2006年05月18日

欧州チャンピオンズリーグ スタッド・ド・フランスでバルサ優勝!雨を降らせたのはバルサか神か

さるおです。
やたー!やたー!獲ったぁーっ!
さるお号泣。涙で前が見えません。夢に見たこの瞬間が、ついに、ついに、バルサの手に!やたー!

優勝杯.jpg


前人未到の26時間アップの途中でなぜか疲れて仮眠をとってしまいました。仮眠ね、仮眠、6時間ほど、仮眠。しかも途切れ途切れ(哀)。で、夢見たよー。
(何やってんだ)
アップしてたね、夢で。で、「かあさん、ぼく大事な試合があるんだ」かなんか言って、さるおかっこよかった。
アンセムが聴こえる。で、さるおも歌ってる。アリエナイ。わからない言語ですから、あれは。なのに歌えてるぅ〜。
「パリに行かなきゃならないんだよ」(行ってからアップしろ)
「お弁当持ってね」(遠足か)
「なんでもっと早く起こしてくれないんだよぅ」(アップしてる夢じゃねーじゃねーか)
「着替え持ってね」(自分でユニ持って移動)
「バスの時間がわかんないよぅ」(都バスか)

うん、我ながらすごくかっこよかったね(涙)。
で、起きたら3時。むはー!声が枯れても応援だ。(大迷惑)

和太鼓が鳴り響く決勝の地、スタッド・ド・フランス。気温15℃、湿度33%、ピッチ:乾燥、天候:晴れときどき曇り。コンディションええですわ。

試合開始です。無失点を誇る献身的な守備から鋭いカウンターを生みだすアーセナルか、超攻撃的守備が信条のバルサか。どっちもバランスのええチームっす。好ゲームまちがいなし。

2分、いきなりエブエからアンリ!ぐっわぁー、やばい。ぶぉーっ!バルデス止めたぁ!
3分にもアンリ。素晴らしすぎるボールコントロールっす。あぶねー!ぶぉーっ!バルデスはじいたぁ!

もう鼻息荒いっす。バルデスが、早くもらしくない働きでホンモノのビクトリー・バルデスになってるぅ!
ラファも懸命にアンリを止めに行くがしかーし、はじき飛ばされてますから(泣)。で、ラファの存在に気づいてないかのようなティエリ・アンリ君、すごいお人だ。
やっとのことでボールを奪っても、プジョルの足下に(とてもフェアに、ボールめがけて)スライディングしてボールを奪取しにくるティエリ・アンリ君、すごいお人だ。

ということで、バルサ早くもメタメタにされてるんですが(涙)。

7分、うちのホビットが、あ、いや、ミクロ系のおっさんが、ボールを取られたら取り返すものすごいねばりっぷりで、アシュリー・コール君とね、2匹の犬がじゃれ合うようですわ。で、ガッツを見せたおっさんがシュート!

いやぁ、両チームともすげー気合いだ。
ミラン戦で運命を分けたあの美しい決勝点を決めたジュリが代表から漏れたのね、さるお悔しくて悔しくて、見返してやりたい。だからおっさんのことは祈るような気持ちで応援しているわけですよ。
10分が経過する頃には、ロニーですら汗びっしょり。例によって汗かいてないのはティエリだけです。アンリも闘志がメラメラと燃えてますが、なんで汗かかないのかな。

13分はアンリのFK、ゴール前にキャンベル、セットプレーもこわいっす。しかーし、バルデスとったー!
人一倍気合いの入っているデコも今日は大暴れ(笑)。左後方から右の最前線へ、おそろしい正確さのパスをフィードし続けて、しきりにおっさんを走らせる。何往復させる気かな。
そうかと思うとさるおのデコは、速くて低くて鋭くて力のあるミドルをばんばん蹴ったりもしてます。点がほしいんだ、伝わってくるなー、かっこええ、デコはかっこええですよ。しかしレーマンがよくとってます。

運命の18分。エトーがゴール前にドリブル突破で突進!レーマン出てきたぁーっ!
!!!
交錯したぞ。エトーが転んじゃった。ボールは前に転がり続ける。
来い、ジュリ!来てくれーっ!よっしゃぁーっ!うりゃぁぁぁーーーっ!
ふんがふんがー。ジュリがゴールっす。さるおはすでに涙目。
ところが。
あー、レーマンがエトーの邪魔したって怒られた。なんと1発赤札っす(驚)!まだまだ先があるのに。
で、第2GKアルムニアが入る。ピレスと交代。
10人って、どうなんだろうね?カウンターサッカーをやるチームにとっては致命傷じゃないと思ってるんだけど。かえって動きがよくなったりするしな。

というわけでおっさんの1点は幻になってしまいました(涙)。で、FKはロニー。あー、入りません。
続いてエブエがジオにキックで黄札っす。いやぁー、動揺するよね、わかるけどな、荒れないでね。

で、27分、今度はロニーがジュリを走らせる。33分にも走らせる。右45度のライン状にピッチが削れるまで走らせる気かな。
でもね、ジュリがそのライン上を走っているっちゅーのはいいことです。そろそろ決まるさ、先制だ!
と思った時でした。ドリブル中のエブエをプジョルが転ばせちゃって、ガナーズが右サイドでFKを獲得。37分、アンリ蹴ったぁ!
瞬時に嫌な予感がしました。で、ゴール前中央のキャンベルが、飛ぶ飛ぶ!うちのヘンリクぐらい高〜く飛んで、ゴール左にヘッド!決まった。敵ながら、ハッとするほどに美しく決まったね(泣)。

追いついて折り返したいからね、エトーがガナーズゴール前でコマのようにぐるぐる回りながらシュート!
ぐわぁー、アルムニア触ったぁー!惜しい!まさかのポスト直撃。ふんがふんがー。
追いつけずにハーフ・タイムです。

大声でイムノを3回ぐらい歌って(苦情殺到)、後半だぜ!
湿度33%、ピッチ:乾燥、天候:晴れときどき曇り。
!!!
雨降ってるぅーっ!"雨が降るような様子はなかった"というこの日のパリに、笛と同時にまさかの雨。なんだそれー!
正直言って、思いましたね、勝った、と。(今は負けてますから!)
うちにはロニ子がいる、デコがいる。いや、みんな巧いんです。そりゃもちろんアーセナルのみなさんも巧いんだけど、うちのが巧いんです!(ムキになって断言)
ピッチが濡れればこっちのもんだと、正直思いました。(すみません)
で、エジミウソンとイニエスタが交代。ミラン戦でセードルフの突進を体当たりで止めまくったエジミウソンもかっこええヒーローなんですが、こーゆーときは22歳のスペイン代表イニ坊だYO!どれだけ白いか見せてやれ!

後半は何が何でも点を取らにゃならん。47分にデコがまたまた鋭いシュート!51分にはアンリが黄札っす。紳士な彼はボメルを蹴ってません、ボールめがけてるんだけど、ま、結果として転ばせちゃった。
投入された白いイニ坊が、ドリブルで狭いところを選んですり抜け、ガナーズをかわしてシュート!す、すごい、やっぱこの子はすごい!続いてイニ坊からパスをもらったロニーをやっつけようと、ガナーズのみなさんがさみだれ式に次々スライディングしてくるー!ほとんど『少林サッカー』(笑)。で、ロニーのFKはエトーに当たっちゃって、惜しいな、入らない。すかさずロニーが強すぎるドリブルで切れ込んでシュート!
ぐわぁー、めまぐるしくなってきた。
ロニー.jpg 泣かしたらライカーに言いつけっぞ

60分、ファン・ボメルとラーションが交代。ボメル兄さん、今日は地味ですけどいいところでパスをつないでがんばってます、がこーゆーときは34歳のスウェ代表ラーションだYO!(いつものようにたすけてください)
中盤と前線をとりかえたからね、バルサとしては異例の4トップ。勝て!ちゅーことです。4-2-4の布陣です。

62分、デコがボールを前へ出してからめいっぱいの駿足で(笑)オーバーラップしたかと思うとスルー、ジュリがシュート!ええね、ええです。立ち上がりこそヘロヘロでしたが、今では流れができている。時間は残り30分、行け、バルサ、勝つんだ、バルサ!
アーセナルはね、必ず、バルサのフィニッシュを合図にカウンターに転じる。アンリとフレブのコンビネーションもええですわ。
でもうちも負けない。イニ坊とヘンリクのワンツーだぁ!
65分にはリュングベリがドリブル突破で独走!アンリが左サイドからゴール前に突進!続いてリュングベリが今度は単独で持ち込んでシュート!ぶわぁーっ!ついにホンモノになったビクトリーがはじいたぁ!
やっぱりヒゲを剃らないで花の都に来てしまったオレゲール君が、例によってリュングベリのスピードについて行けてません(涙)。
69分には完全フリーでアンリがシュート!ぐぉーっ、あぶねーっ!大ピンチっす!が、ホンモノが止めたぁーっ!

なんかピンチ続きです。まいった。残り15分か、まいった。
無失点のガナーズを、無失点のまま勝たせてたまるかよ。ほんじゃみっともねーずら(爆)。
雨は降り続けている。天気予報の信用まるつぶれなまさかの豪雨。ピッチが白くけぶってる。選手はツルツルすべってる。残り15分、なんとかしなきゃ。

どうするかというと、驚愕の布陣3-2-5です(笑)。DFオレゲールをとっかえようぜ、FWベレッチと。来たぁー!
これで守備は3人、失点シーン見てもラファの調子がいまいちっぽい感じは否めませんが、いいんです。もともとバルサの守備は、攻撃なんだから。どうせいっつも自陣は留守だYO!
アタッカーは5人、何が何でもゴールに押し込め!

そして76分、後方のイニ坊からのパスをヘンリクが軽いワンタッチ!方向が変わって蹴ってくれと言わんばかりに足下に転がってきたボールを、ドリブルで切り返しつつエトーがシュート!
ボールはアルムニアのつま先をすり抜け、ポストをすり抜け、決まったぁぁぁーーーっ!
エトー同点弾.jpg ふんがー!追いついたぞ、うりゃぁーっ!
追い越せ!追加点だ!ロニーがシュート!イニ坊がシュート!

運命の時、81分、滝のような雨の中、ヘンリクがワンタッチでボールをFWベレッチに返す。どっかーんとけっ飛ばせぇーっ!
ぶわぁぁぁーーーっ!アルムニアの股を抜けて、決まったぁぁぁーーーっ!
ベレッチ1.jpg
ベレッチよ、あんたが大将!今までさんざん言ってましたが、あんたこそが大将だ!エライ!泣ける!まじ泣ける!これほどまでに歓喜に満ちたベレッチに会えるなんて、さるお感動!これほどまでに祝福されるベレッチを一緒に祝福できるなんて、さるお大感動!
スタッド・ド・フランスが真っ赤に燃える!
「ひゃっほーい!」(←ライカールト)
ベレッチ2.jpg "やった"のではなく"やっちゃった"感漂う男

トゥーレとデコの激突で90分が経過しました。で、90分と同時にぴたりと雨止んだぁー!あとはロスタイムです。
この不思議な雨は何だったのか。降らせたのは、バルサの情熱か神の仕業か。バルサにとって恵みの雨だったことは間違いありません。思えば、バルサの後ろにはずっとサッカーの神様がついていてくれていた。やっぱり、時代を築けと、そういうことなんだ。

ロスタイムでも、攻め続ける。バルサはやっぱり、パスを回して笛を待つということをしない。ヘンリクのポストプレーからベレッチにパス、前線に送っておっさんがシュート!そして笛。2-1でヨーロッパ制覇。

「フットボルというスポーツはあまりに熱狂的で、どんな瞬間にも状況はひっくり返る」
そう言ったのはサミュエル・エトー、あんただっけ?そうだね、あんたがひっくり返してくれた。
決勝まで連れてきてくれたのは小さいおっさんルドヴィク・ジュリ。
そして決勝点は、守備のできないディフェンダー、ジュリアーノ・ベレッチ。
今日すべての得点を演出したのは、バルサユニでかっ飛ぶ姿は見納めになるヘンリク・ラーション。
みんなみんな素晴らしい。バルサのみんな、ありがとう。みんな愛してる、とっても。
ロニー拝んどけ.jpg 拝んどけ デコ.jpg デコは再会

最後のチャンピオンズカップもバルサが獲った。50回大会の今日もバルサが獲った。歴史の大事なところは必ずバルサのものになる。わっはっはー!
ビッグイヤーを高く掲げ、泣きながら抱き合うみなさま、ありがとうね。ほんとにみなさま愛してる。

ところで、ジュリってすごいな、ご子息を肩車するとアンリの身長(笑)。ふたり縦に並べて、やっとオトナ1人の身長だぜ!よろしくね!
ジュリ親子.jpg これでアンリの身長

「もし勝ったら1ヶ月ヒゲを剃らない」という怪しさ満点のマニフェストを掲げてしまったジュリ、めざせオレゲール

ということでスタメンのよい子のキミも、アンセムを歌おう!
UEFA Champions League Hymm
 (英語、ドイツ語、フランス語が混ざってますぜ!
  作曲はイギリス人のトニー・ブリッテンさん、1992年にできた歌です)
Ce sont les meilleures equipes, es sind die allerbesten Mannschaften, the main event, die Meister, die Besten, les grandes equipes, the champions.
Une grande reunion, eine grosse sportliche Veranstaltung, The main event, Ils sont les meilleures, sie sind die Besten, These are the champions, die Meister, die Besten, les grandes equipes, the champions.
Die Meister, die Besten, les grandes equipes, the champions.

彼らは最も強いチーム
最高峰の中の最高の選手達が集う
さぁメインイベントが始まる 最高のチーム
最強のチームこそ最高のチームだ
偉大で堂々たる豪華な大会
さぁメインイベントが始まる 彼らは最高だ
彼らがチャンピオンだ 最高のチーム

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 06:13| Comment(47) | TrackBack(76) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

決戦の26時間40分前からアップしてたらまさかのthe long road to the final in Paris. さるお選手のスタミナはだいじょうぶか

さるおです。
スペインがR・マドリー以外の優勝チームを輩出したのは91−92シーズン、あれから何度も季節がめぐっちゃってます。奇しくもアーセナルの本拠地ロンドンのウェンブリー・スタジアムで、バルサがサンプドリアを破って優勝したときです。

イングランドの黄金時代は76〜81年で(バルサ優勝の91-92シーズンまでがチャンピオンズカップ時代)、さるおがサッカーに目覚める前ですけど、すごかったんすねー。その間にはリバプールが3回、ノッティンガム・フォレストが2回、アストン・ビラも1回優勝して、国としてはなんと6連覇!マンUも優勝経験があるので、17日にアーセナルが勝っちゃうと、イングランド勢として5つ目の大耳クラブです。(大耳っていうのはCL優勝杯のことです、通称"ビッグイヤー")
記憶に新しい昨シーズン決勝は、リバプールがACミランをぶち破り、大感動の優勝(5回目)!これで、国別に見た大耳回数の首位は、イングランドとスペインとイタリアが並んだことになります。スペインは、1956年の第1回大会からR・マドリー驚異の5連覇があるので(笑)、あそこだけで9回も優勝してる + バルサの1回です。
で、本番強いのはどの国かというと、イングランドっすね(泣)。スペイン勢は20回決勝進出して大耳10回(勝率50%)、イタリア勢は24回決勝進出して大耳10回(勝率42%)、イングランド勢は12回決勝進出して大耳10回(勝率まさかの83%)。歴然と、有意差があります(笑)。まさしく、決勝に強いイングランド。
そのイングランド勢リバプールがR・マドリーを1-0でやっつけて耳が大きくなったのが1981年。決勝でこの2カ国があたったのはこの時だけです。なんと決戦の地は、パリ。

FINAL.jpg

さぁ、再びパリへ。

長い冬を抜け、昨シーズン6年ぶりのラ・リーガ制覇を果たし、2連覇を達成したバルサ。強靱に進化したディフェンスと決して立ち止まらない攻撃力を武器に、ここまで来たよぅ。本大会でただの1度も敗戦せずに、ファイナルまで来た。こりゃもう勝たねば!なんとしても耳をでっかくせねばよっ!ふんがー。

バルサが欧州王者の座に最も近いチームかどうかは知りません。決勝まで来て本命もクソもねーずら。
ひたすら懸命に戦うのみ。耳は後から大きくなるんです。
ではどう戦うか。
これはもう、答えとしてはつまんないですけど(笑)、"いつもどおり"としか言いようがないっすね。

アーセナルは強いっす、あたりまえです。
過渡期であること自体を跳ね返す力を持った、才能とテクニックが若さと共存する素晴らしいチームです。若さと経験が同時に溢れかえるチームです。ええねー、相手がバルサじゃなければ勝たせてやりたい。
まずは静かに試合開始なーんてことにはならねぇ。めちゃめちゃ攻めて来ますとも。そしてそれでこそ素晴らしいガナーズです。
"Dream Team pinpoints Gunners' strengths"でみなさんが言ってます、アーセナルはカウンターが怖ぇよ、でもなんとかなるべ、と。

カウンターサッカーが相手って、超苦手なんですが(笑)。
しかし、"がんばる"ということ以外の、明瞭な戦略としての解決策を持たないのがバルサだYO!
"いつもどおり"以外の戦い方を知らないのがバルサだYO!
ということで、できることをやってください。バルサはいつもどおり、最終ラインを高く上げてボールを支配する、勇気に溢れたプレーとアイデアと、勝利への情熱で、ただひたすら戦う。ええでー、それでええ。勝つ!勝てる!勝たねばならーん!ふんがふんがーっ!

あのねー、プレー以外のことなんだけれどもね、集中してるのはバルサだと思うんです。その点で、アーセナルは若"すぎる"かもしれん。やつら、ウキウキなんじゃないかな。
ここまで来ると、そーゆー精神的なところで勝敗が決する気がします。

ところで、この決勝戦では楽しみなことがたくさんあります。

ジオことジョバンニ・ファン・ブロンクホルストは、アーセナルにおりました。ジオがハイベリーを去ったのは2003年。アーセナル時代のジオはあんまり活躍しなかったです。怪我もあってアシュリー・コールとの競争に負けました。が、貸し出されてバルサにやってきた。ここでジオの運命がついに開花っす。レンタルじゃなくなって、みるみる"なくてはならない存在"になりました。今のCLなんて全試合出てるしな。古巣と勝負、うりゃぁーっ!

シウビーニョも、アーセナルにおりました。99-00と00-01シーズンかな。古巣と勝負、うりゃぁーっ!
反対にアーセナルのセスク・ファブレガス、この人はバルセロニスタです(爆)。バルサのカンテラ出身で、2003年、16歳で渡英っす。古巣と勝負、うりゃぁーっ!

昨シーズン、ロニーやエトーとともに前線でゴールを量産した右45度のスペシャリスト、ルドビク・ジュリ。身長は164cmです。ホビットです。ミラン戦はこの小さいおっさんが、すごかったっすよね!決勝点をどっかーん!と。
で、このホビットのかつての同僚といえば、ティエリ・アンリ。ジュリがリヨンからモナコに入った1998年、そこにおったのがティエリ君。旧友に再会っちゅーか、フランス人対決、うりゃぁーっ!

ヘンリク・ラーションとフレデリク・リュングベリは、スウェーデン代表同士、仲間っすね。スウェ人対決、うりゃぁーっ!

マジョルカ99-00卒業生であり同郷カメルーンのふたりも再会。エトーとローレンです。ローレンは怪我で残念ですが、パリには来ます。たぶんエトーに会いに。

同国人対決なら、ロニー、エジミウソン、モッタちゃんが3人がかりで、ジウベルトと対決。ブラジル人対決、うりゃぁーっ!
ジオは古巣対決なだけじゃないぞ、ボメル兄さんとともに、同郷人と対決。ベルカンプとロビン・ファン・ペルシです。ダブルでオランダ人対決、うりゃぁーっ!

レオが出られないのは寂しいですが、そして点取り屋アンリがバルサに来るのかどうかも気になりますが、まずは集中してタイトルを獲ります。
さるおは今からアップです。(やめとけ)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:04| Comment(16) | TrackBack(14) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

欧州チャンピオンズリーグ セミファイナル ミラン越えを果たせ!新しいサッカーの時代が来る!

さるおです。
新しい時代が来る。バルサには、遅かれ早かれ、いつか越えなければならない巨大な壁があった。
ミラン越え
今はもう過去の話なのだー。むははーっ!

さるお、コーフンしすぎです。感動しすぎです。もう頭の中ではえんじと紺の紙吹雪が舞っちゃってるYO!(決勝はまだですか、そうですか)

それにしても、なんて美しいんだ、カンプ・ノウって!
いつもはCLアンセムで泣いているさるおが(早すぎる)、今日はイムノ(応援歌)で泣いてます(さらに早すぎ)。
無冠の冬には高すぎる壁だと思っていたミランが、今日はカンプ・ノウのピッチを囲んでそびえ立つような客席にすっぽりと包まれています。

デコがいる。マルケスがいる。ラーションが(ベンチに)いる。そしてもちろんロニーがおるで!
ふんがー!ミラン覚悟っ!勝ちに行く。
長期離脱を強いられた司令塔シャビ・エルナンデスと、神童リオネル・メッシと、怪我もあるし出場停止のオレゲールよ、見ててくれー。

ミランでは、脚を骨折したマッシモ・アンブロジーニが欠場。怪我多くてね、かわいそうっす。アレッサンドロ・ネスタも欠場。カカとカフーとシェフチェンコは出てきました。インザーギも帰ってきたね。

バルサのCBはラファエル・マルケスとカルレス・プジョル。決して自陣で守ったりしない、ボール奪取が目的の守備。しかもコーナーから蹴ろうもんなら、今日はこの2人がミランゴール前でぴょんぴょんと待っている!うははーっ!
右SBはジュリアーノ・ベレッチ、この人は基本的には守備はまったくできないですけど(爆)、今日はまぁまぁ守備もやったし、たまにシュートにも行きました。観ているバルセロニスタは生きた心地がしませんが(涙)。
左は守備もオーバーラップもバランスのいいジオがバルサを支えたよー。目立ってなかったけど、敵の攻撃を潰しに潰した。

この人たちは超攻撃的な守備をする。ミランが相手でもそれは変わらない。泣けますねー、素晴らしいっす。

1週間前も傷だらけになりながら体当たりでカカを封じたエジミウソンが中盤の底。今日は最後の最後に常勝野郎のセードルフが起こしかけた奇跡を体当たりでぶっ潰したYO!
そして超攻撃的MF(さるおの)デコ。走りまくって敵の攻撃の芽をすべて摘み取り瞬時に起点になる白い悪魔イニエスタ。
右45度のスペシャリストは小さいおっさんルドヴィク・ジュリ。左にボールと踊る男ロニー。最前線には今日もなぜか最終ラインで守備する黒豹サミュエル・エトー。
やっぱ負ける気がしねぇ!

ところが、試合開始の笛と同時に、なんと34秒で、カカがシュート!
えぇぇぇ!あなた、右足痛いんじゃないんですかっ!そんなに無理しないほうが・・・
とたんに負ける気がしてきてひとりで動揺しまくるさるお。
しかーし、バルサだって黙ってないぜ!イニ坊のパスカットからエトーが抜け出してシュート!
ぐわぁー、ジーダ出てきたぁー!今日のジーダがすごいのか、今日のバルサが下手なのか(爆)、なんか知らんけどバルサシュートはもれなくジーダの真っ正面(泣)。何度も飛び出して止めに来るしね、敵ながら、すごい判断力なんでござるー。

ミラン戦エトー.jpg (よろしく〜ねっ)

今日は早くからロニーがボールによく触ってますね。よかった、これは勝てる兆候ですから(笑)。
でもほら、ミランも必死だからね、ピッポが飛び出したかと思うと、ロニーがミドルシュート打って、だんだんと白熱してきたぁ!
22分にはミランのカウンター。3対3だ、気をつけろ!カカがシュート!ラファがクリア!ぐぉー、今度はシェバ来たぁーっ!あっぶねーよー、サイドネット!ピッポまた飛び出したぁー!ロニーのミドルはバーの上!
わー、なんか疲れそう(さるおが)。ものすごい死闘になりつつありますよ(涙)。このあたりから両チームともにカウンターの応酬です。体力は持つのか、さるお、90分間走れるのか、さるお。

ガットゥーゾとピルロに転がされて泣いてたイニ坊がボールを奪い取るや否や、何度も何度も、チームを速攻へと引っぱって行く!今日もイニ坊はすごいっす。デコとともに、めちゃめちゃ体で相手を止めて、攻撃の1歩目になろうとしています。
1分きざみに、交互にシュート。ベレッチもシュート、ジュリもシュート!ガットゥーゾからのクロスをピッポが頭合わせたーっ!バルサはなんだか軽々とミランゴール前でパス交換なんぞしてますが、セードルフのロング飛んで来たぁーっ!デコのミドルはバーの上。
とうとうカカが単身ボール持って乗り込んできました。で、追いついたお仲間にクロス!ところが、ふんがふんがー!パスコース上にプジョルが立ちふさがったぞ!ド根性出たぁーーーっ!

ど根性プジョル.jpg

そういえば、ピルロはどこにいたんですか?わっはっはー。ピルロを消してしまえば、ピッポの怖さは半減なのだ(笑)。
ということで前半は一進一退を繰り返しつつもややバルサ押し気味で、0-0で折り返し。すごいことになってきました。
ミランよ、早く焦ってミスをしろ。(さるおって小さい)

後半はね、前半の逆にバルサがミランを驚かす番です。わずか40秒でイニ坊とエトーが飛び出したー!
ほんでもすぐに逆襲にあって、CL男セードルフの完璧すぎるパスがバルサゴール前へ!シェバがヘッド合わせたよぅ!しかーしこれはバルデス君の正面。正面にさえ飛んでくれば、うちの子だってビクトリーなんです(涙)。
50分、今度はデコがピルロに転ばされてまんまとFKを頂戴。蹴るのはロニーですけど、ほんとに、何度蹴ってもジーダの正面(泣)。
ロニーのアンタッチャブルなドリブルから、自分で蹴るかと思ったらジュリにパス、折り返したぁ!ゴール前にいらっしゃるのは、ぐわぁー、ベレッチ〜!あんたまたここにいるのか、いるんなら入れろよ!と一瞬のうちにすたたたたっとベレッチへのメッセージが心をよぎりましたが(笑)、ぐわー、ちゃんと蹴れませんでした(涙)。

ところで、ガットゥーゾは懸命にエトーを追いかけ回していますね。先週はロニーを追っかけてましたが。犬みたいですね。
ガットゥーゾは好きです。

と犬に癒されたのもつかの間、ミランの猛攻はじまったぁーっ!ピッポ(の足)に始まり(CL男などなど経由して)ピッポ(の頭)で終わる、一連の猛攻はすごかったっす。
この直後もカラーゼがエトー転ばせてFK。結果はいつもと同じです。ジーダの正面(泣)。で、61分、バルサもまだまだ攻める。バルサは守りに徹したりしませんから。またもやイニ坊のパスカットから駆け上がってロニーのドリブル。緩急の変化でミランのみなさんを驚かせつつエトー!ジュリ!もう1発ジュリ!ふんがふんがー。隙をついてまたまたピッポが飛び出してくればラファが潰す!

63分、コスタクルタとカフーが交代。直後には、だんだんと起点になりだしたセルジーニョからカフーにパス!バルサゴール前にみなさん勢ぞろいでまたしても猛攻。
67分にガットゥーゾとルイ・コスタが交代、右サイドが効きまくっていたジュリとヘンリクも交代。この交代劇のどさくさにまぎれて、シェバにゴール決められたぁ!これには焦ったよぅ。でもファウルでした、うちのド根性キャプテンを引っぱったらしい。追いつかれたかと思ったよー。

さぁ、だんだん時間がなくなってきた。ミランはどんどん焦ってくる。カフーとルイ・コスタが入って、もちろん点を取ろうとしている。そうだ、後半はなんとなくミランに支配されてるじゃねーか。この頃になると、エトーがまた泣けるような守備を展開して最終ラインにいます。あんたはエライ!

そして73分、入ったばかりのヘンリクが、あのねー、この人はほんとにキレイです。美しいです。エトーのクロスに飛び込んでヘッドをぴたりと合わせましたよ。これぞヘンケの真骨頂。飛ぶんです、この人はほんとに。これこそ決めたかった!惜しかったっすねー。
もうひとつ決めたかった決定機が2分後、ドリブルで抜け出したロニーのパスを、追いついたデコが!うぉーっ!ループなら入ったのにぃーっ!
0-0のまま、残り10分。ピッポとジラルディーノが交代。
バルサは延々とパスをつなぎ続け、ヘンリクがゴールを狙い続ける。"奇跡"が得意なミランに、奇跡は起こさせーん。88分、エトーとボメル兄さんが交代。
そして、ミランにとっての"奇跡"の時間帯。89分、CL4冠を狙うセードルフの突進を、エジミウソン体当たりで止めたぁーーっ!やったぁー、エジやん!今日もあんたが大将だぁ!(さるおここで号泣)黄札もらいましたけど、いいです。っちゅーか、どっかーんとエジやんが奇跡を食い止めた!
ロスタイム、ピルロのFKのこぼれ球をセルジーニョがロングシュートで狙ってみたけれど、0-0で終了。

あのねー、サッカーの神様が、バルサに言ってます。新時代の主役になれと。くじ運とか言ったらそれまでですけど、バルサはこれまで常に1戦目がアウェー、2戦目がホームです。で、日曜日のセビリア戦は土砂降りで雹が降ってきて延期になりました。これはもう、神様の仕業っすね。CL100試合目の今日、勝ってパリへの切符を手に入れろと、そーゆーことっす。
ミランでビッグイヤー(CL優勝杯)に触ったことがないのは、先発のカカと途中出場のジラルディーノだけです。あとはみんなビッグイヤーを知っている。ミランはチャンピオンズの常連っすから。準決勝で敗退したことなど未だかつて無かったんだ。
バルサには、ビッグイヤーを知る男はデコひとりしかいません。それでも、離脱した選手たちが戻ってきて、準備を整え、勇気を失わず、果敢にここまで来た。スピードのサッカーは次々とバルサの前に敗れていった。バルサは女神に手を引かれている。だからこのまま欧州を制覇する。

ミランはね、よかったです。パスをつないで契機を探してシュートする、そういう側面が見えました。やっぱり変わったよね、ミランは。これはこれで、偉大な挑戦っすね。ミランのことは応援してます。
ヨーロッパのサッカーは大きな転換期を迎えていると思います。何がどう変わろうとしているのか、次の主役はなぜバルサなのか、また今度じっくり書いてみたいです。

ちゅーわけで、パリでアーセナルのみなさんとガチンコ勝負するのはさるおのFCバルセロナ。優勝するのはこの人たちですから。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 08:42| Comment(24) | TrackBack(55) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

欧州チャンピオンズリーグ セミファイナル GO!GO!ビジャレアル!南米サッカーは欧州でちゃんと輝きました

さるおです。
全員長袖のガナーズ対、全員半袖のおらが村チーム。
気迫がちっがーう、気迫が!
パリに向かって潜航中のイエローサブマリンが、いまだ沈まず!浮上だ、うりゃぁぁぁーっ!
とこの4行だけは試合前に書いてしまいましたが、沈んだYO!(号泣)

リケルメ敗退.jpg
顔が劇画調のリケルメは星一徹みたいだと思ってましたが、あそこは親子が同じド根性顔なので、ま、今日のところは飛馬ということで、みなさんよろしくお願いします。

ロンドンでの壮絶バトル、前半終了間際41分、長袖が1点とってさ、「ビジャレアルは攻めてくると思ったのに、ぜんぜん来なくてふっしぎー」とティエリ・アンリは言っていたが、さるおは観ているうちになんだか納得してしまったものです。もちろん試合前のビジャレアルは、アウェイで1点とってやる!と息巻いていましたが、ここは敵地、1-0の敗北を持って帰って大聖堂(エル・マドリガル)で勝負をつけようと、それは理解できた。
なにしろ、アーセナルは若い。監督だけは年とってるが(爆)、チームは若い。いや、チームも、レーマンひとりは老いておりますが(涙)、GK以外の守備陣なんて平均年齢22歳。フィールドプレーヤーでは、シーズンはじめからのレギュラーで決勝点を決めたトゥーレが25歳で"おじさん"という、コドモばかりの急造チームです。
"どこの馬の骨だかわからない"のはアーセナルも同じでしたね(汗)。つまり、正体不明の相手ですから、お互いに、自分とこで勝負つけっぺと、それはよくわかるんです。

で、試合開始直前、エル・マドリガルのトンネルね、観た?
ビジャレアルの選手がすごい小さい!と思ったらアーセナルも小さい!
ハッ!!!
まさか、ピッチに出てくると大きくなる、魔法のトンネル、出たぁーっ!
とか言って余裕でしたね、さるお(泣)。

試合始まって、ちょっとでも多く肌を露出したいディエゴ・フォルランが靴下に穴開けたぁーっ!
ってまだまだ余裕でしたね、さるお(泣)。

でほら、アーセナルはコドモばっかだからね、こーゆー時こそナマハゲルックのソリンがぼうぼうと髪振り乱して「なぐごはいねがぁ!」って向かって行って、コドモたちが泣き出したら勝てると思ってね、ソリンを観たらすっかりパンテーンの14日目で、もっとワイルドに行こうぜーっ!なんつってほんとに余裕でしたね、さるお(泣)。

ほんで、はじめのうちはコンビネーションがうまくいかなくて、パスがどうも合わなかったけど、13分のギジェルモ・フランコのシュート後、リケルメが下がってボールを取りに行って、右サイドに大きくパス。あの瞬間にスイッチ入りました。
そうだ!ここは聖なるおらが村のマドリガル、ビジャレアルの南米サッカーを見せてやるぅ!
スピードのアーセナルはたしかに美しいが、静と動が瞬時に切り替わるビジャレアルのパス・サッカーはさらに美しい。GO!GO!ビジャレアル!さるお大コーフン。

ところがチャンスを逃してしまいました。前半37分、ナマハゲがFKをとったけど入らず、40分にはギジェが低い打点でヘッド!ぐはー、これは惜しい。再びリケルメのFKで前半が終わってしまいました。
ジウベウト・シウバはラフプレーになってくるし、アンリはどこにいるかわからないし、試合自体はおらが村完全支配なのに、0-0で折り返し。
あー、これじゃあと45分で一気に2点とらにゃならん。

後半は64分にギジェから折り返してフォルランがシュート!
えーん、レーマンいないのに外したYO!
"たら・れば"は言ってもしかたないんだけど、これ決めとけばなぁ。
続いてナマハゲからのパスをギジェがゴール!・・・オフサイドっすよね、そうっすよね(泣)。
一進一退、チャンスを作りながらも点が入らねぇ。ガナーズのコドモたちには一切蹴らせてないのに、追いつけねぇ。

さるおの顔が真っ赤になって、目が充血してきて、ほとんど泣き出した89分、ホシコに代わって入っていた偽グティホセ・マリが、クリシー誘ったぁ!転んだぁ!ゲッツPK!
うりゃぁぁぁ!決めろPK!決めろ星一徹!延長戦に持ち込むんじゃぁぁぁ!ふんがふんがー。

リケルメ.jpg (←あ、リケルメ一徹に戻っちゃった)

うりゃぁぁぁ!一徹蹴ったぁーっ!さるおもざぶとん蹴ったぁーっ!
しかーし、老体に鞭打ったレーマン止めたぁ!
さるおがっくし。リケルメもがっくし。
ロスタイムも健闘しましたが、イエローサブマリン、ついに浮上せず。(号泣)

今日は足が痛くても泣きながら最後までプレーしてた偽グティホセ・マリを思い、マテラッツィの肘打ちで顔面血みどろになっていつもと違う"怖さ"になってしまっても決してピッチを去ることのなかったナマハゲを思い出し、CLに賭けていたいただろうリケルメを思い、アンセムが聴こえないほどの大聖堂の歓声を思い、さるお号泣。
リケルメよ、今日もおまえはユニ食ってるが、かぼちゃ味は残ってるか?

ビジャレアル残留を決めてくれたタッキナルディがいれば勝てたのかとか、そーゆーことはわかりませんが、最後の、どうしても言わずにおれん"たら・れば"を言わせてもらうと、コンラート・プラウツ(1戦目の審判)よ、おまえのせいじゃぁーっ!

ということで、なんだかんだ言っても、ビジャレアルにはベスト4おめでとうと言いたいです。
CLにはよく顔出すけど準決勝に残れない、そーゆークラブは数多あります。あんたたちは無冠のまま初めてCLに出場して、ここまで上りつめてしまった。称賛に足る言葉はみつかりません。素晴らしかった!
おらが村の村民のみなさんも、泣かずによろこんでくれていると思います。いやぁ、素晴らしかった!

さるおは、ビジャレアルの軌跡を振り返ってもう1度だけ泣いてから、すっきりと、バルサユニに着替えます。

かあさん、ここがロンドンだよ(嬉泣)!(準決勝1戦目)
リケルメ必見&血みどろソリンがおらが村で決戦だぁ!(インテル2戦目)
おらが村全人口の2.5%がミラノへ(インテル1戦目)
南米サッカーがおらが村の歴史の新たな1ページをめくる!(決勝T1回戦2nd.leg結果)
南米サッカーを欧州舞台で輝かせろ!(決勝T1回戦1st.leg結果)
もっと前の記事もあるよ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 07:28| Comment(10) | TrackBack(36) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

欧州チャンピオンズリーグ セミファイナル GO!GO!ビジャレアル!かあさん、ここがロンドンだよ(嬉泣)!

さるおです。
ガナーズのみなさん、特にビッグネームのティエリ・アンリさん、どこの馬の骨だかわからないチームなんぞに負けてたまるかとお思いでしょうが、ビジャレアルはおらが村の馬の骨です。よろしくお願いします。
アーセナルもセミファイナルに残るのは初めてです。だからまぁ、こちらも歴史をつくっている。でもまぁ、これは比較の問題ですけど、アーセナルはれっきとしたビッグクラブです。

アーセナルは、国内リーグ優勝13回、国内カップ優勝10回、CLは出ているけれど優勝は0回、UEFAカップは1969年に1回。
馬の骨は、国内リーグ優勝0回、国内カップ優勝0回、CL本大会は出場そのものが0回、UEFAカップも0回。
見たか、この数字を!ビジャレアルのなんとすっきりしていることか!ビジャレアルはおらが村にいかなるタイトルも持ち帰ったことがありまっせーん(泣)!そもそも2部があたりまえのチームですから(涙)。
ということで、おらが村の馬の骨です。くれぐれもよろしくお願いします。

欧州カップ戦最後のお勤めとなるハイベリーに、2000人もの馬の骨が来ました。2000人だよ、2000人。サンシーロに駆けつけたバルセロニスタも2000人となると、馬の骨のがすげーずら。おらが村の総人口の20人に1人が流出(ソシオの5人に1人)、チームの成績も前代未聞ならおらが村の静けさも前代未聞。「ばーさんや、若いもんはみんなどこ行った」なんつって、おらが村には老人とコドモしか残っていない。(ほんとか)
出かけたほうは「かあさん、ここがロンドンだよ(嬉泣)!」なんつってものすごい緊張してね、北上してみたら案外イナカで安心してね、「あのリス食えるのかな?」とかね、そーゆー人たちですよ。(ほんとか)
あのリスはロンドンっ子ですかね?まさかサポが持参した食料てことはないですか?小さくて持ち運び便利だし。おらが村のおらがリスで試合を撹乱してやれ、とかね。
2nd.legは牛。牛を放つと思いますね。(ほんとかよ)
パリなんか行っちゃったら大変だ。「かあさん、とうさん、ここが花の都パリだよ(号泣)!」とか言って、ものすごい緊張しますね。

で、試合はどうだったかというと、審判(コンラート・プラウツ)が困りましたー。「こ、これってチャンピオンズだよねぇ?」っ観ていてわからなくなるほどの低品質(怒)。
あのねー、黄札の数ね、アーセナルは0枚、ビジャレアルは5枚。首絞めてやろうかと思いましたね。
開始3分でアルソに黄札て。どーゆーことっすか!

立ち上がり、いきなりリケルメが鼻息も荒くガナーズゴールに殺到して幕を開けました。思い通りにはさせんぞと、脅かしておいたわけです。それでもやっぱりだんだんと押し込まれてくる。しかたがないんだ、ここはハイベリーですから。立て続けにガナーズが素早い攻めをみせて、馬の骨はひたすら危機一髪で凌いでいる。序盤はアンリを使わせないようにがんばっていたのはいいんだけど、その分リュングベリが出てくる出てくる。センデロスもジウベルト・シウバも攻撃にどんどん絡んでくる。
前半の判定は露骨にアーセナル寄りっす。だいたいがめちゃめちゃ笛吹きまくってますが、ガナーズのちょっと乱暴なタックルはいっさいお咎めなしで、倒された馬の骨には、いいから早く起きろと。そーゆーのばっか連続です(怒)。

何度かあった馬の骨のFK、リケルメは直接狙って来る。気迫は相当なんですけど、残念ながら入りません。
馬の骨絶好の決定機は35分。リケルメから、脱ぎたくて脱ぎたくてしょーがないディエゴ・フォルランにスルーパス、フォルランがゴール左から中央に"絶対入るに決まってる"パスを出し、リケルメが走り込んで来たぁーっ!(なぜかさわれず)ホセ・マリも走り込んで来たぁーっ!(なぜかさわれず)
ぐわぁー、決めとけ。ここで決めなきゃあんたたち負けますから。

で、負けますからと思ったら負けたYO!
41分、CKからのボールをマルコス・セナがはじいた!ぐわぁー、アンリ君拾わないでください、と思いましたがそりゃ拾います。で、コロ・トゥーレがシュート!ふんがー!入っちゃったぁーっ(大泣)!

そしていちばん腹が立った44分。リケルメのFKをレーマンがはじいた直後です。ジウベルト・シウバがペナルティエリア内でホセ・マリを後ろからキック。審判は目の前にいます。ちゃんと事件が起きた方向を向いて立ってます。見えなかったとは言わせん。ホセ・マリ君なんて足が痛くって泣いちゃって、担架呼んでます。なのに、おめー、ファールとらねーのかよっ!
で、リケルメが文句言いました。あたりまえです。「あのぉ、今あの人後ろからキックしてたんですけどぉ」
そしたら、ふんがふんがー!リケルメに黄札!
あんた何様。審判様ですか、そうですか。
イェンス・レーマン、おまえも見てたよなぁ!えっ?

後半になるとちょっと落ち着いて(審判が)、まぁまぁ公平なジャッジになりました。っていっても、14分にはアレシオ・タッキナルディに黄札、43分にはギジェルモ・フランコ(後半10分にホセ・マリと交代)に黄札、44分にはキケ・アルバレスに黄札。
ただ、"カードは出ない程度のファール"については、前半みたいな露骨さはないけど、わずかに今度は馬の骨寄りっすね。よろこんでるんじゃないぞ、そーゆーのはやめてくれと、怒ってるんでござる。こんなにも基準がころころ変わるのはだめです。で、審判様は、気分で笛吹くのは止めていただきたい。

ゲームは五分五分。ガナーズが攻めて馬の骨が守る、それ自体は変わってないけどね、ガナーズの思い通りになっていないのはたしかです。馬の骨としては、1-0で負けてかまわない。2-0は困るんだけど、1-1にしなくてもいいやね。だから時間を稼ぎはじめた。ベンゲル監督がギリギリと怒っておるが、んなこたぁ知ったこっちゃねぇよ。
で、ロスタイムがなんで5分もあったのかまるでわかりませんが、凌ぎ切った!1-0の敗北、悪くねーずら

1週間後、おらが村はエル・マドリガルで、馬の骨(&牛)がガナーズを迎えうち、申し訳ないが勝たせていただきます。
あのねー、こっちは気合いが違うんです。ご覧になった方お気づきだと思いますが、(GKとガナーズにもう1人くらい例外がいた気もするが)ガナーズは全員長袖、馬の骨は全員半袖ですからっ!気合いっすよ、気合い!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 14:58| Comment(6) | TrackBack(22) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

欧州チャンピオンズリーグ セミファイナル ボールと踊る男、ロナウジーニョ

さるおです。
ミラン速い速い!
さるおの心臓が何度止まったことか!(止まったのか?)
ビクトリーなバルデス君の心臓が何度止まったことか!(止まったのかよ!)

サンシーロに、CLアンセムが流れる。ふと気がつけばどの試合でも、さるおがいちばん感動しているのはこの時のような気がして、まだ試合始まってないのに、さるおって、す、すごいピュア(す、すごいバカ)。
そしてキック・オフです。来ましたよー、ついにここまで来ました。ミランのみなさんこーゆーのって慣れっこでしょうけど、うちはほら、昨日も書いたようにかよわい挑戦者ですから、ドッキドキっすね。

開始2分、いきなり見せつけられます、CLの何たるかを。わき腹をキックされて、スローで観ても痛そうなアンドレイ・シェフチェンコが、ぐわぁーっ、立ち上がったぁーっ。"痛いフリして、たとえ何分かかろうと、恨めしそうな目で審判に黄札を要求する"みたいなね、国内リーグで起きてるようなことをやってる場合じゃないんですよ、CLって。そーゆーレベルじゃないんですよ、CLって。ふんがー。
すでにアンドレア・ピルロとイニエスタは壮絶なマッチアップを繰り広げている。今日もイニエスタは白い、じゃなかった、今日もイニエスタはめちゃめちゃキレている。イニ坊、すっかりバルサの心臓です。インターセプトしまくり、ルーズボールを拾いまくり、敵を止めまくり、ありとあらゆる攻撃の起点になりまくり。若いのに白いんです、じゃなかった、若いのにエライんです。
6分、イニ坊の白さと(しつこいです)対称的にもじゃもじゃと黒いオレゲールが、うわぁぁぁ、けっこう遠くからシェバの顔面に思いっきりボール当ててタッチラインからボール出したぁぁぁ!踏んだり蹴ったりっす、シェバ。めざましテレビの今日の運勢、ラッキーカラーは黄色!ぐらいに踏んだり蹴ったりっす。

7分、野性味というよりもかぎりなく野生そのまんまのジェンナーロ・ガットゥーゾ君がね、ロニーが転んだの見て、やーいやーい転んでやんの、みたいなね、そういう顔してました。けど、これは後半への皮肉な布石になりましたよ(笑)。うははー。後でおぼえてろ(by ロニ子)と、そーゆーことです。
黄色がラッキーカラーのシェバが立ち直ってきたな。シェバ対プジョル、こちらも壮絶。
怪我にひやひやしているさるおとしては、セードルフがうちのエジミウソンにスライディングしてきたりしてフィジカルの強さを見せると、こわいです。それでもバルサもがんばって、なんとか前線にボールを送ろうとしてますけど、エトーにはネスタがくっついている。ここも壮絶バトルだYO!。
13分にはファン・ボメルのミドル!あー、ちょっと焦っちゃった!エトーに蹴らせるとかでよかったんじゃないかなぁ。でも焦るのはよくわかる、何しろミランが立ち上がりからすさまじい勢いで、ずーっと押してきてますから(泣)。バルサはボールを持つことすらできない。
すかさず今度はカカとプジョルが熾烈な争いを繰り広げ、いったんはカカに抜かれたもののプジョルがド根性でボールを奪い返したりしてます。

さるお(とバルデス)の心臓が何度止まったのは開始13分。CKから、アルベルト・ジラルディーノがシュート!ふんがー!2人目のバルデス(左ポスト)がはじいたぁーっ!
んで瞬く間に、速すぎる速攻で左のセードルフが右へ大きくサイドチェンジするようなクロス。そこに思いきりよく頭から突っ込んできたシェバがヘッド合わせたぁーっ!ふんが、ふんがー!バルデス止めたぁーっ!というよりバルデスに当たったぁーっ!うぉー、続けて心臓が止まったYO!
なんつっても、ここがいちばん怖かったです(泣)。90分のうちで、いちばんこわかった(大泣)。速いのなんのって、日頃から空を見上げてうっとりと「もしもバルサに高速ウィングがいればなぁ・・・」とかなんとかぶつぶつ言っていたさるおの、なんとゆっくりしていたことか(涙)。いやー、ミランは速い。

90分間の死闘になると思われるカカとエジミウソンのマッチアップの横で、ピルロがボメル兄さんを止め、ボメル兄さんがシェバを止めている。あちこちで一騎打ちっす。
ところで、まだ18分しか経過していないこのゲームの主役はジュリだなーというものすごいオーラが、小さいおっさんの164cmの身長から溢れています。
あのねー、ジュリねー、最終ラインにいますから(爆)。小さい中年のおっさんですけど、めちゃめちゃ守備やってます。いわゆる"サイドの裏"なるところにいるんです。で、なんと、左頬で1回、右頬で1回、ボールをインターセプトしたYO!(ありえねー)
献身的を通り越して、この人命がけなんじゃないか、と思うほどにガッツをみなぎらせている。す、すげーよ、ジュリ!
で、もちろん前線にもいます(驚)。ゴールを狙ってる。
ま、別の言い方をすれば、バルサピンチということです。入れ替わり立ち替わりみんなで守備に追われている。で、ロニーはずっとボールに触れてもいない。こりゃまじでやばいと、そういう状況なわけですよね(涙)。

バルサの初めてのチャンスといっても過言ではないFK、カハ・カラーゼのファウルによるものですけど、カラーゼがエトーを転ばせたというよりエトーがうまく体を入れた、そういうエトーの貢献です。ちょっとここで立てなおそうや、そーゆーことだよね。キッカーはロニー。27分。ボールは壁に当たり、こぼれ球をもう1度ロニーの左足が捉える。あー、惜しい、ゴールの右に行っちゃったぁ。

開始からここまで、ミランは走りに走った。観ていて感動するほどに、走りまくった。
で、少し疲れてきました。
アンチェロッティ監督、きっと言ったんだろうな、早いとこカタつけろと。で、モーレツにがんばったけれど、バルサの命がけの全員守備(ロニー以外)に阻まれ、バルデスに阻まれ、ゴールポストにも阻まれた。
ガットゥーゾ対ロニーのある意味本能同士の対決(笑)、もちろん続いてはいるけれども、ついに本当に初めて、ロニーがボールに触ります。初ドリブル(笑)。やっぱミランってこわいです。ロニーがボールを触るまでに30分かかりましたよ(爆)!
だんだんと、徐々にだけどね、バルサもサッカーやらせてもらえるようになってきた。ロニーがゴール前にボールを放り込み、そこにジュリが抜け出して独走、ジーダと1対1かっ!決まった!と思ったよー。そんくらい惜しいシーン。ジーダが出てきてね、結局抑えられちゃった。ものすごい惜しかったのにぃ!

疲れてきたけれども、まだ足が止まったわけではねーずら。
ジラルディーノがエジミウソンにファウル。
燃える闘魂プジョルのバルサ的には正当防衛なファウル。あー、プジョルね、カカとシェバのコンビネーションをノータッチで断絶しただけなんですが、カカは転ぶのうまかったですよ。
シェバがシュート!シェバが頭合わせたぁーっ!あっぶねぇあっぶねぇ。
ジラルディーノがエジミウソンにまたファウル。
で、燃える闘魂プジョルもまたバルサ的には正当防衛なファウル。
ピルロのFK、ゴール右。あっぶねぇあっぶねぇ。

そして37分、ついにバルサの真骨頂が素顔を見せ始める。DFにぐるっと囲まれて、エトーとロニーが近い距離を何度も何度もワンタッチでパス交換。つえぇーっ!しかもこの状態からジュリにパス出したぁーっ!シュート!ふんがー。惜しいです。

もしかしたらこのへんで、すでにミランは焦り始めていたかもしんない。
早いとこカタつけろ。そのはずだったのに、前半が終わろうとしているのに、点が取れない。
ジラルディーノは得意のかたちで飛び出して脅威なんだけど、オフサイドが頻発し出す。
このジラルディーノには、じつはうちの小さいおっさんがぴったりとくっついて離れません。FWジラルディーノの攻撃にFWルドヴィク・ジュリの守備。FW対FWが延々マッチアップって、なんじゃこりゃー。
バルサは凌ぎ続けた。イニエスタもエジミウソンもジュリも、この人たち命がけなのかもしんない、と思うほどのガチンコ守備を展開し続けているんです。
終了間際、ロニーがDFを引きつけておいてエトーがシュート!
全体としてはミランの攻撃にバルサが耐え抜いたっちゅーことなんですが、いやー、なんとも壮絶な死闘でござる。
0-0、ピルロがイニ坊のおしりに肘打ちしたところで折り返しです。

後半、いきなり流れが変わる。前半とは打って変わってバルサ猛攻、イニ坊の絶好のシュートチャンスで始まったぞ、蹴れなかったけど。バルサはボールを持ち続け、ミランはカウンター狙い。
ヤープ・スタムよ、うちのロニ子を背負い投げしないでください。と思った次の瞬間でしたよっ!投げられたばかりのロニーが、世界のサッカー史上最高の曲芸を披露したのは!
後半3分、赤い悪魔に囲まれたロニー、なんと、ボールを1度も地面に落とさずに、右のつま先、右のかかと、右のもも、肩、右のもも、右のかかと、一連の動作でリフティング出たぁぁぁーーーっ!!!
リフティングて。試合中ですから。相手ミランですから。
さるおの観戦史上ベストシーン。はっきり言って大道芸です(笑)。まさにミラクル。
よろこぶことも忘れて、オレゲールみたいに口があんぐり開いてしまいました。
彼はね、奇跡のかたまりなんです。集中力と瞬発力と衝動の、結晶のような人なんです。彼と同じ時代を生きることがどれほど幸せか!
ボールと踊る男、その人の名はロナウジーニョ。
我に返ってから30秒遅れで驚きの奇声を発する(まだ4時半ですから)その人の名はさるお。すみません(涙)。

5分、シェバのスルーパス、カカが打てず、ジラルディーノがシュート!あぶねーずら!ついに、まだ復帰第1戦のマルケスも、ジラルディーノと壮絶バトルに突入っす。
その2分後にはヤープ・スタムがシュート!
ついに、ついにですよ、今まで何があろうとただひとり守備を免責されていたロニ子が、スタム追っかけたぁーっ!ロニーが守備を免れているのは、単なる特別扱いではない。たとえ全員が自陣に押し込まれても、いや、その時にこそ、ロニーがフリーになるためっすよ。攻撃のベースキャンプになりそこからフリーで試合を支配せねばならんのじゃー。なのに、スタム追っかけたYO!

そして、運命を決める12分。前半7分の"やーいやーい転んでやんの"の帰着する場所がここですよ、ガットゥーゾ君!
イニエスタからロニーにスルーパス。ガットゥーゾにボールを奪われた次の瞬間、瞬く間にロニーはガットゥーゾをふっ飛ばし、ボールを奪い返して1回転、なんとゴール前に絶妙な高さの浮き球蹴ってました!来い、ジュリ!飛べ、ジュリ!
!!!
ぐわぁぁぁーーーっ!!!ジュリ左から来て飛んだぁーっ!すべてが寸分の狂いもなく、ぴたりと、本当にぴたりと、描くべき軌道を描いた瞬間っすよ!完璧すぎるボレーシュート!決まったぁぁぁーーーっ!
ふんがふんがふんがーっ!
意味不明の奇声を発してまたもや近所迷惑な苦情覚悟のその人の名はさるお。

これで0-1、負けねぇ、負ける気がしねぇ!
ジュリは、んも〜ノリノリ。切り返しも冴えまくっている。
18分、追加点が入りそうでした。
エトーを先頭に、ロニーとイニエスタが走る。3対3。イニエスタからロニーにパス。ゴール左でエトーが呼んでいる。
パスを出すんだと思いました。ところがロニー自分で狙った!で、惜しくも左のポストに当たっちゃった。
が、
!!!
待てよ。あれは、やっぱりパスだったんじゃないのか?あと数ミリ左に蹴れれば、ポストに当たったボールは反対方向に跳ね返ったはずである。で、そこにいたのはエトー。
ロナウジーニョはね、そんくらいのことやります。できるんです。やっぱりきっとパスだったんだ!
ロニーに笑顔が戻ってきた。いままで必死な表情だったのに。フツーはね、笑い出して顔が緩みっぱなしになったらそれは油断です(爆)。バルサは違う、笑い出してから強くなるんだ。
サンシーロに、イムノが響き渡る。ミラノの地でイムノが沸き上がる。
すばらすぃ〜!

20分にはエジミウソンとのワンツー、ジュリとのパス交換を経て、イニ坊もシュート!
21分にピルロとパオロ・マルディーニが交代。
23分にはロニーが今度は魔法のような胸トラップでのインターセプトを見せる。
24分、今日の小さい大将ジュリと守備のできないベレッチが交代。
あー、ここでね、オレゲールが左のももを怪我です。心配だな、ずっとバルサを救ってくれてたから。
で、28分、ガットゥーゾとマッシモ・アンブロジーニが交代。
ビクトリーな男が遅延行為で黄札もらったり、守備のできないベレッチがボール失ってカカがミドルシュート打ってきたり、あぶないシーンもありつつ、あー、ミラン焦ってきましたね。
30分に怪我人オレゲールとモッタちゃんが交代。続いてスタムとカフーが交代。人がどんどん入れ替わる中、エトーは代わらずゴールへの飢えを見せ続けて黒豹のようにしなやかに走り抜けている。

ミラン絶好のチャンスは34分、セットプレーからカカ経由でアンブロジーニがシュート!ゴールの右、焦ってるよね。
36分、この時間になるとロニーのドリブルにネスタが足を出してしまって黄札。FKは入らなかったけど、ロニーさすが、戦略的(笑)。
ミラン、最後の最後に猛攻を仕掛けました。ほとんど悲壮な感じですが。CKからもマルディーニがシュート!こりゃかな〜りあぶなかったけどね、ビクトリーなバルデスが止めたYO!(驚くな)
88分、ロニーとマクシ・ロペスが交代。ミランはしぶとく、カカがエジミウソンの股を抜いてシュート!とかしてますけど、もうだめだってば、焦ったら入らないよ。
マクシは短い時間だったけど、懸命にボールと敵を追いました。よかったっす。
そして試合終了、0-1バルサの勝利だぜ!

イニエスタはピルロとカフー相手に堂々のマッチアップで、攻撃の目を摘み自らが起点になった。ボメル兄さんはルーズボールを拾いまくってパスを供給し続けた。エジミウソンはカカを止めまくってジラルディーノと勝負し続けました。えらい!あんたら大将!
ガットゥーゾ対ロニー、シェバ対プジョル、ネスタ対エトー、どこをとっても激闘っすよね。次カンプ・ノウが楽しみっす。ヘンリクもデコもいたら、どうせ圧勝しちゃうけど。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 09:21| Comment(31) | TrackBack(41) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月18日

欧州チャンピオンズリーグ セミファイナル ミランの名誉か、それともバルサの闘争心か

さるおです。
バルサはチャレンジャーです。本命だの強いのと言われているが、挑戦者です。
ビッグイヤー獲得(CL優勝) 1回
UEFAカップ優勝 3回
TOYOTAカップ 0回
1899年創立以来107年間の歴史において、欧州制覇はわずか1回、世界の頂点に立ったことはない。CL優勝経験者はデコ(1回)ひとりで、今日はいません。

ミランの創設は奇しくも同年1899年、同じく107年の歴史において、バルサよりはるかに輝かしい軌跡を辿った。
ビッグイヤー獲得(CL優勝) 6回
UEFAカップ 0回
TOYOTAカップ 3回
6回にわたる欧州制覇、そのうちの3回は世界の頂点を制した。決勝までなら常連で、昨シーズンもファイナリスト。UEFAカップ0回、つまり国内リーグ(セリエA)において常に首位を競っているっちゅーわけです。セードルフなんてCL優勝3回で、4回目を獲りに来ている。

経験か、勢いか。
国内リーグで独走体勢からほとんど優勝を決めた今のバルサには、活発さがある。かつてのドリームチームにひけをとらないテクニックと、ドリームチーム時代より進化した戦略もある。

名誉か、闘争心か。
優勝杯を獲ってやる。そういう飢えた情熱があります。ハングリーな炎が燃えている。

いや、ほんとはさるおはミランは大好きで、相手がバルサじゃなきゃ応援するんだけど、とにかくこの1週間、ミランは敵だぜ!
で、要は気もそぞろなわけですよ(笑)。相手は年はとっても(赤い)悪魔、ディアヴォロ・ロッソですから(泣)。

さるおは昔々大昔(プラティニ時代って、かな〜り昔だよね)ユーベが大好きでね、ずいぶん前からバルセロニスタになっちゃってますけど、カテナチオというもの自体は理解できるわけです。鉄壁の守備と強烈なカウンター、その機能美は理解できるんです。"1-0の美学"というのは、それで美しいんです。イタリアサッカーの世界が大好きで、ミランにしろ、インテル(ミランの宿敵)にしろ、結局は好きなんです。
が、バルセロニスタとしてのさるおは、そーゆーことは言ってらんない。
詳しくは、"ボールポゼッションサッカーがカウンターサッカーに勝つ日"に書いたとおりです。まー、これはモウリーニョ憎さに書いた記事ですけれど。

でね、さるおは最近ずっとセリエを観ていないのでイタリアサッカー界がどーなっとるのかじつはぜんぜんわかってないんだけど、「カテナチオは終わるのかもしれない」と、なんとなくそんな目で遠くから眺めていたわけです。"ファンタジスタ"を再考する作業、転換する戦略の、過渡期なんじゃないかな、イタリアサッカーは。
例外は、結果がすべてと考えるカペッロのユーベで、それこそ頑なにカテナチオしてますが、ユーベ同様イタリアサッカー界を牽引するマンチーニ率いるインテルとアンチェロッティ率いるミランは、秒単位でシステムを変化させ執拗なプレスからボールを支配する(バルサと同じとは言えないまでも)ポゼションサッカーを選択しつつあるのではないかと、そんなふうに思っているわけでございます。

というわけで、ミラン戦は非常に楽しみ。ミランの進化(あるいは変化)の過程を見るような、そういう期待もあるわけっすよ。

ほんとは両者ともベストな状態のベストなメンバーでぶつかりあっていただきたかったが、まー、しょーがないですね。苛酷な労働を強いられているみなさんなので、怪我もしようて、熱も出ようて(←ピッポのことだYO!)、疲れもしようて。
(みなさん招集メンバーのこととかご存知だと思うのでここには詳しく書きませんが)バルサはこのところバタバタとFW陣が倒れリハビリの国に旅立ったかわりに守備再生!これで互角か。いや、守備がそろえば有利だな。ふんがふんがー。

闘争本能を爆発させるバルサが、必ずパリに行く。(決定)
107年間の歴史における2度目の欧州制覇に立ちあえるなんてこの上ない幸せです。(決定)
あと数時間だよぅ。
目がランランとして眠れませんので、死ぬ気で起きてます(涙)。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 21:25| Comment(6) | TrackBack(12) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

欧州チャンピオンズリーグ クォーターファイナル バルサ準決勝へ!(ひそかにペティのハンド祭り)

さるおです。
ヌノ・ゴメス君、さるおはあんたが好きだけど、累積消化明けなのに今日は怪我でお休みしてくれてありがとう。うちもレオがお休みだぜ!と思いながら、プーさんみたいなクーマン率いるSLベンフィカを迎え撃つ!あちらの1トップはミッコリ君です。怖いんですけど。

CBはプジョルとオレゲール、サイドはベレッチ、ジオ。すっかり頼もしい白い悪魔イニエスタが中盤の底を支え、すぐ前にファン・ボメルとデコ、んで前線はラーション、エトー、ロニー。

開始早々、中盤のデコが前線のヘンリクへパス。戻してボメル兄さん。最近のファン・ボメルは、打てそうなときにシュート打たないわ、誰かが待っててもパス出せないわで、タイミングがズレズレなんだけど、侮るなかれ、PKだけは手に入れる(笑)。今日もペティート君の手めがけてボールを蹴ったYO!むははははーっ!ハンドだぜ。
ところがこれを決められなかった。1st.legではひとりで勝手にテンパッていたモレット君、ロニーのFK止めたぁーっ!ロニーが落胆と悔しさとイライラと呵責を全部混ぜたような表情をしている。
続いてエトーのキレイな股抜きパスを、右のヘンリクがゴール前に折り返し、そこにデコが猛然と走り込む。ボールを抱え込んだモレット君の頭に、ぐはー、今さら勢いを止められないデコが脛キック。ぜんぜんわざとじゃないです。事故です、事故。デコが心配して寝そべるモレット君にかがみ込み、「だいじょうぶ、あなた?」なんつって介抱し始めましたが、あえなく黄札。んがぁ〜、次は出られねぇよ。バルサ、ピンチの大スパイラルは終わることがありません(汗)。

しかーし、ベンフィカにパスをつながせないバルサ、ついに来たぁーーーっ!19分、ボメル兄さんがベトをしつこく子犬のように追いかけまわし逃げまどっているところへ追い討ちのようなエトーの守備。ボール獲ったぁー!すかさずベンフィカ守備を突破して右から低いクロス!ニアにヘンリク、ファーにロニー!ロニー来たぁーーーっ!バルサ先制1-0、ふんがー!
しかもじゃんじゃん追加点のチャンスっす。25分、エトーがボールを追って蹴り上げたぁ。ぐわぁー、ループで決まってたら超かっこええとこだったのに。
40分にはレオ(メッシじゃないよ、敵様っす)のミスキックをボメルがフリーでシュート。惜しい!あまりに惜しい!
次の瞬間には中盤のイニ坊が前線のド根性プジョルに大きくクロス!え?ぜんせんのぷじょる?ぜんせんにぷじょるぅ?ぐわぁー、出た、ド根性プジョルの攻撃。

ど根性プジョル.jpg

前半終了間際まで、攻め続けるバルサ。43分にはエトーが鋭く切り込んでクロス。44分にはデコのクロスにヘンリクがヘッドを合わせようとする。

というわけで1-0で折り返し。先制できてよかった、それは本当によかった。しかーし、追加点がないことが、後半これほどまでにさるおを疲れさせるとは・・・
そりゃそうです。先制されたベンフィカ、後がないもん、崖っぷち、後半は猛攻に決まっとる。で、バルサの苦手なカウンター戦略だぞ。
うちはほら、案の定ベレッチが上がってばかりで帰ってこない(笑)。ヘンリクとプジョルと、みなさんに支えられて、自由気ままにサイドを走っているんだYO!あぶねーずら。
さらに、今日のド根性プジョルはフォワード登録(笑)。いや、もちろん守備はいつもとかわりなくド根性でちゃんとやってますが、とにかく、気がつくと前線にいるYO!ほんでもって、オレゲールも上がってるぅ〜!オレゲールは最近頼もしくてね、バルサを危機から救いまくっているんですが、今日はたまにね、上がってっちゃボール失くしてるぅ〜。あぶねーずら。
がんばっているのはジオとイニ坊っす。イニ坊って、ほんとすごい。最近褒めちぎっておりますが、称賛の言葉が見当たらないくらいにすごい。前半は中盤の底に徹してボールをさばき、ボールを奪いまくってた。デコが黄札をもらってからは、極めて攻撃的な守備に奔走しているが、この子には笛が鳴りません。うますぎ。
で、後半は右にロニー、左にエトーという、いつもと逆のポジショニングをベースに、それでも縦横無尽に動き回りながらスタートっす。

あー、やっぱ攻めにきてる。60分、縦パスに抜け出したミッコリが疾走してきてクロス!シモンが走り込んできてシュート!
あっぶねー!ド根性プジョルは前の方に出かけてて留守ですから。大ピンチっす。決まってておかしくない。むはー、こーゆーのって、敵の思う壷じゃねーかよ。
ここからですね、あぶないシーンが続くのは。ベレッチとオレゲールも前の方に出かけてっちゃぁルーズです(涙)。隙を見つけちゃ、ミッコリがシュートに来る。
あぶないよ、ほんとあぶない。心臓によくないって。1st.legはスコアレスドロー、1点返されて追いつかれたら、それは"追い越された"ことを意味します。敗北を意味します。ロニーの顔にもプジョルの顔にも笑顔は無いぞ。ライカールトも焦りまくった表情で両手をぶんぶん振り回している。追いつめられているのはリードしているバルサ、余裕があるのは負けているベンフィカ。
ほら、プーさんみたいなクーマンなんて、座ってハチミツ食ってるぅーっ!

クーマン.jpg

焦るあまり、ついにエトーも"とりあえず"のオーバーヘッド(笑)。
あいかわらず打ちまくっているミッコリからまたしても笛なしでボールを奪うイニ坊はほんとたいしたもんですが、だんだんとベンフィカの猛攻が"波状攻撃"になってくる。
プーさんみたいなクーマンは、もう潔い表情をしている。いいね、こーゆーのは気持ちいい。
84分、ファン・ボメルに代わってピッチに入るのは、バケツで水をかぶった怪我明けエジミウソン。なんでいつもこの人はびしょ濡れなんですかね。ヘンリクとジュリも交代っす。
そしてまたしても大ピンチ。FKから、カラグニスのシュート!
えーん、もう勘弁してください。緊張しっぱなしで、さるお疲れちゃったよ(泣)。早く90分になればいいのに。はぁはぁはぁ。

そして最後の最後に、やっと訪れた勝利の瞬間!さるおがすっかり息切れした89分、ロニーから前線のベレッチにパス。え?ぜんせんのべれっちぃ?(←しつこい)
とにかくベレッチが右からゴール正面のエトーに完璧なクロスを放り込み、エトーがぴたりと計算し尽くしたボレーを決めたぁーーーっ!やったぁ、2-0で勝ち抜けた。ぐうぉぉぉーっ!
ベンチではライカーの横で、さるおが恋しくて恋しくてしょーがないマクシ・ロペスも吠えている!ぐぁはははは!

しかし疲れたね。ぐったりだ。
なんかもう、先のことは考えられませんが、準決勝はミラン戦です。1st.leg、まずは向こう(サンシーロ)へ出かけていって、2つめをカンプ・ノウでやります。
そーいや、つい先日、デメトリオ・アルベルティーニの引退試合で対戦したばっかりですが(笑)、今度はね、あーゆーんじゃないからな。
勝つよ。絶対勝つ。これはもう決まったことですから。バルサはCL獲るんです。(決定)

というわけで、ミラニスタのみなさん、今のバルサは正直傷だらけですけど、まぁ見てろ、うちは負けねーよ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 07:15| Comment(26) | TrackBack(23) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

欧州チャンピオンズリーグ クォーターファイナル GO!GO!ビジャレアル!リケルメ必見&血みどろソリンがおらが村で決戦だぁ!

さるおです。
村民コーフン、さるおもコーフン。ふんがふんがー。
こーゆーのを本当の大番狂わせってゆーんです。さるおね、チャンピオンズ・リーグのグループリーグがはじまった時から、ビジャレアルがグループDに分けられた瞬間から、ずっとずっと応援してたよー。
勝ち上がって来い!ずっと上まで来い!そう思って応援してた。

舞台はおらが村、エル・マドリガル。偉大なる聖堂と呼ばれるそのスタジアムは、おらが村の全人口4万人のうちの2人に1人が観に来て満席、つまり全人口の1/4にのぼる(しかいない)ソシオがみんなひとりずつ誰かを連れてきたら満員御礼、かわいいな(涙)。
相手はインテル。
こうなったらまず、スタジアムの小ささで驚かせておいて、ほんで、ソリンがナマハゲみたいなぼうぼうのヘアーで「泣ぐ子はいねがぁ〜!」って言ってまた驚かせておいて、相手がびっくりしてるうちに点を取ろうぜ!
と作戦を練っていたら、フィーゴを見てさるおが驚いた。どうしたんだ、あの長ーい前髪は!チェッカーズか?今チェッカーズか?なんで今!
あのねー、さるおはフィーゴを愛しているんです。が、しばらく見ないうちに、どうしたんだ、あのおしゃれっぷりは。とびっくらこけてしまって、んで作戦を練り終わらないうちに試合が始まってしまいました。ふんがー。

ビジャレアル、今ラ・リーガでは8位です。これからUEFAカップ圏内を狙うのがいっぱいいっぱいっす。
なので、このチャンピオンズに賭けている。ものすごい気合いで賭けまくっておるよ。何しろ、リーガ前節ではリケルメを温存しました。そんな余裕はないはずなのに、賭けに出た。

リケルメ.jpg ←リケルメ

リケルメ絶好調っすね、元気いっぱい。お休みをもらったのは、チャンピオンズで勝ち上がるため、それをリケルメはちゃんとわかっている。溢れる闘志と、誰もマネできない世界最高のテクニックと、予想を裏切る上質のアイデアで、インテルと真っ向勝負。
この試合のリケルメは、是非ご覧になったらええで。さるおはバルセロニスタだから、ロニーやレオは世界最高のプレーヤーだと思っているけど、同じことがロニーにできたかどうか疑問になるほどに、リケルメは本当に本当に世界最高のプレーヤーです。強い強い!ボールを持ったら離さない。何人の敵が何度奪いにやって来ても、絶対に渡さない。クロスなりパスなりシューとなり(このゲームではシュートが多かったぞ)、自分の仕事が終わるまで、絶対にボールを奪われません。す、すごすぎ!そしてコーナー付近から、どう考えてもゴール前にクロスを放り込む位置から、なんと直接狙ってくる!もちろん枠内。
ぐわぁー、前から惚れていたが、さらに惚れてリケルメにすっかり夢中っす。あんたが大将!

前半はちょっとインテルよりの判定が多いみたいに思えたけど、とにかく壮絶な打ち合いを演じて0-0で折り返し。
後半になると完全にゲームを支配して、シュートの雨を降らせた!シュート数、インテルは9本、ビジャレアルはじつに21本、モーレツに打ちまくったぜ。ファウルの数はインテルが21、ビジャレアルは17本、ファウルしないと止められないものすごい勢いだったわけですよ。ってファウルしようが何しようが、ついにリケルメのことは誰も止められなかったけど(嬉)。止められなかったどころか、指1本触れられない、そんくらいすごいっす。
58分(後半13分)、まるで当然のようにキレイに落ちて枠内に飛んでいるリケルメのFKを、完全フリーでアルアバレナが頭に当ててゴール!ぐわぁー、誰も動けてない。

来たぞ来た、これだ、勝てるぞ、ビジャレアルはイタリアのチームに負けたことがないんだ、1-0で勝てるぞ!もういいんじゃないか、後半終了で(←早すぎ。まだ30分以上ありますから)、笛吹いちゃえよ。
そう思いましたね。

しかーし、ビジャレアルの素晴らしさはここで終わりではなかった。
もしもさるおが監督だったら、「おっしゃぁ、守るぞ」かなんか指示を出してしまうところ、なんとあろうことか、ビジャレアルはもっと攻めにきた!す、すごい、さるお泣きそう。かっこよすぎ!明らかに格下のチームは、なりふりかまわず守ったって誰も笑ったりしないのに、"バルサみたいに"顔を上げ続けました。
チーム全体が素晴らしい!感動するほどの集中力でゴールを守り抜いたし、勇気ある思いきりのよさでゴールを狙い続けた。
ホセ・マリよ、あんたも大将!前半はどこにいるのかわからなかったフォルランも、後半は大将!
と思っていたら、ナマハゲルックのソリン君の顔面にマテラッツィが肘出したぁーーーっ!ぐわぁーっ、許せん!キロス・バサラスよ(審判)、あんたどこ見てんだぁーっ!副審どもよ、あんたら何見てんだぁーっ!ソリン君かわいそうに、顔面から大出血で血みどろっす。ナマハゲルックとはまた別のド迫力になってしまいました(泣)。そんでもド根性で立ち上がり、青い包帯してピッチに戻ったよぅ。なのにマテラッツィの野郎、お咎めなし。ちくしょう、退場にしろ!おめーのことは忘れねーぞ、くっそぉ。

結果1-0。1stと合わせて2-2、アウェイゴールを決めたビジャレアルがセミファイナルに進出だぜ!

どうでもいいことですが、裸族フォルラン、脱ぎ損ねたなー。抜け出して決めたぁー!と思うシーンがあったけど、惜しかったっす。脱ぎたかっただろうに。
脱ぐといえば、ビジャレアルの、たぶん文化のようなものだと思いますが(笑)、腹見せるの好きですね、みなさん、特に裸族とリケルメですけど。ユニをね、よく食う。まくりあげて、食います。あれはしかたがないんだ、かぼちゃ味なんだ。

最後の最後にきわめつけのスーパーセーブでビジャレアルを救ったGKビエラ君が次は黄札累積で出られないのが気になりますが、ここまで来たら、優勝を狙う(優勝はバルサ)。セミファイナリストになった今、もう手の届かない夢じゃないです。格下だろうと弱小だろうと、パリを目指す(優勝はバルサ)。南米サッカーが欧州で光り輝いているんでござる!GO!GO!ビジャレアル!

ビジャレアルの決勝トーナメント1回戦1st.legの結果はこちら、2st.legの結果はこちら、クォーターファイナル1st.legの結果はこちらです。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 07:03| Comment(24) | TrackBack(25) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

欧州チャンピオンズリーグ クォーターファイナル GO!GO!ビジャレアル!おらが村全人口の2.5%がミラノへ

さるおです。
ビジャレアルはね、国際タイトルはおろか、国内タイトルも獲ったことないです。まるっきり無冠の弱小チームです。03-04ラ・リーガで8位になったのがこれまでの最高成績。04-05に3位というのは驚きを通り越したミラクルで、おらが村史上初の快挙!その彼らが、チャンピオンズで勝ち上がり、クォーターファイナリストとして堂々とインテルと渡り合っている。涙が出るほど素晴らしい!

開始直後、えーっと何やるんだっけーぐらいに寝ぼけてるうちに、敵地で先制!ディエゴ・フォルラン、やるぅ〜!
しかもその後のアドリアーノのシュートは防いだよーっ!す、すごい、勝つんじゃないか、おらが村が。ふんがふんがー。
そんくらいに、ビジャレアル勝つんじゃないかくらいに期待の持てる立ち上がり。結局は7分でアドリアーノに追いつかれ、だんだんとインテル支配のゲームになってしまいましたが、ええよ、ええ、今日はこれでええ。あんたらよくやった。村おこしになっとるよ。

さるおねー、ほんとはねー、イタリアのチームってすごく好きでね、インテルもまぁまぁだし(←チーム名が"国際"ってすごいっす。イタリア人なんてほとんど見かけないですよ(汗))、ミランは大好きだし、ユーベは思い出のチームだし、イタリア代表にしてもね、基本的には応援してるんです。が、ビジャレアルがここまで勝ち上がったとなると、っちゅーか、ビジャレアルがCL出場(すでに快挙)となると、これはもうしょーがないんです。イタリア勢は敵だYO!
ところが、やっぱ力の差がありました。わかってることだけど。
インテルのDFラインも最初は落ち着いてなかったけどね、あっという間にホームで先制されたら焦った(笑)、起きたよー、目が覚めた。そしたらチーム全体として機能するようになって、さすがっす。
ビジャレアルはもともとDFラインは強くない。強くないも何も、怪我人まで駆り出して戦っているのが現状で、選手層が厚いの薄いの言ってる場合じゃないっすね、"層"なんてねーずら(泣)、特に右うしろとか。それでもよく耐えた。
DFがてんてこまいで、最終ラインでも中盤でもボールが取れなくて、なかなかリケルメにボールが入りません。だから、前ふたりもシゴトができん。やっぱCLもここまでくると、敵は必ず強いっすね(涙)。
ということで"おらが村らしさ"は出せなかった。後半、マルティンに追加点を取られて、結果2-1の敗戦です。

そうそう、ソリンがね、髪の毛梳かして出てきた。おめーよー、それじゃ驚きが無くなっちゃうだろー、と思いました。
いつものように、どこまでも長いぼうぼうのヘアーで登場してインテルナツィオナーレな諸君を驚かせといて、びっくりして怯えてる隙に大量得点してやろうと思ったのに。ちくしょう。
さるおね、ソリンを観てると思います。あー、南米って、なんかしらんけど、アンデス山脈、って。(意味不明)
だめだ、梳かしちゃだめなんだ。ソリンよ、次は地元だ、おしゃれなんて気にすんな。(結論がオカシイ)

とにかく、まだ終わってないぜ!
4万人しか人のいないおらが村から、なんと1000人がミラノの旅っす。す、すごい、全人口の1/40!!!サッカー・ファンの40人に1人じゃないっすよ、じーちゃんばーちゃん、赤ちゃんも、みんな入れた全人口のうちで、40人に1人がはるばるミラノへ、イエローサブマリンを応援しに出かけて行った。やっぱそうとうな一大事です。さるおも応援しなきゃ。
まだ終わってない。敵地で1点、試合開始にみんなが気づく前に(笑)取れたもん。次はおらが村のエル・マドリガルで、本当の後半戦を戦う。勝つぜ!ビジャレアル!村おこしだ!GO!GO!南米サッカーをヨーロッパで輝かせろ!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 21:47| Comment(7) | TrackBack(7) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

欧州チャンピオンズリーグ クォーターファイナル! スコアレスは嫌だって言ってんのに、2戦目は死闘に決定(悔)

さるおです。
知らんうちにピスタチオユニが似合いすぎているバルサのみなさん、特にアレですね、デコが可愛いですね。
あー、あれはほんとにピスタチオ・グリーンなのかな、きいろじゃないのかな。
ぐわぁーっ、ライカー君とテン・カテ君は、双子みたいなペアルックだNE!っちゅーか、クーマン君も、三つ子だNE!

そんなこと言ってる場合じゃないです。泣きたくなるような結果です。リスボンまで出かけて行ってスコアレスは嫌だってばよ。(さるおよ、おまえは出かけてないのだ)
本当はね、アウェイの1戦目は勝敗よりも得点だー!とか、そーゆー計算じゃなくて、とにかく勝利するのが気持ちええ。しかしまぁチャンピオンズは獲らねばならんから敗退ってゆーのは絶対だめで、アウェイゴールはすごいぞってゆールールが大会を盛り上げているのは事実で、さるおも大コーフンで観ているわけだし、ともかく点を稼いで帰ってくるっちゅーのが大事だったわけですよ。

しかも、ゲーム自体は壮絶な打ち合いで、決定機に次ぐ決定機。バルサについて言えば、3つか4つ、そんくらいは入ってたはずじゃねーのか。あれだけシュートしといて入らないっちゅーのは、一体どーゆーテクなんですか(泣)。

いきなりGKモレット君がバックパスを手で取っちゃって、至近距離からロニーの間接FK。ここで決められなかったのが悪循環のはじまりなのか、こぼれ球も入らず(泣)。モレット君なんてミス連発野郎っすよ(すみません)、クリアミスはするわ、うちのボメルにパス出すわ、愛おしいったらありゃしないのに、シュートだけはきっちり止めたYO!

イニ坊、かっこええな。最近ちょっとおとなしかったボメル兄さんもかっこええな。デコもシュートまで行ってるし、ヘンリクの嗅覚も健在。ロニー自身は調子よさそうだし、エトーもよく動けてるし、ほんとにチャンスだらけなのに、チーム全体では"良くない時"の匂いがちょっとだけする。シュート入らねぇずら。GK真っ正面か、ポスト。
それでもこれだけの打ち合いだもん、絶対入ると思ってた。ところが、後半になったらミッコリ投入で一気にあやうくなりました(涙)。60分手前の猛攻なんてもう、さるお半べそ、こわかった。
お互いに、決してゴールネットの揺れないシュートラッシュ(←特にバルサ)に焦燥感が募ってきたころにはとうとう判定もおかしなことになって、ベンフィカのよい子のみんな、人じゃなくてボールを蹴ろう!デコの脛はボールじゃないYO!と思いましたね。
取るとしたら前半だった。後半は、ミッコリこわいし、判定オカシイし、焦ってきてたし、焦ってきたら案の定ベレッチが勝手に崩壊したし。

モッタちゃんのハンドね(ジオもかな)、取らなかったじゃんか。クーマンはモウの野郎みたいな下世話な男じゃないので心配しなくていいのかもしれんけど、あれは後でうだうだ言われてもおかしくない見逃しでしたね。ありがたさと迷惑の狭間の判定でした(笑)。

そうそう、デコと交替したよね、頭の大きいガブリ。「ここでガブリかぁ〜」みたいな相当失礼なセリフが頭をよぎりましたが、ガブリは偉いんでした。なんつっても第4キャップっすからね。
ところで、打ち"合った"結果スコアレスドローということはアレですよ、うちのバルデスもシゴトしたってことですよ。
点が取れない悔しさが、思わず、「おまえーっ、頭染めてポマード塗ったカニサレスじゃねーのか!」と失礼きわまりない褒め言葉としての八つ当たり(笑)になってしまったさるお、よりによって"今日は働いている"ビクトリーなバルデス君に口走ってしまったことを、みなさんどうかお許しください。

いや、いやいや、クーマンは今ごろ笑い転げているかもしれんが、前向きに考えよう。
急遽ピボーテ(ボランチ)となった白い悪魔イニエスタ、今日のこの白い人はすごかった!まるでミスがないっす。なんでもできる、ほんとに上手い!パーフェクトざんす。ドリブル突破なんて惚れ惚れしたぞ、かっこええずら!CBとしてのモッタちゃんも、あんたたち、よくやったぞ!プジョルもラファもエジミウソンもいないけど、失点しないで乗り切ったんだ。エライ。
それにほら、どこぞの田んぼでプレーしたときと違って、今回はテーブルクロスの上で試合っすよ!(←ピッチがテーブルクロスに見えたのはさるおだけでしょーか)

スコアレスで引き分けたおかがさまで、2戦目は死闘に決定(涙)。が、プジョルもいてくれるはずだし、そうだ!メッシが間に合う〜!2戦目はレオが大量得点だぜ!
(んでほら、余裕ができたら今回もベンチに入ってたマクシに出てもらって、シンデレラ・ボーイぶりをまた観たいから、そーゆーことでよろしくお願いします)

というわけで、あと数時間でさるおは"おらが村"モードに変身します。
GO!GO!ビジャレアル!さるおの心はいざ、ミラノへ。南米サッカーでインテルナツィオナーレなみなさんに果敢に挑め!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:35| Comment(18) | TrackBack(19) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝以降のすべての組み合わせが決まったわよ

さるおです。
タイトルが、なんつーか、いささかキャラがオカシイ。
コーフンしてるせいです(涙)。
ドッキドキの欧州チャンピオンズリーグ。ついにクォーターファイナル以降の運命の組み合わせが決まってしまいました。

cup.jpg

1st.leg(3月28/29日)ホーム・チームを左に書きます。2nd.legは4月4/5日っす。

1. アーセナル × ユベントス
2. オリンピック・リヨン × ミラン
3. アヤックスかインテルのどちらか × ビジャレアル
4. ベンフィカ × バルセロナ

セミファイナル(準決勝)は1st.legが4月18/19日、2nd.legは4月25/26日で、

1.(アーセナル × ユベントス)の勝者 × 3.(アヤックスかインテルのどちらか × ビジャレアル)の勝者
2.(オリンピック・リヨン × ミラン)の勝者 × 4.(ベンフィカ × バルセロナ)の勝者

となります。

パリで行われるファイナル(決勝)1発勝負は5月17日。

抽選の様子はこちらで見てね↓。
http://www.uefa.com/index.html

ぐわぁーっ!コーフンしてきた。ふんがふんがー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 21:31| Comment(30) | TrackBack(32) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦 結果 GO!GO!ビジャレアル!南米サッカーがおらが村の歴史の新たな1ページをめくる!

さるおです。
優勝はFCバルセロナということで既に決定(願望)しましたが、CLはやっぱドラマチックでおもしろい。

FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)× ACミラン(イタリア)
1st leg 1-1 2nd leg 1-4  累積 2-5
強いミランが帰ってきた!ようでもありバイエルンがずっこけた!ようでもあるが、とにかくミランの攻撃陣が大爆発だぞ。インザーギが2得点、ミスもあったけどシェフチェンコが1点、カカが1点。速いなー、速い、嫌だな、次はバルサ以外のどっかとやっといてください。

PSVアイントホーフェン(オランダ)× オリンピック・リヨン(フランス)
1st leg 0-1 2nd leg 0-4  累積 0-5
ヒディング・マジック、効きませんでした。というか、やっぱ選手が抜けすぎたよ、PSV。コクー様退場だし、きついゲームだったなー。守備はいらん!と開き直って勇猛果敢にふんばったのはわかります。よくやった。
"因縁の対決"、リヨンは気持ち良く雪辱を晴らした。ティアゴの2得点と、ビルトールとフレッドの1点ずつ。カリューもすごいな。

SLベンフィカ(ポルトガル)× リパプールFC(イングランド)
1st leg 1-0 2nd leg 2-0  累積 3-0
さるおはリバプールが大好きです。なので悔しかった。けど、これまた大好きなポルトガル・サッカーには勝ち進んでほしかったので、嬉しいね。リバプールはこれまで、3点ビハインドをひっくり返してきた感動的なチームです。今日もやってくれーっ!と思ったんだけどね、アンフィールドなんだけどね、ひたすらポストに嫌われた。
クーマン率いるベンフィカ、イングランド勢には強い(笑)。必死で守りつつ、激しい空中戦が終わってみれば3-0で圧勝!

R・マドリーFC(スペイン)× アーセナルFC(イングランド)
1st leg 0-1 2nd leg 0-0  累積 0-1
ティエリ・アンリはすごい。とにかくすごい。DF4人に囲まれてもまるでへいちゃらでひとりで突破してシュートまで行く。汗なんかかかないで(笑)、笑ってますから。
両チームともゴールに嫌われてスコアレス・ドローだったけど、これほどドラマチックなゲームはないね。おもしろかった!観たほうがいいです。
ロッカールームでボールの代わりにグティ様を蹴って怪我させたおにぎりも、今日はがんばってました。里芋みたいなジズーもガッツ見せてました。大好きなトミーもサルガドも体張ってました。元気がないベカ〜ム様と蚊帳の外のカッサーノ君と、あと、ミスの多いセルヒオ・ラモスが問題ではあったけれども、とにかくチーム全体として、ハートは伝わってきましたね。名勝負っす。

レンジャーズFC(スコットランド) × ビジャレアルCF(スペイン)
1st leg 2-2 2nd leg 1-1  累積 3-3
グラスゴーのみなさん、大変申し訳ないがさるおはビジャレアルを応援しています。チーム・リケルメを応援しています。
リケルメ.jpg(← リケルメの顔って劇画っすよね)
グループDを首位で駈け抜けたビジャレアルはその時点で3得点1失点(笑)。引き分けあたりまえ、スコアレスあたりまえの異例の勝ち抜けぶりですよ。そしてノックダウン・トーナメントになっても引き分け続きの綱渡りっす。人口4万人のおらが村からアイブロックスに駆けつけたのは600人、グラスゴーからおらが村にやってきたのは数千人。どこまでもこじんまりとまとまったCLのダークホース・ビジャレアルがここまで来たのも快挙ですが、もうちょっと先まで、バルサと一緒に行くんだ。

ブレーメン(ドイツ) × ユベントス(イタリア)
1st leg 3-2 2nd leg 1-2  累積 4-4
1st legは激闘。2nd legは死闘。この組み合わせは2戦ともドラマっすよーっ!残り90秒で、栄光につながるドアの鍵がブレーメンの掌から滑り落ちていきました。ユーベはやっぱり強かった、とは言えない。ブレーメンの、絶対下がらないという勇気溢れる超攻撃サッカーには惚れました。とにかく、キム・ヴィーゼの連続スーパーセーブは観る価値あります。とにかくすごいです。

AFCアヤックス(オランダ) × FCインテル・ミラノ(イタリア)
1st leg 2-2 2nd leg 0-1  累積 2-3
3/14(ってか15日早朝)に試合でした。成熟したインターナショナルと若いアヤックスには差があったなぁ。

チェルシーFC(イングランド) × FCバルセロナ(スペイン)
1st leg 1-2 2nd leg 1-1  累積 2-3
詳しくはこちら

決勝トーナメント1回戦は、各チームはホーム・アンド・アウエーで2試合を行い、2試合合計得点で上回ったチームが準々決勝へ進む。両チームの合計得点が同点の場合は、アウエーゴールの多いチームが勝者になります。
アウエーゴールも同数のときは、第2戦の後に前後半15分ずつの延長戦。延長戦ではアウエーゴールが2倍換算でござる。延長戦が無得点に終わった場合は、PK戦で勝者を決める。
準々決勝、準決勝、決勝のカードは3月10日パリでの抽選会で決まります。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 07:22| Comment(10) | TrackBack(9) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦2nd.leg Champions clashed at the Nou Camp!バルサはベスト8だぞ!

さるおです。
サッカーって、ちゃんと整えた芝の上でやるもんだったんですよ。田んぼみたいなとこじゃなくて。
オレゲールの髭は尋常じゃないむさくるしさ勇ましさをたたえ、いつも食事中の草食動物みたいなエジミウソンはなぜか試合が始まる前からびしょ濡れで、ジオがどんどんふかわりょうに見えてきたなぁ、などと余計なことを観察しつつまじめに試合を観たら、なんて、なんて感動的なゲームなんだ!
バルサとチェルシーのこれまでの紆余曲折を知らない人が見たらつまんない試合かもしれんね、打ち合いにはならなかったから。それでも、バルサの軌跡を知っている人々にとっては、少し特別な、感動的な試合だったんじゃないかと思う。
時系列を追って書くのはやめよう。そのかわり、何が特別だったのか、どれほど美しかったのかを書きたい。成熟について書きたい。
まずは、ヘンリク・ラーションとロニーの素晴らしさに触れてから。

ヘンリク・ラーション、バルサに来たばっかりのころクラシコで怪我して、いきなり長期離脱を余儀なくされたヘンリク、契約延長してくれたクラブに、一所懸命に恩を返している。もうすぐバルサを去る彼は、冷静に、最善を尽くして、彼にできうるかぎりの置き土産を、チームに残していこうとしている。感動ですね、泣けてきますね、これほどの人はいないっす。神から授かった、他の誰も持っていないずば抜けた得点感覚で、短い時間に奇跡のように美しいゴールを量産し、ピンチを救い、試合の流れを一気にバルサに引き寄せる。この人が、なんと今日はひとり髭祭り開催中のオレゲールとともに最終ラインにいます。守備っすよ、守備!感動です、泣けてきます。
っちゅーか、そうかと思うとシュートを狙っている。ものすごいがんばりを見せてます。

ロナウジーニョ、おそらくチームでただひとり、かろうじて守備を免責されているロニ子。彼は楽しそうだった。笑っていた。けれど楽しいゴールではなくて、激しさだけのゴールを決めた。あんな姿はめずらしい。最高の、彼の人生でも、バルサの歴史においても、サッカー界すべてにおいても最高のゴールだったぞ。ロニーがあんな凄まじい勢いで相手DFに激突して行くなんて、気迫というか、殺気というか、とんでもない力がほとばしっているのがわかる。後半78分、一瞬のできごとだったよー。エトーからボールを受け取ると、ドリブル突破でゴールに向かい、ランパードを振り切り、疫病神テリーをはじき飛ばして、ギャラスとリッキーに囲まれてもなお、ツェフがそこにいないかのように、完璧に狙ったゴラッソを目を閉じて決めた。まるで軸がブレない。デコかと思うような(笑)ものすごい強さ。あのボディバランスは何なんだ、あの集中力の爆発は何なんだ。そしてみるみる天使の笑顔になる。彼がサッカーを選んだのではない、サッカーが彼を選んだ。まさにそーゆー人っすね。

とにかく、これで完全勝利っす!バルサ・フットボールの哲学と戦略が、美しく勝利した。スタンフォード・ブリッジの田んぼで勝って、カンプ・ノウでも勝った(←事実上)。しかも、チェルシーにサッカーさせませんでした。

バルサは、守り抜いた。たしかにそう言えなくはない。だってボール支配率が51%だもん。
「ここまで守備ができるんだ!」チームは明らかにそう言っていたと思う。それは、努力し、弱点を克服し、去年よりもまた強く成長したことの証だと思う。
ゲームは静かにゆっくりと始まったし、打ち合いにはならなかった。でも、守備的だったかと聞かれれば、返事はノーである。なぜなら、バルサは始終、敵陣にいたから。バルサの守備はただの守備ではない。つまり、ボールを奪い取ることを目的とする超攻撃的な守備を、今日もまた、迷うことなく展開した。しかも全員で。
バルサ・フットボールの最大のアドバンテージは集団としての組織力と、その力の上でこそ発揮される個人技や独創性や意外性。つまり、バルサはチームであって、ロニーのチームでもデコのチームでもプジョルのチームでもなく、全員がDFなんである。もちろんいちばんのド根性男はプジョルだし、冷静にミスなく守備をやってのけるラファも光り輝いているが、全員が相手の足下に飛び込み、体を張って戦っている。みんな涙の出るような献身的な守備をやる。今日筆頭にあがるのはヘンリクだけど。
ずっと培ってきた、ボール支配、素早いプレス、コンパクト・スペースでワンタッチのパス回しによる攻撃、個人技としての独創性、集団としての創造性、コンビネーションが生む意外性、驚き。ここに"フィールドプレーヤー全員による、ボールの奪取を目的とする点で攻撃的な、徹底した守備"が完璧なかたちで加わった。素晴らしい!
ひしひしと伝わってくる、勝ちたいという圧倒的な気持ちが。
勝つという戦略を貫いた。冷徹なほどの美しさを貫いた。
そして、今日のゲームにミスはなかった。"勝つという戦略"は、勝ちに行っても(結果を求めても)なお美しいゲームができるんだという、ライカー・バルサの成熟の証である。

チェルシーは得意なはずのサイド攻撃ができませんでした。カウンターという反復パターンしか有さない組織は、もう勝つことができない。しかも、バルサの誰であれ、ボールを持つと、チェルシーの選手はそれを奪い取ることができんね。バルサの選手の足下に入って来られない、近寄ることもできない。パスコースを潰そうとするのが精いっぱいで、どーしょーもないと、パウロ・フェレイラあたりはロニーに抱きついたりしちょる(笑)。
時間の経過とともにミスが増えて、ボール取られるばっかでパスがつながらなくなってました。
チェルシーにチャンスは何回あったかな、37分のロッベンの左足と、62分のエルナンの飛び出し・・・くらいかな。全部でシュートは4本。
"バルサにも守備ができる"ということがモウリーニョの誤算だったかどうかは知ったこっちゃないが、試合が終盤になるころにはモウの野郎も負けを認めたようなちょっといい顔してました(笑)。どうせまた後で減らず口たたくんだろうけど。

試合終了間際、チェルシーがPKで1-1に追いついた。
でもあれは判定ミスだね。テリーはオフサイドだし、ジオはボールにいってるし、逆にテリーがジオの左ふくらはぎを後ろから蹴ってる。あんなの絶対PKじゃない。

残念というか、心配なのはレオの左足なんでござる。前半23分、怪我でヘンリクと交代。それまでのレオは、ロニーのワンタッチのヒールパスを受けてシュートしたりして1st.leg同様大活躍だったし、欧州1をめぐるこの大舞台で、なんと楽しそうに笑ってプレーしてたのだ、コドモが!
す、すごい、あんたは今から大将だぁ!とほとんど畏怖の念を抱いて見とれていたさるおとしては、もっと見ていたかったし、怪我してどっか痛いのもかわいそうだし、とにかく残念。守備といえば、レオもものすごい運動量で守備から得点まで、すべてにおいて神童ぶりを惜しみなく発揮する子だぞ。
ライカーに抱かれたいかどうかはよくわからんが(笑)、レオを抱いてみたいと思いましたね。ドラマみたいな感動のシーンでしたよ。
バルサは結局交代のカードをこの1枚しか使わなかったねー。

そう言えばモッタちゃんはあいかわらず、リハビリの国との国境にいますね。今日もマケレレの膝蹴りがケツに入って涙流して痛がってました。

サッカーの神様は、1年前と同じ組み合わせを選んだ。バルセロニスタのさるおとしては、思ったことがあります。
神様は、「あーじゃなかった」そう思ったんじゃないか。だから、おまえらもう一度やってみろと、そう思ったんじゃないか。

今年、バルサはチャンピオンズを獲る。美しく、獲りに行く。必ず。

1st.legの激闘のもようはこちらです。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 11:10| Comment(18) | TrackBack(41) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦1st.leg 結果 GO!GO!ビジャレアル!南米サッカーを欧州舞台で輝かせろ!

さるおです。
さるおの黒魔術(サル魔術)が予選ではけっこう当たってたのでほんとは優勝予想をしたいとこです。が、優勝はFCバルセロナということで既に決定(願望)しているのでもう意味ねーずら。

● FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)× ACミラン(イタリア)
1st leg 1-1
あんまりおもしろくなかったけど、これからドイツ代表を背負ってく男ミヒャエル・バラックのゴラッソは必見。ミラン応援してたんだけど、PK判定で命拾いしてたので、後味がよくないなー。
ところで、1年に誘拐されてたミランのカラーゼ君の弟レバンさん、遺体で見つかったんですかー。言葉も無いです。そんなのってひどい、ほんとにひどい。

● PSVアイントホーフェン(オランダ)× オリンピック・リヨン(フランス)
1st leg 0-1
いきなり両チームとも流血沙汰、ある意味コーフンっす。時間がなくなってから点が入って、髭剃りチームはかわいそうでした。どっちかっていうと、さるおはリヨン寄り。

● SLベンフィカ(ポルトガル)× リパプールFC(イングランド)
1st leg 1-0
リバプールはやっぱいまいちでしたねー。さるおはポルトガルサッカーも大好きなのでどっちも応援したいところだけど、ここはどうしてもリバポーっすよ。

● R・マドリーFC(スペイン)× アーセナルFC(イングランド)
1st leg 0-1
あれですか、試合前にコドモらと並んでっときのロビーニョ君は、「中学どこ?」「おれ3中」とか、そーゆー会話をしていたわけですか。違いますか。そうですか。
前後半ともに出だしはアーセナル。前半はマドリーが盛り返してゲーム支配してたけど、後半2分のティエリ・アンリの得点で、マドリー焦り出しました。こうなるとマドリーは崩壊。

● レンジャーズFC(スコットランド) × ビジャレアルCF(スペイン)
1st leg 2-2
リケルメとフォルランが帰って来た。こうなったらもうホセ・マリもソリンも、元気一杯な南米サッカーなんであーる。なんで戦略を練って待ってなかったのかと不思議になるほどに、リケルメ様をご自由に走らせてしまったグラスゴーのみなさん、大変申し訳ないがさるおはビジャレアルを応援しています。
どちらが勝っていたかというと、ビジャレアルです。光ってました、南米サッカーが。めまぐるしくて、忙しくて、おもしろいおもしろい。グラスゴーのみなさんはミスに救われた感じです。
フォルランはあいかわらず脱ぎたくて脱ぎたくてしょーがない。ソリンは未開の人みたいな原始ヘアーです。
それにしても、リケルメの顔は劇画調っすね。かっこええですよ!星一徹のようであり、ゴルゴ13のようであり、かっこええですよ!ビジャレアルはかっこええ!
ここまで来たのも快挙ですが、もうちょっと先まで、バルサと一緒に行きましょう。

● ブレーメン(ドイツ) × ユベントス(イタリア)
1st leg 3-2
激闘。ほかの言葉は見当たらん。超おもしろかった、8試合の中ではチェルシー×バルサと並んで迫力ありました。ブッフォンはいつもすごいっす。

● AFCアヤックス(オランダ) × FCインテル・ミラノ(イタリア)
1st leg 2-2
アヤックスは立て続けに2点叩き込んでゲームを支配。痛々しいほどのパニクりようでアドリアーノまで必死こいて守備に駆け回っていたが、2点のビハインドを追いついたインテルはさすがっす。

チェルシーFC(イングランド) × FCバルセロナ(スペイン)
1st leg 1-2

決勝トーナメント1回戦は、各チームはホーム・アンド・アウエーで2試合を行い、2試合合計得点で上回ったチームが準々決勝へ進む。両チームの合計得点が同点の場合は、アウエーゴールの多いチームが勝者になります。
アウエーゴールも同数のときは、第2戦の後に前後半15分ずつの延長戦。延長戦ではアウエーゴールが2倍換算でござる。延長戦が無得点に終わった場合は、PK戦で勝者を決める。
準々決勝、準決勝、決勝のカードは3月10日パリでの抽選会で決まります。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント バルサがチェルシーをぶっとばす! The chance for Barca to avenge 5-4 aggregate defeat to the Londoners a year ago!!
ボールポゼッションサッカーがカウンターサッカーに勝つ日

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 20:17| Comment(8) | TrackBack(6) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする