体的にすごかった。でもまぁバルサは少なくとも最後尾だけは余裕を持ってボールをいじくっていられるわけで、まずはだんだんと、横に広げていく。次に、チャビを追い掛け回していたファン・デル・ファールトを、その後ろからブスケが追いかける(笑)。ゴール前はじつにみごとな白い守備で完全封鎖されているので、あのへんにレオやペドロがいるかもなーと思ってパスを出しても、まぁ持って行かれるだけっすな。レオは下がってボールとりに来てくれるんだけれども、完全封鎖地帯ではドリブルする場所もない。
そんなときに均衡を崩したのが、最近得意なクィックリスタート(笑)。昔はそーゆーのに"やられる側"でしたが(笑)。
試合が止まってなんとなく油断でもしようもんなら、チャビのスルーパスを、胸でトラップ、抜いて、ゴール。レオ、ステキすぎーっ!
点をとられれば点をとりたくなる白い人たち。ゴール前の封鎖を緩くせざるを得ない。ここで後半へ。

だにべすを右の後ろへ。
プジョルを左の後ろへ。
マクスウェルを左の前へ。時計回りにみんなでズレる。
チャビをピボーテから1つ前へ上げて、レオとの距離をつめる。ケイタを下げてバランスをとる。
これでワイドな展開ができるし、ゴール前ももう緩くなってるし、チャビが自由にさせてもらってるなんてもう、いただいたも同然。チャビはその程度のゾーンでは絶対に捕まえられっこない。チャビが低い位置でボールを持つ。そして前を向いたら加速の合図。
チャビのスルーパスに、ペドロが裏をとってゴール!むはは。狙いどーり。

マドリは、クリスチアーノがボール持ってサイドに開いて、待ってたイグアインが反対のサイドに走るところにクロスというパターンばかりっす。んまー、こわいことはこわいけど。それより、"最後のクラシコ"を戦う男グティが入ってからのファン・デル・ファールトの抜け出しのほうがこわかったっすね。あのスルーパス。天才にだけ見えるパスコースに、天才だけが通せる正確無比なパスを出す。あぁ、グティ、おまえってー。折れそうになるマドリを、出場2分で再生させる天才。
2点差になったらやっぱどんどん前がかりになってきて、人数かけるようになったら攻撃のパターンも増えた。FKなんかは嫌だなぁと思いましたよ。
でも、ちょっと押し込まれかけたところにドン・イニエスタ投入。これで左でがっつりボールを持つ。あっはっはー、イニ坊がいれば余裕なのだー。
引っ込まないで、最後まで攻撃のかたちをつくる。笛が鳴るまで、プレッシングを続ける。
ということで、見事な0-2完封勝利。

あぁ、ペップ、あなたは天才。ピッチでも天才だったけど、横に立ってても、あなたは神。
レオ・トップ下、それはもう経験したマドリ。そしてケイタやマクスウェルの左前、これも見て知ってるマドリ。きっとあんたは準備してた。そりゃそーでしょ。それでも、ドリームチームを越えた今のバルサに、"秘策"はいっくらでもあるのだー。うはは。
マドリに1度も負けたことがない、クラシコ全勝のペップ・バルサ。
本当に強いチームが勝つんだ。カンテラーノがつくったバルサは、あらゆるジンクスを覆して、あらゆるデータを越えて、1試合平均3得点越えのベルナベウ全勝マドリに、ベルナベウで勝つ。バルサには哲学がある。バルサには、勝者の、チームとしてのメンタリティがある。

3億ユーロで勝利は買えない。
けどね、マドリはがんばっております。寄せ集めの名門が、まだまだ個人に頼ってるけど、寄せ集めただけあって、ふんばってます。31節の時点で勝ち点77得点83て、ものすげー数字っすよね。ペジェグリーニでもう1年がんばってみろ、そしたらもっと勝負に強くなるから、せっかくそろえた銀河系だろ、ほんとそう思いますね。スペイン1のグランデが、パスサッカーを忘れて久しい。スペクタクルな攻撃を忘れて久しい。守備ばかり堅くなって、1人か2人の個人の力でカウンターよろしくね、というつまらないことばかりやっている。情けねーな。でもね、昨今のマドリに"10人でパスをつなぐフットボール"は無理。だって忙しいんだもん、監督も選手もころころ変わって。
速さや巧さで相手を圧倒できれば大勝できるけれど、それが通用しない相手には打つ手もなく負けてしまう。それが今のマドリ。
白いチームよ、3億ユーロ使ったから今年さっそくタイトル総ナメだ、なんて考えてたんじゃ、サッカーやってもつまんないだろ。もっと経験値を積むんだ、磨きに磨きをかけるんだよ。
ということで、けなしているのか、はたまた応援しちゃっているのか(狂気)とても謎ですが、ま、ワタクシ的には、敵はペレス(笑)。
とにかく、これだけ勝ち点積み上げてクビなら、他に誰がやるんだ、これ以上の数字をいったい誰が叩き出せるんだ、アホらしい。

2010年4月10日は、パラウでバスケのクラシコも勝っちゃったらしく、今季はもう8回もマドリに勝っちゃってるようで、バルサは負け知らず。こちらはさらにすげー。
去年、まだ1年生のペップ・バルサがトリプレッテを達成しちゃったとき、正直、ビギナーズラックのようなものを感じたもんです。できすぎだよ、こんなことはもう二度とない。
そして年間6冠。前人未到の世界に連れてきてくれてありがとう。この大コーフンはすごい思い出だな、大事にしよう。そう思ったもんです。
あれから1年。
今また、去年と同じくらいかそれ以上に大コーフンさせてくれるバルサ。もう、限界知らず。
歴史的ドブレッテに向かって行こう。
インテルを倒して、ベルナベウに行こう。こうなったらもう、絶対に行こう。
Si, si, si,,, volveremos a Madrid! またお庭をお借りしますよ。

最後に、さるおがとてもとても愛しているグティさんが、首都から出て行くそうな。(いつもそんなこと言ってますが、今回はほんとかも)
最後のクラシコでも、途中から入って輝いてました。
この人は天才。ホンモノの天才。"努力するという才能"以外は全部持ってるすごい人。もしこの人が、イニ坊くらい努力していたら、とんでもなく恐ろしいことになっていただろうと思います。チャビではなくグティが、歴史をつくっていたかもしれない。
気まぐれで、言葉を選ばず、悲運と闘うはめになる、典型的な天才のグティが本当に大好きです。
で、どこ行くのかな。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:41| Comment(6) | TrackBack(1) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月18日

上の階に火が燃え広がってきましたが、決戦は待ったなし(涙)

さるおです。
ビセンテ・カルデロンでのアトレチコ戦、負けたじゃすまないさらなる緊急事態っすね。
ケイタさんのハム太郎が離れてしまって1ヶ月、チャビも右足太もも肉離れで15日。
ひゃぁー。

すでに1階は、だにべす、ややちん、ちぐりん、アビダルがリハビリの国へいらっしゃっておりますので火の車。ピケとラファは怪我じゃないので戻ってくるけれど、このふたりとプジョル、ミリート弟、マクスウェルの5人で4バックをやりくりするという、余裕のない状態ですよ。ややちんあたりが早めに帰国してくださると大変ありがたいっすねぇ。ちぐりんも早く帰っておいで。
そしてケイタとチャビの離脱、ということは、リハビリの国の住人は現在6名にのぼり、一方ではブスケさんが出場停止?ひゃー、火が2階にすっかり燃え移りましたよ。中盤危うし。本職で確実なのはイニ坊だけか。
ラシン戦はそうとう気合い入れて行かねーと。

そして、CLだって待ってくれません。シュトゥットガルト戦、"バルセロナの頭脳"不在。
ほんと、ドン・イニ坊お疲れさま。先に言っておく。勝て、と言いたいし言ってしまうが、同時にお願いしときますよ、怪我しないでねと。

しかしねぇ。嫌だねぇ。筋肉系ばかりっちゅーのは。
チャビはアトレチコ戦の前から違和感があったというし、やっぱ疲れてるのにがんばっちゃったっちゅーことになる。
こんなにも筋肉系の怪我連発というのは、07/08に似てますな。去年はそんなことなかったし。
やっぱ、ある意味でコパ敗退は痛かったか。週2で試合って忙しいけど、それを頭に入れて練習のメニュー作ってきたわけで、トレーニングの負荷による疲労は頂点、いっぽうで集中力は途切れがち、そんな感じになるんすかね。最近はたまにどこかに出張して公開練習してたみたいっすけど、そーゆーの、やめたらいいんだ。

こーゆー時こそ、真価が問われる。
こーゆー時こそふんばりどころ。試合に出られるクラック級は大爆発してください。マルク・バルトラや、ひょっとしたらアルベルト・ダルマウくんとか、試合に出ようが出まいがとにかく、カンテラーノも学びどころ輝きどころっすね。

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2009年12月21日

FIFA Club World Cup 2009 神様 仏様 ペドロ様!

さるおです。

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泣きました。号泣っす。ふたつの気持ちで泣きましたよ。

フアン・セバスティアン・ヴェローン、ブルヒータと呼ばれる男。ふんばれセバ、エストゥディアンテスを引っぱれセバ、カップを奪い取れ。攻撃力なら向こうが上、バルサが格上、それでけっこう。けど、おまえのスルーパスから魔法が生まれる。ゴールは割らせないぞ。どれほど撃たれても、死に物狂いで守って勝て。あと1分。たったの1分。栄光を手に入れろ。おまえの右肩のゲバラのように。さるおはな、あんたに勝たせてやりたいんだよ。

やっと、やっと、手に入れたよ、かぁさーん!

このような、2つの気持ちで泣きました。

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名勝負でしたねー。すごかったっす。
乾いた芝、間髪入れない相手のハードタックル、明らかに相手寄りの審判。そんな日に、イニ坊がいない。ボールを失って、倒されて、それでも笛は鳴りまへん。32分、ロベルト・フェルナンデスと交錯して転がるチャビ、あぁ、PKなんてとってもらえないよね、今日は。っちゅーか、ファウルもなしですか(爆)。バルサベンチ同様、さるおも唐突に立ち上がって抗議しましたが、アブダビまでは届かず。
嫌な予感がしましたよ。嫌な時間帯に入るぞと。案の定、37分にカウンターでやられました。左SBディアスからの絶妙なクロス。アビダルが競ったけれどもマウロ・ボセッリの頭にどーんと、バルサゴールにどーんと、ね。あっはっは、お見事。
もちろんバルサのほうがボールに触ってますが、パスがつながるわけでもなく、前へ展開できるでもなく、何から何までエストゥディアンテスさんの思う壷。いくら攻めても、ゴール前ではじかれまくりっす。

後半はバルサもちょっと変えてきました。いや、変えざるを得なかった。他に方法がないから。勝ち目がないから。"パスをつなぐ"、それがバルサだというのに、パスをつなぐことを放棄して、ひたすら前へ前へ。よーしこーなったらペドロ様投入だ。すごい気迫っす。エストゥディアンテスゴールに次々と襲いかかる。
ところがこれも続かない。この戦い方はバルサじゃないもの、無理だよ、焦るだけだ。
前半と比べたら、エストゥディアンテスのプレッシャーの甘いこと甘いこと。しかもアルチュンディアが豹変して、なんか知らんけど笛吹きまくってありがたい黄色いお札を大盤振る舞い。おかげでやっと、ほんの少しだけパスが回るようになった。今こそ、今こそイニ坊が必要なのにぃ。
エストゥディアンテスとしては90分の笛が鳴るまで凌ぎ切るしかない。ヴェローンさんもよぼよぼと疲れて足が痛くなりました。向こうにとっても、バルサに勝つ方法はただひとつ。1-0しかないわけです。
時間はどんどん過ぎて行く。もうだめぽ。あきらめよう。だってそれ、ただの"トヨタカップ"だよ。真剣勝負じゃない、ただのお祭りじゃないか。泣くことなんてないや、これは"ただのトヨタカップ"。審判もオカシイし、削られまくってあぶないし、言い訳ならたくさんある。でも、ここに来るまでが大変なのであって、うーん、また長い道のりだな。
と、とても弱気になって言い訳まで考え始めたら、なんと運命の89分。DFなのに、相手のDFと競り合っているのはうちのピケンバウアー。そこに飛んでくるブスケからのロングフィード!こぼれた!行けぇーっ!ぺどろさーん!頭にどーん!ゴールにどーん!

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あぁ神様、仏様、ペドロ様!おまえはこの日のイニエスタと同格。
6大会すべてで得点しまくり。あんたが大将ーっ!
ブスケとペドロのド根性が生んだ奇跡で土壇場で追いついた。でもな、89分に振り出しに戻ったら、もう互角ではいられない。追いついたチームのほうが強い。エストゥディアンテスは一気に絶望の淵に立たされる。だって、これから1点?それこそほんとにもうだめぽ。向こうにしたらもう、延長戦を奇跡的に耐え抜いてPKに持ち込む以外に勝機はありません。
延長戦後半の5分、右サイドからのだにべすのクロス。ゴール前ではレオがどフリーです。あはは、すげぇ、胸でボールをやんわりとゴールに押し込み決勝点

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今まさに笛が鳴る120分目、あまりに魂のこもった、あまりに美しい、ヴェローンのFK。えーん、もう涙をがまんできまへん。しかもゴールに入りそうだったし。

フットボールは、あまりに残酷で、熱狂的すぎて、胸が痛い。だから好きっす。
フットボールはハートでやるもの。気持ちの強さで戦うもの。だから好きっす。

初めてここにやってきたのは1992年。どーしても獲れなかった優勝杯。そうか、そんなに勝ちたかったのか。どーしても。どーしても。
ペップがあんなに泣いている。
さるおもこんなに泣いている。
"トヨタカップ"って、育ったんだなぁ。
やっと、やっと辿り着いたよ、前人未到の領域に。この星でいちばんの証。
こんなに苦しかったのは初めて。ほとんど神の領域の6冠伝説誕生っす。
おめでとうバルサ。ありがとうバルサ。ほんと、おまえら最高。


心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 13:26| Comment(4) | TrackBack(1) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

フットボール界でまだ夢を見ることのできる場所

さるおです。
ペップがローマ決戦前に用意したというショートフィルムを観ながら思いましたよ、今のバルサをどう思うか、書いておかなくちゃと。
バルサは、ついにビッグクラブになったなと、ほんとついに、思いました。べつに今までスモールだったわけではなく、ビッグはビッグでしたけど、なんかそーゆー気がしています。というか、"素晴らしいビッグクラブ"になった。
08-09シーズン、国内リーグと国内カップ戦(国王杯)とUCL、スペインでは初の3冠を成し遂げました。これまでに3冠を成し遂げたクラブというのは4つしかありません。67年のセルティック、72年のアヤックス、88年のPSV、99年のユナイテッドだけです。それに09年のバルサ。10年サイクルっすねー。まだ夢のようっす。今季を振り返ると何度でも涙出ます。
やっぱりね、特にずっしりと重いのはCLです。欧州王者を決める大会でバルサがその頂に登り詰めるまでに要した年月は、ウェンブリー(92年)に36年、その14年後にパリ(06年)、そして3シーズンを開けてローマ。どんどん間隔が短くなってる。
CLを、連覇という視点で見るとまた別のことが見えてきます。チャンピオンズカップ(ヨーロピアンカップ)のころから数えてみます。
55-56、56-57、57-58、58-59、59-60 マドリ5連覇
60-61、61-62 ベンフィカ2連覇
63-64、64-65 インテル2連覇
70-71、71-72、72-73 アヤックス3連覇
73-74、74-75、75-76 バイエルン3連覇
76-77、77-78 リバポ2連覇
78-79、79-80 ノッティンガム2連覇
88-89、89-90 ミラン2連覇
昔はみなさんよく連覇してた。だんだんと間隔があいてきて、90年以降、誰も連覇は成し遂げてません。勝ちにくい、難しい大会になってきています。『UEFAチャンピオンズリーグ』になったのが92年なので、つまり、UCL2連覇は前人未到。
今年ユナイテッドがやりそうでした。そしたらそれはすごくかっこいいや、と思いました。
来年バルサにそれができるかどうかはわからない。最近連覇が難しくなってきたのには、プレースタイルとか戦術面の変化とか、大会そのもののやり方やスケジュール的なこととか、それなりの理由があるわけで、非の打ち所のない最強のマンUさんですらできなかったんだもん、バルサも"たぶん無理"かもしれないけれど、残り1%の夢を、1年間見ようと思います。なので、あまり素早く敗退しないように、と思いますね(笑)。

さるおは今でも、ここ2年ほどのユナイテッドさんはやっぱり世界最強だと思ってます。ローマでバルサは勝ったんだけど、それとは別に、クリスチアーノのすっさまじいシュートシーンを見ると、これで世界最強じゃないはずがない!と思う。ねんど君のうまさと強さとか、堅い守備力があった上での、クリスチアーノのシュートのあの弾道、あれにはもう誰もかなわない、ほんとにそう思います。あのチームはかっこよすぎる。
だけど、ユナイテッドさんと比べようがどこと比べようが、絶対にバルサが勝てることがあるんだ。それはカンテラ。
かつてはユナイテッドもそうでした。3冠を成し遂げた99年、チームの核になっていたのは、ライアン・ギグス、ガリー・ネビル、ポール・スコールズ、あとベカ〜ム様とか、下部組織出身の若者たちだった。今もベカ〜ム様以外は、大ベテランとなってユナイテッドにいるけれど。ユナイテッドに憧れて、ユナイテッドのトップチームを目指して、ユナイテッドで育った選手、そーゆーよい子たちが、もっとあがってこなきゃいけない。ウェズ・ブラウン、ジョン・オシェイ、ダレン・フレッチャー、その後は・・・ちょっと時間かかってますね。ラファエウがんばれ、フェデリコ・マケダがんばれ、と思います。

ヨーロッパの強豪たちの多くは、"外国人が主役"のチームになってしまいました。
チームの魂を、みんなどこかへ置いてきてしまう。そーじゃないのに。
バルサのトップチームは今、カンテラーノだらけです。バルサに憧れて、バルサのトップチームを夢見て、バルサで育ったよい子たちに、トップチームへの道が開かれている。バルサのカンテラは名門中の名門だから、サッカーがものすごくうまくて、それでももっと上手になりたいと真剣に思ってて、負けず嫌いで気持ちの強い、怠けない子じゃなきゃ入れない。入ったところで、人よりたくさん練習して誰よりも強くなって、大怪我しないでがんばらなくちゃ、将来はない。とても厳しい世界です。でも、扉の閉じた世界ではない。トップチームの光が見える、厳しい世界。
リーガの終盤で、何人かのカンテラーノがまたトップチーム入りを果たしました。プリメーラを経験して、うまくできてもできなくても、チャンスはそれで終わりじゃない。行くぞ、トップチームへ!それがFCバルセロナ。フットボール界で、まだ、夢のある場所。それがFCバルセロナ。
同じ夢を抱えている最たるクラブがアスレチック・ビルバオさん。純血主義までいくといくらなんでも維持が難しいと思いますが、ビルバオさんは素晴らしく貫いてます。プリメーラから1度たりとも去ったことはありません。それどころか、強いよね。
ほんとはそれが理想かもしれない。おらが村の選手が戦うおらが村のサッカーチームを、村中で応援するぞ。それがいちばん。
でも、フットボール界はどんどん金儲けの市場になってきた。それはフットボール界の成長の証であって、しかたがないことです。グローブもバットも要らない、ボールさえあれば、いつでもどこでも遊べるフットボールを、世界中のみんなが知ったら、それは楽しい。だから、フットボール界は大きくなっていいんです。世界には、フットボールなんかしてる場合じゃない場所がたくさんあって、てっぽう持って人殺しに行かなくちゃ生きていけない10歳児は、フットボールなんか観ない。でもいつか、状況が変わったときに、世界にはたくさんのサッカーチームがあって、がんばったらサッカーの仕事ができるかもしれない。もっとがんばったら、憧れる場所に行けるかもしれない。そーゆー世界になっているために、フットボール界は大きくなっていいんです。
けれど最近は、札束が飛び交ってばかりっすねー。
クリスチアーノといえば、マドリが獲ったとか。
マドリのこと書いてもしょーがないんだけど、あそこにはまいった。やっぱりペレス、ということにどーしてなってしまうんだか、そしてどこから金が沸いてくるんだか、ぜんぜんわかりませんが、とにかく経済危機と無関係に無限の札束持って再登場。そして銀河再構築中。ロッベン、スナイデル、顔の長い人、ドレンテ、フンちゃん、ファンデル・ファールト、のかき集めたオランダ人、そしてエインセ、メツェルダー、ガゴちゃん、ディアラ、おぉ(涙)サルガド、おぉ(涙)サビオラ、このへんはキラキラしてないのでクビ。カカーを6900万ユーロで買ってきて、お次はリベリに1億ユーロ出せと言われてあきらめたのかと思いきや、クリスチアーノにあっさり1億ユーロ出してしまいました。そーゆー市場破壊でシティと競り合う、傍迷惑なバカおやじめー。キラキラしたのを買い漁って、あとはユニでも売れればいいかな的な、困ったおやじめー。いいかげんにしとけ。
キラキラしたのを買ってくりゃどーにかなる。なるかもしんないけど、そんなのじゃだめなんだ。下部組織の存在をすっかり忘れているマドリーよ、カンテラーノを育てろ。育てて、自分とこで使うんだ。売るためのカンテラーノなんてだめなんだよ。マドリの星になってもらわなくちゃ。金があるから王者、それは間違ってる。

バルサにも闇はあります。ちょっと許せないようなフロントの動きは、ある。
それでも、バルサはフットボール界でまだ夢を見ることのできる場所。
クライフが創ったバルサ流トータルフットボールを、レシャックが守ったバルサのボールポゼッションサッカーを、ラ・マシアで身体に染み込ませる。いつか、カタルーニャの魂が率いるトップチームへ行くために。トップチームに呼んでもらえたら、練習してきた同じことを、そこでもただ力いっぱいやればいい。
ショートカウンター全盛期、それでもバルサは変わらない。自信を持って、これで戦う。今や史上最強、そしてそれより大事な、史上最高のバルサ。
素晴らしいビッグクラブになりました。
ペレスみたいなのに市場をかき回されたら、バルサはついていけません。そんなにお金ないから。でも、追いかける気もない。だってうちにはカンテラーノがいるもん。

昨日ね、レオに見ろって言われたW局のリーガダイジェストみたいな番組観たらね、"規律を乱す者たち"とかいうナレーションで、ロニ子とデコの写真が出てきて笑ってしまいましたよ。(号泣)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

美しく貪欲に文句無しのフットボールでまずは1冠!110年で100個目のタイトル、国王杯でゴラッソは本日のCBヤヤちんだYO!

さるおです。
やたっ!やたっ!獲ったわよっ!(コーフン)

コパ.jpg

9分、ジェステのCKをガイスカ・トケロが頭で決めて1-0。先制して好調なビルバオさんは引いて守ってがしがしと激しくプレスかけてくる。試合前から「怪我さしたるでー」風なこと言われてたから、怖かったですよ、正直。
んでもだんだんと、ゲームを仕切るのはシャビ兄さん。32分、本日はCBのヤヤちんがドリブルで立て続けに相手を置き去りにしながらうりゃぁーっと上がって行ってエリア手前から地を這う弾丸ミドル!おたんじょうびのスーパーゴラッソ出たぁーっ!
こうなるとビルバオさんも前に出なきゃならんので、バルサちゃーんす。
54分、はじかれたサムのシュートをレオがぼかんで1-2っす。

準備万端で元気いっぱいのビルバオさん対、疲れっぱなしで負傷者続出のバルサ、のはずが、やっぱうまくいってると疲れててもなんとかなるんだな。時間とともについていけなくなったのはビルバオさんのほうみたい。

57分にはだにべすレオぼやんちゃんのカウンター発動。アイトール・オシオさんを制してぼやんちゃんがぼかんと3点目。
最後にシャビ兄さんの完璧なFK25m。クロスバーぎりぎりだぁ!ぼっかーん!と直接決めて1-4ですってよ。すげ。

しかしまぁ、今のバルサって、ほんと去年とは別チームっすねー。よく先制されるんですが(笑)、今年のバルサはそこからが強い。去年とか一昨年だったら、点獲られたら負け"そう"では済まないわけで、とにかく脆かった。今は違う。ズルズル負けたりしないっす。

おめでとうバルサ。ありがとうバルサ。
ビルバオさん、おまえらも素晴らしい。

まずは1冠。
うはは。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:42| Comment(0) | TrackBack(2) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

Lionel Andres Messi OFFICIAL BLOG ができてしまいましたよ

さるおです。
すげー。レオの公式ブログです。なぜか1発目はにっぽんから(笑)。

http://ameblo.jp/leo-messi/

なんだかとてもフツーの人っぽいんですが。
そしてとてもフツーっぽいコメント殺到。(あたりまえ)
さるおもとてもフツーっぽいコメントを書いてきます。

【追記】
書いてきましたよ、フツーっぽいのを、15:57:30に。
あ、ふんがーって書くの忘れた。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 15:49| Comment(10) | TrackBack(1) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

バルサについて最近思っていること & リーガ・ベベバとかいうへんな名前のものがはじまりましたよ(泣き笑い)

さるおです。
ラ・リーガですが、今年からへんな名前の銀行さんがスポンサーについたということで、リーガBBVAという、なんだかわけのわからないものになってしまいました(汗)。
で、リーガ奪還へむけて、リストラ・バルサのことをいろいろ考えております。

思い出すのは2004年夏、ジェラール・ピケ・ベルナベウが去って行った、あの夏っす。はっきり言って"裏口から"、前年のセスクに続き、プレミアのカンテラ荒らしの波に乗ってマンUさんへ行ってしまったピケ。なんか納得いかなくって、これが本当の別れのようで、妙に寂しい気持ちでした。でもまぁ無理もない。天下のマンUさんに、うちに来ないかと、きみを頼りにしているよと、口説かれたら弱いっす、17歳だもん、それは挑戦してみたい。
"裏切り者"覚悟で戻ってきたピケ、きっと意地をみせてくれるに違いないっす。だからすごく応援してます、ふんばれジェラール。

そして世界最強の右ラテラル、ダニエウ・アウベス・ダ・シウバ。すべてセビージャのおかげ、セビージャはいつもぼくの心のクラブ、泣き腫した目でそう言ったダニさん。
そしてバルサがぶったるんだ状況からの再生、つまりマイナススタート(泣)だということは承知の上で、Estic molt content d’estar aqui(バルサに入ってひゃっほーい)ということなので、今年はあなたが救世主だ、よろしくお願いします。
ペップは以前ちらりと「ウィングで使うかもなー」とか言ってますが、いちおう右SBだろうということで、こーなったらもー、ピケのともだちのレオと組んで、右サイドはもうとんでもないことになるだろうと思いますね。あんたらなら、強すぎっす。

セビージャで恐ろしかったもうひとりの人、セイドゥ・ケイタさんには期待大っすね。だってほんとにこわかったから。守ればしつっこく、攻めれば高速で駆け上がりシュートまでいく、おっそろしい人っす。これは全部褒め言葉。中盤の底で忙しくやってくれてもええし、左SBでもええっすね。フィジカルも強いし、どんな距離でもシュート撃てるし、空中戦もいける。つまり、素晴らしすぎな選手っす。

おらが村からやってきたウルグアイのヤングスター、ホセ・マルティン・カセレスさん、フィジカルを活かしてCBか、あるいはスピードで左SBっすね。
ぼくはこのクラブに世界中のありったけの希望、熱意を持ってやって来た。このユニに、自分の持てるすべてを捧げるつもり。
いいっすねー!率直に、純粋に、がんばるよと言ってくれる。めちゃめちゃ応援します。
そーいえばカセレスさんの入団お披露目会、ありゃかわいそうというか、なんか失礼だったんじゃねーか。ルセーの会見とかぶって、閑散としてたからサクラ呼んで席だけ埋めたなんて、ラポルタおまえ、カセレス青年に土下座して謝れと、とても思いました。
気にすんな、まるちん、さるおが応援しててやるから、ふんばってガツガツ行け。
ということで左もええ感じ。

ティティに続いてアーセナルから来た、ベラルーシの頂点に君臨するヒーロー、バルサですべてを勝ち取りたい、と言うアレクサンドル・パウラヴィチ・フレブ。この人もすごい、なんでもできる。世界最高の高速ドリブラーのひとりで、最たる特徴はなんともソフトなボールタッチとその突破力。さらに中盤から前線へ、ばーん!と飛び出してぼかーんっす。ほんで器用なだけじゃない、 当たりも強いし、スピードもあるしフィジカルも強い。左右どっちでも、ウィンガーまでこなしちゃうし、真ん中でもええし。パスのセンスと精度はアートだし。

そしてサムエル・エトー。CL予備戦観てたらね、ゴール決めても笑顔がないんすよ。ティティが決めたら笑うのに、自分のときはつまんなそう。だからほんとはまだ怒ってるのかなとか心配なんですが。
サムのことは絶対必要なんだから、ラポルタとかチキとかペップもそろって、思い切って謝っちゃえばいいのにとか、ちらっと思います。「戦力外」というのと「特別扱いはせんよ」というのは違うだろと、失言を認めちゃえと。でもまぁサムが妙にオトナになってくれたおかげで、とりあえず丸くおさまった。いてくれてよかった、レオの負担も減るしな。
だから、意地のゴールを決めまくるんじゃないかと思います。サムの性格なら、クラブを見返してやらんと気がすまーん。こーなったらもー決めまくるんじゃないか、1シーズンでダントツの40点くらい。(ぶっちぎりピチーチ決定)
ということは、やっとのことで輝き出したティティもそれに乗っかるわけで、こちらもゴールを量産予定。
すごい。すごいっすね、バルサ。優勝っすよ。

ダビド・シウバさんや、ディエゴ・カペルさんや、アデバヨルさんや、ドログバさんや、アルシャビンさん、噂だけはぶっとんだみなさん、またいつか、機会があったら是非。
バルサの優勝がほぼ確実になってきたところで(憧れ)、今回の大リストラをきっかけに考えた、さるおが思ったいちばん気になることを書いておこうと思います。

FCバルセロナの歴史は長いです。1世紀にわたる壮大な物語を脈々と紡いできました。よいときも悪いときもあって、時代とともにシステムも変貌して、勝ったり負けたりです。
そのバルサ物語の中でも特筆すべき"よいとき"、それはドリームチーム時代っすよね。スペクタクルを量産した黄金期っす。
エル・ドリーム・チームは本当に特別だった。1980年代後半から1990年代、時は守備的サッカー全盛期っす。クライフ・バルサは、"時代遅れも甚だしい"はずの戦法で、常識を覆し、ボールを持ち続け、魅せまくりました。特徴は2つ。守備よりもテクニックや展開力のある選手を中盤に置いたことと、ウィングを思いっきり使ったことっすよね。中央からの展開力と相手ディフェンダーの背後を獲ってライン際から折り返す。広大なピッチを隅々まで使い切った。

そして最近のバルサを思うとですね、翼を失ったなぁと、そう感じるわけですよ。中盤はいいんです、だってもう、すっごいんだから。でも、メディアプンタ(トップ下)を両翼に使うばかりで、本当のエストレーモがいない。今は時代が違うからコンパクトにいくというのは賛成っす。でも、攻撃が中央寄りになるばかりで、何かを変えたくても他のオプションがない。相手の守備ラインの背後に襲いかかる本職の純粋なサイドアタッカーがいない。
あぁ、大好きなルドヴィク・ジュリがいてくれたら。とか考えちゃうわけです。
フリスト・ストイチコフはかっこよかったなぁ。その後のいわゆる"ペセテーロ"な男フィーゴも、かっこよかったなぁ。マルク・オーフェルマルスも、現役復帰するならバルサにすればよかったのにぃ(笑)。

理想を言えば、ジュリではなくフィーゴだなぁと思います。あのタイプがいい。今やフットボール界の至宝となったクリスチアーノ・ロナウド様とかね(バルサにいたことないけど)。シモン・サブローザとか、リカルド・クアレスマとか、"オランダ式"と言いたいところ、ポルトガル人ばっかですが(笑)。
このタイプがね、バルサだけじゃなくて、なんかもう全体的に、サイド攻撃の専門家って絶滅危惧種なんだと思いますね。

いちおうMFでじつは何でも屋のフランク・リベリー(バイエルン・ミュンヘン)ぐらいになるとウィングでもすごいんじゃないか。数年のうちに、彼が三十路にならないくらいのうちに、バルサに来ちゃったりしたらどーしようかな、とか余計な夢も見ております。あとはカンテラ、ガイ・アスリンさんとか。
つくづく、ジュリがいないのはつまんねぇ。
ポスト・ジュリ(右)なら、ま、しばらくの間は誰か来てくれてもレオの控えになる可能性大で、ほんとに心根までジュリのような"オトナ"で"プロフェッショナル"な人じゃないとアレなんですが。

ということで、サイドアタックを復活させてくれ。まだ無理だと思うけど。いつかすごいエストレーモと一緒に戦えるようになったら。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:32| Comment(6) | TrackBack(0) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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